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  • メタディア外伝 chapter18-1

メタディア外伝 chapter18-1

最終更新:2012年03月24日 02:59

iglys

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第十八章 前編「Doomsday」

(執筆:日替わりゼリー)


 事態は最悪だった。
「繰り返します。大統領閣下の生存信号が途絶えました。警告、振動型大陸破壊兵器を無制限で解放します。現実世界からの退避を推奨します」
 機械音声が冷たくその事実を告げる。地響きとともにどこかから咆哮のような唸り声が聞こえる。おそらく目覚めたのだろう、機械都市マキナの半分を一瞬にして消滅させてしまったあの兵器が。ゲンダーが見たという鯰のような姿をしたそれが。
「そんな…。ついに大統領を倒して戦争は終わったと思ったのに。これですべて終わったと思ったのに…!」
 ゲンダーはまさに絶望の中にいた。大統領の作りだした精神世界からは脱したが、その代わりにこんどは絶望の渦の中に捕らえられてしまっていたのだ。
「メイヴの謎が解明されるその日まで、メイヴを守り続けることがオレの願いだった…。それなのに、それなのに! メイヴはオレのせいで深刻な状況に陥ってしまった。戦争も止められなかった。なんなんダ…。なんなんダ、オレは…!!」
「ゲンダー、落ち着くんだ!」
 ガイストはメイヴに繋いだコンピュータを忙しそうに扱いながらも、ゲンダーに言い聞かせた。
「まだすべてが終わったわけじゃない。あの兵器を止めるチャンスはきっとある! メイヴだってまだ復活の可能性がなくなったわけじゃないし、僕も最大限の努力をする! だから、ゲンダー。諦めるには早すぎる! それにメイヴが言ってただろう? たとえ万にひとつでも、億にひとつだろうと、可能性があるなら勝算はある。0%でなければ、たとえどんなに可能性が低くても信じる価値があると!」
「でも…。そのメイヴは今こんな状態ダ。大統領との戦いだって、ガイストクッペルからの脱出だって、思えばヘイヴの研究所からシャトルで飛びだすときから、オレはずっとメイヴに助けられてきてばかりだった…。そんなオレが一人であの鯰の兵器になんて勝てるわけがないんダ…」
 ゲンダーは明らかに参っている様子だった。メイヴのことももちろんだが、大統領との戦いで限界を超えて力を振り絞ったことも影響しているのだろう。いつものゲンダーとはうって変わって、弱気な言葉ばかりが口から洩れてくる。
「ゲンダー! 僕はメイヴから手を離せない。君だけが頼りなんだ。君がやらなくてだれがやるんだ!」
「無理ダ…。仮にオレとメイヴの二人がそろっていたとしても、あんな巨大な兵器にはとても敵わない。オレは見てるんダ、鯰の姿を。巨大なあの兵器の姿を。戦車でも引っ張ってこなければ相手にもならない…。いや、戦車があったって歯が立つかどうか…」
「できるかどうかじゃなくて、”やる”んだろう!? それに戦争を止めると言い出したのは他でもない君じゃないか!」
「ああ、そうともダ。だが、それはメイヴを守るためダ。メイヴがこんなになってしまったんじゃ、オレにはもう戦う理由も意味もない…」
 そう言うなり、ゲンダーはわざとガイストから顔を背けるようにして座り込んでしまった。
(これは相当参ってるな…。やはりゲンダーは人間同様の感情をもっている。あるいはそれ以上に繊細な……いや、今はそんなことを考えている場合じゃないな)
 ガイストはスヴェン博士に言われたことを思い出していた。そうだ、今のゲンダーはあのときの自分と同じだ。厳密にはメイヴはまだ壊れてしまったわけではないが、自分にとって大切なものを失い、しかもその原因は自分にあり、自分の無力さは痛いほど思い知らされて、そしてそれが悔しくて許せなくてどうしようもなくて。追い詰められているんだ、自責の念に。思い出せ、先生はあのときどうしたか?
 それさえ思い出せれば、もはや迷うことはない。やるべきことはひとつしかなかった。
「ゲンダー…。いいのか? 君はそれで満足なのか? メイヴを守りたいんだろう。メイヴを信じるんじゃなかったのか!?」
「でも、メイヴはもう…」
「いい加減にするんだ!!」
「!?」
 衝撃。気がつくとゲンダーを一発殴っていた。かつてのスヴェンが自分にそうしたように。ゲンダーの気持ちは痛いほどよくわかる。しかし、今ならスヴェンの気持ちもよく理解できた。ゲンダーを殴った際に針が刺さって拳からは血が出たが、これはあのときのスヴェンと同じ痛み。そして、今のゲンダーの痛みだ。今の私にできることはこうしてゲンダーの痛みを分かち合ってやることぐらいだ。しかし、私は知っている。それが自分を追い込んでしまった者にとってどれだけの助けになるのかを。
 ゲンダーは殴り倒されたその姿のまま横たわっていた。
「ゲンダー。メイヴがどうしてあんな無茶をしてまで君を助けようとしたかわかるかい?」
 ゲンダーは何も答えない。ガイストはそのまま続けた。
「それは君がメイヴを信じたのと同じように、メイヴも君を信じていたからだ。君が大統領との戦いでピンチに陥ったとき、メイヴがとても焦っていたよ。機械のくせにね。科学者の僕が言うのもおかしな話だけど、もしかしたらメイヴも君と共に過ごすうちに感情のようなものが芽生えたのかもしれない。君がメイヴを守ろうとしていたように、メイヴも君を守りたかったんだ。だから、自身の危険を顧みずにあんな賭けに出た。ドームからレールを使って脱出するときだってきっとそうだったに違いない。そうまでして君を守ってくれたんだ…。その君がメイヴに応えなくてどうする!?」
「メイヴ…」
 そして、しっかりと間をおいてガイストは言った。
「もう一度だけ聞く。君は満足なのかい、今のままで?」
 やはりゲンダーは何も答えなかったが、こちらに背を向けたままゆっくりと立ち上がった。それは答えとしては十分だった。
「僕の知っているゲンダーはそんなに弱いやつじゃない。そうだろう!」
「グメッ、グメメェーッ!」
 グメーシスもグメーシスなりにゲンダーを元気付けているようだ。
 しっかりと立ち上がるとゲンダーは、
「…すまんな」
 と静かに一言だけ呟いて駆け出して行った。遠ざかっていくゲンダーの後ろ姿は、もはや自身を追い込んでしまった者の背中ではなかった。
「グメーシス、君もゲンダーについてサポートしてやってくれ。僕は僕のできることをやろう」
「グッッメェィァ!!」
 グメーシスは力強く敬礼をしてみせると、脇目も振らずにゲンダーの後を追って行った。
「よし…。待ってろよ、メイヴ。必ず直してやるからな」
 ガイストもゲンダーたちを送り出して、改めて決意を固め直したようだった。
(しかし二度目か…。機械を叩いて直すなど技術者としてあるまじき……)
 痛む拳を眺めながら苦笑するガイストだった。
 しかし、ふと何かを思い出して慌ててゲンダーの出て行ったほうを見る。もちろん既にゲンダーの姿はない。
「……しまった、忘れていた。ゲンダーの戦車の一言で思い出しかけていたのに、また伝え損ねてしまった! なんとか起動コードまでは入力したんだ。どうか気づいてくれよ、ゲンダー…」


