2対2でやるバレーボール、それはビーチバレー。
浜が無いのにどうやって、という疑問に答えたのは神綺だった。
魔界の海辺からゲートを直接繋ぐ事により、強制的に海と浜辺を用意。
もちろん霊夢や紫といった面々をファイトの名目で納得させたという前提のだが。
浜が無いのにどうやって、という疑問に答えたのは神綺だった。
魔界の海辺からゲートを直接繋ぐ事により、強制的に海と浜辺を用意。
もちろん霊夢や紫といった面々をファイトの名目で納得させたという前提のだが。
瀟洒なメイド二人は赤と青のビキニを装着、
美鈴は緑ビキニにパレオ、エリーは赤のワンピース。
並びは美鈴・夢子・咲夜・エリーの順。何がとか聞くな。
美鈴は緑ビキニにパレオ、エリーは赤のワンピース。
並びは美鈴・夢子・咲夜・エリーの順。何がとか聞くな。
そして試合開始。
完璧で瀟洒な従者達は砂浜を苦にせず高速で動き回る。
一方で門番組は美鈴が砂を踏みしめて転倒を回避する横で、エリーが転ぶ。
メイド組の猛攻を美鈴がいなしてエリーに流し、エリーが何とか戻す、
いかにも苦しい一方的なゲームの均衡が、急に傾いた。
美鈴が気を込めて踏み続けた砂地は一枚の板となり、エリーに足場を与える。
ここから反撃!と美鈴がトスアップし、エリーが跳んで――
完璧で瀟洒な従者達は砂浜を苦にせず高速で動き回る。
一方で門番組は美鈴が砂を踏みしめて転倒を回避する横で、エリーが転ぶ。
メイド組の猛攻を美鈴がいなしてエリーに流し、エリーが何とか戻す、
いかにも苦しい一方的なゲームの均衡が、急に傾いた。
美鈴が気を込めて踏み続けた砂地は一枚の板となり、エリーに足場を与える。
ここから反撃!と美鈴がトスアップし、エリーが跳んで――
(すかっ)
美鈴「えっ」
エリー「……し、しかたないじゃないしかたないじゃない!17スレぶりのファイトなんだもん!」
咲夜「むしろ今までよく頑張ったと言うべきかしらね」
夢子「ええ。後はせめて、見苦しくないように止めを刺してあげましょう」
エリー「……し、しかたないじゃないしかたないじゃない!17スレぶりのファイトなんだもん!」
咲夜「むしろ今までよく頑張ったと言うべきかしらね」
夢子「ええ。後はせめて、見苦しくないように止めを刺してあげましょう」
あまりにも長いブランクは門番の体をなまらせていた。
砂の上で七転八倒する事で体力を使い果たしてしまい、後はもう抜け殻。
美鈴一人で耐えるにも限度があり、また耐えきれる相手でもなかった。
砂の上で七転八倒する事で体力を使い果たしてしまい、後はもう抜け殻。
美鈴一人で耐えるにも限度があり、また耐えきれる相手でもなかった。
メイド組が完璧で瀟洒な勝利を収め、門番組はいつものように主から叱られたのだった。