闘う者達


 B-4地点の海岸付近で、翼を休ませる機体があった。飛行形態を解除した、エスカフローネとR-1。
 リュウセイ=ダテを始めとする参加者の存在を探し求めながらも、彼等は今まで自分達以外の参加者と接触出来ずにいた。
 捜索を開始してから幾許の時間が過ぎ去って、今は正午の少し前。
元より多少の精神疲労が見られたレビの事もあり、二人はしばしの小休止を行っていた。
「ふぅ……」
 R-1のパイロットシートに身を預けながら、レビは微かな溜息を吐く。
 考え込むのは、自分の事だ。
 昨日の内から思ってはいたが、どうも思考がはっきりとしない。まるで靄でも掛かったように、記憶が曖昧になっているのだ。
 今は安定しているが、特に昨日は酷かった。自分でも理解不可能な恐慌状態に陥って、そして……。
「……殺そうと、した」
 思い出す。自分の中から聞こえてきた、あの薄気味悪い囁き声。
 殺してしまえと語りかける、自分以外の囁き声。
 あれは、いったい何だったのか。
 ……知らない。何も、分からない。
 はっきりと言えるのは、あの声に自分が屈しかけてしまっていた事と、
その声に飲み込まれては二度と後戻り出来なくなっていたのだろうという事。この二つだけ。
 囁き声に飲み込まれかけ、しかし囁きを脱する事が出来た彼女だからこそ、それを感覚で理解していた。
 怖い……。
 戦う事が、ではない。
 殺されるかもしれない事が、でもない。
 あの囁き声に惑わされ、自分を見失ってしまう事。それが、なによりも恐ろしかった。
「リュウ……」
 ……逢いたい。
 彼に逢えさえすれば、この不安な気持ちにもきっと耐えられる。
 あの囁きが聞こえても、きっと跳ね除ける事ができる。
 R-1。リュウセイ・ダテと共に戦い続け、彼の身を守り続けた機体。それが今は自分の機体となり、彼の元を離れている。
 今のリュウセイに、R-1の加護は無い。
 だからこそ、強く願わずにはいられないのだ。
 彼の無事と、再会を。

 フォルカは静かに目を閉じて、周囲の気配を探っていた。
 翼を休めている時こそ、獲物を狙う絶好の機会。
修羅の世界で生まれ育ったフォルカにとって、それは何よりも良く理解出来ている事だった。
 レーダーの機能が限定されている事は、フォルカにとっては幸いと言えた。
 フォルカほどの手練であれば、周囲の気配を探る事は難しくない。
 レーダーで姿を補足される可能性が低い事は、エスカフローネのサイズと相成って大きな利点となっていた。
 もっとも、同行者が居る現在、その利点を最大限に活かす事は少々難しい。
 エスカフローネ自体の姿は隠せても、同行者の姿が見付かってはどうにもならないからだ。
 とはいえ、それを嘆くつもりはない。
 フォルカにとって重要なのは、人の死を避ける事だ。自分一人だけが助かる事には、何の意味もありはしない。
 かつて何度も経験した、共に戦った仲間の死。
 それを再び繰り返す事は、フォルカにとってはなによりも耐えられない事だった。
 ……思い出す。かつての戦いで、多くの修羅たちが命を落としていった。
 兄と慕った男が、無二の親友が、戦いの中で命を落としていったのだ。その悲しみは、今も忘れてはいない。
(……俺は、無力だ)
 このバトルロワイアルに巻き込まれ、多くの人々が死んでいった。
もし自分に力があれば、彼らを救う頃が出来たのかもしれない。
 だが、現実は非常だ。彼らは自分が知らないところで、次々と命を落としていった。
「ユーゼス・ゴッツォ……」
 許せない。
 許せるわけがない。
 戦士として、修羅として、奴を許しておくわけにはいかなかった。
この現実を認めるわけにはいかなかった。

