Metadia01A「メタディア小編:メーのおはなし(幼竜向け)」
むかしむかし、あるところにたくさんのメーがいました。
メーはまるくて、そらにふわふわとうかんでいる、かわいいいきものです。
それからメーはとてもおいしいので、みんなメーをみると、たべたそうによだれをたらします。
そう。メーはいまでもむかしでも、みんながだいすきなたべものだったのです。
メーはまるくて、そらにふわふわとうかんでいる、かわいいいきものです。
それからメーはとてもおいしいので、みんなメーをみると、たべたそうによだれをたらします。
そう。メーはいまでもむかしでも、みんながだいすきなたべものだったのです。
しかし、あるメーはおもいました。
「どうしてぼくたちは、いつもたべられてしまうんだろう。ぼくたちだって、いっしょうけんめいにいきてるのに」
そこでメーたちはあつまって、どうすればたべられないだろうかとそうだんしました。
いっぴきのメーがいいます。
「そうだ。たべられないように、どこかにかくれたらいい」
べつのメーはこういいます。
「みんな、おいしいとおもうからぼくたちをたべるんだ。だったら、ほんとうはぼくたちはおいしくないよ、たべられないよってアピールしたらいい。たとえば、ぼくには毒(どく)があるぞ! ってね」
こんどはちがうメーがいいます。
「どくはかわいそうだよ。おなかこわしちゃう。それよりも、だれにもたべられないぐらいにおおきくなればいい。くちにはいらなければたべられないさ」
メーたちはどうすればいいのかというアイデアをたくさんだしました。
けれども、どれがいちばんいいほうほうなのか、だれにもわかりません。
そこで、メーたちはじぶんたちのかんがえたそれぞれのほうほうが、ほんとうにやくにたつのかをためすことにしました。
「どうしてぼくたちは、いつもたべられてしまうんだろう。ぼくたちだって、いっしょうけんめいにいきてるのに」
そこでメーたちはあつまって、どうすればたべられないだろうかとそうだんしました。
いっぴきのメーがいいます。
「そうだ。たべられないように、どこかにかくれたらいい」
べつのメーはこういいます。
「みんな、おいしいとおもうからぼくたちをたべるんだ。だったら、ほんとうはぼくたちはおいしくないよ、たべられないよってアピールしたらいい。たとえば、ぼくには毒(どく)があるぞ! ってね」
こんどはちがうメーがいいます。
「どくはかわいそうだよ。おなかこわしちゃう。それよりも、だれにもたべられないぐらいにおおきくなればいい。くちにはいらなければたべられないさ」
メーたちはどうすればいいのかというアイデアをたくさんだしました。
けれども、どれがいちばんいいほうほうなのか、だれにもわかりません。
そこで、メーたちはじぶんたちのかんがえたそれぞれのほうほうが、ほんとうにやくにたつのかをためすことにしました。
まずは「かくれよう」といったグループのばんです。
あるメーはどうくつにかくれました。
どうくつには、あまりだれもこないのでたべられるしんぱいもありません。
しかし、どうくつはまっくらでなにもみえないので、このメーは「みえないなら、色(いろ)なんていらないや」とかんがえて、いろをすててしまいました。
だから『アルビノメー』は、あんなにもまっしろになってしまったのです。
どうくつには、あまりだれもこないのでたべられるしんぱいもありません。
しかし、どうくつはまっくらでなにもみえないので、このメーは「みえないなら、色(いろ)なんていらないや」とかんがえて、いろをすててしまいました。
だから『アルビノメー』は、あんなにもまっしろになってしまったのです。
あるメーはアルビノメーといっしょにどうくつにかくれました。
どうくつには、あまりだれもこないのでたべられるしんぱいもありません。
しかし、どうくつはまっくらでなにもみえません。そこでこのメーはこうおもいました。「どうくつにあるキノコやくさはあおくひかってるよ。だからぼくたちも、おなじようにひかれば、くらくてもだいじょうぶ!」