 ガイストがそんなことを思っているとはつゆ知らず、ゲンダーとグメーシスは唸り声の聞こえたほうへと向かっていた。鯰が動き出したのだろう、大きなものが歩いているような地響きが続けざまに伝わってくる。
 唸り声と地響きを頼りにたどり着いたのは、ガイストクッペルから脱出するときに使ったレールを降りたあたりだった。そこにはもう動かないレールがそのままの状態であった。
(あの時も、メイヴは無茶をしてオレたちを助けてくれたんダ。だが、こんどはオレたちがメイヴを助ける番ダ!)
「グメッ!? グメメメメェェェーーーー!!」
 突然グメーシスが慌て始めた。
「…来たか」
 地響きは徐々に大きくなる。ひと際大きく揺れたかと思うと、それはレールの陰からのっそりと姿を現した。
――鯰だ!
 マキナが半壊したときにゲンダーが見たモノ。思わず目を疑った。巨大な鉄の鯰がこちらを睨んでいたのだ。それが今、目の前にいる。前に見た時より大きくなっているような気さえする。
 鯰はレールの車体をいともたやすく踏みつぶしてスクラップにしてしまった。あまりにも強大だ。
「「グォォオオォオォォン!!」」
 第1世界にかつて生息していたらしい竜族の先祖という説もある強大な存在――恐竜。それが蘇ったのではないかと思わず疑ってしまいそうな唸り声を鯰は響かせる。何者にも勝ることのない威圧感がゲンダーたちを圧倒する。
(ぐ…っ! なんて迫力ダ。だが…)
「オレは”やる”んダ! これはオレ自身との戦いダ! …いや、オレだけじゃないな。メイヴの、ガイストの、グメーシスの…。オレたちの戦いダ! 地震なんかに負けるもんか!!」
「「グォォオオォオォォオオォォォン!!」」
 鯰はゲンダーの意気込みをかき消すかのように咆哮でそれに答えた。
「まぁ、話の通じるような相手じゃないとは思ってたけどな。上等ダ! 機械対機械、条件は同じダゼ!!」
「グメェェエエェエェェッ!!」
 負けるもんか、とグメーシスが咆える。
 ついに今、最後の決戦が始まりを告げる。


