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&sizex(4){Tokimeki Memorial 3~At that place of the promise~} &size(19){ときめきメモリアル3~約束のあの場所で~} ---- 初のプレイステーション2(PS2)用ソフトとして2001年12月20日に発売された、[[ときめきメモリアルシリーズ]]の第3弾。 舞台となるのは「[[もえぎの市]]」で、学校は「[[もえぎの高校]]」。 ちなみに、この作品は2003年1月20日に[[ベスト版]]が、2004年9月2日に[[コナミ]]殿堂セレクション版が発売されている。 *作品紹介 『1』と『2』では、OP・EDともに[[メインヒロイン]]役の[[声優]]が主題歌を歌っていたが、今作では[[ZARD]]が担当している。 製作時から「[[ときめきファンド]]」を立ち上げ投資を募ったり、サブタイトルをつけるのにテレビ番組を利用したりと、過去2作とは比べ物にならないくらい様々なメディア戦略が取られており、ゲームシステムの面でも、3Dキャラを2Dのアニメーションのように動かす「[[トゥーンレンダリング]]」の導入や、『2』で好評だった[[EVS]]を進化させるなど、様々な点で進化を遂げた「ときメモ」……のはずだった。 それが蓋を開けてみると、過去2作とは比べ物にならないほど不満の声が多く上げられた作品でもあった。 発売前からキャラ絵だけで拒否反応を示したプレイヤーが多かったようで、未だに『3』を一度もプレイせずに公然と批判する等、食わず嫌いの人が多いという印象を受ける。 実際にプレイした人からしても、[[服装]]システムの未熟さや、プレイする度に必ず直面する[[ストーリーイベント]]の暗さから、周回プレイをし辛いという不満を上げる人が続出。 ストーリーイベントでは、キャラクターの生死に関わるようなものもいくつか存在し、中途半端に進めたり[[同時攻略]]をしてしまうと非常に後味が悪くなる。 服装システムにおいて大多数のプレーヤーが失望したと思われる欠陥として、「プレゼントされた服を身に付けて[[デート]]に赴いたというのに、プレゼントした当の本人の女の子から酷い評価を受ける場合がある」というものがあった。 これは流石に後のGSシリーズでは改善されている。 他にも、[[ゲームセンター]]や[[神社]]で行われる[[縁日]]に、場違いな背広でやってきた[[主人公]]を「今日のあなたは、なんだか素敵」などと誉めるような、高校生としてはちょっと考えられないような状態になったり、誉められた服装だけでなく、たまにはジーンズやセーターなどを着ていかないと飽きられて評価が下がってしまったり、用意されている服やアクセサリーに陽の目を見るものが少ない等、準備不足や説明不足な点、練りこみ不足な印象は拭えない。 本作にも過去作同様に伝説が存在するのだが、その中に「桜舞い散る中で~」とある。 しかし、主人公達の時代では、卒業式の3月16日時点だとまだ開花も満足にしていない時期であり、桜が舞い散るシチュエーションになるのは、どう考えても不可能である。 更に、『1』・『2』には登場した年下・年上のヒロインが本作には登場しないことも理由の1つと思われる。 [[バトル]]が無かった事も、楽しみにしていた人にとってはガッカリする部分だったかもしれない。 派生作品や商品展開は早々に打ち切られてしまい、『3』の評価が低いのは否めない事実ではある。 負の側面ばかり目立つが、3Dへの挑戦、服装、趣味システムなど調整不足に終わった新しい試みは、時代の先を行き過ぎたと今ではそれなりに評価されている。 この作品での不足な点を改善し、良い所を残して次回作をと期待したユーザーは少なくなかったが、残念ながら、コナミは女性向けのGSシリーズに注力するようになってしまい、男性向けの新作は8年後の2009年までお預けという形になった。 本作の服装システムや[[アイテム]]を使うシステムなどは後の『4』にも形を変えて引き継がれており、本作が決して無駄ではなかった事を示していると言える。 