《奇術「ミスディレクション」》
目標の〔キャラクター1枚〕を
スリープ状態にする。その後、目標の〔別のキャラクター1枚〕を
アクティブ状態にする。
観客の注意や視線を都合の悪い部分からそらせる手品技術。魔法が起きたような錯覚をもたらす。
(SP-22:意図的に作った別の目的に敵の視線を逸らし、裏に隠された真の目的を達成する。)
コメント
スペルカードという都合上、防御よりも攻撃的に使われることが多い。
一度攻撃をしたキャラクターや場に出たばかりのキャラクターがこれで起きて攻撃を加えてくることも珍しくはない。特に大型キャラクターとこのカードを組み合わせれば、相手の小型のブロッカーを除去しつつ擬似的な
速攻を得られるので非常に強力である。
テキストの都合上、「誰かをスリープ状態に出来なければ、アクティブ状態にも出来ない」ので注意。
強力ではあるが、スリープ状態にするという効果は通常の
除去と比べ、いわば「その場しのぎ」でしかないので、結局はその一撃で勝負を決められるというような状況で無い限り有効活用は難しいのがネック。
このカードの主眼は「アクティブに出来る」効果であり、「スリープに出来る」効果はその副産物程度に考えておくと良い。
- 同じく攻撃・防御を可能とさせる後続カードに葉団扇や密命がある。ただしいずれもコスト対効果だけ見ればこのカードより劣る。アクティブにする効果だけを見るならば、後輩の幻象『ルナクロック』の方が必要ノードが低く優秀。
- エラッタにより、コストが0→1へ上がり、効果範囲のアイコンが修正された。
公式Q&Aより
- Q030.「スリープ状態にする」という効果は、既にスリープ状態のカードを対象にすることは出来ますか?
- A030.「アクティブ状態のカード」等といった条件がついていなければ、出来ます。ただし、このカードの効果によってスリープ状態にしていないため、効果の解決に失敗したと見なします。そのため、「スリープ状態にする。その後~」といった効果の場合は「その後」以下は解決出来ません。
- コメント
- このカードの場合、アクティブ状態である、という指定はないためスリープ状態のキャラクターを目標とすることはできる。しかしその場合アクティブにすることはできない。
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最終更新:2011年09月10日 23:49