こうして『ヒカリメー』はからだが光(ひか)るようになったのです。
どうくつには、あまりだれもこないのでたべられるしんぱいもありません。
しかし、どうくつはまっくらでなにもみえません。そこでこのメーはこうおもいました。「どうくつにあるキノコやくさはあおくひかってるよ。だからぼくたちも、おなじようにひかれば、くらくてもだいじょうぶ!」
こうして『ヒカリメー』はからだが光(ひか)るようになったのです。
あるメーはさむいところにかくれました。
「こんなさむいところには、だれもやってこないぞ。ここならあんしんだ」
でも、メーもさむいのはきらいです。こんなところにいたら、こごえちゃう。
そこで『もふメー』は、からだに毛(け)をいっぱいはやして、さむくないようにしました。
「こんなさむいところには、だれもやってこないぞ。ここならあんしんだ」
でも、メーもさむいのはきらいです。こんなところにいたら、こごえちゃう。
そこで『もふメー』は、からだに毛(け)をいっぱいはやして、さむくないようにしました。
あるメーはみずのなかにかくれました。
「ぼくはおよぐのがとくいだから、うみのなかだってへいきだもん」
でも、みずのなかではメーはおもうように、はやくうごけません。
そこで『うみメー』は、みずをはじくとくべつな皮膚(ひふ)をてにいれました。
「ぼくはおよぐのがとくいだから、うみのなかだってへいきだもん」
でも、みずのなかではメーはおもうように、はやくうごけません。
そこで『うみメー』は、みずをはじくとくべつな皮膚(ひふ)をてにいれました。
あるメーはさばくにかくれました。
「さばくには、いきものがすくないから、たべられるしんぱいもすくないぞ」
だけど、さばくはすなばっかり。もしみつかったら、かくれるばしょがありません。
そこで『さばくのメー』は擬態(ぎたい)というほうほうをつかって、すなとおなじいろになりました。
「さばくには、いきものがすくないから、たべられるしんぱいもすくないぞ」
だけど、さばくはすなばっかり。もしみつかったら、かくれるばしょがありません。
そこで『さばくのメー』は擬態(ぎたい)というほうほうをつかって、すなとおなじいろになりました。
あるメーはかざんにかくれました。
「ここには、かりゅうしかこない。かりゅうはみんながこわがってるから、ここならきっとだいじょうぶ」
だけど、かざんはとてもあつい! このままじゃメーのまるやきになっちゃう。
そこで『かざんメー』はかりゅうのまねをして、あつさにつよい鱗(うろこ)をみにつけました。
「ここには、かりゅうしかこない。かりゅうはみんながこわがってるから、ここならきっとだいじょうぶ」
だけど、かざんはとてもあつい! このままじゃメーのまるやきになっちゃう。
そこで『かざんメー』はかりゅうのまねをして、あつさにつよい鱗(うろこ)をみにつけました。
あるメーはくものなかにかくれました。
「そらにはくもがいっぱいだ。だから、そのくものふりをすればきっとつかまらないさ」
だから『ワタアメー』は雲(くも)そっくりの、もこもこしたすがたになりました。
ワタアメにそっくりだけど、たべないでね!
「そらにはくもがいっぱいだ。だから、そのくものふりをすればきっとつかまらないさ」
だから『ワタアメー』は雲(くも)そっくりの、もこもこしたすがたになりました。
ワタアメにそっくりだけど、たべないでね!
あるメーはもりのなかにかくれました。
「ここにははっぱがたくさんあるよ。だから、このはっぱでかくれみのをつくるんだ」
そういって、『コノハメー』は木葉(このは)でりっぱなふくをつくりました。
ざいりょうのはっぱやはなによって、いろんなもようがあるんだ!
「ここにははっぱがたくさんあるよ。だから、このはっぱでかくれみのをつくるんだ」
そういって、『コノハメー』は木葉(このは)でりっぱなふくをつくりました。
ざいりょうのはっぱやはなによって、いろんなもようがあるんだ!
