トニー@GM:【OP】
K市内霊地にある寺社内。
「………さて、ある程度集まったようなのでまず自己紹介から始めよう」
トニー@GM:「某は大岡忠相と申す者。此度の聖杯戦争においてルーラーの役目を承った」
「この身はこの土地の管理者である豊川 典善(トヨカワ テンゼン)殿からお借受けして現界しておる次第」
トニー@GM:「すでに終わった話ゆえあまり詳しくは話さぬが、此度の聖杯戦争の発端は、このK市にて擬似的な聖杯戦争をとして戦火を起こし、それによって死した者の命を生贄に捧げることで願いを叶えようとする不埒者によるものだ」
「しかしその企ては典善殿とその臣下たちによってすでに打ち砕かれ、下手人ももうこの世にはおらぬ」
トニー@GM:「が、その不埒者共は死の直前、苦し紛れに儀式を強行しおった」
トニー@GM:「幸い土地の民には被害はなかったが、通常の聖杯戦争として機能してしまった」
「そして中止させることも叶わずお主らのように契約を果たし、参加者が出てしまった。それも7組、すべてだ」
トニー@GM:「某や典善殿の臣下たちがお主らすべてを討ち果たせれば何も問題はないのだが、彼らは不埒者の誅伐で傷つき戦える状態ではなく、某は見ての通りの老骨ゆえそれも叶わぬ」
「であれば、お主らには通常通り、密かに速やかに聖杯戦争を行い終えてもらうのが一番だ」
トニー@GM:「土地の民に被害を出さず、早々に決着をつけるがいい」
「そうすれば某も邪魔はせぬ」
トニー@GM:「ゆめゆめ忘れることなかれ。話は以上だ、各々願いのために戦われよ」
トニー@GM:【オープニング】
私は、魔術師の家に生まれて、魔法は少しだけ使える。
使えるけどそんなに才能はないらしい。
兄さまや姉さまはバンバン使えるのに。あーあ。つまんない。
でも、そんな私でも活かせる生き方があったの。
トニー@GM:それが、正義の味方。
かっこいいし、世の為人の為になるいい事だ。
トニー@GM:それに先生が言ってたんだ。
「君の願いは、必ず世界の、人の為になる」って。
だから私は、皆が笑って暮らせる世の中を作りたい!
トニー@GM:
――あの日、有栖が歩くその後ろには、まるでこの世の終わりを告げるかのような、気が狂うような何が歩いていた。
……ああ、畜生。まるで意味のわからない歌まで聞こえてくる。あの子は…妹は一体…!?--
トニー@GM:
ねえ?今、君は笑ってる?
RE=IN@定晴:【OP】
両親の愛に疑問を持ったのは、いつの頃だろうか。
少なくとも、小学生の頃には「周りと違う」と気付いていたと思う。
遊園地に連れて行ってもらった、一緒にキャンプをした、誕生日を祝ってもらった……同級生たちの何気ない話に、俺はついていけなかった。
遊園地はどんな所なんだろう、キャンプって楽しいのかな、誕生日ってプレゼントをもらえる日なんだ。一つ知るたびに、俺は……いや、俺の家が周りと違うことを自覚していった。
実家と他所の「家族」の温度差に気付いてからというものの、両親に対する「愛してほしい」という気持ちは日に日に膨れ上がっていった。そして同時に、両親が俺を“後継者”として見ていない事への確信もまた高まっていった。
だが、それでいい。
俺は覚えている。後継者として一つ術を覚える度に、普段は必要なことしか話さない両親が一度だけ言ってくれる「よくやった」という声を。
その一言が、何よりも嬉しかった。
両親にとっては意味のない一言だとしても、俺にはそれが何よりも尊い親子の繋がりに思えたんだ。
だから……父さん、母さん。
俺は聖杯を取る。そして、聖杯を手にした暁には———
「よくやった」と、言ってくれ。
RE=IN@定晴:〆
???@ゼロサキ:OP
???@ゼロサキ:そこはきっと地獄と表現するに適した場所だろう。
床には大量の死体が散らばっている。どの死体にも顔には絶望が張り付いている。
ぱっと見るだけで死因の判断は難しいが、半数以上が干乾びて死んでいる。
そんな部屋の中心で男が一人、椅子に座り苦しんでいた。
???「があああああああああああああああああああああああああああああ!」
それはまるで、体中を裂かれるような、悪夢のような声だった。そんな部屋に別の男が入ってくる。
???2「おやおや?酷い声だ。まぁ、その体ならしょうがないのでしょうが。」
???「ハ・・・ザマぁ・・・この塵が・・・何故貴様風情がこの俺を見下している・・・そんなに死にたいかぁ!」
ハザマ「いえいえそんなぁ!私はあなたを尊敬していますよ?そんな体でなお、根性で生きているあなたを・・・」
ハザマ「だからこそ、こうやって薬を持ってきて上げたんじゃないですか。」
ハザマの後ろには大量の人間がいた。性別や年齢に統一性はない。あえて言うなら皆健康そうだろうか?
