東方ファイトスレ @まとめウィキ

22スレ第10戦(1)

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匿名ユーザー

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さて、お日柄もよくうだるような幻想郷の夏の日差しのもと、聞こえてくるのはセミの声か妖怪のうめきか人の嘆きか。
月は人や妖怪を狂わせるというが、夏は人も妖怪もグダらせる。
避暑地なら別だが、この幻想郷にはそんな気の効いた場所はあんまり無い。
こうも暑苦しいと行水でもしたくなるわけだが、正直井戸に水をくみにいくのさえおっくうだ。
こんな時は、いっそのこと眠れてしまえば勝手に時が過ぎてくれるのだが、それにしたって寝苦しいし、寝たら寝たで、なんとも無駄に時を過ごしたという喪失感が待っている。
あれはなんとも嫌なものである。
まったく、夏というのは難儀なものだ。
ああそうだ夏と言えば「うがー!やってられないぜ!なんか喋らせろー!!」
はい魔理沙アウトー!
「あー!魔理沙画面に出たー!いけないんだー!」
はいフランちゃんもアウトー!!

「よくわからない方に説明しますと、現在出番おあずけレース中です。」
説明ありがとうございますが門番、アウトー!
「門番、いらないことしてんじゃないわよ」ギチギリ・・・・・・
「た、例えチームの足を引っ張っても出番が欲しかった・・・・・・ぐふっ」
レミリア、アウトー。
「こうなりゃ無理矢理出番作って引っ張り出してやるぜ。
霊夢ー!」
「・・・・・・・・・・・・」
「ジャッジ!」
反応せず背景に徹しているのでセーフでーす。
「ちっ、じゃあゴッキー」
「誰がGかッ!?」
リグルアウトー。
「よしッ!!」
「幽々子~~こっち来ておかしでも食べなさいな」
「それじゃいただくわ~~」
幽々子、紫アウトー


そんな引っ張り出し合戦が十分ほど続いた後、萃香が酒引っ張り出して来てみんなで飲もうということになり
全員、画面の真ん中でこの暑いのに「暑い時こそ熱いものを食べるのがいいの」等とババ臭いことを誰かが言いながら、鍋をつつきつつ宴会を始めたのであった。

結果 勝者無し、引き分け。






















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