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メタディア4

最終更新:2012年06月25日 19:01

jelly

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Chapter4「迷子の子猫と犬のおまわりさん」


 桜舞平原に二つの影。
 いつも通り流れるゆるやかな風が、今日は何かを削る音を運んでくる。
「おーい、まだかァ…」
 平原に寝そべるコテツが訊く。
「うーん、もうちょっと。なーんかバランスがうまくいかなくて。というかデザインが気に入らない」
 コテツの横でステイは槍の穂先を使って器用に木を削っていく。
 背中に刀がないとどうしても落ち着かなくて気持ちが悪いというコテツに、それならばと木刀を作っているところだった。
「そンな細けぇところ、どうでもいいじゃねぇか」
「なんか納得できないの!」
「どうせただの代わりなンだ。木刀なンてテキトーでいいだろ…」
 そう呟くとどこからともなく大声で叫ぶ声が聞こえてくる。
「ちょーっと、待てェい!」
「おっと……いけねぇいけねぇ。平牙が近いンだったな」
 そう言って木の陰に身を隠すコテツ。
「どうしたの?」
「おめぇも隠れたほうがいいぞ」
 そのときまた声が聞こえた。さっきの声だ。
「木刀をバカにすんのは……おめぇかァーッ!?」
 すると勢い良く木刀が飛んできてステイに見事に命中した。
「木刀をバカにするやつァ、おれっちが許さ……あ、あれっ。止まんねェェェーッ!!」
 どこからともなく柴わんこが滑り込んできて木に見事に命中した。
「毎度毎度ご苦労なこって」
 それを慣れたように対処するコテツだった。


「おお? なんだ、コテツじゃねぇかよ」
 どうやらコテツとは知り合いらしい。
「へっへっへ、さてはおめぇ。負けが込んでシッポ巻いて逃げ帰って来たってハラだろ!」
「シッポ巻いてンのはおめぇじゃねぇか」
 その知り合いは柴わんこなので見事な巻き尻尾だった。ステイ曰くとてももふもふしている。
「うぐ……ま、巻きシッポは幸運の証なんだぜ! シッポまきまき最高ゥ!」
「聞いたことねぇよ」
 ステイは目の前に現れたコテツとは違う犬に興味をもったようだ。
「なんか仲良さそうだね。友達?」
「おれっちはムサシ。コテツとはサムライ仲間なんだ。おれっち二刀流なんだぜ。重いから木刀を使ってるんだけどな」
「そンなこと言って、本当は木刀が好きなだけだろ。この木刀マニアめ」
 ムサシの木刀愛は相当なものらしく、木刀の悪口を聞こうものなら星の裏側からでも駆けつけて自慢の木刀をぶつけてやるのだという。さっきの一撃がまさにその例だ。
「木刀をバカにするやつぁ、たとえ天の神サマだって許さねぇぜ!」
「おいらばかにしてないのに…」
「それで、コテツはなんで帰ってきたんだよ。この前、癒を出発したばかりじゃねぇか」
 コテツはこれまでの経緯をムサシに説明した。
 エルナトでステイに出逢ったこと。刀が折れたこと。そしてそれが原因で癒に戻らざるを得なかったことを。
「だからおいらがこうして、コテツに木刀を作ってたんだ。ばかにしてないもん!」
 作りかけの木刀を見るや否や、ムサシの態度が一変した。
「おお、木刀を愛する同志よ! だったら今日からおめぇとは兄弟だ! あ、アニキはおれっちね」
 肩まで抱いて上機嫌である。
「うう……勝手に弟にされた。でもヤスリがないから仕上げがうまくできなくて困ってるんだよね」
「だから細部なンてどうでもいいじゃねぇか。むしろオイラは武骨で粗削りなほうが好きだぜぃ」
「わかってねぇな、コテツ。木刀の良さはあの流線型と艶じゃねぇかよ。うーん……よし兄弟。それじゃ、おれっちがタワシのおやっさんに頼んでやる。おやっさんならきっと道具を貸してくれるはずさ」