あるメーはひかりのなかにかくれました。
「さいしょからこうすればよかったんだ。みえなければどうってことはない」
この『透(とう)メー』はまほうをつかってひかりとおなじいろになりました。
だからとうメーをみつけるのは、とてもむずかしいのです。
「さいしょからこうすればよかったんだ。みえなければどうってことはない」
この『透(とう)メー』はまほうをつかってひかりとおなじいろになりました。
だからとうメーをみつけるのは、とてもむずかしいのです。
あるメーはこうかんがえました。
「こんなきけんなせかいになんて、すんでいられない。ぼくはおひっこしするよ」
そこで『いじげんメー』はべつの世界(せかい)にいってしまいました。
ときどきなにもいないのにメーのこえがきこえたら、それはきっといじげんメーのこえです。
「こんなきけんなせかいになんて、すんでいられない。ぼくはおひっこしするよ」
そこで『いじげんメー』はべつの世界(せかい)にいってしまいました。
ときどきなにもいないのにメーのこえがきこえたら、それはきっといじげんメーのこえです。
あるメーはどこにかくれたらいいか、わかりませんでした。
そこであわてて、ちかくにあったちょうどいいおおきさの、いれもののなかにかくれました。
「そうだ。あぶないとおもったら、すぐにかくれよう。ぼくはこのいれものをおうちにするよ」
こうして『ヤドカリメー』はおきにいりのものを、おうちとしてもちあるくようになりました。
そこであわてて、ちかくにあったちょうどいいおおきさの、いれもののなかにかくれました。
「そうだ。あぶないとおもったら、すぐにかくれよう。ぼくはこのいれものをおうちにするよ」
こうして『ヤドカリメー』はおきにいりのものを、おうちとしてもちあるくようになりました。
つぎは「たべられないようにしよう」とかんがえたグループのばんです。
「毒(どく)があればたべられないぞ」とかんがえたメーは、がんばってがんばって、ついにどくをみにつけました。
だけどなかまのメーたちはいいます。「しらないでたべたら、おなかをこわしちゃってかわいそう」
そこで『どくメー』は「どくがあるってアピールすることにしたよ」といって、からだにどくのマークをいっぱいつけました。
むらさきのみずたまもようのメーはどくがあるので、たべないようにしましょうね。
だけどなかまのメーたちはいいます。「しらないでたべたら、おなかをこわしちゃってかわいそう」
そこで『どくメー』は「どくがあるってアピールすることにしたよ」といって、からだにどくのマークをいっぱいつけました。
むらさきのみずたまもようのメーはどくがあるので、たべないようにしましょうね。
「おいしくないっておもわれたらたべられないぞ」とおもったメーは沼(ぬま)にすむことにしました。
ぬまはみずがにごってどろどろしていて、それからなんだかいやなにおいがします。
だけど『ヌメー』はくさいのをがまんして、ここにいることをけっしんしました。
「だって、くさいところでごはんをたべたくはならないでしょう?」
ぬまはみずがにごってどろどろしていて、それからなんだかいやなにおいがします。
だけど『ヌメー』はくさいのをがまんして、ここにいることをけっしんしました。
「だって、くさいところでごはんをたべたくはならないでしょう?」
「くちにはいらないぐらいおおきくなればいい」といったメーは、たくさんたべて、うんどうして、いっぱいねてがんばりました。
でも、どうやってもからだがくちにはいらないほどまで、おおきくはなりませんでした。
そんなあるひ、ちじょうから風船(フウセン)がとんできたのをみて『フウセンメー』はひらめきました。
「そうだ! いきをすって、すこしのあいだだけでもおおきくなって、ごまかすことならできるぞ」
でも、どうやってもからだがくちにはいらないほどまで、おおきくはなりませんでした。
そんなあるひ、ちじょうから風船(フウセン)がとんできたのをみて『フウセンメー』はひらめきました。
「そうだ! いきをすって、すこしのあいだだけでもおおきくなって、ごまかすことならできるぞ」
フウセンメーとなかがよかったメーは、フウセンメーのまねをしてみました。
だけど、よのなかにはふしぎがいっぱい! からだをおおきくふくらませても、それでもたりないほどくちがおおきなりゅうがいたのです。
