《タイムパラドックス》
No.731 Command <
第九弾>
NODE(0)/COST(0)
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間
抵抗(2)
目標の〔プレイされた、術者がいない相手プレイヤーのスペルカード1枚〕のプレイを無効とし、ゲームから除外する。その後、〔このカード〕を裏向きにしてアクティブ状態でノードに加える。次のあなたのターンのメインフェイズ開始時にそのスペルカードを相手プレイヤーがプレイしたものとして効果を解決する。
「そんなにゆっくりしていて間に合うのかしら?」
コメント
ノード加速効果と
抵抗が付いて0ノードで使える代わりに、スペルを完全無効に出来なくなった
魔力掌握。
ノード、コストともに0である点、
抵抗(2)を持つ点、使用後にアクティブノードに変化する点で、
魔力掌握や
奪われた叡智よりもより確実に相手のスペルカードを無効にすることができる。ただし、次の自分のターンには無効にした
スペルカードの効果を解決されてしまうため、採用するなら目的意識をしっかり持とう。
同じくノード、コストが0である
カウンターには
鵺の鳴く夜もある。あちらはノード加速効果や抵抗がない代わりに
コマンドカードにもプレイでき、ターン終了時に手札に戻るだけでこちらのターンに解決されてしまうこともない。
どれを採用するかはデッキ次第だろう。
このカードでカウンターするならば、複数枚の組み合わせでコンボを狙ってくる時か、
表象『夢枕にご先祖総立ち』のように強力な
パンプアップ系カードを狙うのが比較的効率が良いだろう。コンボパーツは単体では成果を上げづらく、
パンプアップは1ターン限りのものが多いのでおとなしくしていれば無視出来る。
スペルカードの効果を解決する際、これに
干渉を挟むタイミングが存在しない。時間稼ぎとして採用するにしろ、緊急用・加速用として扱うにしろ、デッキ構築の段階から様々な用途を検証しておいたほうがいい。
- 無効にしたスペルカードは効果解決時にプレイエリアへ行き、処理終了後に冥界へ送られるので、除外されたままというわけではない。
2012/11/23にエラッタが施行された。以前は自身がプレイしたカードを無効にすることで無理やり相手にスペルカードを解決させることができたのだが、一部のコンボが危険視されたのか無効にできるのは相手のプレイしたカードのみとなった。
公式Q&Aより
- Q343.No.731 タイムパラドックスの効果で解決されるスペルカードは、どちらのプレイヤーのカードの効果として扱われますか?
- A343.(No.731 タイムパラドックスのプレイヤーから見て)相手プレイヤーのカードの効果として扱われます。
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最終更新:2012年11月23日 16:12