「たわし? ムサシのおやっさんはたわしだったの?」
 ムサシがわけのわからないことを言っている。
「おお、おやっさんは元気か。そりゃ何よりだ」
「元気なたわし? 動くたわし!? なにそれこわい」
 コテツもたわしがおやっさんだと言い出した。
 まるで自分のほうがおかしいのかと錯覚して混乱する。
「ははは! こいつぁ傑作だァ。まるで妖怪だな、おやっさん!」
「いや、ある意味ありゃ妖怪だろ、怒ると苦手だし。まァ会えばわかるさ。まさにタワシだからな」
 タワシの話で盛り上がりながら平原を行くと、目の前に大きな門が見えてきた。東の都、平牙の東門だ。
「その妖怪タワシは逆牙羅(サカキバラ)の武器職人さ」
「サカキバラ?」
「逆牙羅ってのは平牙の城下町を守ってる自警団みたいなモンだ」
 コテツが言うには、度々妖怪に襲われる平牙の町を守っているのが逆牙羅ということらしい。
 平牙の城主も兵を持ってはいるが、対応が遅れたり些細な問題には取り合ってくれなかったりすることがある。
 そこで出番になるのが逆牙羅だ。いわゆる下町の町民の頼れる味方と言ったところか。
「んー、つまりおまわりさん?」
「まぁそンなとこだな」
「へぇ。じゃあ犬のおまわりさんだね。迷子の子猫ちゃんはいないの?」
「……いねぇよ」
 いよいよ平牙の東門が近付いてきた。
 平牙は城壁に囲まれており、四方の門以外に出入り口はない。
 しかしムサシたちは道をそれて、門の脇の茂みのほうへ入っていこうとする。
「あれっ、入らないの?」
「門から入るといろいろ手続きがめんどくせぇんだよ。それにおめぇはこのへんじゃあまり見ない種族だから、絶対門で面倒なことになるぞ。だからここから入ってくれ」
 見ると、城壁の茂みの陰になっている部分に穴が開いていた。
「抜け穴!? いいのそれ!」
「まァ細けぇことは気にすんなって」
 ムサシもコテツもまるで気にしていないようだ。
「門の意味ないよ? 誰でもウェルカム!?」
 ムサシが抜け穴をくぐって門の内側へ。続いてコテツが入る。
 そして最後にステイが後に続き……
「つっかえた!」
「あァ…。この穴オイラたちのサイズだからな」
「なるほど、誰でもウェルカムじゃなかったな」
 結局、抜け穴を広げてステイは中に入ることができた。
 城壁自体がずいぶん古いものらしく、壁はステイの槍で簡単に崩れた。
「これでいいな。それじゃこっちだぜぃ」
「ねぇ、いいのあれ…。こんどこそ誰でもウェルカムになっちゃったよ」
「まァ大丈夫だろ、多分」
 抜け穴からはさっそくどんこたちが駆け込んできたが、いつものことだとコテツたちは気にしなかった。
 コテツたちが行ってからしばらくして、抜け穴から平牙を覗き込む影があった。
 それは平牙の住民でもどんこでもなかった。



 日が暮れて住民の通りも少なかったので、ステイのことで騒ぎになることもなく無事に逆牙羅の詰所にたどり着くことができた。
 平牙を流れる水路沿いにあるその詰所はまわりの建物より比較的大きい。
 塀で囲まれており、正面から向かって右側には立派な門がある。その門は閉じられている。
 左手には戸が開いたままの入口があり、上にはのれんがかかっている。のれんには逆牙羅の紋章が描かれている。
 のれんの奥には道場のような部屋があり、奥の部屋に続く扉が見える。
 他には塀の内側に蔵のような建物や長屋、裏手のほうには木造建築の多い平牙の町並みにしては珍しいレンガ造りの小屋があった。
 のれんの入口から中に入る。
「おーい、コジロー。カリバー? 誰もいねぇのかな」
 ムサシが呼んでいるのは逆牙羅の仲間だ。ムサシもコテツも逆牙羅の一員なのだ。
「おやっさんがいるンなら、別にかまわねぇよ」
 奥の横開きの扉から隣の部屋に移る。
 隣の部屋も同じような部屋だった。そこからさらにふすまを開けると中庭に出た。