また、『4』の主題歌も、ダウンロードコンテンツ以外のものは声優ではなく、歌手の[[ときめきアイドリング!!!]]と川嶋あいさんが担当している。 ともあれ、この作品へのバッシングが一つの転機となったようで、次回作はPC向けの「オンライン」となったのだが…… (以下『[[ときめきメモリアルONLINE]]』の項を参照のこと) 細かい点で「歴代シリーズで唯一」という要素としては以下のものがある。 -[[スリーサイズ]]が小数点第一位まで表示(ゲーム中に他の女の子に評価を聞いたときのみ。攻略本では小数点は切り捨てられている) -一部の[[パラメータ]]が数値ではなくレベル制になっている -土曜日が休日扱い(のちの『4』とGSシリーズでは土曜日は学校がある) また、本作と『GS1』に限り、キャラクターの生まれ年が明記されている(両作品とも主人公と同級生のキャラが1986年度生まれ)。 [[ミニゲーム]]の数はシリーズの中では最も多い9種類だが、[[カエル飛ばし]]と[[スマートボール]]はそれぞれ2つあり、スマートボールに関しては[[おまけ]]でさらにもう1つ遊べるため、合計12種類ある。 更に、[[ボウリング>ボーリング]]や[[ホッケーゲーム]]は登場した女の子と、[[まくら投げ]]は登場キャラ全員と対戦できるので、これだけでも退屈はしないだろう。 過去作からプレイした人や評判を気にする人にとっては抵抗があるかもしれないが、食わず嫌いでは勿体無いし[[ベスト版]]も発売されているので、試しに一度プレイしてみてはいかがだろうか。 *テーマソング |曲名|作詞|作曲|編曲|歌唱|説明|h |Seven Rainbow|坂井泉水|徳永暁人|徳永暁人|ZARD|オープニングテーマ。| |hero|坂井泉水|大野愛果|大賀好修|ZARD|スウィートエンディングテーマ。| |抱きしめていて|坂井泉水|徳永暁人|徳永暁人|ZARD|ビターエンディングテーマ。| *関連項目 -[[作品]] -[[スケジュール(『3』)]] -[[デートスポット詳細(『3』)]]
&sizex(4){Tokimeki Memorial 3~At that place of the promise~} &size(19){ときめきメモリアル3~約束のあの場所で~} ---- 初のプレイステーション2(PS2)用ソフトとして2001年12月20日に発売された、[[ときめきメモリアルシリーズ]]の第3弾。 舞台となるのは「[[もえぎの市]]」で、学校は「[[もえぎの高校]]」。 ちなみに、この作品は2003年1月20日に[[ベスト版]]が、2004年9月2日に[[コナミ]]殿堂セレクション版が発売されている。 *作品紹介 『1』と『2』では、OP・EDともに[[メインヒロイン]]役の[[声優]]が主題歌を歌っていたが、今作では[[ZARD]]が担当している。 製作時から「[[ときめきファンド]]」を立ち上げ投資を募ったり、サブタイトルをつけるのにテレビ番組を利用したりと、過去2作とは比べ物にならないくらい様々なメディア戦略が取られており、ゲームシステムの面でも、3Dキャラを2Dのアニメーションのように動かす「[[トゥーンレンダリング]]」の導入や、『2』で好評だった[[EVS]]を進化させるなど、様々な点で進化を遂げた「ときメモ」……のはずだった。 それが蓋を開けてみると、過去2作とは比べ物にならないほど不満の声が多く上げられた作品でもあった。 発売前からキャラ絵だけで拒否反応を示したプレイヤーが多かったようで、未だに『3』を一度もプレイせずに公然と批判する等、食わず嫌いの人が多いという印象を受ける。 実際にプレイした人からしても、[[服装]]システムの未熟さや、プレイする度に必ず直面する[[ストーリーイベント]]の暗さから、周回プレイをし辛いという不満を上げる人が続出。 ストーリーイベントでは、キャラクターの生死に関わるようなものもいくつか存在し、中途半端に進めたり[[同時攻略]]をしてしまうと非常に後味が悪くなる。 