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痛みの星シェン・セレリス

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グローランサ英雄さまりー

書いた人:やがみせつな

ここでは、グローランサ世界の伝説に残る英雄をオレ的主観に基づき説明させていただきます。
(オレ的イメージなので、皆さんの持たれているイメージとは『若干』方向性が違う可能性があることを事前にお断りさせていただきます)

第六回:痛みの星シェン・セレリス

『おのーれおのれルナー帝国め!ぶっ潰してくれるわぁ!!(クワッ!!)』

グローランサ史上に燦然と輝く暗黒の将星、歴史上反ルナーの旗を掲げた英雄は数あれど、ルナー帝国の総本山『赤の月』にまで乗り込んで、破壊と略奪の限りを尽くしたのは英雄戦争前夜の段階ではこの男をおいて他には存在しません。
シェン・セレリスは、1375年にペント平原の遊牧民達を率いてペローリア地方へ侵攻を開始、ルナー帝国に敢然と反旗を翻します。
ルナー帝国は、月の息子の第二の霊感であるフワーレン・ダールシッパ(別資料参照)を失った後で、強大な魔術と威勢を誇るシェン・セレリスの軍の前に敢え無く戦線を崩壊させてしまいます。
(この戦いでセレリスはルナー帝国の帝都グラマーまで迫り、赤の皇帝との一騎打ちを行ったと記されています)
この時の戦いでは、兵站部に不安を抱えたシェン・セレリスはルナー帝国を攻めきれず、帝都グラマーは蹂躙の危機を免れます。
この戦いの最中、ルナー帝国は後に『昇月の女神』として知られる英雄ヤーラ・アラーニスを投入、彼女はその武力と魔力で遊牧民達の侵攻を食い止め、帝国内に対魔術結界『グローライン』を発生させる『昇月の寺院』を完成させます。
(これによって、ルナー帝国はシェン・セレリスの強大な魔力に、いくばくかの抵抗能力を得た模様です)
そして、シェン・セレリスは1443年、再び遊牧民達を率いてルナー帝国に戦いを挑みます。
この時の戦いでシェン・セレリスは、以前の戦いの最中に赤の皇帝の力を盗み取っていたことを明らかにし、迎撃の為に出陣したヤーラ・アラーニスを一蹴、遂にルナーの真の本拠地である赤の月に乗り込みます。
(この侵攻劇によって、赤の月にある皇帝宮殿は攻撃され赤の皇帝の予備であるエギと呼ばれる、言わばクロ-ン体達はかなりの数を減じた、とされています)
これ以降、同一人物が転生を繰り返していた赤の皇帝にも変化が生じ、『仮面』と呼ばれる別人物の「相」が現れることとなります。
ただし、シェン・セレリスはこの探索行でも、赤の皇帝本人を倒すことは出来なかったようです。
(当時の皇帝は刺繍女の振りをして逃げのび、反攻の準備が整うまでの11年間、ドブリアンで隠遁生活を送ることになります)
1456年、赤の皇帝の魔術(ルーンクエストには珍しく、直接攻撃系の魔術オンパレードだったようです)が完成し、シェン・セレリスは彼の軍勢と共に帝国の魔術の前に打ち倒されます。
死したシェン・セレリスの魂はルナーの地獄に送られ、ゴゴーマなどの地獄の妖魔たちの手によって永劫の責め苦を受ける刑に処せられたとのことです。
(ただ、このオッサン、ここで歴史から退場できたわけじゃないらしく、もう一花咲かせる事になりそうです)
来るべき英雄戦争の折に、アーグラスらによって地獄より救い出され、アーグラスに赤の月への道を示すのがシェン・セレリスの残された役目のようです。
(その他の説によると、どこかのタイミングで倒した赤の皇帝を喰ってアタったとか、乗っ取られたとか言う話がありまして、その所為でせっかく地獄から救い出してくれたアーグラスに反旗を翻す、などナニ考えてんじゃ?このオッサンは!と呆れるほどアホウな真似をしくさりやがりますw)

さて、次回はいよいよルナー帝国英雄編『昇月の女神ヤーラ・アラーニス』をお送りします。

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