映姫「すいません、遅れました。本日の東方ファイトです……が……?」
審判映姫がファイト会場に到着すると、そこには霖之助と、ちびっこ魔理沙状態の阿求しか居なかった。
阿求「遅かったな。待ちくたびれたぜ」
映姫「……ぜ?」
霖之助「時間になったので、説明と衣装の配布をしておいたよ」
映姫「ああ、それで阿求はもう始めているわけですね。その格好も可愛いですよ」
阿求「よ、余計なお世話だぜ」
映姫「しかしこの状態は一体?」
霖之助「ああ、説明をしたら、永遠亭の先生は『魔理沙なら術の研究』と言って帰ってしまってね」
阿求「アリスとパチュリーなら、魔理沙の生衣装をよこせとゴネて、慧音先生のお説教を受けてるぜ」
映姫「肉体派チームの面々は?」
阿求「そっちはよく解らんが、更衣室でぱっつんぱっつんな魔理沙服に着替えて飛んでいったな」
霖之助「そんなわけで、ここには阿求しか居ないんだ」
映姫「はぁ……とりあえず判定用に魔理沙を連れて来ましたが」
魔理沙「どうなる事かと思ったが、一人ならまだ気は楽だな」
阿求「飛んで行った連中の事を考えると、そうでもないぜ?」
ちなみに阿求魔理沙は、阿求の能力により細かい仕草まで完璧に再現されており、
体格・顔つき・声を除けば完璧に魔理沙で、まさにちびっこ魔理沙である。
とはいえ阿求は一発芸的に何かをするわけでもなく、やる事はただの雑談。
審判に審査員まで含めた四人でだらだらやっていると、阿求を見ていた魔理沙が眉を顰める。
魔理沙「……口調はともかく、私にそんな変な癖は無いんだが……」
阿求「いいや、あるぜ。前に何度か見た事がある」
霖之助「ああ、あるね。子供の頃からよくやっていたよ」
映姫「何なら浄頗梨の鏡で――」
魔理沙「わかった、わかったから勘弁してくれ……」
求聞持により無意識の癖まで真似られる阿求に、やはり隙はなかった。
10人の参加選手のほとんどが会場に居ないまま、魔理沙と映姫により阿求の勝ちが宣言された。
審判映姫がファイト会場に到着すると、そこには霖之助と、ちびっこ魔理沙状態の阿求しか居なかった。
阿求「遅かったな。待ちくたびれたぜ」
映姫「……ぜ?」
霖之助「時間になったので、説明と衣装の配布をしておいたよ」
映姫「ああ、それで阿求はもう始めているわけですね。その格好も可愛いですよ」
阿求「よ、余計なお世話だぜ」
映姫「しかしこの状態は一体?」
霖之助「ああ、説明をしたら、永遠亭の先生は『魔理沙なら術の研究』と言って帰ってしまってね」
阿求「アリスとパチュリーなら、魔理沙の生衣装をよこせとゴネて、慧音先生のお説教を受けてるぜ」
映姫「肉体派チームの面々は?」
阿求「そっちはよく解らんが、更衣室でぱっつんぱっつんな魔理沙服に着替えて飛んでいったな」
霖之助「そんなわけで、ここには阿求しか居ないんだ」
映姫「はぁ……とりあえず判定用に魔理沙を連れて来ましたが」
魔理沙「どうなる事かと思ったが、一人ならまだ気は楽だな」
阿求「飛んで行った連中の事を考えると、そうでもないぜ?」
ちなみに阿求魔理沙は、阿求の能力により細かい仕草まで完璧に再現されており、
体格・顔つき・声を除けば完璧に魔理沙で、まさにちびっこ魔理沙である。
とはいえ阿求は一発芸的に何かをするわけでもなく、やる事はただの雑談。
審判に審査員まで含めた四人でだらだらやっていると、阿求を見ていた魔理沙が眉を顰める。
魔理沙「……口調はともかく、私にそんな変な癖は無いんだが……」
