東方ファイトスレ @まとめウィキ

13スレ第28戦(2)

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匿名ユーザー

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「みんな集まれー。東方ファイトの時間だよー。
 今回の司会進行は『清く正しい』の後に続くフレーズのネタが切れて引き篭もってる天狗様の代わりに河城にとりがお送りします。
 今回の対決は主自慢対決! 互いに主の素晴らしさを語り、より共感を得られた方が勝ちとなります。
 しかしなんてゆーか、嫌な予感しかしないのはどうしてだろうねぇ……?
 ま、いざとなったら逃げればいいか。それじゃ、先行の咲夜さんどーぞ」

「うちのお嬢様はとても可愛らしいお方です。
 西洋における最強種の一角であるにもかかわらず、見る者を魅了する愛嬌に溢れたお姿。この相乗効果に並ぶものはありません!
 ただ、お嬢様は日中はあまり外に出ないため、紅魔館と関わりのない方に言葉だけで伝えることは不可能と思い、今回は天狗と『交渉』して特大サイズに引き伸ばした写真を持参しました。はい、オープン」

 咲夜の合図と同時に、高さ5メートルはあろうかという巨大な額縁に入った写真が出現する。
 ひょっとして、時を止めて必死に引っ張って来たのだろうか?
 その写真には、いわゆる『しゃがみガード』なレミリアの姿が写っている。

「これは別名『カリスマガード』と呼ばれる、お嬢様にしか使いこなせない究極の構えです。
 鋼鉄を超える堅牢さと、小動物を超える愛らしさを兼ね備えた最強の守りを打ち破れる者など存在しません。
 次に……」

 瞬時に巨大額縁そのものが入れ替わり、3枚の写真が横一列に並べられていた。

「こちらが最強の攻め手である『れみりあうー☆』の連続写真で、左から順にれみ、りあ、うー☆です。
 これもお嬢様のみに可能な技であり、必殺の威力を有する上にガードも回避も不可能という究極の攻撃です。
 まぁ、弾幕勝負ではルール的に御法度なので使われませんが、こうして話している私自身、思い出しただけでもぅ……。
 あ、解ってるとは思いますが、大変危険な攻撃なので皆さんは決して真似をしないでください。もし真似をしたら私が……」

 聴衆が完全に沈黙してるのも構わず、この後もしばらく完全にトリップした咲夜の一人舞台が続き……。

「あー……そろそろ時間が押してるんで終わってもらえないかねぇ?」
「は!? 何言ってるの? まだ半分も話してないのに!」
「だめだこいつ……舞台装置作動! はい退場ー♪」

 にとりが起動させた床トラップ『カタパルト』に射出された咲夜が物理法則を無視したような直線軌道で弾き飛ばされる。

「次ー。藍さんどーぞ」

 にとりに呼ばれ、虚ろな目をした藍がのそのそと入場してくる。

「わたしのごしゅじんさまはたいへんすばらしいかたです。げんそうきょうさいきょうといわれるほどのちからをもちながら、ですぎたまねをすることもなく、げんそうきょうのみんなをやさしくみまもっています。
 くうやくわずののらぎつねだったわたしも、ゆかりさまにひろわれてからはなにふじゆうないせいかつをおくっています。
 たまにくつしたがくさいとかいわれますが……。
 ……くつした? 靴下……。
 やめて……傘で突かないでください……しかも先端に靴下かぶせて……。
 ちゃんと言われた通りに喋ります! だからこれ以上はぁぁぁぁ!!」

 藍が頭を抱えてのたうち回る。

「おいぃー! アレ見るからにヤバくない!?
 しーきゅーしーきゅー! 出て来いドクターたすけてえーりん!」

 八雲藍:面会謝絶

  • 結果 -
 双方ともに聴衆ドン引き。
 身を以て隙間妖怪の恐怖を知らしめた藍とお嬢様の可愛さをアピールした咲夜。
 聴衆の本心は咲夜の勝利だったが、咲夜を勝たせると藍と自分たちがどんな目に遭わされるかわからないため、泣く泣く藍に投票した。
 よって、満場一致で藍の勝利。
 なお、この対戦に対してレミリアお嬢様からコメントが届いています。

「納得いかねぇ!!」













































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