 メイヴは見慣れない空間を彷徨っていた。
『ここは…一体? これが夢というものですか…?』
 本来、機械は夢を見ない。ましてや”メイヴ”はメイヴの本体、リミットを生み出す手動販売機の奥底に眠るブラックボックスを封印するためのシステムにすぎない。しかし、ガイストが予想したようにメイヴは自身の”意思”としてゲンダーを守ろうと決意し、自身にそうするように自己プログラミングしたのである。
 ゲンダーの”感情”ほどではないにしても、メイヴもまた”ただの機械”ではない。そして大統領戦で思わず見せた焦り。今のメイヴには何が起こっても不思議ではなかった。
『まだ大統領の作りだした空間内にいるのでしょうか…。計算上はまず問題ないはずですが、ゲンダーは無事に大統領に打ち勝てたのでしょうか…。私は今どうなっているのか…』
 様子を探るべく周囲をサーチしようと試みるが身体は言うことをきかない。それどころか、身体の感覚すら感じられない。感覚…? 感覚とは一体何か。
 メイヴは知識として感覚を知っている。彼のデータベースには大抵のことばが記されている。しかし、実際にその感覚がどういうものかは知らない。当然だ、彼は機械なのだから。にもかかわらず、今の自身の状況を説明するのに「感覚がない」という表現が自然と現れた。
『私は”感覚”を知っていた……いや、これは。ブラックボックスの……記憶?』
 ブラックボックスから流れてくる”記憶”がこの見慣れない空間をスクリーンにして目前に映像として映し出される。
『あれは……。見覚えがあります。あれはヘイヴですね。こちらの機械にも見覚えがあります。これは私ですね…。いや、私が生まれる前の私。ヘイヴがブラックボックスを研究している場面でしょうか。ゲンダーの姿は……ないようですね』
 いつもノイズに覆われていた、ヘイヴに出会う以前の情報が研ぎ澄まされて鮮明に蘇る。映像がぼやけて別の場面に切り替わった。
 時にはメイヴの知らない研究者がブラックボックスを手に取り、時にはがらくたの中に埋もれていて、時には何か別の機械の部品になっている。文明の存在している時代ではあるようだが、どれほど昔のことなのかは見当もつかない。
 再現される映像はめまぐるしく切り替わり徐々に再生速度を速めていく。次第にメイヴはそれらの情報を整理しきれなくなっていった。
『ま、待ってください。これ以上は……やめろ、やめてくれ! 入ってくるな!! もう……もう、たく、さ…ん………だ……。ああ、ゲンダー……』
 メイヴの意識はそこで途絶えた。


