さとり「……(まずい……これはかなりまずいわ。
こいしが何かやってたからちょっと真似してみたら、お燐が勝手にファイトに登録しちゃうなんて……。
『ペットが勝手にファイトに登録しちゃって』なんてわざとらしくて言えないし……。
こいしを危ない目に遭わせるわけには行かない、やはり姉として私が頑張らないと……!)」
こいしが何かやってたからちょっと真似してみたら、お燐が勝手にファイトに登録しちゃうなんて……。
『ペットが勝手にファイトに登録しちゃって』なんてわざとらしくて言えないし……。
こいしを危ない目に遭わせるわけには行かない、やはり姉として私が頑張らないと……!)」
??「お届け物でーす」
文「はいはーい?」
おキューちゃん「キュ?」
文「おや何故ここにおキューちゃんg」
(ピカっ)
お空「任務完了!頑張ったねおキューちゃん!」
おキューちゃん「キュ!」
文「はいはーい?」
おキューちゃん「キュ?」
文「おや何故ここにおキューちゃんg」
(ピカっ)
お空「任務完了!頑張ったねおキューちゃん!」
おキューちゃん「キュ!」
静葉「さーて今日の東方ファイトは、古明地姉妹による水着審査!
もちろん水着を着るのはみんなのこーりんと妖忌おじいちゃん、古明地姉妹は審査だけよ!」
観客「「ぶぅーぶぅー!」」
静葉「司会は私達、幻想郷随一の姉妹であるところの秋静葉・穣子コンビが担当しちゃうわ!」
穣子「……お姉ちゃん、流石にこれ以上は……」
幽香「せやっ!」
静葉・穣子「「あぁーれぇーっ!?」」
観客「「おぉー!U・S・C!U・S・C!」」
リグル「ゆ、幽香さん、司会の二人を投げちゃうのはどうかと思うけど……」
幽香「私はファイトの混沌を見るに見かねて手を出しただけよ」
リグル「その本心は?」
幽香「私と幻想郷サディスティッククイーンを競う古明地さどりが、
衆人環視の中でどんなセクシーポーズとやらをやるのか気になってねぇ(ふふっ)」
リグル「……流石です、幽香さん……」
幽香「……て何言わせんのよ!とにかく、今日は古明地姉妹の水着対決よ。
折角だしセクシーポーズを披露してもらって、観客の評価で勝敗を決めるってことで」
リグル「えーと、それじゃお二人には東西のゲートから……」
さとり「その必要は無いわ」
こいし「お待たせー」
幽香「あら、スポットライトでも浴びせてあげようと思ってたのに」
さとり「お生憎様、ファッションショーじゃないんだから、すぐにファイトに入るわよ」
リグル「ちなみに、こいしちゃんはライムグリーンのフリル付きワンピース、
さどりさんが淡いピンクのセパレートに薄紫色のパレオで……」
はたて「意外とさどりんはムネがあるわねー。文は見れなくて良かったのかも」
幽香「珍しいわね、いつものブン屋はどうしたの?」
はたて「原因不明の大爆発に巻き込まれて全治次のファイトまでの大怪我よ」
リグル「それって大変なのかそうじゃないのか……」
さとり「どっちでも良いわ。さ、始めるわよ、こいし」
こいし「うん。それじゃねー……えいっ(にこっ)」
はたて「両手を握って胸元に、そして笑顔!ブリっ子ポーズも子供がやると反則よねー」
リグル「対するさどりさんは……あれれ、普通に立ったまま?」
幽香「よく見なさい、足を肩幅に、両腕は緩く広げ……目はジト目で口の端を少し上げた、
所謂『さどりんスマイル』よ……案外、あいつも本気みたいだわ」
はたて「よく見ると一部観客が何か期待してるっぽいわねー。何だっけこういうの、さでずむ?」
リグル「そうのような、まだ違うような……」
もちろん水着を着るのはみんなのこーりんと妖忌おじいちゃん、古明地姉妹は審査だけよ!」
観客「「ぶぅーぶぅー!」」
静葉「司会は私達、幻想郷随一の姉妹であるところの秋静葉・穣子コンビが担当しちゃうわ!」
穣子「……お姉ちゃん、流石にこれ以上は……」
幽香「せやっ!」
静葉・穣子「「あぁーれぇーっ!?」」
観客「「おぉー!U・S・C!U・S・C!」」
リグル「ゆ、幽香さん、司会の二人を投げちゃうのはどうかと思うけど……」