「いやだぁ!」「助けてくれ!金なら払う!」「やめて、お腹に子供がいるの!」「おかーさーん!」
皆が思い思いに悲鳴を上げている。床の死体が・・・自分たちのこれからを暗示しているのがわかるのだ。
???「ふん・・・確かに・・・それだけあれば暫く足りるだろう・・・さぁ俺の為に死ね塵共!お前らの価値などそれ以外にない!」
???@ゼロサキ:そのすぐ後に、助けを求める声は絶叫に変わった・・・
「あああああああああああああ!」「痛い痛い痛いいいいいいい!」「ぎゃああああああああああああ!」
そんな声が暫く響いた後・・・そこには大量の干乾びた死体と二人の男が残っていた。
???「ふん、こんなものか。価値の塵共が。ハザマ、貴様ももう少しまともな物を持ってこい。無能が」
ハザマ「いやー、すいません。その代りと言ってはなんですが、いい情報も持ってきたんですよ?柊聖十郎さん?」
柊「ふん、どうせ近く開催される聖杯戦争についてだろうが。」
ハザマ「おや、知ってました?最初は私が行こうと思っていたんですが・・・行くのでしょう?」
柊「当然だ。あれならば俺の体も治せる可能性がある。ちょうど、それなりに喰いでのある塵も居そうだ。ちょうどいい」
ハザマ「ならば見学いたしましょう。精々楽しい劇を期待していますよ?」
柊「ふん、貴様らを楽しませる気などない。早く消えろ!」
ハザマ「ふふ・・・ではよい惨劇を、生きていたらまた会いましょう。」
ハザマが消える。その部屋には柊聖十郎が一人きり
柊「ふん、あの塵共も体が治れば皆殺しにしてやる・・・精々無様に足掻き、死ねよ塵共!俺の為になぁ!」
柊聖十郎&???参戦
たかみち@ニノマエ:——生まれた時代を間違えた、と誰しもに言われる。
それでも良いという奇特な女もいたが、今はもう墓の下。
只朽ちるのを待つだけの日々の中、彼は唐突に訪れた。
突然現れた左手の紋様、調べるとすぐにわかった聖杯戦争とかいう眉唾物、無聊の慰めにと行った儀式。
良く通る声で自身の名を述べた彼は一言言った。
「余を名に恥じぬ刀に鍛え上げてみせよ」
たかみち@ニノマエ:…なんたる時代錯誤、なんたる荒唐無稽、なんたる高揚感。
彼からこの戦争の詳細を聞きながら、燻っていた思いが息を吹き返してきているのを感じる。
訝しげに、しかしどこか楽しげにこちらを見る「弟子」を見て、自分が笑んでいることに気づく。
たかみち@ニノマエ:試合でも手合せでもない。
……戦が、あるのだ。
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:某所、間桐家。朝の早くから、その玄関はダイナミックエントリーされた。
バーサーク雁夜おじさん:「じじい! じじい! 見つけたぞじじい! 寄越せ! 寄越すんだ! その腕を寄越すんだ!」
「ファ? な、何じゃ雁夜急に帰ってきて……っていたたたたたたたたた何するんじゃアームロックはやめんか!!!」
「じじい! 腕を寄越すんだ! あっ! じじい! その令呪のつく腕を寄越すんだ! じじい! じじい! あっ! その令呪を腕に寄越すんだ! じじいを寄越して令呪にするんだ! あっじじい! 令呪を寄越してじじいにするんだ! じじい! じじい! あっその腕をじじいにするんだ! 腕がじじいでじじいが腕で令呪のじじい! あっじじいあっ! 令呪を持って命ずる自害しろじじい!」
「いやお前何言っていだだだだだだだだだもげる腕がもげるやめろめろめろもげるめろ!!! やめろっつってんだろこのバカ息子!」
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:~少々お待ちください~
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:「はあ……はあ……で、お、お前は聖杯戦争に参加すると? 本気か? 一流の魔術師さえ命をかける戦場にお前のような魔術を電源としか思ってない輩が入ったところで死ぬだけじゃぞ」
息を荒げているのは間桐臓硯。
この家の家主であり魔術師、小さい頃の渾名は昆虫博士、最近ではムシキングに興味津々の500歳である。