 ――フォルカとレビが水辺で休憩を取っている中、彼らが滞在するエリアに近付く機影があった。
 海賊を模した独特の姿が特徴的な、ガンダムタイプのMS――
アクセル・アルマーのクロスボーンガンダムX1である。
「う……あ、あ…………」
 呻き声を上げながら、それでもアクセルは操作を誤る事無く機体を何処かに向かわせ続ける。
 だが、その行き先は自分でも理解してはいない。混乱の中に放り込まれたまま、ただ闇雲に機体を動かし続けているだけだった。
「くっ……うあ、あっ…………!」
 今のアクセルを支配しているのは、混乱の中で甦ろうとしている断片的な過去の記憶。
 即ち――
「闘……争……っ! 永遠の……闘争……を…………っ!」
 敵を求め、戦いを求め、アクセルは流離い続けていた。
 激しい混乱状態を抜け出す事が出来ないままに、彼は“敵”を探し続けていた。
 かつて掲げた大義に引きずられ、アクセル・アルマーは戦いを求める。
 そして……。

「……! レビ、気を付けろ! この場所に近付いて来る気配がある!!」
 自分達の居る場所に近付いて来る気配を察し、フォルカは警戒の叫び声を上げる。
「! こっちでもレーダーで確認した! フォルカ、早く機体に!」
「ああ、わかっている!」
 接近する気配に気を配りながら、フォルカはエスカフローネに搭乗する。
「くっ……好戦的な相手でなければいいんだが……」
 フォルカにしろ、レビにしろ、無用な戦いを望んでいる訳ではない。
 だが、ここは本来殺し合いの場所だ。それは、二人とも理解している。
「フォルカ……南だ!」
「くっ……!」
 レビの叫びに意識を南に向けるフォルカ。
 そして――待ち受ける二人の前に、それは姿を現した。
 海賊を思わせる特異な形状が印象に残るMS――南方の森より姿を現したのは、
未だ激しい混乱状態から抜け切れないでいる、アクセル・アルマーのクロスボーンガンダムX1だった。

「ぐうっ……あっ…………!」
 ……痛む。
 まるで頭蓋骨を万力で締め付けられているような、あまりに激し過ぎる痛み……。
 それを誤魔化すように操縦桿を握り締めて、どれだけの時が流れたのだろうか。
 鬱蒼と生い茂る木々の間を通り抜けた先には、水辺に佇む二機のマシーン。
 まともな判断力を失ったまま、アクセルはその見知らぬ機体が待ち受ける方向に己が機体を向かわせていた。
「待て、お前はっ……!」
「が、あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 聞き覚えの無い、男の声。自分に向けられた誰何の声に咆哮で応え、アクセルは一方的に攻撃を仕掛ける。
 今の彼を突き動かしているのは、記憶の底で蠢く何か――“戦え”と声を上げ続ける、過去の自分そのものだった。
「くっ……問答無用か……!」
 いきなり殴り掛かって来たクロスボーンガンダムの一撃を紙一重の差で回避して、フォルカは苦渋の滲んだ声で呟く。
 無用な戦いを強く拒み、修羅の世界を否定したフォルカである。
 ユーゼスの仕組んだ無意味な戦いに加わる気は、フォルカは欠片ほども持ち合わせてはいない。
 ……だが、降り掛かる火の粉を払い除けるには、自ら武器を取るしかない。
 この修羅の若者は、それを誰よりも深く理解していた。
「フォルカ……!」
「下がっていろ、レビ! こいつの相手は俺がするっ!」
「しかしっ……!」
「でやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 切り落とされた方とは反対側の手にブランド・マーカーを展開し、
アクセルのクロスボーンガンダムはエスカフローネに殴り掛かる。
 かつて拳での格闘戦を主軸に置いた機体――
ソウルゲインを駆っていたアクセルにとって、拳での一撃は得意中の得意と言っても良い技だ。
 記憶が抜け落ちている状態であっても、その技の冴えに衰えは無かった。
 だが、フォルカとて修羅界の激戦を生き抜いた猛者である。格闘戦に関して言えば、その実力は常人の領域を超越している。
「打ち砕け……エスカフローネッッ!」

 轟ッ……!