 道場、長屋、蔵が中庭を囲うように位置していて、それぞれが回廊でつながっている。中庭には柳の木と池もあった。
 蔵の横を通りぬけると、こんどは正面の門のちょうど内側に出る。
 正面玄関に当たる建物が門の先にあって、その建物は長屋につながっている。
 ステイたちはその建物の脇を通って裏手のレンガ造りの建物へ向かった。
「そういえば動くたわしがいるんだったね」
「おうよ! 世にも珍しい生きるタワシはこっちだぜぃ。なんてな」
 ムサシは冗談を言ってみせるが、ステイは本当にたわしが動くのだと信じていた。
「それ、ひとつお土産にもらえないかなぁ」
「おめぇ、なンか勘違いしてねぇか」
 見かねたコテツが言う。
「えっ、もしかしてひとつしかないの? エルナトで培養したかったのに」
「培養って…!? おやっさんは菌か何かか」
「違うの? じゃあ、もしかして新種のメタディア!」
「”おやっさん”って言ってンだろ!」
 この平牙に暮らしているのは犬ばかりだ。
 タワシはムサシたちと同じ犬の種族で、どうやら見た目がタワシに似ているからタワシのおやっさんと呼ばれているらしい。
「会ったほうが早ぇよ。さぁてお待ちかね! ここがタワシ工房だ」
 レンガの建物にタワシがいるらしい。煙突からは煙が出ている。
 工房の正面には押し戸があった。しかしムサシたちは工房の裏へ回り込んでいく。
「入らないの?」
「おれっち、横開きじゃないと戸が開けられないから、こっちから入るんだ」
 なるほど、ムサシたちでは戸の取っ手に手が届かないのだ。
 工房の壁には門と同様に穴が開いていた。
「ここにもウェルカムがある!」
 コテツとムサシがその抜け穴ウェルカムから工房に入る。
 工房内にはおそらく鍛冶に使うのであろう道具が並べられていた。
 炉の火は消えているが煙が立ち上っているので、さっきまでは燃えていたのだろう。
「おやっさーん。コテツがシッポ巻いて帰ってきたぞ」
「だからそれはおめぇだろ」
「これは幸運の証なんだぜ」
 工房におやっさんの姿は見当たらない。
「タワシに擬態しやがるから見つけにくいンだよな」
 そういえばステイが入ってこない。
 どうしたのかと思って抜け穴のほうを見ると、またやってくれていたようだった。
「またつっかえちゃったの」
 呆れながらコテツが訊く。
「なンでおめぇまでそこから入るンだよ…。入口があっただろ」
「いや、なんかそういう流れなのかな~って思って。おいらがんばって空気読んだんだよ!」
「あーそうかィ…。わかったから、入口から入り直してこい」
 この工房は城壁に比べて新しく、壁を崩すことはできそうにない。
 しぶしぶステイは正面の戸のほうへ回った。
「へんなやつだな、あいつ」
 ムサシは笑っている。
「言われなくてもわかってるぜぃ…」
 コテツは笑い事ではなかった。
 ふとコテツは壁のほうに鍛冶道具と並んで丸いものがあることに気がついた。
「あァなンだ。こンなところに…」
 その丸いものに近づいたそのとき、
「ただいまー!」
「ぎゃんっ!?」
 勢いよく戸が開いてステイが入ってきた。
 コテツは壁と戸の間に挟まれた。
「ああっ!!」
 驚いたステイが目を見開く。
「何これイガグリ!? でっかいね」
 コテツが見つけた丸いものにさっそくステイは興味津々だ。
 それはコテツと同じぐらいの大きさで丸くてトゲトゲしていた。
「おお、おめぇにゃイガグリに見えるか」
「いや、そこはオイラを心配するところだろうが……」
 コテツは壁に貼り付いていた。
 ムサシはそのイガグリこそおやっさんなのだと説明した。
「ええっ、これがタワシ! わんこって聞いてるけど、わんこってこんなんだっけ?」
 改めてタワシを観察してみる。
 まず丸い。球体だ。
 そして表面には尖ったものがびっしりと生えている。触れてみるとなかなか硬い。
