百 鬼 夜 翔


静岡県に天里と呼ばれる小さな街がある。
そこに数多の妖怪が店舗を開き、人間と共に商売を営む妖怪の商店街が存在している。
古くから不思議な力を持ちどんなものでも修理出来る人物が居り、数多の付喪神が身体を癒すためにそこに迷い込んで来た。
人間・妖怪問わず、此処を訪れる者は少なくなく、それにより商売を考えた者達が商売を始めたのだ。
人と関わりあいを持たねばならぬ妖怪達に働く場所を与え、妖怪達が起こすもめ事の解決も行っている。
傷ついた付喪神を治したり、主を失ったものに新たな主人を探すことなどもしている。


主要NPC

  • 「骨董品屋の修復人」篠崎虎徹
篠崎骨董店の主人。妖怪の血を引いていて、物品ならなんでも修復が出来る付喪神の修復人。
妖怪商店街の人間側の顔役であり、町内会長も務めている割と忙しい人。
大雑把で豪快で生まれてきた時代を間違えたような昭和の御仁である。職人肌。
何人もの妖怪の傷を癒やしてきたことから人と妖怪は共存できると思っており、妖怪たちが生きていける商店街を一緒に作っていこうとしている。
一人娘を若造に奪われ現在少し離れて暮らしている。孫を溺愛しており、娘婿は追いだそうとしている。

  • 「商店街のお地蔵さん」テンちゃん
地蔵菩薩と呼ばれるその身から溢れる神々しい力を操り、人と妖怪が交わるこの商店街を守り続けるお地蔵さん。
神の分体であり、その力により商店街全体を守護できる程の妖力を持つが、言動が超軽い。
商店街全域に自由に声を書けたり瞬間移動をすることが出来るが、地蔵の姿以外を取れず商店街から出ると著しく力を失う。
周囲に幸運をもたらすことが出来たりもするが、最大の欠点は本人が盗まれかねないところか。
一度盗まれて中国まで旅行に行ってしまったことがある。

  • 「妖怪「百科事典」」ナユタ
古書店に居座る百科事典。
本をどんどんと取り入れてその知識を得る能力で最終的には世界全ての知識を収集しようとしている。
がページの欠損があって健忘症。欠損したページを探そうと天里までやってきて居座っている。
ウィキペディアとグーグルに勝とうと必死になっているが良く利用している。
普段はネット中毒の引きこもり女子大生の姿でネットサーフィンをしているダメ女子。
直近の事は忘れやすいが、その知識量そのものは本物で、多数の妖怪の知識を保有しているまさに生き字引。



店舗は以下のようなものが代表的にある。

  • 骨董品屋(骨董品や付喪神の修理を行うことが出来る人間の店主が居る)
  • 古書店(様々な妖怪のことを記録している付喪神の本が居る)
  • 腕はいいけど痛いことで有名な歯科医院(妖怪も治療できる妖怪"藪医者")
  • 真夜中でも妖怪を受け入れることが出来るバー

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最終更新:2020年05月05日 20:09