いのちからがらにげだした『ハリセンボンメー』はかんがえました。いざというときに、みをまもるぶきがほしい。
そこでからだいっぱいに棘(とげ)をはやして、あぶなくなったらチクッとやることにしたのです。
だけど、よのなかにはふしぎがいっぱい! からだをおおきくふくらませても、それでもたりないほどくちがおおきなりゅうがいたのです。
いのちからがらにげだした『ハリセンボンメー』はかんがえました。いざというときに、みをまもるぶきがほしい。
そこでからだいっぱいに棘(とげ)をはやして、あぶなくなったらチクッとやることにしたのです。
フウセンメーとなかがよかったハリセンボンメーとはべつのメーはおこっていました。
「みをまもるだけじゃものたりない! あいつらにこわいおもいをさせて、にどとたべないとやくそくさせてやる!」
なかまたちのとめるこえもきかず、『爆弾(ばくだん)メー』はけっしのおもいでてきにたちむかいます。
そして、てきのおなかのなかでだいばくはつ! そのみをぎせいにしてまで、つよいいしをしゅちょうしたのです。
「みをまもるだけじゃものたりない! あいつらにこわいおもいをさせて、にどとたべないとやくそくさせてやる!」
なかまたちのとめるこえもきかず、『爆弾(ばくだん)メー』はけっしのおもいでてきにたちむかいます。
そして、てきのおなかのなかでだいばくはつ! そのみをぎせいにしてまで、つよいいしをしゅちょうしたのです。
さいごはそのたのグループです。
「てきにみつかるまえに、てきをみつけてにげればいい」
そうかんがえた『シュモクメー』は、眼(め)をながく、おおきくすることにしました。
ちょっとかっこわるくなったけど、せにはらはかえられない。おかげでたべられるしんぱいもすくなくなりました。
それに、みんなちょっとこわがって、あまりたべようとしなくなったみたい。
そうかんがえた『シュモクメー』は、眼(め)をながく、おおきくすることにしました。
ちょっとかっこわるくなったけど、せにはらはかえられない。おかげでたべられるしんぱいもすくなくなりました。
それに、みんなちょっとこわがって、あまりたべようとしなくなったみたい。
ちじょうのせかいには、ヴァナーナというふしぎなたべものがあるそうです。
そのヴァナーナがだいすきだったメーは、ヴァナーナそっくりにへんしんして、ヴァナーナのきにかくれようとしました。
へんしんはだいせいこう! 『バメーメ』はだれがどうみてもヴァナーナそのもの!
だけど、ときどきヴァナーナとまちがえられて、やっぱりたべられちゃうんだって。
そのヴァナーナがだいすきだったメーは、ヴァナーナそっくりにへんしんして、ヴァナーナのきにかくれようとしました。
へんしんはだいせいこう! 『バメーメ』はだれがどうみてもヴァナーナそのもの!
だけど、ときどきヴァナーナとまちがえられて、やっぱりたべられちゃうんだって。
ほかのメーとはちょっとちがう、まっくろなメーがいるよ。
まっくろなメーはコノハメーやワタアメーをいつもいじめてる。
それになんだか、おこりっぽくて、ちょっとかおつきもこわいかな。
あぶないからみんなも『黒(くろ)メー』にはちかづいちゃだめだよ。
まっくろなメーはコノハメーやワタアメーをいつもいじめてる。
それになんだか、おこりっぽくて、ちょっとかおつきもこわいかな。
あぶないからみんなも『黒(くろ)メー』にはちかづいちゃだめだよ。
おまけ。
メーとはちょっとすがたがちがうけど、メーのなかまかもしれないものを、しょうかいするよ。
メーとはちょっとすがたがちがうけど、メーのなかまかもしれないものを、しょうかいするよ。
『メフェール』はフウセンメーができなかった大(おお)きくなることにせいこうしました。
おおきくなって、たべられるしんぱいがほとんどなくなったので、メフェールはあんしんしました。
あんしんしたメフェールは、しずかでおとなしくなったので、そらのまちではのりものにりようされています。
まだみたことがないみんなは、さっそくシガムやシレスティアルのみなとにいってみよう!
おおきくなって、たべられるしんぱいがほとんどなくなったので、メフェールはあんしんしました。
あんしんしたメフェールは、しずかでおとなしくなったので、そらのまちではのりものにりようされています。
まだみたことがないみんなは、さっそくシガムやシレスティアルのみなとにいってみよう!
