《借符「大穴牟遅様の薬」》
【呪符】
(自動γ):
〔このキャラクター〕が攻撃、または防御する場合、〔あなた〕は(1)支払っても良い。
支払わない場合、〔このキャラクターに
セットされている〔大穴牟遅様の薬〕1枚〕を
破棄する。
攻撃力(+3)/耐久力(+3)
鮫に皮を剥がれた兎だったが、
オオナムチの教えに従うと、その身は元通りになった。~古事記
コメント
因幡 てゐの
スペルカード。
驚異的なドーピングを実現するオオナムチの秘薬。
(+3)/(+3)という下手な
神器並の補正を得る事が出来、ちょっとしたキャラクターでも手の付けられないサイズに変貌する。
何より
呪符でこれだけの戦闘補正を得られるという点により、このカード自体を複数枚セット出来たり、
白楼剣や
ミニ八卦炉のような使い勝手の良い
装備と組み合わせる事が出来る為、
他のカードとは一線を画した強化カードと言える。
その代償として、攻撃・防御にコストが掛かるようになるが、しなければコストは必要ないのでキャラクターの耐久力を上げて除去から守るには十分過ぎるほどだろう。
またその高い戦闘補正を生かし
連携攻撃や
狂気の増幅などで攻撃自体を他のキャラクターに代行させる事でデメリットを回避する、という運用も出来る。
強力な効果だが、高い
ノード、コストに加えスペル
呪符であるという点を踏まえれば、このカード単体にそれに見合うリターンがあるかというと実際は微妙な場合が多い。
この高い戦闘補正を上手く生かせるようなキャラクター、サポートカードの存在があって初めて真価を発揮出来るカードであろう。
例えば、
伊吹 萃香/1弾にセットすれば、コストの支払いはむしろメリットとなる。このカードが呪符であることから、
『百万鬼夜行』との相性も良い。
- 手札にこのカード複数枚と「因幡 てゐ」が揃えば圧巻。セットするキャラクターによってはそれが決め手になる事もあるだろう。
- 術者であるてゐが2ターン目に出る可能性のある小型キャラクターであるため、例えば1ターン目に妖精メイド/3弾が出ていると次からいきなり4/4グレイズ0の強力なアタッカーになれるかもしれない。
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最終更新:2012年03月06日 23:29