自称聖杯戦争のベテランである彼はトチ狂ったとしか思えないバカ息子を諭そうとする。
バーサーク雁夜おじさん:「大丈夫、俺のバーサーカーは最強なんだ!!!(集中線)」
だがこの男、人の話を聞きやしない。元々自由人だったが一体何があったのか、じじいは困惑するしかない。
「え、何こいつ。何でバーサーカー召喚するのが確定してるんじゃ。よりによって死ぬ程扱いにくいクラスを、まあ専用呪文あるけど……」
「いらない」
「ファ?」
バーサーク雁夜おじさん:「令呪だけ寄越せ。この俺が召喚するんだから触媒なんてなくても出てくるのはバーサーカーで、ランスロットで、最強なんだよおーーー!!!」
そういって、おじさんはじじいの手元にあった包をひったくり走り出した。
「あっこら! わしはまだ認めておらんぞ! ひみつ道具令呪剥がすくんで剥がした令呪を勝手に持って行くな! つーか何でお前入れた覚えのないうちの地下への道を知っとるんじゃ! 待ちやがれこのカス! ぶっ殺すぞ!!!」
バーサーク雁夜おじさん:「ヒィヤーハア!!! スペシャルで、三千回で、模擬戦なんだよお!!!」
「コーラサワー乙! 別に不死身でも何でもねえからなお前人の話を聞かんか!! アー! 扉を蹴破るなわしの工房じゃぞ!!!」
じじいも懸命に追い縋るが、元ルポライター現ニートの健脚は強化魔術による追随を許さない。虫をけしかけても撃ち落とされる。何だコイツ。
バーサーク雁夜おじさん:そして500年前から刻みっぱなしのザルセキュリティな召喚陣にたどり着いてしまったおじさんは、跳躍からのカッコイイポーズで叫ぶ。
「祖に銀と鉄と俺とバーサーカーと最強と(集中線)で来たれ天秤のサスケェ! お前がオレオで俺が最強のアロンダイトォ!」
「英霊召喚馬鹿にすんな!」
バーサーク雁夜おじさん:だがしかし、召喚陣は眩い光を放ってしまうのである。
「ウッソじゃろおいこれ……」
「よっしゃキター!!!!!!」
もうすでにいろいろと死にそうな顔をしているじじいと喜色満面なおじさん。
そして、奴は現れた。紫の甲冑を狂気に染め上げ、染め、染め上げ……?
バーサーク雁夜おじさん:「サーヴァント、バーサーカー。召喚に応じ……って、おや? 狂化は???」
「俺のバーサーカーは最強なんだ!(集中線)」
「えっ」
そうして、おじさんの聖杯戦争もとい、天下一サーヴァント武道会が幕を開けるのであった。
バーサーク雁夜おじさん:@
辿条@御来屋:-御来屋椿 オープニング-
辿条@御来屋:そして、僕の願いは叶った。
辿条@御来屋:名も知らぬ男の為と、由緒正しき血筋の為にと望まぬ"教育"を受けていた。
折檻の最中に使い物にならなくなった左腕は無機質なつくりものに挿げ替えられ、潰れた左の眼は硝子玉のような冷たい感触を埋め込まれていた。
月を見上げる。僕は願う。月光に照らされて血肉の通わぬ左腕が金属の光沢を映した。
辿条@御来屋:自由が欲しい。
そして、僕の願いは叶った。
辿条@御来屋:「出来るだけ、あの家から。あの座敷牢から。遠くへ、遠くへ、何処か、遠い場所へ。」
「それはあのおそらよりとおいところ?」
「そうだね。もっと、ずっと、遠くだ。流れ星のやうに、彗星が如く。」
「わかったよ!もっと、ずっと、とおく!いっしょに!」
「そうだね。一緒に。」
辿条@御来屋:僕は感謝せねばなるまい。聖杯などと言う願望器に縋るまでも無く、僕の自由は手に入った。
目の前が明るい。真黒の装束は赤を吸い込み、尚も昏く輝いてゐた。
辿条@御来屋:「お前さま、是から如何しやうか。何か、ねがいごとなど、無いか。」
「おねがいごと?」
「そう。」
「わたし、ますたーと、ずうっといっしょにいたいです!」
「そうか。」
辿条@御来屋:
小さな体を抱き締めた。嗚呼。
僕達の願いはほんのささやかなもの。
そして、僕の、願いは叶った。
辿条@御来屋:
「月が綺麗だな。」
「ほんとうだ!きょうはまんげつなんですね、ますたー!」
まるで届きやしない場所で、月が輝いている。
辿条@御来屋:〆。
みみぴい@らぶか:ワタシ、夢実乃らぶか17歳。オカ研部長ただいま青春真っただ中!
