魔理沙「ジャンケンも火力だぜ!」
アリス「そう言うと思って、大江戸に核の力を組み込んでみたわ」
魔理沙「げっ……あれって地霊殿の烏限定じゃないのか?」
アリス「最近は魔界も近くなったから、ちょっと魔界産のをね」
魔理沙「魔界の誰がおまえにそんな危険物をやったんだよ……」
アリス「そう言うと思って、大江戸に核の力を組み込んでみたわ」
魔理沙「げっ……あれって地霊殿の烏限定じゃないのか?」
アリス「最近は魔界も近くなったから、ちょっと魔界産のをね」
魔理沙「魔界の誰がおまえにそんな危険物をやったんだよ……」
星「ふむ、よくない気配です」
ナズ「ええ、あの人形から危険な反応が出ています」
星「仕方ないですね、出来れば正々堂々とやりたかったのですが……(ひそひそ)」
ナズ「わかりました、手配しておきます」
ナズ「ええ、あの人形から危険な反応が出ています」
星「仕方ないですね、出来れば正々堂々とやりたかったのですが……(ひそひそ)」
ナズ「わかりました、手配しておきます」
魔理沙「まあ安全装置もついてるし、ひとまずは今日のファイトを始めるぜ。
今日のファイトはジャンケン一発勝負、負けた方は肝臓を奪われる……奪うのか?」
星「幸いにも普通人は居ませんから、何とかなるでしょう」
アリス「私は普通の魔法使いのつもりなんだけど」
ナズ「まあダウトはしないでおくよ」
魔理沙「? それじゃあ開始だ。じゃーんけーん……」
ナズ「集まれ、ネズミたち!」
掛け声に応えて、圧倒的な量のネズミが会場を埋め尽くす。
ネズミの波に飲まれたアリスと大江戸が、開いた掌を上げて助けを求めている。
星「ぽん。はい、私たちの勝ちです」
魔理沙「おお!?ま、まあ形はジャンケンになってるし、それで良いか」
ナズ「お疲れさん、ネズミたち。皆には後でご褒美をやるよ」
アリス「あいたた……酷い勝負もあった物ね」
魔理沙「……おい、なんか大江戸が五月蝿いぜ?」
アリス「ああ、勝負に負けた時は自爆装置が作動するように……」
その言葉に凍りつく魔理沙。それは説明をしたアリス自身もそうだった。
今日のファイトはジャンケン一発勝負、負けた方は肝臓を奪われる……奪うのか?」
星「幸いにも普通人は居ませんから、何とかなるでしょう」
アリス「私は普通の魔法使いのつもりなんだけど」
ナズ「まあダウトはしないでおくよ」
魔理沙「? それじゃあ開始だ。じゃーんけーん……」
ナズ「集まれ、ネズミたち!」
掛け声に応えて、圧倒的な量のネズミが会場を埋め尽くす。
ネズミの波に飲まれたアリスと大江戸が、開いた掌を上げて助けを求めている。
星「ぽん。はい、私たちの勝ちです」
魔理沙「おお!?ま、まあ形はジャンケンになってるし、それで良いか」
ナズ「お疲れさん、ネズミたち。皆には後でご褒美をやるよ」
アリス「あいたた……酷い勝負もあった物ね」
魔理沙「……おい、なんか大江戸が五月蝿いぜ?」
アリス「ああ、勝負に負けた時は自爆装置が作動するように……」
その言葉に凍りつく魔理沙。それは説明をしたアリス自身もそうだった。
星「ナズーリン、不浄の源を探りなさい」
ナズ「はっ!……見えました、このロッドの示す先です!」
星「では、法の光にて浄化をしましょう」
魔理沙「なんだ……?宝塔から出た光が、剣の形になってるぜ」
星「行きます!」
アリス「ダメよ、そんな高エネルギーで突いたら……!」
星「問題ありません、この力は浄化の力、不浄を消す力です。いざ……宝塔『レイディアントソード』!」