「あぁ! すごいチクチク。生け花とかできそう。いや、それよりもこの形は……アレだ!」
 何を閃いたのかステイはタワシを持ち上げてコテツに近づくと、
「ブラザーソウル!!」
 ステイはタワシをコテツの頭の上にもさっと乗せた。
「ぎゃあああ!?」
 タワシの剛毛がコテツにぐさぐさと刺さる。
「いきなり何しやがンだ、おめぇはァ!?」
「いや、なんかこれアフロみたいだなーって思って」
「オイラでするな!!」
「昔、アフロのわんこっていたよねぇ。なんかレインボーのとか」
 ステイはまったく聞いちゃいない。
「オイラもう子守りは疲れた…」
 そのとき、転がっていたタワシがついに動き出した。
 イガグリから頭や四肢、尾が現れる。そしてそれはぐっと身体を伸ばすと、二度三度頭を振るってからのそのそと歩く。
 どういう犬種なのかはわからないが、脚はあまり長くなく、毛がまるでトゲのように硬い。
 おやっさんと呼ばれているが、身体の大きさはコテツと同じぐらいか、もしかするとそれより少し小さいかもしれない。
「やっと起きたな、おやっさん!」
「ムサシか。危ないから勝手にここに入るなと何度言ったら…」
「しゃべった! ホントにわんこだった!」
 ステイは改めてタワシに驚いている。
「なんだ、おまえさんは?」
「こいつはステイ。オイラに勝手についてきた手のかかるやつだぜぃ」
 代わりにコテツが答えた。
 タワシは「そうか」と素っ気ない返事をした。
「ところでコテツ、おまえさんどこか行ってたのかね。見かけんから死んだのかと思ってたわい」
「……今日は厄日だ」
 泣きっ面に蜂であった。
「ねぇ、さっきのイガグリってどうやってたの!?」
 ステイはコテツよりもイガグリが気になってしょうがないようだ。
 これか? とタワシは丸まってみせる。タワシが丸くなるとさっきのイガグリがそこにあった。
「そうか、わかった。これはアレだ! 伝説の秘儀『わたあめ』! まさか、あれを会得しているなんて!!」
「わたあめ言うな!」
「じゃあ、コテツの場合は毛色からして、きなこ餅?」
 ステイが期待を込めた目で見つめる。
「やらねぇぞ」
「おいらは? おいら何餅!?」
 ステイは丸まってみせるが全然できていない。
 そもそも、おまえのようなオレンジで羽の生えた餅があるか。
「おれっちたこ焼き楊枝付き」
 ムサシもわたあめをやってみせる。木刀を爪楊枝に見立てているようだ。
 呆れるコテツをよそに、ステイは大喜びだった。
「それで、おまえたちワシになにか用でもあったのか?」
 タワシに言われて本来の目的を思い出す。
 ステイがヤスリを貸してほしいと作りかけの木刀を見せると、どうやらタワシはステイが気に入ったらしく道具を貸してくれるという。タワシが言うには、ステイには職人的素質があるらしい。
「木刀とはおまえさんも見かけによらず渋いな。どこかのムサシじゃあるまいし」
「ああ、これはコテツが刀を折っちゃって。その代わりにするんだよ」
「刀を折った……だと!?」
 突然タワシは目の色を変えた。
「こら、待たんかコテツ!」
「うわっ」
 すでに壁の抜け穴から逃げ出そうとしていたコテツの足が凍りつく。例えではなく本当に凍り付いている。
「またやりおったな。あれほど言うたのに、おまえさんはまだわかっとらんようだ」
「ち、違うンだ! 今回はエルナトの族長が…!」
「いいからこっちへ来い!」
「オイラは無実だァーッ!!」
 コテツはタワシに引きずられて工房の奥へと消えた。
「あーあ。しばらくコテツが旅で帰ってこなかったからずいぶん溜まってるぞ、こりゃあ。くわばらくわばら」
「ねぇ、さっきの何!? コテツ凍ってた!」
「あれはおやっさんの氷術さ」
 ムサシが言うにはタワシは氷の魔道具を持っているらしい。