みみぴい@らぶか:部室の神棚から怪しい本を見つけたんだけどそれが聖杯戦争へのカギだったからさあ大変!!
みみぴい@らぶか:アーチャーを名乗る外人のイケメンが現れたけどワタシには去年卒業した想い人の先輩がいるの
みみぴい@らぶか:かなえてこの想いとどけmyラブ
みみぴい@らぶか:え?この戦争を勝ち抜いて先輩と両想いになるのかって?
みみぴい@らぶか:ちっげぇーよ!!そっちはサーヴァントのお前が叶えんだよ、その弓矢は飾りか!
みみぴい@らぶか:ワタシは聖杯を使って大学に進学すんの!
みみぴい@らぶか:ライバル達をぷちっと退けてワタシ程度のアリンコ偏差値で行けるわけもない某有名大学に聖杯の力で合格するんだよぉぉぉぉーーーッッ!!!
みみぴい@らぶか:まっててねー先っ輩ー!!
みみぴい@らぶか:おわり
最初|次→
1日目 |02KK聖杯戦争OP|02メイン |0201霊地 |0201学園|
2日目 |0202海岸 |0202学園|
3日目 |0203霊地|
4日目 |0204霊地|0204霊地02 |0204霊地03 |0204霊地04 |0204霊地05|
5日目(最終日) |0205霊地 |02聖杯戦争ED |02ネタバラシ回|
K市内霊地にある寺社内。
「………さて、ある程度集まったようなのでまず自己紹介から始めよう」
トニー@GM:「某は大岡忠相と申す者。此度の聖杯戦争においてルーラーの役目を承った」
「この身はこの土地の管理者である豊川 典善(トヨカワ テンゼン)殿からお借受けして現界しておる次第」
トニー@GM:「すでに終わった話ゆえあまり詳しくは話さぬが、此度の聖杯戦争の発端は、このK市にて擬似的な聖杯戦争をとして戦火を起こし、それによって死した者の命を生贄に捧げることで願いを叶えようとする不埒者によるものだ」
「しかしその企ては典善殿とその臣下たちによってすでに打ち砕かれ、下手人ももうこの世にはおらぬ」
トニー@GM:「が、その不埒者共は死の直前、苦し紛れに儀式を強行しおった」
トニー@GM:「幸い土地の民には被害はなかったが、通常の聖杯戦争として機能してしまった」
「そして中止させることも叶わずお主らのように契約を果たし、参加者が出てしまった。それも7組、すべてだ」
トニー@GM:「某や典善殿の臣下たちがお主らすべてを討ち果たせれば何も問題はないのだが、彼らは不埒者の誅伐で傷つき戦える状態ではなく、某は見ての通りの老骨ゆえそれも叶わぬ」
「であれば、お主らには通常通り、密かに速やかに聖杯戦争を行い終えてもらうのが一番だ」
トニー@GM:「土地の民に被害を出さず、早々に決着をつけるがいい」
「そうすれば某も邪魔はせぬ」
トニー@GM:「ゆめゆめ忘れることなかれ。話は以上だ、各々願いのために戦われよ」
トニー@GM:【オープニング】
私は、魔術師の家に生まれて、魔法は少しだけ使える。
使えるけどそんなに才能はないらしい。
兄さまや姉さまはバンバン使えるのに。あーあ。つまんない。
でも、そんな私でも活かせる生き方があったの。
トニー@GM:それが、正義の味方。
かっこいいし、世の為人の為になるいい事だ。
トニー@GM:それに先生が言ってたんだ。
「君の願いは、必ず世界の、人の為になる」って。
だから私は、皆が笑って暮らせる世の中を作りたい!
