血綴の吸血鬼 - ここだけ吸血鬼が暮らす館

かわい いあ　なた　わた くし　のあなた

名前	トア・フォーゲスト
種族	■■■/吸血鬼
年齢	不明
身長	150cm
能力	？？？
好き	従者、吸血、かわいそうなこ、かわいいこ
嫌い	光、炎、水、悪臭
特徴	花の香りを纏っている

概要

400年以上前から存在を確認されている来歴不明の住人であり、そのパーソナリティには謎が多い。

概ね十数年〜数十年ほどの周期で館内に出現し、自分好みな従者を見つけると構う。特に気に入った物が見つかれば拐う。

ターゲットに付き纏いやがて誘拐する性質と、不自然かつ不気味な言動を恐れた過去の従者が”怪談話”としてトアの存在を口伝した事があるそうな。

余談

身体の作り

トアの存在を紐解くと２つの異常が見受けられる。
1つは身体すべてが概念的な”呪い”と非常に近しい構成をしている事。その肉も骨も血も、外見や性質は間違いなく生命体のそれであるにも関わらずだ。

２つは魂が存在しない事。在るべき場所に在るべきものが無い状態で生きている。

以上の事由から彼女は、魔性の怪物という点を鑑みても、尋常な存在では有り得ない。

血液不足

血が不足すると知性や記憶に不具合が発生する。やたら辿々しい話し方の時は血を必要としている状態。

閲覧

『私の情 報』

名前	トア・フォーゲスト
種族	魔術書
年齢	800歳以上
能力	術の記録、行使
好き	記録の閲覧
嫌い	光、炎、水
特徴	無銘

正体

トア・フォーゲストは一冊の本である。
才ある魔術師1人を余す事なく加工して造られた禁忌の魔術書。くすんだ白色をしてるそれには彼女の活動記録、簒奪して来た術の数々、そして”犠牲者”の情報等が血のインクで綴られている

なお、彼女は普段地下書庫のどこかに納められている。自分の居場所は徹底的に隠蔽しているので発見は困難だろう

分身

定期的に己の「分身」を作り、書庫外へ放っている。主な目的は血液の補充と素敵なモノ探し。分身はほぼ地続きの存在であり、その行動記録や考え全てが本体に”記される”。

能力

貯めた血液をリソースに、蒐集した術を行使する。分身は様々な術を混ぜこねて構築しており、姿は本体に記されている「トア・フォーゲスト」そのもの

その他

元は善良な子供だったが、加工までの過程や時の流れに依る摩耗、記された邪法の影響等で狂ってしまっている。

拐った従者について

『私 だけ　の記録』