 魔道具とは、昔の時代に作られた魔力が込められた道具のことらしい。言わばマジックアイテムだ。
 これがあれば、魔力を持たない者でも道具に込められた魔法を扱うことができる。
 タワシは氷の腕輪と火の煙管を持っていて、それぞれ鍛冶に役立てているそうだ。
 ちなみに氷術とは氷の魔法のことだ。
 癒では魔法は魔術と呼ばれ、他にも国や地域によってそれは異なる呼び方をされることがある。
 また癒には魔術とは別に妖術というものも存在するらしい。
 そんな話をしているとようやく解放されたコテツがげっそりした様子で戻ってきた。
「今まさにおやっさんの雷術を受けてきたぜぃ…」
「お疲れさん。今回は思ったより短かったじゃねぇか。良かったなぁ」
「今回は……ってことはコテツはよくやらかすの?」
「そりゃあもう、コテツに折られた刀は煩悩の数を軽く超えるってなもんだ」
「ンなわけあるか!」
「ねぇねぇ、ボンノーって何?」
「オイラに聞くな! とにかくさっさと刀なンとかして出発するンだからな!」
 コテツはもう壁の穴を半分くぐっていた。
「えー、まだ来たばっかなのに。おいらもっと観光したい」
「そうだぜ。せっかく帰って来たんだ、もっとゆっくりしてけよー」
 返事もよこさずにコテツは出ていってしまった。
「コテツさんすねてる?」
「あぁ、すねてるねぇ」
「すねてねェ!!」
 否定だけはしっかりとよこしてきた。
「なぁ、土産話ぐらいおいてけってー」
 ムサシがコテツを追いかけていってしまった。
 あとに続こうとして、ステイがまた壁の穴につっかえた。
 改めて入口から出てあとを追いかける。
「ねぇ待って。平牙のお土産とか買いたいし、それから名物とか……」
 ステイが去った後、その壁の穴を覗きこむひとつの影があった。
 タワシではなく、もちろんどんこでもない。
 それは城壁の抜け穴から平牙を覗いていたあの影だった。


 早足に平牙の通りを歩くコテツをムサシがついてまわる。
「何をそんなに急いでるんだよ」
「別に急いでなンかねぇよ」
「でも刀ができたら、さっさと出発するとかなんとか」
 コテツが立ち止まり、ムサシのほうへ振り向いたのでムサシも足を止めた。
「心配すンな。そンなすぐにはできやしねぇさ。ステイのやつ、ああ見えて凝り性みたいだからな」
「そうかい。んじゃ、どこに行くつもりだ?」
「ちょっとぶらぶらしてくるだけだ。もしかしたら刀とか落ちてるかもしれねぇしな。言っとくが、絶対についてくるンじゃねぇぞ!」
 そう言うなりコテツは駆け出して、平牙の町並みの中に消えていった。
 その後ろ姿に向かって叫ぶ。
「素直に一人になりたいって言えよ!」

 一方、逆牙羅の詰所ではステイが右往左往していた。
「コテツもムサシもいなくなっちゃった。おいら迷子? 犬のおまわりさん、助けてぇ」
 すると、ちょうど向かいに見える蔵から出てきたタワシがステイに声をかけた。
「おい、おまえさん。こっちだ」
「あっ、わたあめのおやっさん」
「何がわたあめだ。それよりほれ、入りなさい」
 タワシは横開きの戸を押しあけてステイを蔵に招き入れた。
 蔵の中には箪笥や木箱が立ち並び、壁には様々な道具が立てかけられている。
 天井の梁からも何やら色々吊るされていて、なんだがごちゃごちゃしている。
 隅にはどんこが一匹と座り込み、ぼんやりとメフィアのことを妄想している。
「ここはワシの鍛冶以外の仕事場でもある。前からあったものも多いから、ワシが使わない道具で欲しいのがあるなら持っていってもかまわんぞ」
「前からって?」
 タワシは煙管を取り出すと、それを蒸かしながら話し始めた。
 火の魔道具であるその煙管は何もしなくても火が点くらしい。
「ふむ。平牙は見ての通り犬だらけだ。おまえさん、どうやってワシらがこの町をつくったと思うかね?」
「誰かにつくってもらったとか。あっ、それともおやっさんが魔法で?」