トニー@GM:
――あの日、有栖が歩くその後ろには、まるでこの世の終わりを告げるかのような、気が狂うような何が歩いていた。
……ああ、畜生。まるで意味のわからない歌まで聞こえてくる。あの子は…妹は一体…!?--
トニー@GM:
ねえ?今、君は笑ってる?
RE=IN@定晴:【OP】
両親の愛に疑問を持ったのは、いつの頃だろうか。
少なくとも、小学生の頃には「周りと違う」と気付いていたと思う。
遊園地に連れて行ってもらった、一緒にキャンプをした、誕生日を祝ってもらった……同級生たちの何気ない話に、俺はついていけなかった。
遊園地はどんな所なんだろう、キャンプって楽しいのかな、誕生日ってプレゼントをもらえる日なんだ。一つ知るたびに、俺は……いや、俺の家が周りと違うことを自覚していった。
実家と他所の「家族」の温度差に気付いてからというものの、両親に対する「愛してほしい」という気持ちは日に日に膨れ上がっていった。そして同時に、両親が俺を“後継者”として見ていない事への確信もまた高まっていった。
だが、それでいい。
俺は覚えている。後継者として一つ術を覚える度に、普段は必要なことしか話さない両親が一度だけ言ってくれる「よくやった」という声を。
その一言が、何よりも嬉しかった。
両親にとっては意味のない一言だとしても、俺にはそれが何よりも尊い親子の繋がりに思えたんだ。
だから……父さん、母さん。
俺は聖杯を取る。そして、聖杯を手にした暁には———
「よくやった」と、言ってくれ。
RE=IN@定晴:〆
???@ゼロサキ:OP
???@ゼロサキ:そこはきっと地獄と表現するに適した場所だろう。
床には大量の死体が散らばっている。どの死体にも顔には絶望が張り付いている。
ぱっと見るだけで死因の判断は難しいが、半数以上が干乾びて死んでいる。
そんな部屋の中心で男が一人、椅子に座り苦しんでいた。
???「があああああああああああああああああああああああああああああ!」
それはまるで、体中を裂かれるような、悪夢のような声だった。そんな部屋に別の男が入ってくる。
???2「おやおや?酷い声だ。まぁ、その体ならしょうがないのでしょうが。」
???「ハ・・・ザマぁ・・・この塵が・・・何故貴様風情がこの俺を見下している・・・そんなに死にたいかぁ!」
ハザマ「いえいえそんなぁ!私はあなたを尊敬していますよ?そんな体でなお、根性で生きているあなたを・・・」
ハザマ「だからこそ、こうやって薬を持ってきて上げたんじゃないですか。」
ハザマの後ろには大量の人間がいた。性別や年齢に統一性はない。あえて言うなら皆健康そうだろうか?
「いやだぁ!」「助けてくれ!金なら払う!」「やめて、お腹に子供がいるの!」「おかーさーん!」
皆が思い思いに悲鳴を上げている。床の死体が・・・自分たちのこれからを暗示しているのがわかるのだ。
???「ふん・・・確かに・・・それだけあれば暫く足りるだろう・・・さぁ俺の為に死ね塵共!お前らの価値などそれ以外にない!」
???@ゼロサキ:そのすぐ後に、助けを求める声は絶叫に変わった・・・
「あああああああああああああ!」「痛い痛い痛いいいいいいい!」「ぎゃああああああああああああ!」
そんな声が暫く響いた後・・・そこには大量の干乾びた死体と二人の男が残っていた。
???「ふん、こんなものか。価値の塵共が。ハザマ、貴様ももう少しまともな物を持ってこい。無能が」
ハザマ「いやー、すいません。その代りと言ってはなんですが、いい情報も持ってきたんですよ?柊聖十郎さん?」
柊「ふん、どうせ近く開催される聖杯戦争についてだろうが。」
ハザマ「おや、知ってました?最初は私が行こうと思っていたんですが・・・行くのでしょう?」
柊「当然だ。あれならば俺の体も治せる可能性がある。ちょうど、それなりに喰いでのある塵も居そうだ。ちょうどいい」
ハザマ「ならば見学いたしましょう。精々楽しい劇を期待していますよ?」
柊「ふん、貴様らを楽しませる気などない。早く消えろ!」
ハザマ「ふふ・・・ではよい惨劇を、生きていたらまた会いましょう。」
ハザマが消える。その部屋には柊聖十郎が一人きり
柊「ふん、あの塵共も体が治れば皆殺しにしてやる・・・精々無様に足掻き、死ねよ塵共!俺の為になぁ!」
柊聖十郎&???参戦
たかみち@ニノマエ:——生まれた時代を間違えた、と誰しもに言われる。
それでも良いという奇特な女もいたが、今はもう墓の下。
只朽ちるのを待つだけの日々の中、彼は唐突に訪れた。