幽香「私はファイトの混沌を見るに見かねて手を出しただけよ」
リグル「その本心は?」
幽香「私と幻想郷サディスティッククイーンを競う古明地さどりが、
衆人環視の中でどんなセクシーポーズとやらをやるのか気になってねぇ(ふふっ)」
リグル「……流石です、幽香さん……」
幽香「……て何言わせんのよ!とにかく、今日は古明地姉妹の水着対決よ。
折角だしセクシーポーズを披露してもらって、観客の評価で勝敗を決めるってことで」
リグル「えーと、それじゃお二人には東西のゲートから……」
さとり「その必要は無いわ」
こいし「お待たせー」
幽香「あら、スポットライトでも浴びせてあげようと思ってたのに」
さとり「お生憎様、ファッションショーじゃないんだから、すぐにファイトに入るわよ」
リグル「ちなみに、こいしちゃんはライムグリーンのフリル付きワンピース、
さどりさんが淡いピンクのセパレートに薄紫色のパレオで……」
はたて「意外とさどりんはムネがあるわねー。文は見れなくて良かったのかも」
幽香「珍しいわね、いつものブン屋はどうしたの?」
はたて「原因不明の大爆発に巻き込まれて全治次のファイトまでの大怪我よ」
リグル「それって大変なのかそうじゃないのか……」
さとり「どっちでも良いわ。さ、始めるわよ、こいし」
こいし「うん。それじゃねー……えいっ(にこっ)」
はたて「両手を握って胸元に、そして笑顔!ブリっ子ポーズも子供がやると反則よねー」
リグル「対するさどりさんは……あれれ、普通に立ったまま?」
幽香「よく見なさい、足を肩幅に、両腕は緩く広げ……目はジト目で口の端を少し上げた、
所謂『さどりんスマイル』よ……案外、あいつも本気みたいだわ」
はたて「よく見ると一部観客が何か期待してるっぽいわねー。何だっけこういうの、さでずむ?」
リグル「そうのような、まだ違うような……」
こいし「……こっち見てよぉ……(うるっ)」
リグル「……っとか言ってる間に、こいしちゃんが両手を口元まで上げてるよ」
はたて「相手が姉ってのもあるんだろうけど、妹ポジションをかなり意識してるわよねー。
あのポーズでうるうるおめめなんて、大きいお兄さん達はイチコロじゃないかしら」
幽香「さあ、どう出るの……さとり?」
さとり「……(すっ)」
リグル「両腕を上げて……あれ、腕組みした……だけ……?」
幽香「よく見なさい、標準サイズすれすれの胸を組んだ腕に乗せて大きく見せてるのよ。
ドMには腕組みでドSっぷりを感じさせ、一般人には健気なアピールに見せる……
古明地さとり、人の心を読む妖怪だけの事はあるわね」
はたて「やっぱりセクシー対決だとすると姉の方に分があるわよねー。
まあ鴉天狗的にはこいしちゃんのボディーもなかなかセクシーなんだけどー、
この状況からこいしちゃんはどうするのかな?」
こいし「……!(しゃきーんっ)」
リグル「出たっ!『荒ぶるこいしのポーズ』!」
はたて「両手を上げてったのはこれの前振りだったわけねー」
幽香「うーん……むしろ能力っていうか、本能じゃない?ほら、観客席」
観客「「(しゃきーんっ)」
リグル「なにこれ……みんな荒ぶるポーズ取ってるよ!?」
幽香「二段階のアピールで心の隙間に忍び込んで、しかる後無意識を喚起!
やっぱりさどりと呼ばれるツワモノの妹だけあって、この手の事に適性があるみたいね」
はたて「さぁてクライマックスぅ!さどりちゃんの決め手は何かな?」
さとり「……何してんのよ!こっち見なさいよ!(ばっ)」
リグル「ぬ、脱いだっ!脱いだよ幽香さん!」
幽香「落ち着きなさい、パレオだけでしょ」
はたて「いやー、でもその一枚がまたいいのよ。今まで隠れてた水着の下半分を晒して、
しかも顔を染めながらのアピールで本心まで晒したように見せる!うーん、やっぱり巧いわよねー」
観客「「……!(ゴクリ)」」
リグル「あっ、荒ぶるポーズじゃなくなった!」
幽香「これはもう……勝負あったわね」
はたて「人の心を読むのも操るのもお手の物!古明地さとり、ドSのベールの内側に迫る!