「いや、ワシはそんな大した術師じゃないさ。鍛治のために火を起こしたり冷やしたりできるだけだ。前者が正解だ」
 ゼンシャってなんだろう、と思いながらも相槌を打つステイ。
 タワシはさらに続けた。
「おまえさん、今の世は第4世界なんだという話を知っとるかね?」
「第4? じゃあ1とか2とかもあったの?」
「うむ。生命がいつかは終わりを迎えるように、文明もまたいつか終わりを迎えるものだ。すでに滅んでしまったらしいが、かつて大昔に3つの世界があったそうだ」
 3つの世界、それはすなわち第1世界デシグァンベル文明、第2世界ヴァンドラム文明、そして第3の世界メイジア文明だ。
 デシグァンベルは神々が生命を創造したとされる世界。この惑星フローティアの生命はそのときに誕生したらしい。
 ヴァンドラムは科学が生まれた世界。様々な機械や技術がこの世界を動かしていたそうだ。
 そしてメイジアは魔法が生まれた世界。今に伝わる魔法よりもさらに強力な魔法が存在していたらしく、その魔法は今では古代魔法と呼ばれている。
 惑星ができて機械が登場するまでの間が第1世界、魔法が登場する前までが第2世界、現在と第2世界の間が第3世界だとタワシは語った。
「ふーん…。なんだかよくわからないけど、壮大な話だね」
「まぁ、よくある世界の成り立ちの神話だな。ワシもどこまで本当かはわからんが…。癒はその過去の世界の建物が多く残っておる。それをワシらがこうして使わせてもらっておるというわけだな」
「じゃあ、この町が全部遺跡ってこと!?」
「そうとも言えるかもしれん。最初の世界では命が生まれて、次に科学、そして魔術…。さて、この第4の世界では何が生まれるんだろうな」
 タワシはこの世の行く末に思いを馳せていたが、ステイはもう話に飽きてあちこちの箱から道具を漁っていた。
「ここが遺跡なら、きっと古代のお宝があるよね!」
「おまえさんにはちと難しい話だったか。それより木刀を仕上げにきたのではなかったか?」
「お宝見つけてからね」
 そう言うなり、ステイはお宝探しを続けるのだった。
「あるのが前提か…」
 このとき二人は気がつかなかったが、過去の世界の話あたりから半開きになっていた蔵の戸口より例の影が蔵の中を覗き込んでいたのだった。
「……!」
 そして最初に影と目を合わせたのはステイだった。


 陽は沈み、辺りはすでに薄暗くなっている。
 夜風が生暖かい。その不快感はまるでコテツの心の内を表しているかのようだ。
 林に挟まれた石段を登る。正面には鳥居が見えた。その先は神社だ。
 しかしコテツは神社には向かわず、石段の途中まで来ると注意深くあたりを見回し、横手の林の中へ入っていく。
 茂みを抜けると、林の奥の少し開けた場所に大きな朽木が横たわっている。
 いや、一見するとそれは朽木のようだが、よく見るとうまく朽木にカモフラージュされた何かの機械のようだった。
 廃棄されて久しく動く気配はない。第2世界の遺物だろうか。
 だがコテツはそんなことは知らないし、気にもしていない。
 この朽木をコテツは秘密の隠れ家としていた。コテツにとって、その朽木は違った意味で重要だった。
「まさかこンなに早く戻ってくることになるなンてな」
 コテツが修行の旅に出る前は、何か辛いことや悲しいことがあるといつもここへ来ていた。
 強くなるために修行の旅に出ると決めたときに、ここは封印したつもりだった。
「2年かけて修行した。自信もついてついに島から外に出た。なのにさっそく刀を折られてこのザマだ。おやっさんには大目玉食らわされるし。オイラの2年間はなンだったんだ…」
 コテツの背後の茂みが揺れた。思わず身構えたが、そこから出てきたのは、
「メェーッ!!」
 右目に傷のある一匹のメーだった。
「おめぇは…!」
 隻眼のメーは嬉しそうにコテツのまわりを飛び回っている。
