チェンジ・ザ・ワールド☆
タンポポ
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タンポポ
ぼんやりと。
本当にただぼんやりとタンポポを見ていた。
学校の帰り道、道ばたに咲いていた黄色いタンポポの前で足を止め、何とはなしに一人ぼんやりとその花が風で揺れるのを眺めていた。
「はあ」
これも無意識で、ため息までおまけについたり。
「どした?」
急に声をかけられ、私は飛び上がりそうなほどビックリした。
「あ!? ……えっ?」
すぐ目の前にクラスメイトの男の子の顔が会って、その距離にまた驚く。
「腹でも痛いんか? それとも眠たいん?」
「いやっ、ちがっ……う、よ」
どうしよう、まさかこんなにボーッとしている所を見られるなんて!
しかも、好きな男の子にーーー
「そうなん? なんやえらいぼんやりしとったし、どっか調子悪いんとちゃうか?」
「ほ、本当に大丈夫だよ、忍足君」
「そうかぁ? ほんならええねんけど」
忍足謙也君。
明るくって運動神経が良くて、格好良くて、テニス部のレギュラー。
クラスだけじゃなくて学校中にファンの子がたくさんいる、素敵な男の子。
そんな素敵な忍足君が、私の事を心配してくれるなんて夢見たい。
「おっ、タンポポが咲いてるで、見てみぃ!」
「うん、そうだね」
私はそのタンポポをボーッと見てたんだよ。
「かーいらしいなあ、タンポポ」
そう言って忍足君は私が見ていたタンポポを1本摘んだ。
「ほら、あんたみたいや」
「ーーーえ?」
差し出されたタンポポを無意識に受け取ると、柔らかな笑顔の忍足君をまた驚いて見上げる。
それってどういう意味? 私の事、か、可愛らしいって、思ってくれてるって、コト?
「あんたは可愛らしく笑ろてる方がええよ。笑顔がよー似合うとる」
「あ、ありがとう……」
そんな風に言われると、勘違いしそうになる。
あなたも私の事が好きなのかも知れない、って。
END 2012.03.06
あとがき
最後までお読み頂き、ありがとうございましたー!
お題は「ダンデライオン」でした。
いやあ、私ってばバカなんで、ダンデライオンがタンポポって知りませんでしたw
おかげでこのお題を見た時全然意味が分からなくって、話しも浮かびませんで。
謙也君は明るくてちょっとアホな子?のイメージなので(ファンの方、すみません…)ふわふわした感じにしました!
芥川ジローと悩んだんですけど、今回は謙也で。
最後までお読み頂き、ありがとうございましたー!
お題は「ダンデライオン」でした。
いやあ、私ってばバカなんで、ダンデライオンがタンポポって知りませんでしたw
おかげでこのお題を見た時全然意味が分からなくって、話しも浮かびませんで。
謙也君は明るくてちょっとアホな子?のイメージなので(ファンの方、すみません…)ふわふわした感じにしました!
芥川ジローと悩んだんですけど、今回は謙也で。
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