突然現れた左手の紋様、調べるとすぐにわかった聖杯戦争とかいう眉唾物、無聊の慰めにと行った儀式。
良く通る声で自身の名を述べた彼は一言言った。
「余を名に恥じぬ刀に鍛え上げてみせよ」
たかみち@ニノマエ:…なんたる時代錯誤、なんたる荒唐無稽、なんたる高揚感。
彼からこの戦争の詳細を聞きながら、燻っていた思いが息を吹き返してきているのを感じる。
訝しげに、しかしどこか楽しげにこちらを見る「弟子」を見て、自分が笑んでいることに気づく。
たかみち@ニノマエ:試合でも手合せでもない。
……戦が、あるのだ。
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:某所、間桐家。朝の早くから、その玄関はダイナミックエントリーされた。
バーサーク雁夜おじさん:「じじい! じじい! 見つけたぞじじい! 寄越せ! 寄越すんだ! その腕を寄越すんだ!」
「ファ? な、何じゃ雁夜急に帰ってきて……っていたたたたたたたたた何するんじゃアームロックはやめんか!!!」
「じじい! 腕を寄越すんだ! あっ! じじい! その令呪のつく腕を寄越すんだ! じじい! じじい! あっ! その令呪を腕に寄越すんだ! じじいを寄越して令呪にするんだ! あっじじい! 令呪を寄越してじじいにするんだ! じじい! じじい! あっその腕をじじいにするんだ! 腕がじじいでじじいが腕で令呪のじじい! あっじじいあっ! 令呪を持って命ずる自害しろじじい!」
「いやお前何言っていだだだだだだだだだもげる腕がもげるやめろめろめろもげるめろ!!! やめろっつってんだろこのバカ息子!」
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:~少々お待ちください~
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:
バーサーク雁夜おじさん:「はあ……はあ……で、お、お前は聖杯戦争に参加すると? 本気か? 一流の魔術師さえ命をかける戦場にお前のような魔術を電源としか思ってない輩が入ったところで死ぬだけじゃぞ」
息を荒げているのは間桐臓硯。
この家の家主であり魔術師、小さい頃の渾名は昆虫博士、最近ではムシキングに興味津々の500歳である。
自称聖杯戦争のベテランである彼はトチ狂ったとしか思えないバカ息子を諭そうとする。
バーサーク雁夜おじさん:「大丈夫、俺のバーサーカーは最強なんだ!!!(集中線)」
だがこの男、人の話を聞きやしない。元々自由人だったが一体何があったのか、じじいは困惑するしかない。
「え、何こいつ。何でバーサーカー召喚するのが確定してるんじゃ。よりによって死ぬ程扱いにくいクラスを、まあ専用呪文あるけど……」
「いらない」
「ファ?」
バーサーク雁夜おじさん:「令呪だけ寄越せ。この俺が召喚するんだから触媒なんてなくても出てくるのはバーサーカーで、ランスロットで、最強なんだよおーーー!!!」
そういって、おじさんはじじいの手元にあった包をひったくり走り出した。
「あっこら! わしはまだ認めておらんぞ! ひみつ道具令呪剥がすくんで剥がした令呪を勝手に持って行くな! つーか何でお前入れた覚えのないうちの地下への道を知っとるんじゃ! 待ちやがれこのカス! ぶっ殺すぞ!!!」
バーサーク雁夜おじさん:「ヒィヤーハア!!! スペシャルで、三千回で、模擬戦なんだよお!!!」
「コーラサワー乙! 別に不死身でも何でもねえからなお前人の話を聞かんか!! アー! 扉を蹴破るなわしの工房じゃぞ!!!」
じじいも懸命に追い縋るが、元ルポライター現ニートの健脚は強化魔術による追随を許さない。虫をけしかけても撃ち落とされる。何だコイツ。
バーサーク雁夜おじさん:そして500年前から刻みっぱなしのザルセキュリティな召喚陣にたどり着いてしまったおじさんは、跳躍からのカッコイイポーズで叫ぶ。
「祖に銀と鉄と俺とバーサーカーと最強と(集中線)で来たれ天秤のサスケェ! お前がオレオで俺が最強のアロンダイトォ!」
「英霊召喚馬鹿にすんな!」
バーサーク雁夜おじさん:だがしかし、召喚陣は眩い光を放ってしまうのである。
「ウッソじゃろおいこれ……」
「よっしゃキター!!!!!!」
もうすでにいろいろと死にそうな顔をしているじじいと喜色満面なおじさん。
そして、奴は現れた。紫の甲冑を狂気に染め上げ、染め、染め上げ……?