服装システムにおいて大多数のプレーヤーが失望したと思われる欠陥として、「プレゼントされた服を身に付けて[[デート]]に赴いたというのに、プレゼントした当の本人の女の子から酷い評価を受ける場合がある」というものがあった。 これは流石に後のGSシリーズでは改善されている。 他にも、[[ゲームセンター]]や[[神社]]で行われる[[縁日]]に、場違いな背広でやってきた[[主人公]]を「今日のあなたは、なんだか素敵」などと誉めるような、高校生としてはちょっと考えられないような状態になったり、誉められた服装だけでなく、たまにはジーンズやセーターなどを着ていかないと飽きられて評価が下がってしまったり、用意されている服やアクセサリーに陽の目を見るものが少ない等、準備不足や説明不足な点、練りこみ不足な印象は拭えない。 本作にも過去作同様に伝説が存在するのだが、その中に「桜舞い散る中で~」とある。 しかし、主人公達の時代では、卒業式の3月14日時点だとまだ開花も満足にしていない時期であり、桜が舞い散るシチュエーションになるのは、どう考えても不可能である。 更に、『1』・『2』には登場した年下・年上のヒロインが本作には登場しないことも理由の1つと思われる。 [[バトル]]が無かった事も、楽しみにしていた人にとってはガッカリする部分だったかもしれない。 派生作品や商品展開は早々に打ち切られてしまい、『3』の評価が低いのは否めない事実ではある。 負の側面ばかり目立つが、3Dへの挑戦、服装、趣味システムなど調整不足に終わった新しい試みは、時代の先を行き過ぎたと今ではそれなりに評価されている。 この作品での不足な点を改善し、良い所を残して次回作をと期待したユーザーは少なくなかったが、残念ながら、コナミは女性向けのGSシリーズに注力するようになってしまい、男性向けの新作は8年後の2009年までお預けという形になった。 本作の服装システムや[[アイテム]]を使うシステムなどは後の『4』にも形を変えて引き継がれており、本作が決して無駄ではなかった事を示していると言える。 また、『4』の主題歌も、ダウンロードコンテンツ以外のものは声優ではなく、歌手の[[ときめきアイドリング!!!]]と川嶋あいさんが担当している。 ともあれ、この作品へのバッシングが一つの転機となったようで、次回作はPC向けの「オンライン」となったのだが…… (以下『[[ときめきメモリアルONLINE]]』の項を参照のこと) 細かい点で「歴代シリーズで唯一」という要素としては以下のものがある。 -[[スリーサイズ]]が小数点第一位まで表示(ゲーム中に他の女の子に評価を聞いたときのみ。攻略本では小数点は切り捨てられている) -一部の[[パラメータ]]が数値ではなくレベル制になっている -土曜日が休日扱い(のちの『4』とGSシリーズでは土曜日は学校がある) また、本作と『GS1』に限り、キャラクターの生まれ年が明記されている(両作品とも主人公と同級生のキャラが1986年度生まれ)。 [[ミニゲーム]]の数はシリーズの中では最も多い9種類だが、[[カエル飛ばし]]と[[スマートボール]]はそれぞれ2つあり、スマートボールに関しては[[おまけ]]でさらにもう1つ遊べるため、合計12種類ある。 更に、[[ボウリング>ボーリング]]や[[ホッケーゲーム]]は登場した女の子と、[[まくら投げ]]は登場キャラ全員と対戦できるので、これだけでも退屈はしないだろう。 過去作からプレイした人や評判を気にする人にとっては抵抗があるかもしれないが、食わず嫌いでは勿体無いし[[ベスト版]]も発売されているので、試しに一度プレイしてみてはいかがだろうか。 *テーマソング |曲名|作詞|作曲|編曲|歌唱|説明|h |Seven Rainbow|坂井泉水|徳永暁人|徳永暁人|ZARD|オープニングテーマ。| |hero|坂井泉水|大野愛果|大賀好修|ZARD|スウィートエンディングテーマ。| |抱きしめていて|坂井泉水|徳永暁人|徳永暁人|ZARD|ビターエンディングテーマ。| *関連項目 -[[作品]] -[[スケジュール(『3』)]] -[[デートスポット詳細(『3』)]]

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