奥崎謙三 - カオスな政見放送@wiki

経歴

1920年2月1日-2005年6月16日。享年85歳。
兵庫県明石市に生まれる。小学校卒業後、岡山連隊に入営し、後に九江の工兵隊へ転属する。1943年独立工兵第36連隊として激戦地イギリス領東ニューギニアに派遣される。たびたび上官に暴行を働いて食料を奪っていたが、そのことが知れると上官の恥になるため露見しなかった。1944年7月に"GI, Come gun!"と叫び、投降、捕虜となる。この際も復員者の食料を横領しようとした船長に執拗な暴行を加え、腹部をハサミで刺したが船長が横領事件の発覚を恐れ事件は露見しない。
1947年3月に三木市の共和製作所に就職し、1951年神戸市兵庫区にサン電池工業所を開業、バッテリー商を営む。1956年、店舗の賃貸借をめぐる金銭トラブルから不動産業者を刺殺し、傷害致死罪で懲役10年の刑に服する。
このころから奥崎はアナーキストとしての活動を活発化し、1969年、皇居の一般参賀で昭和天皇にパチンコ玉を発射して暴行罪で懲役1年6か月の刑に服する。また1976年、自著の宣伝のため、銀座、渋谷、新宿のデパート屋上から、ポルノ写真に天皇一家の顔写真をコラージュしたビラ約4,000枚をまき猥褻図画頒布で懲役1年2か月の刑に服した。
また1981年、『田中角栄を殺すために記す』を自費出版。田中に対する殺人予備罪で書類送検されるが不起訴となった。
1982年から記録映画・『ゆきゆきて、神軍』の撮影を開始。この期間中に殺人未遂罪等で懲役12年の刑に服する。
初出馬は1977年の第10回参議院議員通常選挙。1980年の参議院議員通常選挙、1982年の衆議院議員総選挙に出馬する。
1998年、映画『神様の愛い奴』に主演。2005年に死去する。
著書や映画の意味不明さが一部で人気を得ている。また、政見放送も過激なものである。

政見の特徴

内容自体は「政治家・国家・国法が今日まで人類全体の不幸を招いた原因であるため、無くなるべきだ」という破壊的で支離滅裂な理論で一貫している。
また早口のまくしたてる鋭い声であり、姿勢も原稿をめくる時と原稿を読むとき以外一切崩れていない。早口なうえに一文が非常に長くてわかりづらく、内容がほとんど頭に入ってこない。
「無知蒙昧な野蛮人」「重症のキチガイ」「天皇裕仁(昭和天皇)と田中角栄を殺したい」など危険な発言を連発している。
経歴紹介では自身の犯罪歴を暴露している。

• 殺人、暴行、猥褻図画頒布、前科3犯(経歴紹介のアナウンサー)
• 政治家国家国法の奴隷として今日まで生きてきました人類は、一人残らず無知蒙昧な野蛮人であり、重症のキチガイでありますから
• 天皇裕仁と田中角栄を殺したいと私は思いましたが、政治家国家国法を守り飯を食っている警察官の警戒が厳しくて殺すことができませんので

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