バーサーク雁夜おじさん:「サーヴァント、バーサーカー。召喚に応じ……って、おや? 狂化は???」
「俺のバーサーカーは最強なんだ!(集中線)」
「えっ」
そうして、おじさんの聖杯戦争もとい、天下一サーヴァント武道会が幕を開けるのであった。
バーサーク雁夜おじさん:@
辿条@御来屋:-御来屋椿 オープニング-
辿条@御来屋:そして、僕の願いは叶った。
辿条@御来屋:名も知らぬ男の為と、由緒正しき血筋の為にと望まぬ"教育"を受けていた。
折檻の最中に使い物にならなくなった左腕は無機質なつくりものに挿げ替えられ、潰れた左の眼は硝子玉のような冷たい感触を埋め込まれていた。
月を見上げる。僕は願う。月光に照らされて血肉の通わぬ左腕が金属の光沢を映した。
辿条@御来屋:自由が欲しい。
そして、僕の願いは叶った。
辿条@御来屋:「出来るだけ、あの家から。あの座敷牢から。遠くへ、遠くへ、何処か、遠い場所へ。」
「それはあのおそらよりとおいところ?」
「そうだね。もっと、ずっと、遠くだ。流れ星のやうに、彗星が如く。」
「わかったよ!もっと、ずっと、とおく!いっしょに!」
「そうだね。一緒に。」
辿条@御来屋:僕は感謝せねばなるまい。聖杯などと言う願望器に縋るまでも無く、僕の自由は手に入った。
目の前が明るい。真黒の装束は赤を吸い込み、尚も昏く輝いてゐた。
辿条@御来屋:「お前さま、是から如何しやうか。何か、ねがいごとなど、無いか。」
「おねがいごと?」
「そう。」
「わたし、ますたーと、ずうっといっしょにいたいです!」
「そうか。」
辿条@御来屋:
小さな体を抱き締めた。嗚呼。
僕達の願いはほんのささやかなもの。
そして、僕の、願いは叶った。
辿条@御来屋:
「月が綺麗だな。」
「ほんとうだ!きょうはまんげつなんですね、ますたー!」
まるで届きやしない場所で、月が輝いている。
辿条@御来屋:〆。
みみぴい@らぶか:ワタシ、夢実乃らぶか17歳。オカ研部長ただいま青春真っただ中!
みみぴい@らぶか:部室の神棚から怪しい本を見つけたんだけどそれが聖杯戦争へのカギだったからさあ大変!!
みみぴい@らぶか:アーチャーを名乗る外人のイケメンが現れたけどワタシには去年卒業した想い人の先輩がいるの
みみぴい@らぶか:かなえてこの想いとどけmyラブ
みみぴい@らぶか:え?この戦争を勝ち抜いて先輩と両想いになるのかって?
みみぴい@らぶか:ちっげぇーよ!!そっちはサーヴァントのお前が叶えんだよ、その弓矢は飾りか!
みみぴい@らぶか:ワタシは聖杯を使って大学に進学すんの!
みみぴい@らぶか:ライバル達をぷちっと退けてワタシ程度のアリンコ偏差値で行けるわけもない某有名大学に聖杯の力で合格するんだよぉぉぉぉーーーッッ!!!
みみぴい@らぶか:まっててねー先っ輩ー!!
みみぴい@らぶか:おわり
最初|次→
1日目 |02KK聖杯戦争OP|02メイン |0201霊地 |0201学園|
2日目 |0202海岸 |0202学園|
3日目 |0203霊地|
4日目 |0204霊地|0204霊地02 |0204霊地03 |0204霊地04 |0204霊地05|
5日目(最終日) |0205霊地 |02聖杯戦争ED |02ネタバラシ回|