 エスカフローネの拳に闘気を纏い付かせて、フォルカもまた拳を打ち出した。
 ビームを纏ったクロスボーンガンダムの左腕と、闘気を纏ったエスカフローネの左腕。それが、互いに打ち合わされる。
「がっ……あぁぁぁぁぁっ!」
 猛々しく叫び声を上げながら、アクセルは打ち出す拳に機体の重量を傾ける。
 十メートルにも満たないエスカフローネと、その二倍近い巨体を誇るクロスボーンガンダム。
力での勝負に持ち込むのならば、後者が有利に決まっている。
 故に、このままゴリ押しで攻めていけば、クロスボーンガンダムの勝利は揺るぎない。
 そう、この場に居た者は思っていた。
 ……フォルカ以外は。
「迂闊だぞ……!」
 打ち合わされた左の拳を、フォルカは素早く引き戻す。
 そうすると、ただでは済まないのがクロスボーンガンダムである。傾けた体重に引きずられ、そのバランスが崩される。
「ぐっ……!」
 無論、アクセルとて並大抵の操縦技能者ではない。身体に染み付いた反射神経が、機体のバランスを取り戻しに掛かる。
 だが――それでも、一瞬の隙は否めない。
 そしてその隙を見逃すほど――フォルカ・アルバークは、甘くなかった。
 修羅王の名は――伊達ではない!
「機神拳っ……!」

 フォルカの放った一撃は、クロスボーンガンダムの胸部を狙い済まして放たれた。
 ……だが、クロスボーンガンダムの機体に、その拳が突き刺さる事は無い。
 コクピットを貫く寸前に、その拳は止められていた。
「……降伏しろ。これ以上、戦うつもりが無いと言うのなら、俺も命まで取ろうとは思わん」
「フォルカ……」
 フォルカが見せた卓越した戦闘技術に、レビは思わず呟きを洩らす。
 ……強い。徒手空拳での格闘戦に限って言えば、これほどの実力者には今まで出会った事が無い。
 只者でない事は分かっていたが……まさか、これほどの実力者だったとは。
「あの時……もしフォルカが戦うつもりになっていたら、私は生きていなかったのだろうな……」
 そう、きっと、生きてはいなかった。
 錯乱状態に陥って、まともな判断力を働かせられなくなっていた自分では、きっと彼に勝利する事は出来なかったのだろう。
 仮定の過去になりはするが……そう考えると、ぞっとする。
「……俺達は、この戦いから犠牲者を無くしたいと思っている」
 クロスボーンガンダムの胸にその拳を向けたまま、フォルカはアクセルに話し掛ける。
「お前も分かっているはずだ。ユーゼスの言葉に乗せられた先に待っているのは、誰もが傷付き哀しむ世界だと言う事を……。
 戦う事でしか生きてはいけない、修羅の世界だと言う事を!」
「っ…………!」
「このまま奴の言いなりになって、永遠の闘争に浸り続ける……そんな事が、あっていいわけがないはずだ!」
「っ……! 永遠の……闘、争っ……!」
「……俺は知っている。そんな世界が、どれだけ不毛で悲しみに満ち溢れているのか。
 その世界に住む者たちが……どれだけ苦しみを背負い続けなくてはならないのか……」
「ぐ……う、うっ……!」
「お前もきっと、分かっているはずだ。
 ……お前の拳には迷いがあった。戦う事に対する、迷いが」
「……………………っ!」
 ……未だ混乱から抜け切れないでいるアクセルの耳に次々と飛び込んでくる、落ち着いた口調の男の声。
 その中に一つだけ……記憶の隅に、引っ掛かる単語があった。
 永遠の闘争――
 そう……それは自分たちが求め、理想としていたものではなかったか……?
 かつて自分が、ヴィンデルが、そして……“彼女”が掲げた……。

