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街 〜運命の交差点〜

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tana_tana112

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街 〜運命の交差点〜


久しぶりに感想文。

この作品は、今から11年前にセガサターンで発売されたサウンドノベル(弟切草とかかまいたちの夜とか)である。
かまいたちの夜は友人らと猛烈にのめりこんでプレイしたものだったが(犯人が分かった!と電話がかかってくるくらい)、街はプラットフォームがSSである事と実写であることから敬遠してしまっていたんだっけ。

大筋は、渋谷を舞台に8人の主人公がそれぞれのストーリーを進行させてゆくというもの。
各主人公の行動(選択肢)は随時他の主人公に影響を与えており、ザッピングで主人公を切り替えながらゲームを進めていくことになる。

で、クリアした感想。面白くない。

まず、このゲームはマルチシナリオではない。誤った選択肢を選ぶとBADENDになるわけだが、このBADENDが不条理すぎる。もう電波。
次に、こんなシステムであるにも関わらず、各主人公達はほとんど接触する事はなく、それぞれのお話を進めていく。
つまり、ブツ切りにされた8本の独立したお話を読ませられるわけだ。
正直、システムを上手く使っているとは言いがたいと思う。

シナリオは全て毛色が異なり、『刑事モノ』『頭脳戦』『三角関係』『ドタバタ』『コメディ』『文学モノ』『ハードボイルド』とまぁこの品揃えは上手いな!とか思ってたんだけれど。
致命的な点が、どれもこれも"面白くない"もしくは"ソコソコ面白くても結末が意味不明"だったりする事。
当時はアレが面白かったのか?かなり疑問である。

あ、でもスタッフロールだけはちょっと感動した。いやそんだけ。
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