霊夢「『ファイトで使うから』って持っていったきり返しもしないって、どういう事なのかしら」
霖之助「君や魔理沙がそれを言うか……」
霊夢「あら、私はちゃんと有効活用してるわよ」
霖之助「……その件は諦めるとして、風呂はまだ沸かないのかい?
雨に打たれてずぶ濡れからタオル一枚じゃ、いくら何でも風邪を引きそうだよ」
萃香「そういう事なら酒だね!という事で今日のファイトは『大酒飲み』だ」
霖之助「ぶっ!いつからそこに……いやその前に、こんな格好だが別にやましい事は……」
萃香「わかってる、わかってるって。でも心にやましい事が無くてもそこは男と女、
『霊夢「霖之助さん……」』『霖之助「霊夢……」』そして二人はどちらからともなく寄り添……いたっ!」
霊夢「寄り添わないから。くだらない事を言ってないで手伝いなさいよ」
萃香「えー、つまんないなー……じゃあいいや、伊吹瓢はここに置いておくから、好きなだけ飲んでよ。
その間に私はちょっと外に行って、風呂を沸かして来るからね」
霖之助「まあ一理あるね。飲んで内から暖まるのも一つの手だ」
霊夢「上手く乗せられてる気がするなぁ……それはともかく、はい、霖之助さん。どうぞご一献」
霖之助「これはどうも……おっとっと。では失礼して……うん、やはり伊吹瓢、いい酒になってるよ」
霊夢「じゃあ私も一杯……」
~少女飲酒中~
霖之助「もうかなりいい量を飲んでると思うけど、大丈夫かい?」
霊夢「んー……そうねぇ。でもファイトだし、まだまだ負けられないわ(しなっ)」
霖之助「ちょっ……そんな格好で寄り掛かられたら、流石に困るよ」
霊夢「あら、霖之助さんったら、何を考えてるのかしら」
霖之助「い、いや別に何もやましい事は……」
萃香「しかしそう思う心とは裏腹に、霖之助の手は霊夢の肩に触れる。
そして二人は見詰め合い、『霊夢「霖之助さん、私……」』『霖之助「霊夢、何も言わないで」』
やがて二つの影が一つに重なり、その後は――」
霊夢「夢想ふーいーん!」
萃香「げふっ!?」
霊夢「あーっはっは、なんだか萃香がちっちゃく見えるわ」
霖之助「それは本体が、外で風呂を焚いているからだと思うが」
霊夢「そうねぇ。でも萃香、実はサボって私たちを見てたんじゃない?」
萃香「ぎくっ」
霖之助「あぁ霊夢、そんな格好で暴れると……」
霊夢「大丈夫よ、ちゃんと結界で見えないように守ってるから。それより……」
萃香「あぁそうだ、風呂を沸かさなきゃね、うんうん急いで沸かすよ」
霊夢「お風呂もいいけど、運動で汗を流すのも悪くないわよね。『夢想天生』!」
萃香「うぎゃーっ!」
霖之助「……飲もう。飲んで忘れよう……」
霖之助「君や魔理沙がそれを言うか……」
霊夢「あら、私はちゃんと有効活用してるわよ」
霖之助「……その件は諦めるとして、風呂はまだ沸かないのかい?
雨に打たれてずぶ濡れからタオル一枚じゃ、いくら何でも風邪を引きそうだよ」
萃香「そういう事なら酒だね!という事で今日のファイトは『大酒飲み』だ」
霖之助「ぶっ!いつからそこに……いやその前に、こんな格好だが別にやましい事は……」
萃香「わかってる、わかってるって。でも心にやましい事が無くてもそこは男と女、
『霊夢「霖之助さん……」』『霖之助「霊夢……」』そして二人はどちらからともなく寄り添……いたっ!」
霊夢「寄り添わないから。くだらない事を言ってないで手伝いなさいよ」
萃香「えー、つまんないなー……じゃあいいや、伊吹瓢はここに置いておくから、好きなだけ飲んでよ。
その間に私はちょっと外に行って、風呂を沸かして来るからね」
霖之助「まあ一理あるね。飲んで内から暖まるのも一つの手だ」
霊夢「上手く乗せられてる気がするなぁ……それはともかく、はい、霖之助さん。どうぞご一献」
霖之助「これはどうも……おっとっと。では失礼して……うん、やはり伊吹瓢、いい酒になってるよ」
霊夢「じゃあ私も一杯……」
~少女飲酒中~
霖之助「もうかなりいい量を飲んでると思うけど、大丈夫かい?」
霊夢「んー……そうねぇ。でもファイトだし、まだまだ負けられないわ(しなっ)」
霖之助「ちょっ……そんな格好で寄り掛かられたら、流石に困るよ」
霊夢「あら、霖之助さんったら、何を考えてるのかしら」
霖之助「い、いや別に何もやましい事は……」
萃香「しかしそう思う心とは裏腹に、霖之助の手は霊夢の肩に触れる。
そして二人は見詰め合い、『霊夢「霖之助さん、私……」』『霖之助「霊夢、何も言わないで」』
やがて二つの影が一つに重なり、その後は――」
霊夢「夢想ふーいーん!」
萃香「げふっ!?」
霊夢「あーっはっは、なんだか萃香がちっちゃく見えるわ」
霖之助「それは本体が、外で風呂を焚いているからだと思うが」
霊夢「そうねぇ。でも萃香、実はサボって私たちを見てたんじゃない?」
萃香「ぎくっ」
霖之助「あぁ霊夢、そんな格好で暴れると……」
霊夢「大丈夫よ、ちゃんと結界で見えないように守ってるから。それより……」
萃香「あぁそうだ、風呂を沸かさなきゃね、うんうん急いで沸かすよ」
霊夢「お風呂もいいけど、運動で汗を流すのも悪くないわよね。『夢想天生』!」
萃香「うぎゃーっ!」
霖之助「……飲もう。飲んで忘れよう……」
結果:途中で萃香をいじり出した霊夢に対し、その後も飲み続けた霖之助の勝利。