「が……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
 かつてないほどの記憶の混乱。
 激しく昂る感情のままに、アクセルは咆哮を轟かせる。
「フォルカっ……! 気を付けろっ! そいつの腰っ……!」
 離れた場所から様子を見守っていたレビが、クロスボーンガンダムの異変を察知する。
 シザー・アンカー。腰部に取り付けられた鋏状の武装が、エスカフローネに伸びていた。
「くっ……切り裂け、エスカフローネ!!」
 胴体に伸ばされた巨大な鋏を、エスカフローネは剣で切り裂く。
 だが、この攻撃が防がれる事は承知の上だ。
 シザー・アンカーの対処に追われたフォルカに出来た、ほんの一瞬足らずの隙。今度は、アクセルが攻勢に転じる番だった。
「そこを……どけぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
 スラスターを全力で吹かせ、アクセルは倒れ込んだクロスボーンガンダムを起き上がらせる。
 そうなれば、ただでは済まないのがクロスボーンガンダムの間近に立っていたエスカフローネである。
 あたかも風圧で吹き飛ばされるような形で、クロスボーンガンダムとの距離を離されてしまった。
「くっ……あくまでも戦うつもりだと言うのかっ……!?」
「う……おぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!」
 肩部分に取り付けられたビームガンを撃ちまくりながら、アクセルは縦横無尽に機体を駆けさせる。
 相手の格闘戦能力は、自分を大きく上回っている。
 勝利を掴むとするならば――決して、懐には飛び込ませない事だ!
「くっ……! この男……先程までとは明らかに……違う!?」
 永遠の闘争――
 そのキーワードがアクセルに与えたのは、激しい混乱ばかりではなかった。
かつて誇った戦闘技術の全てもまた、彼の身体に取り戻されつつあったのだ。
「戦えっ……! 俺と……俺と戦えぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
 ザンバスターを構えながら、アクセルはフォルカに闘志を叩き付ける。
 かつて修羅界で何度もぶつけられた、激しく熱い剥き出しの闘志。
 だが……フォルカは……。
「……何故だ?」
 自らに加えられる苛烈な攻撃を避けながら……思わず、呟きを洩らしていた。
「それだけの闘気を放ちながら……何故、お前の攻撃には迷いがある!?」

 ……楽しかった。
 こんな訳の分からない戦いに放り込まれはしたが、それでも楽しいと感じられた。
 仲間と出会った。
 仲間と共に笑い合った。
 こんなふざけた戦いなんて……絶対に、認められるわけがないと思った。
 ……不思議な感覚だった。
 楽しさなんて、ずっとずっと忘れていたのに……。
 戦い続ける事こそが、世界の正しい姿だと信じていたはずなのに……。
 それなのに……自分は、戦いを嫌っていた。
 こんな意味の無い殺し合いなんてゴメンだと、そう思ってしまっていた。
 ……認められる、ものか。
 それを認めてしまっては、自分の今までは……果たして、何だったと言うのだ!?
 かつて自分と共に戦い、その命を散らして言った仲間達に……自分は何を言えるのだ!?
 ……認められない。
 認められるわけがない。
 それを認めてしまったら……シャドウミラーとして生きてきた自分が、ただの道化だった事になるっ……!

「俺は……! 戦わなければならないんだぁぁぁぁぁぁっ!!」

「う……おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!」

 ――撃ち放たれたビームの輝線。それを掻い潜る白の機体。クロスボーンガンダムの懐に飛び込むエスカフローネ。
 ザンバスターを分離させ、ビームザンバーで斬り掛かるクロスボーン。その一撃を剣で受け止めるエスカフローネ。
 エスカフローネの剣は融解し、アクセルは勝利を確信する。
 だが、その瞬間――機神の拳は、激しく唸りを上げていた。

「轟覇……機神拳ッッッッッ!」

「…………」
 倒れ込んだクロスボーンガンダムに、エスカフローネは背中を向ける。
 その手には、刀身が溶け切れた剣の柄。もはや役立たずとなったそれを放り捨て、フォルカは静かに目を閉じた。

