《怨霊「耳無し芳一」》
抵抗(3)
目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕を
裏向きにする。以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター「透明体(GRAZE0、0/1、
種族:なし)」として扱う。
「(自動α):
〔このキャラクター〕は
スペルカード、及び
コマンドカードの効果の対象にならない。
(自動γ):
このキャラクターが攻撃、または防御を行う場合、〔このキャラクター〕を表向きにし、表側のキャラクターで攻撃、または防御を行う。」
和尚は盲目の芳一を平家の怨霊から守る為、彼の全身に般若心境を写した。お経が書かれている身体は怨霊には見る事が出来なかった。
コメント
九十九 弁々のスペルカード。
対象のキャラクターを透明にしてしまう。
キャラクター1枚を裏向きにし、攻撃や防御をするまでスペル・コマンドの対象にならないようにする。しかしこのカードはスペルなので除去に干渉しての回避には使えず、別のキャラクターにしてしまうので何らかの効果を効かせながら守りを固めるといった使い方もできない。
そのままでは
恋符『マスタースパーク』などの全体除去を使う際の一時避難に使える程度。
よって、このカードは主に攻撃or防御を行うだけで表向きになれるという点を生かして運用することになる。
臨時雇用などで裏向きキャラクターを作ってからそれを目標にプレイし、裏向きカードを「透明体」に変更してしまえば、
光魔『スターメイルシュトロム』のように任意の裏向きキャラクターを破格の低コストで表にできる。
天魔だろうが
幽香だろうが
龍神/12弾だろうが問題はない。
攻撃・防御を介する必要があるとはいえ、
光魔『スターメイルシュトロム』より軽く、かつ
抵抗(3)がついているので、こちらの方が優先度は高いだろう。ただし、
嫦娥と相性が悪い点には注意。
- 表向きになった時は場に出る(IR-5.7.2.c)ため、連結や弐符のコストを踏み倒すことはできない。
- 表向きになった時に表側がキャラクターカードでない場合、それが幻想生物の場合、世界呪符、または装備/場の場合、それ以外の場合で処理が異なる。
- 幻想生物の場合は表側になった時にキャラクター扱いされるので(IR-6.1.8.b)攻撃及び防御を続行。
- 世界呪符、または装備/場の場合はキャラクターでなくなることで攻撃及び防御は取り消されるが、代わりにそのカードとして場に出る(IR-5.5.3および5.6.2)。
- 幻想生物でも世界呪符でも装備/場でもないカードは場に残ったままテキストをすべて失う(IR-5.5.3および5.6.2)。
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最終更新:2014年04月08日 13:51