『メプティル』ははっそうのぎゃくてん! そらをとぶことをすてて、地上(ちじょう)にひっこししました。
じめんをあるくために、あしがはえました。でも、なんだかふらふらして、まだうまくあるけません。
そこでちかくのどうぶつのまねをして、しっぽをはやしてみると、やっとじょうずにあるけるようになりました。
いまではこのメーは『メンヒル』というなまえの、べつのメタディアにぶんるいされています。
じめんをあるくために、あしがはえました。でも、なんだかふらふらして、まだうまくあるけません。
そこでちかくのどうぶつのまねをして、しっぽをはやしてみると、やっとじょうずにあるけるようになりました。
いまではこのメーは『メンヒル』というなまえの、べつのメタディアにぶんるいされています。
メフェールよりももっとおおきな、メーたちのおとうさん『メギド』
じっさいにみたことがあるりゅうは、じつはあんまりいません。
だけど、メーがでてくるものがたりでみんなはメギドのことをよくしっているよね。
そんな伝説(でんせつ)のメー、メギド。わたしもいちどあってみたいなぁ。
じっさいにみたことがあるりゅうは、じつはあんまりいません。
だけど、メーがでてくるものがたりでみんなはメギドのことをよくしっているよね。
そんな伝説(でんせつ)のメー、メギド。わたしもいちどあってみたいなぁ。
これはほんとうはメーとはまったくのべつものだけど、すごくそっくりなのでいっしょにしょうかいしちゃうよ。
むかしむかし、すっごくむかし。ちじょうには『グメーシス』というメーにそっくりないきものがいたみたい。
おなかにはいろんなマークがあって、いちばんにんきだったのは罪(つみ)というマークだったといわれているよ。
もしかしたら、メーのごせんぞさまなのかもしれないね。
むかしむかし、すっごくむかし。ちじょうには『グメーシス』というメーにそっくりないきものがいたみたい。
おなかにはいろんなマークがあって、いちばんにんきだったのは罪(つみ)というマークだったといわれているよ。
もしかしたら、メーのごせんぞさまなのかもしれないね。
こうしていろんなしゅるいのメーがうまれました。
だけど、なかには「ぼくはぼくだ! ぼくはありのままのじぶんがいい!」といったメーもいました。
そうです。それがみんなのよくしっている『いつものメー』ですね。
いつものメーは、たべられることだってたいせつなやくわりだとかんがえました。
だから、このメーはいつでもわたしたちがおなかがすいたときに、すぐにやってきてくれます。
わたしたちがごはんをたべるときに「いただきます」と「ごちそうさま」をいうのは、
こうしてやってきてくれたメーに、ありがとうというきもちをつたえるためなんです。
だけど、なかには「ぼくはぼくだ! ぼくはありのままのじぶんがいい!」といったメーもいました。
そうです。それがみんなのよくしっている『いつものメー』ですね。
いつものメーは、たべられることだってたいせつなやくわりだとかんがえました。
だから、このメーはいつでもわたしたちがおなかがすいたときに、すぐにやってきてくれます。
わたしたちがごはんをたべるときに「いただきます」と「ごちそうさま」をいうのは、
こうしてやってきてくれたメーに、ありがとうというきもちをつたえるためなんです。
だからみんなも、メーをたべるときはちゃんとメーにかんしゃして、ちゃんといおう!
「いただきます!」「ごちそうさま!」
「いただきます!」「ごちそうさま!」
【保護者の方へ】
近年、メタディアの活動の活発化にともない、黒メーを始めとした危険度の高いメーの亜種が増えつつあります。メーは我々にとって最も身近なメタディアではありますが、亜種の増加に伴って、メーも完全に安全なメタディアであると断言することが難しくなって参りました。メーは最もよく見かけるメタディアであるので、小さなお子さんの教育上でもメーは切っても切れない存在だとは言えますが、何よりも大切なのはお子さんの安全です。もちろん、今まで親しんできた通常種のメーや、極地適応型および擬態型のメーは安心して接することができますが、今後どんな亜種が誕生するかわからない以上は、それらの型であっても必ずしも安全だとは言えなくなる可能性もあることをご理解ください。そのためにも、メーやメーの亜種について保護者の方々がよく理解されておくことは、非情に重要なことだと思います。以下に、現在わかっている主なメー種の一覧表を用意致しましたので、是非ともご活用くださいませ。
近年、メタディアの活動の活発化にともない、黒メーを始めとした危険度の高いメーの亜種が増えつつあります。メーは我々にとって最も身近なメタディアではありますが、亜種の増加に伴って、メーも完全に安全なメタディアであると断言することが難しくなって参りました。メーは最もよく見かけるメタディアであるので、小さなお子さんの教育上でもメーは切っても切れない存在だとは言えますが、何よりも大切なのはお子さんの安全です。もちろん、今まで親しんできた通常種のメーや、極地適応型および擬態型のメーは安心して接することができますが、今後どんな亜種が誕生するかわからない以上は、それらの型であっても必ずしも安全だとは言えなくなる可能性もあることをご理解ください。そのためにも、メーやメーの亜種について保護者の方々がよく理解されておくことは、非情に重要なことだと思います。以下に、現在わかっている主なメー種の一覧表を用意致しましたので、是非ともご活用くださいませ。
【監修・企画、執筆他諸々】メーマスター:クリア
【出版・発売】シガム王立図書院
【Special Thanks】to サーフ、ナープ、火竜王様 and All Mehs.