阿求「いいや、あるぜ。前に何度か見た事がある」
霖之助「ああ、あるね。子供の頃からよくやっていたよ」
映姫「何なら浄頗梨の鏡で――」
魔理沙「わかった、わかったから勘弁してくれ……」
求聞持により無意識の癖まで真似られる阿求に、やはり隙はなかった。
10人の参加選手のほとんどが会場に居ないまま、魔理沙と映姫により阿求の勝ちが宣言された。
慧音「まったく、手間をかけさせる」
パチェ「わ、私だってあいつがあんな事言い出さなければ……」
アリス「魔理沙服なんて言われたらしょうがないじゃない。とにかくファイトに参加するわよ」
阿求「お、やっと戻って来たぜ」
魔理沙「遅かったな。もうファイトは――」
アリス「大きい魔理沙に小さい魔理沙!これは想定外だったわ……嗚呼、小さい魔理沙も悪くないわねぇ」
パチェ「ちょっと大人しそうな魔理沙だけど、それはそれで……紅魔館にお持ち帰りしたいわねぇ」
慧音「お前ら……」
阿求「ちょっと待て、私は別に魔理沙じゃないぞ!」
アリス「う~ん、声も違うけど、頑張って魔理沙になってますって感じがまたそそるわぁ」
パチェ「それじゃあとりあえず、確保してから考えるって事で良いかしら?」
慧音「いい加減にしろーっ!」
アリス・パチェ「「きゃ~っ!」」
阿求「ま……毎日こんななのか……?」
魔理沙「いや、流石にそれはないが……まあこんな所だな……」
映姫「お題の時点でミスキャストだったとしか言えませんね……申し訳ありません」
パチェ「わ、私だってあいつがあんな事言い出さなければ……」
アリス「魔理沙服なんて言われたらしょうがないじゃない。とにかくファイトに参加するわよ」
阿求「お、やっと戻って来たぜ」
魔理沙「遅かったな。もうファイトは――」
アリス「大きい魔理沙に小さい魔理沙!これは想定外だったわ……嗚呼、小さい魔理沙も悪くないわねぇ」
パチェ「ちょっと大人しそうな魔理沙だけど、それはそれで……紅魔館にお持ち帰りしたいわねぇ」
慧音「お前ら……」
阿求「ちょっと待て、私は別に魔理沙じゃないぞ!」
アリス「う~ん、声も違うけど、頑張って魔理沙になってますって感じがまたそそるわぁ」
パチェ「それじゃあとりあえず、確保してから考えるって事で良いかしら?」
慧音「いい加減にしろーっ!」
アリス・パチェ「「きゃ~っ!」」
阿求「ま……毎日こんななのか……?」
魔理沙「いや、流石にそれはないが……まあこんな所だな……」
映姫「お題の時点でミスキャストだったとしか言えませんね……申し訳ありません」
美鈴・小町・勇儀・レティ・藍「「弾幕は火力~っ!」」
霊夢「な……何なのよ、あのぱっつんな魔理沙服の連中は……」
早苗「よく解りませんが、美鈴さんの言っていた、友の姿で襲ってくる破滅の使者でしょうか!?」
霊夢「なわきゃないと思うけど……とりあえず止めるわよ、このままじゃ色々壊れちゃうし」
早苗「お任せ下さい!こんな事もあろうかと、ヒソウテンソクとメカ霊夢の準備はしておきました!」
霊夢「あれまだ残してあったのね……」
霊夢「な……何なのよ、あのぱっつんな魔理沙服の連中は……」
早苗「よく解りませんが、美鈴さんの言っていた、友の姿で襲ってくる破滅の使者でしょうか!?」
霊夢「なわきゃないと思うけど……とりあえず止めるわよ、このままじゃ色々壊れちゃうし」
早苗「お任せ下さい!こんな事もあろうかと、ヒソウテンソクとメカ霊夢の準備はしておきました!」
霊夢「あれまだ残してあったのね……」