宝塔から伸びる光の剣先で大江戸を貫くが、大江戸の外装には傷一つつかない。
外装を貫通した光は、弾消し効果を発揮して核弾頭を消し去る。
星が素早く飛び退くと、残された大江戸はいつも通りの爆発をして消え去った。
ナズ「はっ!……見えました、このロッドの示す先です!」
星「では、法の光にて浄化をしましょう」
魔理沙「なんだ……?宝塔から出た光が、剣の形になってるぜ」
星「行きます!」
アリス「ダメよ、そんな高エネルギーで突いたら……!」
星「問題ありません、この力は浄化の力、不浄を消す力です。いざ……宝塔『レイディアントソード』!」
宝塔から伸びる光の剣先で大江戸を貫くが、大江戸の外装には傷一つつかない。
外装を貫通した光は、弾消し効果を発揮して核弾頭を消し去る。
星が素早く飛び退くと、残された大江戸はいつも通りの爆発をして消え去った。
魔理沙「げ、幻想郷の危機は救われたぜ……」
アリス「……いつもの大江戸にそのまま核を積んだのは、流石に問題だったわね」
魔理沙「その前に核を積む事自体が問題だと思うが」
アリス「あら、あなただって核の力を欲しがっていたじゃない」
ナズ「お取り込みのようだが、いいかな?」
アリス「なによ」
星「不心得者に対する罰として、肝臓を抜かせてもらいます」
アリス「……え?」
星「ナズーリン、肝臓の位置を」
アリス「いや、肝臓の位置なんて変わらないわよ」
ナズ「はて……外装が邪魔をしてよく解りません」
星「では仕方ありません、まずはその外装を……」
アリス「ちょっとストップ!魔理沙、こいつらを何とかしてよ!」
魔理沙「悪いが私もこの二人と同意見だ。なに、外装を剥いだら天狗を呼ぶぐらいで済ませてやるよ」
アリス「なによ、大江戸の核がそんなに怖いって言うの!?」
魔理沙「さっきお前だって動きが止まってたぜ?」
星「さあ、観念なさい」
ナズ「そうそう、ネズミに食い散らかされる前にね」
アリス「い~や~っ!」
アリス「……いつもの大江戸にそのまま核を積んだのは、流石に問題だったわね」
魔理沙「その前に核を積む事自体が問題だと思うが」
アリス「あら、あなただって核の力を欲しがっていたじゃない」
ナズ「お取り込みのようだが、いいかな?」
アリス「なによ」
星「不心得者に対する罰として、肝臓を抜かせてもらいます」
アリス「……え?」
星「ナズーリン、肝臓の位置を」
アリス「いや、肝臓の位置なんて変わらないわよ」
ナズ「はて……外装が邪魔をしてよく解りません」
星「では仕方ありません、まずはその外装を……」
アリス「ちょっとストップ!魔理沙、こいつらを何とかしてよ!」
魔理沙「悪いが私もこの二人と同意見だ。なに、外装を剥いだら天狗を呼ぶぐらいで済ませてやるよ」
アリス「なによ、大江戸の核がそんなに怖いって言うの!?」
魔理沙「さっきお前だって動きが止まってたぜ?」
星「さあ、観念なさい」
ナズ「そうそう、ネズミに食い散らかされる前にね」
アリス「い~や~っ!」
映姫「核の使用に『そこまでよ』未遂……はあ、こんなファイトばかりね」
小町「それで、このファイト記録はどうしますか?」
映姫「当然、黒。核の存在ごと歴史の闇に葬ります」
かくして、この日のファイトとその後の事は、東方ファイトの公式記録には残されていないのだった。
小町「それで、このファイト記録はどうしますか?」
映姫「当然、黒。核の存在ごと歴史の闇に葬ります」
かくして、この日のファイトとその後の事は、東方ファイトの公式記録には残されていないのだった。