【出版・発売】シガム王立図書院
【Special Thanks】to サーフ、ナープ、火竜王様 and All Mehs.
【主なメー一覧表】
メー(Meh)体内に種族間の『共通空間』あり
飛行性桃色肉塊、主に食用。悪戯好きな性格で「メー」と鳴く。塩焼きが定番、空魚のようなポジション
最も野生化したメタディア。対捕食としてさまざまな亜種に派生、独自の生態系を持つ
原液由来のごく微量な魔力を含むため、長年メーを食べ続けることで魔力を体内に蓄積することができる
まれに数匹が地上から大地をひっぺがして空へ運ぶことで、空の浮島を増やすこともある
複数のメーが群れとなって疾風のように飛来する現象をメーストームと呼ぶ。春先に多い
メー亜種(極地適応型)
白化体:天敵の少ない暗所に適応。白い意外はふつうのメー、薄味。通称:アルビノメー
発光体:アルビノ同様暗所に適応。こちらは自らが発光する能力あり。蒼白く光る。通称:ヒカリメー
耐寒種:銀色の体毛に覆われた寒冷地適応種。脂が乗っていて肉厚。通称:寒冷地メー、もふメー
海洋種:海中適応。イルカやシャチに似た撥水性の青い表皮で覆われる。通称:海メー、ぷにメー
迷彩種:砂漠適応。茶迷彩、砂の色によっては白なども。筋っぽい。俗称:メー彩
耐熱種:火山適応。岩のような鱗に覆われて火竜に似た姿になった。通称:火山メー
メー亜種(擬態型)下記に限らず、擬態の対象や材料によってさらなる亜種が存在し得る→クズテツメー、ガレキメーetc.
擬雲種:雲に擬態したもこもこしたメー。上空にのみ存在する。通称:ワタアメー だが味は甘くない
擬草種:植物の葉や花などを身につけて擬態する緑色個体。光合成能力あり。お茶の原料になる。通称:コノハメー
メー亜種(捕食対抗型)
有毒種:白地に紫の斑点模様。食べられないように毒を持つ。通称:ドットメー、毒メー
悪臭種:湿地に棲む悪臭を放つ個体。表面は緑色のヘドロのような粘液に覆われる。通称:ヌメー
膨張種:大気を吸い込み肥大化して天敵に食べられない大きさになる。通称:フウセンメー
有棘種:フウセンメーの亜種。全身がトゲで覆われており、ハリセンボンのように身を守る。通称:針千本目
破裂種:フウセンメーの亜種。捕食されると、体内で自爆して敵に報復する。通称:バクダンメー
メー亜種(隠伏型)
透明種:光の屈折率が限りなく小さい体表に変化したステルスメー。俗称:透メー
潜伏種:ヤドカリのように手頃な大きさの物体を常に背負い、危機が迫ると隠れる。通称:ヤドカリメー
異次元:何もいないのにメーの鳴き声が。その正体は別次元に隠れたメーだという噂。迷信:異次元メー
メー亜種(奇形型)
黒メー:原液濃度の高い特殊なメー。霧状で強い衝撃を受けると崩れてしまう。攻撃的で大変危険
シュモクメー:シュモクザメのように目が突出している。天敵の早期発見に特化した個体
メプティル:飛行能力を失った代わりに地上特化、走るのが早い。ヴェロキラプトルに似た姿 ⇒メンヒル
メギド:超肥大化個体。大きな顎で逆に天敵を呑み込み仲間を守る親玉的存在。硬質化しているので食べられない
メフェール:中度肥大化個体。空では乗りものとして利用されている。味は大味だが食べられないことはない
バメーメ:なぜか熱帯性の果実ヴァナーナに擬態してしまった個体。むしろ捕食されやすくなった