うん、明日の花果子念報はこれで決まりね!」
リグル「……っとか言ってる間に、こいしちゃんが両手を口元まで上げてるよ」
はたて「相手が姉ってのもあるんだろうけど、妹ポジションをかなり意識してるわよねー。
あのポーズでうるうるおめめなんて、大きいお兄さん達はイチコロじゃないかしら」
幽香「さあ、どう出るの……さとり?」
さとり「……(すっ)」
リグル「両腕を上げて……あれ、腕組みした……だけ……?」
幽香「よく見なさい、標準サイズすれすれの胸を組んだ腕に乗せて大きく見せてるのよ。
ドMには腕組みでドSっぷりを感じさせ、一般人には健気なアピールに見せる……
古明地さとり、人の心を読む妖怪だけの事はあるわね」
はたて「やっぱりセクシー対決だとすると姉の方に分があるわよねー。
まあ鴉天狗的にはこいしちゃんのボディーもなかなかセクシーなんだけどー、
この状況からこいしちゃんはどうするのかな?」
こいし「……!(しゃきーんっ)」
リグル「出たっ!『荒ぶるこいしのポーズ』!」
はたて「両手を上げてったのはこれの前振りだったわけねー」
幽香「うーん……むしろ能力っていうか、本能じゃない?ほら、観客席」
観客「「(しゃきーんっ)」
リグル「なにこれ……みんな荒ぶるポーズ取ってるよ!?」
幽香「二段階のアピールで心の隙間に忍び込んで、しかる後無意識を喚起!
やっぱりさどりと呼ばれるツワモノの妹だけあって、この手の事に適性があるみたいね」
はたて「さぁてクライマックスぅ!さどりちゃんの決め手は何かな?」
さとり「……何してんのよ!こっち見なさいよ!(ばっ)」
リグル「ぬ、脱いだっ!脱いだよ幽香さん!」
幽香「落ち着きなさい、パレオだけでしょ」
はたて「いやー、でもその一枚がまたいいのよ。今まで隠れてた水着の下半分を晒して、
しかも顔を染めながらのアピールで本心まで晒したように見せる!うーん、やっぱり巧いわよねー」
観客「「……!(ゴクリ)」」
リグル「あっ、荒ぶるポーズじゃなくなった!」
幽香「これはもう……勝負あったわね」
はたて「人の心を読むのも操るのもお手の物!古明地さとり、ドSのベールの内側に迫る!
うん、明日の花果子念報はこれで決まりね!」
さとり「……終わったみたいね」
映姫「そのようですね。しかし考えましたね、想起で水着ショーとは」
さとり「皆の想起がそこそこまともで助かったわ……まああのUSCは予定外でしたけど」
映姫「ところで、無い物は想起出来ないと思っていましたが」
さとり「何の事?」
映姫「あなたの……いえ、想起の最後のアレです。あれは何処から?」
さとり「……秘密、よ。ミステリアスも、セクシーさの味付けには良いでしょう?」
映姫「……なるほど。まあ、ファンサービスもほどほどに」
さとり「肝に銘じておきますわ、閻魔様。それじゃ失礼」
映姫「そのようですね。しかし考えましたね、想起で水着ショーとは」
さとり「皆の想起がそこそこまともで助かったわ……まああのUSCは予定外でしたけど」
映姫「ところで、無い物は想起出来ないと思っていましたが」
さとり「何の事?」
映姫「あなたの……いえ、想起の最後のアレです。あれは何処から?」
さとり「……秘密、よ。ミステリアスも、セクシーさの味付けには良いでしょう?」
映姫「……なるほど。まあ、ファンサービスもほどほどに」
さとり「肝に銘じておきますわ、閻魔様。それじゃ失礼」
結果:想起+αで皆の心を動かし満足させたさとりんの大勝利。
お燐「あぁーっ!文々。新聞が休刊になってる!
さとり様のうっふーんであっはーんな写真を撮ってくれるって約束だったのに!」
さとり「そうなの。それで、誰と誰の約束?」
お燐「それはもちろんあたいと――げぇっ、さとり様!?」
さとり「……(あれで一応上位の鴉天狗だし、想起を破られないために
予防線を張っておいたけど……どうやら正解だったみたいね)」
お燐「さ、さとり様……そんないい笑顔で一体何を……あ、あは……あはは……みぎゃーっ!!」
さとり様のうっふーんであっはーんな写真を撮ってくれるって約束だったのに!」
さとり「そうなの。それで、誰と誰の約束?」
お燐「それはもちろんあたいと――げぇっ、さとり様!?」
さとり「……(あれで一応上位の鴉天狗だし、想起を破られないために
予防線を張っておいたけど……どうやら正解だったみたいね)」
お燐「さ、さとり様……そんないい笑顔で一体何を……あ、あは……あはは……みぎゃーっ!!」