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13スレ第30戦(2)

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匿名ユーザー

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「皆様お待たせいたしました! スランプを抜け出して戻りました清く正し「えーりんでーす☆」
「ゆかりんでーす☆」
『二人合わせて34歳でーす☆』

 突然スキマから飛び出して司会者のセリフを奪った二人に観衆一同は沈黙した。

「すべっちゃったよえーりん☆」
「すべっちゃったねーゆかりん☆」
「ひどい……せっかく新しいフレーズを考えて来たのに……」
「なんか向こうで司会者がへこんでるから、勝手に始めちゃわない?」
「それ名案~。やっぱ頭いいわねえーりん☆」

「もういいからさっさと初めてくださいよぅ……」
 完全にいじけてしまった文がなげやりに言う。

「んじゃ、いっくよ~☆」
 ステージ上で向かい合って跳躍。空中で互いの足の裏を蹴り、そのままバク宙を決めて着地。
 低い姿勢で滑るように距離を詰め、永琳が伸び上がりながらの後ろ回し蹴りを放つ。
 紫は最小限のスウェーでそれをかわし、歯車を噛み合わせるように後ろ回し蹴りで応じる。
 互いにギリギリ当たらない後ろ回し蹴りを何度か繰り返した後、地を這うように旋回する蹴り、空中から全身での回転を乗せて振り下ろす蹴りなど、両者はそれぞれ別々に独特のステップと回転運動を活かした蹴りの応酬を行う。
 しかし……。

 ぐきっ☆

 地面に手を着いて回転しながら蹴りを放とうとした紫が、紫を飛び越えての空中後ろ蹴りを放とうとした永琳が、あらかじめ示し合わせたかのように腰を抑えて蹲る。

「いだだだだだだ……ひねった。ぐきっていった!」
「ヴァァァァ! 練習ではちゃんとできたのにぃ~!」

 えーりん&ゆかりん、スキマで退場。

 対する後発の幽々子&魅魔は、足がなかったり着てる服の関係上軽快なステップを刻むのは無理と思われたが、霊体ならではのふわふわ感を全面に押し出した三次元ダンスで危なげなくポイントを稼いで勝利した。

 きっと、こーゆーのを年寄りの冷みz……おっと、誰か来たようだ……。












































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