グメーシス:メーによく似ているが全くの別種。精神体の一種で、ある意味メーの先祖かもしれない
メー(Meh)体内に種族間の『共通空間』あり
飛行性桃色肉塊、主に食用。悪戯好きな性格で「メー」と鳴く。塩焼きが定番、空魚のようなポジション
最も野生化したメタディア。対捕食としてさまざまな亜種に派生、独自の生態系を持つ
原液由来のごく微量な魔力を含むため、長年メーを食べ続けることで魔力を体内に蓄積することができる
まれに数匹が地上から大地をひっぺがして空へ運ぶことで、空の浮島を増やすこともある
複数のメーが群れとなって疾風のように飛来する現象をメーストームと呼ぶ。春先に多い
メー亜種(極地適応型)
白化体:天敵の少ない暗所に適応。白い意外はふつうのメー、薄味。通称:アルビノメー
発光体:アルビノ同様暗所に適応。こちらは自らが発光する能力あり。蒼白く光る。通称:ヒカリメー
耐寒種:銀色の体毛に覆われた寒冷地適応種。脂が乗っていて肉厚。通称:寒冷地メー、もふメー
海洋種:海中適応。イルカやシャチに似た撥水性の青い表皮で覆われる。通称:海メー、ぷにメー
迷彩種:砂漠適応。茶迷彩、砂の色によっては白なども。筋っぽい。俗称:メー彩
耐熱種:火山適応。岩のような鱗に覆われて火竜に似た姿になった。通称:火山メー
メー亜種(擬態型)下記に限らず、擬態の対象や材料によってさらなる亜種が存在し得る→クズテツメー、ガレキメーetc.
擬雲種:雲に擬態したもこもこしたメー。上空にのみ存在する。通称:ワタアメー だが味は甘くない
擬草種:植物の葉や花などを身につけて擬態する緑色個体。光合成能力あり。お茶の原料になる。通称:コノハメー
メー亜種(捕食対抗型)
有毒種:白地に紫の斑点模様。食べられないように毒を持つ。通称:ドットメー、毒メー
悪臭種:湿地に棲む悪臭を放つ個体。表面は緑色のヘドロのような粘液に覆われる。通称:ヌメー
膨張種:大気を吸い込み肥大化して天敵に食べられない大きさになる。通称:フウセンメー
有棘種:フウセンメーの亜種。全身がトゲで覆われており、ハリセンボンのように身を守る。通称:針千本目
破裂種:フウセンメーの亜種。捕食されると、体内で自爆して敵に報復する。通称:バクダンメー
メー亜種(隠伏型)
透明種:光の屈折率が限りなく小さい体表に変化したステルスメー。俗称:透メー
潜伏種:ヤドカリのように手頃な大きさの物体を常に背負い、危機が迫ると隠れる。通称:ヤドカリメー
異次元:何もいないのにメーの鳴き声が。その正体は別次元に隠れたメーだという噂。迷信:異次元メー
メー亜種(奇形型)
黒メー:原液濃度の高い特殊なメー。霧状で強い衝撃を受けると崩れてしまう。攻撃的で大変危険
シュモクメー:シュモクザメのように目が突出している。天敵の早期発見に特化した個体
メプティル:飛行能力を失った代わりに地上特化、走るのが早い。ヴェロキラプトルに似た姿 ⇒メンヒル
メギド:超肥大化個体。大きな顎で逆に天敵を呑み込み仲間を守る親玉的存在。硬質化しているので食べられない
メフェール:中度肥大化個体。空では乗りものとして利用されている。味は大味だが食べられないことはない
バメーメ:なぜか熱帯性の果実ヴァナーナに擬態してしまった個体。むしろ捕食されやすくなった
グメーシス:メーによく似ているが全くの別種。精神体の一種で、ある意味メーの先祖かもしれない