東方ファイトスレ @まとめウィキ

42スレ第16戦(1)

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匿名ユーザー

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犬走椛は逃げていた…
今日のファイトはもみじハント。いわゆる紅葉狩りであって椛狩りではない。椛はファイト前に参加者にちゃんと紅葉狩りであって椛狩りではないと
説明したはずである。
しかし、参加者約2名が寝ぼけていたため、説明を逆に捉えてしまい。現在椛は寝ぼけていた二人小町と美鈴に追われる羽目となった。
襲われた時点で映姫と咲夜には助けを求めたが、その時二人はすでに紅葉狩りに出かけており、結局椛は助け手くれるものはおらず、一人で逃げることとなった。
椛「ハァ…ハァ…千里眼で相手方の配置はわかるけど…あの死神の能力が厄介ね…」
岩場の影に身をよせ息を整え、慎重に小町と美鈴の位置を探る。
椛「も、もうすぐ1時間ね…早く閻魔様たちと合流しないと…」
今回設定した制限時間はファイト開始より1時間。それまで逃げ切り、映姫たちに勝利を宣言すればファイトは終了し、自分の命は助かる。
椛「よし!!がんばろう!!」
椛は再び走り出した…

そのころ、映姫たちは…
映姫「まったく、勤務中だというのに呼び出しとは…」
咲夜「まぁ、いつものことですから…それに、こういうのもいい気分転換になってよろしいかと思いますわ閻魔様。」
映姫「まぁ、確かに息抜きは大切ですね。それにしてもきれいですねぇ…」
咲夜「本当に…お嬢様も連れてきたかったですわ。」
部下の暴走と椛のピントなど露知らず紅葉を楽しんでいた。
映姫「確か、椛がいうにはこの木の枝を折って持っていけばいいのでしたね。」
咲夜「えぇ、今では紅葉狩りといえば紅葉を見て楽しむものですが、平安時代には実際に枝を折ってその折った枝を見て楽しんでいたようですわ。」
映姫「なるほど…しかし、このような美しい枝を折るなど少し気が引けますね…」
咲夜「そうですねぇ…まぁ、白狼天狗の説明では1つの木につき1本しかとってはいけないと言ってましたし、それくらいなら
    逆に気の成長を助けることになるので大丈夫かと」
映姫「それもそうですね。えいっ」(ポキッ)
咲夜「この枝1本お土産にもらっていってもいいでしょうかねぇ…後であの子に聞いてみましょう。」
映姫「さて…時間は…おっともう1時間ですか。時間が経つのは早いですねぇ。紅葉に見とれてあまり集まっては居ませんが…」
咲夜「仕方ありませんよ。このように美しいんですもの。いくら折ってもよいといわれても折るのは忍びないですし。」
映姫「それもそうですね…負け覚悟でこのまま戻りましょうか。」
咲夜「えぇ…」

映姫たちが帰り支度を始めたそのころ椛は…
小町「ここまでのようだねぇ。」
美鈴「あんまり気は進みませんがこれも勝利のため!!申し訳ありませんがお覚悟を!!」
椛「で、ですから…私を狩るんじゃなくて紅葉を…」
小町「往生際が悪いねぇ。椛ってアンタのことだろ?つまりアンタを狩った方の勝ちって事だろ?」
美鈴「まぁ、より多くってところに引っかかりは感じますが…誤差の範囲ですね。」
椛「いえ…ですから…」
小町「えぇい!!ごちゃごちゃうるさいね!!美鈴一気に決めるよ!!」
美鈴「はい!!」
小町と美鈴が椛に飛びかかろうとしたその瞬間…
映姫「…時間になったのにいつまでも来ないから探しに来て見たら」
咲夜「これは何の騒ぎかしら?」
美鈴「あ…」
小町「ゲッ」
椛「映姫様!!咲夜さん!!」
映姫「…仕事効率の上昇のためになればと昼寝は多めに見ていましたが…なんですかこれは?」
小町「も、椛狩りと聞いたので…
咲夜「紅葉狩りなら普通は紅葉を見ることを指すでしょう?それとももしかして、寝ぼけて聞き間違えましたとでも言うつもりかしら?」
美鈴「い、いえ…それは…」
映姫「紅葉のおかげでストレスも解消されたと思いましたが…」
咲夜「どうやら別のことでもストレスを解消しないといけないようですわね。」
小町・美鈴「ヒェェェェェェ…」
その後、映姫・咲夜による地獄の耐久スペカ「拷問説教2重奏」が2時間に渡って展開され、
小町・美鈴はボロボロになり、咲夜・映姫は生き生きとしながら帰路に着き今回のファイトは幕を閉じた。
椛「…た、大変な一日でした…。あ、ファイトの結果は映姫様達が何本か持ってきたので映姫様たちの勝ちです。」



































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