「……何故、殺さなかった?」
 立ち去る彼の背に投げられる、落ち着きを取り戻した男の声。
 それに対して……フォルカは、言った。
「……殺したさ」
「だが……俺はこうして……」
「お前の迷いを……な」
「っ…………!」

 ……そう。自分は、迷っていたのだ。
 記憶を失う以前の自分……戦う事が正しいと信じ、人を傷付ける事に容赦の無かった冷徹非常な兵士の自分。
 そして記憶を失っていた頃の自分……仲間と共に些細な事で笑い合えていた、記憶をなくした一人の男。
 どちらの自分が正しいのか……その境界線上で、自分は迷い続けていたのだ。
「……迷いは晴れたな?」
「ああ……お陰様でな……」
 ……この男に勝てなかったのは当たり前だ。
 あんな迷いのある状態では、この男に勝てる訳がなかった。

「はは……なっさけねえなあ、俺……」
 笑う。力無く、それでいて陽気に。
 その笑いこそが、アクセルが出した自分への答え。
 過去ではなく、今を選んだ事の証明。
「これから、お前はどうするつもりなんだ? もし良かったら、俺達と……」
「……申し出はありがたいけど、俺にはまだやらなくちゃならない事が残ってるんだ。
 ヴィンデル・マウザー……奴との決着は、俺がこの手で付けなくちゃならないんだ……」
「……そう、か」
「イサムにマサキって奴らと会ったら、アクセルがよろしく言ってたって伝えといてくれ」
「分かった、伝えておこう」
「その代わりと言っちゃなんだが、あんたらも誰かに伝言あれば言ってくれ。
もし運良く出会えたら、あんたらの事を伝えとくよ」
「それじゃあ、リュウ……! リュウセイ・ダテに出会えたら、レビ・トーラーが探していたと伝えてくれ!」
「……オッケー。わかったんだな、これが」
 そしてアクセルのクロスボーンガンダムは、二人に背を向け歩き出す。
 戦いの世界に生まれたが故に、戦いの無い世界を夢見た男――
 戦いの無い世界に生まれたが故に、永遠の闘争を望むようになった男――
 交わるはずのない二つの道は、今確実に交錯した。



【フォルカ・アルバーク 搭乗機体:エスカフローネ(天空のエスカフローネ)  
 パイロット状況:頬、右肩、左足等の傷の応急処置完了(戦闘に支障なし)
 機体状況:剣破損
      全身に無数の傷(戦闘に支障なし)
 現在位置:B-4
 第一行動方針:レビ(マイ)と共にリュウ(リュウセイ)を探す
 最終行動方針:殺し合いを止める
 備考:マイの名前をレビ・トーラーだと思っている
    一度だけ次元の歪み(光の壁)を打ち破る事が可能】

【マイ・コバヤシ 搭乗機体:R-1(超機大戦SRX) 
 現在位置:B-4
 パイロット状況:良好
 機体状況:G-リボルバー紛失
 第一行動方針:リュウセイを探す
 最終行動方針:ゲームを脱出する
 備考:精神的には現在安定しているが、記憶の混乱は回復せず】

【アクセル・アルマー 搭乗機体:クロスボーンガンダムX1(機動戦士クロスボーンガンダム)
 現在位置:B-4
 パイロット状況:記憶回復
 機体状況:右腕の肘から下を切断されている
      シザー・アンカー破損
      弾薬残り僅か
 第一行動方針:ヴィンデル・マウザーをこの手で止める
 最終行動方針:ゲームから脱出 】


【二日目 12:40】





前回 第169話「闘う者達」 次回
第168話「再開 投下順 第170話「遭遇、狂気、破滅。そして…
第164話「人間式の弔い方 時系列順 第172話「蠢-ugomeki-

前回 登場人物追跡 次回
第142話「立ち止まる事無く、振り返る事無く フォルカ・アルバーグ 第178話「悪魔は往く
第142話「立ち止まる事無く、振り返る事無く マイ・コバヤシ 第178話「悪魔は往く
第166話「困惑 アクセル・アルマー 第180話「ハロと愉快な仲間達


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最終更新:2008年05月31日 18:35