秒速5センチメートル - exTANAl Storage@Wiki

秒速5センチメートル

監督： 新海誠

桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速五センチメートル。

たった一人でハイクオリティアニメを作り上げ、衝撃的なデビューを果たした新海誠の最新作。離れ離れになった少年と少女のその後を描く、連作短編アニメーション。

第一話 桜花抄

小学校卒業と同時に、栃木に転校した篠原明里。やがて中学生になり、鹿児島に転校が決まった遠野貴樹は一人で彼女に会いに行こうと決意する。

第二話 コスモナウト

種子島の高校に通う澄田花苗は、中学の頃に転校してきた遠野貴樹を想い続けていた。進路も決まらず、趣味のサーフィンもスランプに陥った彼女は、再び波の上に立つ事が出来たら貴樹に思いを告げる事を心に決める。

第三話 秒速5センチメートル

東京に戻り、SEとして働く貴樹。桜の花びらに惹かれて外出した彼は、踏み切りの向こうに彼女を見つける。

とにかくクオリティが高い。正直、ここ近年ここまでリアルな絵を書いているアニメータはいないんじゃないだろうか。教室の電灯を付ける時の、机の照り返し。雲が流れ、草原に光が広がる様。本物そっくり（録音？）なJRのアナウンス。

今、20台半ば～後半くらいの人が見ると特にヤバい。最終話が20台半ば～後半くらいに設定されているために、第一話、二話で強烈なノスタルジアを感じさせられる。オーディオから流れるリンドバーグ、コンビニ？に貼られたポカリスエットだかアクエリアスだかの広告（絶対見覚えあるぞアレ）。携帯を持たないため、文通を行う二人。

胸が張り裂けるようだよママン！・ﾟ・(´Д⊂ヽ・ﾟ・
誰もが経験した、青春の1ページを見せ付けられた気分。多くは語らない。

春にはそこでもたぶん、花びらが秒速五センチメートルで地上に降っています。

実はコスモナウトが一番好きだったりする。広い空、綺麗な海、打ち上げられるロケット。種子島いいなぁ･･･。