EX雛vsEXルーミア。
今回はテーブルマナー対決である。
「というわけで、お二人にはフランス料理のコースをご賞味いただきます」
幻想郷ではまず味わえない高級料理に、涎を垂らす巫女と亡霊がいたが、とりあえず無視。
「ではお二人とも前へ」
「「はい」」
と、審判の映姫の声により出てきたのは、黒い固まり二つ。
「……ええと」
「……ごめんなさい」
「能力暴発なのか~」
EX状態の為、ともに能力が異常強化されているらしく、闇と厄に包まれ本体が見えない。
「仕方ありません。これ以上仕事を増やさないためにも、このまま対戦していただきます」
映姫様は妥協を覚えた。
「さて、それではオードブルから」
そんなわけで始まった今回の対決だが、一つ困った問題が起きてしまった。
「ごちそうさまです」
「美味しかったのか~」
異常な程濃い闇と厄に二人の挙動は隠れてしまい、ジャッジが不可能なのである。
閻魔である映姫ですら、その中心の二人を見透すことが出来ないのは、いやはや恐ろしいの一言だ。
そんなわけで、これはノーコンテストかと誰もが思った瞬間、
「……あれ、ううっ?」
ルーミアが闇の向こうから突然声をあげる。
「いたたた…、いたい、いたい~」
「どうしました?」
「お腹が、痛いのか~」
ルーミアが腹痛を訴え始めた。
救護班の永琳の診断の結果、食中毒とのこと。
どうやら先ほどのオードブルになにやら菌がいたらしい。
それも、並の人間ならば死に至らしめるような物が。
「恐らく、極限まで厄を溜め込んだ雛さんの仕業でしょう。不幸な偶然が重なり、オードブルに食中毒菌が混じってしまったのね」
今回はテーブルマナー対決である。
「というわけで、お二人にはフランス料理のコースをご賞味いただきます」
幻想郷ではまず味わえない高級料理に、涎を垂らす巫女と亡霊がいたが、とりあえず無視。
「ではお二人とも前へ」
「「はい」」
と、審判の映姫の声により出てきたのは、黒い固まり二つ。
「……ええと」
「……ごめんなさい」
「能力暴発なのか~」
EX状態の為、ともに能力が異常強化されているらしく、闇と厄に包まれ本体が見えない。
「仕方ありません。これ以上仕事を増やさないためにも、このまま対戦していただきます」
映姫様は妥協を覚えた。
「さて、それではオードブルから」
そんなわけで始まった今回の対決だが、一つ困った問題が起きてしまった。
「ごちそうさまです」
「美味しかったのか~」
異常な程濃い闇と厄に二人の挙動は隠れてしまい、ジャッジが不可能なのである。
閻魔である映姫ですら、その中心の二人を見透すことが出来ないのは、いやはや恐ろしいの一言だ。
そんなわけで、これはノーコンテストかと誰もが思った瞬間、
「……あれ、ううっ?」
ルーミアが闇の向こうから突然声をあげる。
「いたたた…、いたい、いたい~」
「どうしました?」
「お腹が、痛いのか~」
ルーミアが腹痛を訴え始めた。
救護班の永琳の診断の結果、食中毒とのこと。
どうやら先ほどのオードブルになにやら菌がいたらしい。
それも、並の人間ならば死に至らしめるような物が。
「恐らく、極限まで厄を溜め込んだ雛さんの仕業でしょう。不幸な偶然が重なり、オードブルに食中毒菌が混じってしまったのね」
EXルーミアドクターストップにより、EX雛の勝利。
……そして
「余った料理は……」
「美味しく頂かないとね」
残った料理を前に巫女と亡霊が睨み合っていたが、……それはまた、別の東方ファイト
「余った料理は……」
「美味しく頂かないとね」
残った料理を前に巫女と亡霊が睨み合っていたが、……それはまた、別の東方ファイト