「なンだおめぇ! まだ癒にいたのか! オイラのこと覚えててくれたンだな!」
 コテツは懐かしそうにメーに語りかける。
「2年かァ。早ぇモンだよな」
「メェ~」
「おめぇは仲間のところに帰らなくていいのか? まァ、オイラもまだだけどな」
「メェィェ」
「オイラ少しは強くなれたのかな。これじゃ、いつまで経っても帰れやしねぇや…」
「メ~」
 隻眼のメーはそっとコテツの頭の上に乗った。
「もしかしておめぇ、オイラが帰れるようになるまで待ってくれてるのか?」
「メー?」
「まさかな。まァ聞いてくれよ、最近ステイってやつに懐かれちまってなァ。それがまた変なやつで…」
 いつの間にかコテツは隻眼のメーに悩みを打ち明けていた。
 ステイのこと、刀のこと、そして修行の旅が思うように進んでいないこと。
 するとメーは刀の代わりに使えとでも言いたそうに、ハリガネのようなものを持ってきた。
 とりあえず気持ちだけ受け取っておくことにした。
「まァ、悪いことばかりでもないか…。逆牙羅に拾ってもらえたからこそ、今のオイラがあるンだしな」
「ムゥェー」
 メーはハリガネをかじっている。
「あのときは……そう。この朽木のところでおまえや師匠に出逢った。師匠は見ず知らずのオイラに良くしてくれた。それがオイラにとって最大の幸運だったな」
「出逢い、か。すべての出逢いには必ず何か意味があるのだそうだ」
 朽木の向こうから突然声が聞こえてきた。
 驚いて朽木を挟んだ向こう側を見ると、そこにウェイヴが横になっている。
「おめぇはこの前の! ……ここはオイラしか知らない場所だと思ってたンだが」
「そうか。俺は俺しか知らない場所だと思っていたがな」
 しばらくの沈黙が続く。
 静寂を先に破ったのはウェイヴだった。
「おまえとその師匠とやら、おまえと傷のメー、そして今おまえと俺がここで出会った。何か意味があるのかもしれんな」
「な、なンだよ意味って」
「何か俺に聞きたいことがあるのではないか?」
「べ、別に……ねぇよ!」
 本当は聞きたいことが山ほどあった。しかし思わぬ形で自分の弱いところを見せてしまった手前、素直に教えてくれとは言えなかった。
「…そうか。だが己を偽るのは良くない。無理に背伸びしたところでつまづいて転ぶだけだ。今のおまえに最も必要なことが何かよく考えることだ。そしてそれが何かはおまえ自身が一番よくわかっているはず」
「オ、オイラは背伸びなンて…!」
「ならば、まずは己をよく知ることだ」
 言い終えると、ウェイヴは起き上がりその場を去ろうとした。
「ま、待てよ! おめぇ、一体何者なンだよ!?」
 ウェイヴは足を止めて振り返らずに答えた。
「俺か。ならば逆に聞くがおまえはおまえ自身を何者だと思っている? もしその答えが出たなら教えてやってもいい」
「オ、オイラは…」
 言い淀んでいると、突然ウェイヴは空を見上げるなり言った。
「ふむ、良い月が出ているな。おまえは月か? それとも太陽か?」
「な、何を言ってるンだ?」
「俺は月でありたい。自ら光を放って輝くだけが強さではないと俺は考えている。……少し喋りすぎたな。あとは自分で考えることだ。それよりも、おまえの友達が迎えにきたようだぞ」
「え…?」
 言われて耳を傾けると、後方から足音が聞こえてくる。
 茂みの向こうから現れたのは逆牙羅の仲間の一人カリバーだった。
「こんな場所があったのか」
「おめぇ! なンでこの場所を…」
「ムサシから聞いたぞ」
「あいつ…! つけてやがったのか」
「しかし随分と短い修行の旅だったようだな」
「いやそれは…。そうだ、ウェイヴ! まだ聞きたいことが…!」
 しかしすでにウェイヴの姿はなかった。隻眼のメーもいつの間にかいなくなっていた。


「おやっさーん、それからステべぇ。メシの用意ができたぜぇ」
 ムサシが蔵まで夕食の時間を告げに来た。
