26スレ第31戦 - 東方ファイトスレ @まとめウィキ

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パチュ「かき氷は……ひゃっひゃっひゃっ」
アリス「（シロップを）かければかけるほど、味が変わって……」
白蓮「美味い！（てーれっててれれれー）」
小町「何だい、ありゃ」
藍「オーソドックスな黒ずくめ魔女になったせいか？」
妹紅「私の知ってる黒魔女は、あそこまでおかしくはなかったぞ」
小町「まあありゃ白黒だから、あの半分ぐらいだろうねぇ」
パチュ「聞こえてるわよ。ステレオタイプを行動で示してあげたのに」
アリス「ノリが悪いったらないわね」
白蓮「あら、何かの芝居だったんですか？」
藍「まあ今回はかき氷を食べるという事なので」
小町「かき氷ねえ……もうそろそろ冬だってのに」
妹紅「それでもファイトである以上は仕方無いな」
チルノ「それじゃ始めるわよ。あたいったら製氷ね！」

～１０分後～
パチュ「……ギブ。もう無理」
妹紅「私もだな。死なないだけで一応生身の人間だ、これ以上は胃にこたえる」

～１時間後～
小町「うぁ、なんか頭がキーンって……」
アリス「……寒いわ……上海、蓬莱……あぁ……ママ……」

～２時間後～
藍「まったく、皆気合いが足りないな」
白蓮「そうですねぇ。冬場は炬燵でアイスだと、星も言っていました」
藍「それはむしろ気合いが無い方に思えるが……おまえは『元』人間だったか？」
白蓮「いいえ、今でも現役で人間ですよ。ただちょっと丈夫なだけで」
藍「そうか……いや、幽々子様のような食べっぷりだったので、少々不安になったのだが」
白蓮「そこは大丈夫です、私の肉体強化魔法は全身に及びますから」
藍「それならまあ……良くは無いが……うーむ」

～６時間後～
紫「ねぇちょっと、朝ご飯はどうしたのよ」
星「聖、そろそろ食べ過ぎでは……」
大妖精「チルノちゃん、顔が青いよ……大丈夫？」
藍「申し訳ありません、しかしこれもファイトですので」
白蓮「こうした夏の物を食べると、皆に助けてもらった時の事を思い出して嬉しいのです」
チルノ「まだまだ！あたいの作る氷でこの二人を倒すんだ！」

～１２時間後～
チルノ「あたいったら……せいひょー……きゅー（ぱたん）」
大妖精「チルノちゃん！？今日のファイトはここまでです！」
藍「ふむ、我らの食べた量はほとんど変わらないが……これは引き分けかな？」
白蓮「そうなるんでしょうか」
紫「そうでもないみたいよ」
アリス「ええ、私たち魔女チームの勝ちよ」
藍「おまえ達もほぼ同着ではなかったか？」
アリス「こんな事もあろうかと、ゴリアテにかき氷を食べる機能をつけておいたのよ！」
パチュ「……技術の無駄遣い」
妹紅「というか、放り込むだけじゃないのか、それは」
小町「ｚｚｚ……」
紫「それじゃ勝負もついた事だし、ご飯にして頂戴」
藍「うむむむ……私の読みが浅かったか……無念」
白蓮「こういう時のオチは……あぁ、皆でかき氷宴会をすれば良いのですね」
全員「それはやめて」

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