後悔１ - 主スイート

後悔

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　獄寺と山本は用事があるとゆうことで

　先に帰り雲雀とツナが二人きりになった。

（・・・////何を話せばいいんだろう・・・。）
「あっあの、雲雀さん。」
「なんだい。」
「その・・・今日はありがとうございました。とても・・・楽しかったです。雲雀さんが一緒だったから・・・。」
「そう。」
「その・・・明日・・・明日もあえませんか？」
「いいよ。それじゃ、僕はここで。まだ仕事があるからね。」
「仕事？」
「うん。最近ここら辺で女子生徒を狙った誘拐事件が相次いでるんだ。」
「それを雲雀さんが捜査してるんですか？？」
「そうだよ。」

　なぜかツナの顔が悲しそうに雲雀には見えた

「綱吉、どうしたの？」
「雲雀さんが・・・怪我とかしたら・・・やだなって・・・・///」
「・・・はぁ・・・そんなこと考えてたの？」
「だって・・・・怪我したら・・・やだもん・・・。」
「僕がそんな簡単にやられると思ってるの？？」
「・・・そうか・・・。ですよね。雲雀さんは強いですもんね。それじゃ、また明日。」
「うん。またね綱吉。」
　雲雀はツナの唇にキスをしてその場から立ち去った
「・・・////」
　ツナはしばらくその場に立ちすくした
　雲雀が去ってから ツナは
　帰ろうと後ろを振り向いた瞬間人とぶつかりその反動でしりもちをついた
「イタタタ・・・・。スミマセン・・・・」
「あ～～あ、汚れちゃったよ。」
「てめー何処に目つけて歩いてんだよ。」
（ヒー！！やばいよ・・・・。）
「す・・・すみません。」
「クリーニング代払えよ。」
「ごめんなさい・・・・。グス・・・」
　あまりの怖さに綱は目に涙を浮かべた
「お前何処見てしゃべってんだよ。ちゃん・・・・・・////」
　一人の男が無理やりツナの顔を自分の方へ向かせたとき
　男の目にはツナの泣き顔が飛び込んできた。
「へ～お前いい顔してるじゃないか。」
「そこら辺の女よりもいい顔しますね。ボス」
「今日は女狩りは中止だ。」
「・・・女・・・狩り・・・・って・・・は・・・・・」
「そうだよ。俺らがあの有名な事件の主犯だよ。」
「・・・なっ・・・そ、それじゃ、俺は・・・」
「男だから見逃してくれってか？？」
「・・・・」
「俺らはお前が気に入ったんだ。お前は逃げられない。俺らからな・・・。」
「・・・・いやだ・・・話して！やだ、やだ」
「騒ぐな。」
「やだよ！雲雀さん・・・雲雀さん助け・・・・」（ガッ！）
　ツナの首に手刀が入った。

「・・・・綱吉・・・・・？」
（確かに今のは綱吉の声だ！！）
「綱吉！！！」
　そのとき雲雀の顔がこわばった。
　雲雀の目にはぐったりとしたツナが車に乗せられている光景だった。
　その顔には見覚えがある。
　雲雀が調査していた女子生徒誘拐犯だった。
　雲雀は必死にツナを乗せた車を追いかけるが、車には追いつけない。

　なんで・・・・・なんで・・・・・何故気づかなかった！！
　ツナが誘拐されてもおかしくはない。
　女よりもかわいいツナが・・・・誘拐されないわけないんだ！！
　何故僕はあそこでツナを一人にしてしまったんだ！！
　何故！！何故！！？？

　雲雀の頭には“何故ツナを一人にしてしまったのか・・・”それしか浮かばなかった。
「綱・・・・吉・・・・・綱吉！！！！！！！！」
　雲雀は車が走っていった方向に無我夢中で走った。
「誰も触れるな！！綱吉に・・・綱吉に触れるな！触るな！！」

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