 蔵にはステイ、タワシ、そして見慣れないもう一人の客の姿があった。
「っておお!? なんだよ、なんか一人増えてんじゃねぇか! どうすんだよ、メシ足りねぇよ」
「……色々あってな」
「おいらが最初に見つけたんだよ! あげないからね!!」
 ステイがその客をしっかりと抱きしめた。

 所変わってここは長屋の一室。
 すでに他の逆牙羅の面々が集まってきている。そこにはコテツとカリバーの姿もあった。
 部屋に入って来たステイは食事に手をつけながら、その新しい客を紹介する。
 その話を聞いてコテツは眉間にしわを寄せていた。
「なンだこいつは! 増えンなよ!」
「あたいシエラだよ」
 ステイが連れてきた客はそう名乗った。
「おいらのだよ。コテツにはあげないもんね」
「もらわねぇよ! おめぇだけでも大変なのにこれ以上面倒みられるかってンだ!!」
「うわー、にゃんこだ」
 ムサシが珍しそうにシエラを眺めている。
 この猫はステイが蔵で見つけたお宝だそうだ。
 シエラが言うには道に迷っていたところで、たまたまステイたちを見かけてずっとあとをつけてきたらしい。
「逆牙羅って犬のおまわりさんみたいなもんだって言ってたじゃない。だからおいらとコテツでこの迷子の子猫ちゃんを助けてあげようよ」
「明らかにオイラだけに言ってないか。だったら逆牙羅で助けるってことでいいだろ?」
「えっ、それは……だめだよ。シエラはお家がどこかわからないんだよ! だって迷子だよ!」
「だったら、それこそ数であたるべきだろ」
 そこでムサシが言った。
「なぁ。思ったんだが、猫だったらそいつ鳴都から来たんじゃねぇのか?」
 鳴都とは癒の西の端にある潮風の都だ。
 癒には平牙、梅華京、鳴都の三大都があり、平牙は犬、梅華は狐、鳴都には猫の種族が主に暮らしている。
「どうせおめぇまたすぐに旅に出るつもりなんだろ? だったら船に乗るだろ。ちょうど道中じゃねぇか」
 鳴都は他の大陸への船が出ている癒で唯一の港だ。
 結局は乗れなかったのだが、エルナト西岸から出ていたあの船が到着するのもそこだった。
「おいムサシ、おめぇはどっちの味方なンだ」
「おれっちはにゃんこちゃんの味方だぜ」
 猫の住む港、鳴都に行けばシエラの家が見つかるかもしれない。
 しかし、それを聞いてシエラは否定した。
「あたい癒で生まれたんじゃないよ」
「ほら! 逆牙羅のみんなは平牙を守らなくちゃならないし、旅をしてるおいらたちならちょうどいいでしょ! いつかシエラの知ってる場所に行くかもしれないし」
 ステイの狙いは明らかだ。この猫を旅の仲間に加えようとしているのは明白だ。
「いつかっておめぇなァ。シエラと言ったか、おめぇもそれでいいのかよ。それじゃいつまで経っても帰れない……はぁ、いつまで経っても帰れない、か」
「ん、どうしたの?」
「いや何でもねぇ…。それはともかく、シエラだって早く家に帰りてぇンだろ? だったらオイラたちについて来たところで、いつおめぇの家が見つかるかわかったモンじゃねぇぞ。それでもいいのか?」
 しかしシエラからは意外な言葉が返ってきた。
「別に早く帰れなくていいよ。むしろせっかく迷子になったんだから、いろんなとこ見てまわってから帰るほうがいいねぇ。あたいタダじゃ転ばない女だもん」
「本当に迷子なのかこいつは…」
 ステイはここぞとばかりに推してくる。
 呆れるコテツをよそに、長屋はシエラの話で盛り上がった。

 ちょうどその頃、ぼんやりと月の明かりが照らす空を飛竜のような影が横切っていた。
 その飛竜の背にはメーディの姿があった。
「ついに見つけたよ。ボクの探し求める力…」
 飛竜は北西の方角へと向かって行った。
 平牙の夜は更ける。


Chapter4 END

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