パチュリーは咲夜を問い詰め、実力行使を図ったが、何故かレミリアが咲夜に加勢。
ぼろ負けして引き下がった。普通に聞いていれば事実を聞き出せたかもしれないのだが……
美鈴は、何故か屋台でヤケ酒を飲んでいた魔理沙から事情を聞きだすことに成功した。
事の次第に義憤を感じた美鈴は咲夜とレミリアに突っかかるが、ぼろ負け。その後で真相を聞かされる。
ぼろ負けして引き下がった。普通に聞いていれば事実を聞き出せたかもしれないのだが……
美鈴は、何故か屋台でヤケ酒を飲んでいた魔理沙から事情を聞きだすことに成功した。
事の次第に義憤を感じた美鈴は咲夜とレミリアに突っかかるが、ぼろ負け。その後で真相を聞かされる。
業と呼ばれるものがある。
人は前世の業を背負って生まれ、現世においては来世で背負うべき業を積んでゆく。
その業を閻魔も問題視するほど積み重ねてしまった人間がいる。
ご存知霧雨魔理沙である。
人は前世の業を背負って生まれ、現世においては来世で背負うべき業を積んでゆく。
その業を閻魔も問題視するほど積み重ねてしまった人間がいる。
ご存知霧雨魔理沙である。
映姫「彼女の業は本格的に不味いレベルに達しています。既に転生先は餓鬼道確定、地獄道内定状態。最悪、親族や子孫にまで悪影響が出かねません」
幽々子「もう最後の手段を使っても手遅れなのねえ」
輝夜「逆方向の最後の手段もあるけど、本人以外への悪影響は防げないわね」
神奈子「本気で信仰してくれればまだ手もあるんだけど」
白蓮「説法も経文も信仰あってこそのものですからね」
レミリア「もう手段を選んでられる段階じゃない。強引にでも罪を償ってもらわないと」
幽々子「もう最後の手段を使っても手遅れなのねえ」
輝夜「逆方向の最後の手段もあるけど、本人以外への悪影響は防げないわね」
神奈子「本気で信仰してくれればまだ手もあるんだけど」
白蓮「説法も経文も信仰あってこそのものですからね」
レミリア「もう手段を選んでられる段階じゃない。強引にでも罪を償ってもらわないと」
あまりに悪業が過ぎると、親の因果が子に報い……ということもあり得る。
幻想郷トップ会談の結果、魔理沙一人で背負える範囲まで無理矢理にでも業を軽減する、という結論が出た。
幻想郷トップ会談の結果、魔理沙一人で背負える範囲まで無理矢理にでも業を軽減する、という結論が出た。
映姫「そういうわけで、協力してください」
アリス「いいけど、何をすればいいの?」
映姫「霧雨魔理沙の業の主因は嘘と盗みです。彼女が嘘をつかれたり、物を盗まれたりすれば相殺できます」
レミリア「具体的に何をやるのよ」
映姫「結婚詐欺を仕掛けます」
アリス「……それって悪事でしょう。魔理沙の業がこっちに来たりしないの?」
映姫「ええ。来ます」
レミリア「そこまでする義理は無いわよ」
映姫「主犯は私ですし、三人で分担すれば危険域には達しません。悪いことだという自覚があれば償っていくことも出来ます」
アリス「まあ、仕方がないわね。一応友達だし……」
レミリア「放っておいてパチェあたりに溢れてこられても困る、か」
アリス「いいけど、何をすればいいの?」
映姫「霧雨魔理沙の業の主因は嘘と盗みです。彼女が嘘をつかれたり、物を盗まれたりすれば相殺できます」
レミリア「具体的に何をやるのよ」
映姫「結婚詐欺を仕掛けます」
アリス「……それって悪事でしょう。魔理沙の業がこっちに来たりしないの?」
映姫「ええ。来ます」
レミリア「そこまでする義理は無いわよ」
映姫「主犯は私ですし、三人で分担すれば危険域には達しません。悪いことだという自覚があれば償っていくことも出来ます」
アリス「まあ、仕方がないわね。一応友達だし……」
レミリア「放っておいてパチェあたりに溢れてこられても困る、か」
かくして、3人による計画は遂行された。
レミリアとアリスが魔理沙の運命を制御できる人形を製作。
魔理沙と咲夜は大恋愛としか言いようのない展開の末に婚約し、咲夜は結納として魔理沙が持っていった本を全て受け取った。
レミリアとアリスが魔理沙の運命を制御できる人形を製作。
魔理沙と咲夜は大恋愛としか言いようのない展開の末に婚約し、咲夜は結納として魔理沙が持っていった本を全て受け取った。
ネタばらしの様子
映姫「そういうわけで、実は詐欺でした。すみません」
魔理沙「ひどいぜ、盗人猛々しいとはこのことだぜ」
一同「(お前が言うな)」
魔理沙「だ、大体その人形が!」
レミリア「あ-、詳細は省くけど確率にしか干渉してないわよ。意思を奪ったりはしてないわ」
アリス「人形は貴方の周囲で起こる出来事を微妙に変えただけで、咲夜を好きっていう気持ちは本物なの」
魔理沙「ますますひどいぜ。それはつまり本気だったのに…… こ、この、ドテカボチャー!!」
映姫「そういうわけで、実は詐欺でした。すみません」
魔理沙「ひどいぜ、盗人猛々しいとはこのことだぜ」
一同「(お前が言うな)」
魔理沙「だ、大体その人形が!」
レミリア「あ-、詳細は省くけど確率にしか干渉してないわよ。意思を奪ったりはしてないわ」
アリス「人形は貴方の周囲で起こる出来事を微妙に変えただけで、咲夜を好きっていう気持ちは本物なの」
魔理沙「ますますひどいぜ。それはつまり本気だったのに…… こ、この、ドテカボチャー!!」
魔理沙はよくわからない捨て台詞を残してどこかへ走り去ってしまった。
咲夜「お嬢様、なんというか、さすがに罪悪感が」
レミリア「まあ、ねえ。ちょっとやりすぎたかも……」
アリス「何かの機会にパーティーでも開いてあげましょうか」
映姫「私は念のため様子を見てきましょう。正に自業自得なんですが、万が一なにかあってはいけません」
結局細かい気遣いをしてしまう一同だった。
咲夜「お嬢様、なんというか、さすがに罪悪感が」
レミリア「まあ、ねえ。ちょっとやりすぎたかも……」
アリス「何かの機会にパーティーでも開いてあげましょうか」
映姫「私は念のため様子を見てきましょう。正に自業自得なんですが、万が一なにかあってはいけません」
結局細かい気遣いをしてしまう一同だった。