「えっ?」
 思わずゲンダーは振り返った。
 その隙を見逃さず、鯰の強力な一撃が入る。痛恨の一撃、ゲンダーは弾き飛ばされて地面に激突した。
「うぐ……っ、油断…した…」
 グメーシスが心配そうにゲンダーの顔を覗き込んでいる。
「メイヴに呼ばれたような……」
 さすがに気のせいだろうと考えたが、どうにも胸騒ぎがしてならない。
 しかし、敵はこちらの事情など察してはくれない。鯰は容赦なく鰭を模したアームを振り降ろす。ゲンダーたちはこれをギリギリのところでかわした。体勢を整える間も与えずに、鯰は跳ねてゲンダーを押し潰しにかかる。
「ま、まずい! 汁一本!!」
 冷静になれ、落ち着けと自分に言い聞かせて集中、右手に力を溜める。
 鯰とゲンダーの影が重なる。まだだ、まだ溜める。
 鯰の影で視界が暗くなる。まだまだっ。
 ゲンダー目掛けて鉄の鯰が降下、まだ溜める。
 もう目前まで鉄の塊が迫って…
「今だっ!」
 撃ち放つ!!
 凝縮された高濃度の一撃が放たれる。それと同時にゲンダーはその反動で吹き飛ばされ、その勢いで鯰の攻撃から逃れた。一瞬遅れて鯰が大地を踏みしめる。局所的な揺れがゲンダーを襲う。少しでも発射が遅ければ今頃は鯰の腹の下敷きになっていただろう。一方で、鯰は汁一本をほとんど零距離で食らったにもかかわらず、傷一つついていなかった。
「まるで歯が立たない…。汁一本すら通用しない。何か…何かないのか!? 汁一本を上回る攻撃方法は…」
 鯰が跳ねる。落ちる。揺れる。そのたびに足をとられる。集中して考えている余裕などなかった。
 グメーシスも精一杯たいあたりをぶつけるが、特殊な素材でできているのか鯰は溶けて粉になったりすることはない。決定的な一撃どころか、かすり傷すら与えられずに防戦一方のまま戦いは続く。


「これはまずい…!」
 一方でガイストも苦戦していた。メイヴのプログラムは目にも止まらない速さで書き換えられていく。バックアップからの自己修復の速度が徐々に落ち始めているのだ。このままではあと数分ともたないかもしれない。ブラックボックスに侵入してプログラムの書き換えを妨害しようとするもガードは鉄壁、自己修復を助けようにもメイヴへのアクセスがブラックボックスに逆に妨害されてしまうほどだ。
「僕の力では及ばないのか!? くそっ、こんなときに先輩が…ヘイヴいてくれたら! 仕方ない、約束だもんな…。次の作戦に移る……すまない、メイヴ」

――それは溯ること数十分前――

『ガイスト博士、お願いがあります』
 メイヴが何かを決意した様子で伝えた。
「どうしたんだい、改まって。何かゲンダーを助けるいい作戦でも思いついたのか?」
『ええ。どうやら私はゲンダーのいる空間に直接干渉することはできないようですが、幸いにもゲンダーの本体はここにいるので、このゲンダーに干渉することで間接的に空間内に影響を与えることができます。私がゲンダーのシステムに侵入してリミッターを解除すれば、ゲンダーをパワーアップさせることもできます』
「そんなことができるのか! それなら大統領にも勝ち目があるかもしれない!」
『ええ、おそらく勝てるでしょう。しかし、ゲンダーの意識は精神世界のほうに行っています。たとえリミッターを解除しても、誰かがそれをゲンダーに知らせなければ意味がありません』
「それは困ったな…。あれは大統領の作りだした空間。心をもつものなら誰でも精神世界に入ることはできるだろうが、自由に入れるわけじゃない。少なくとも、大統領自身が呼び込まない限りはね」
『つまりゲンダーがこちらとあちらの空間をつなぐ唯一の架け橋というわけです。そしてゲンダーに侵入できるのは見たところ私しかいないようですからね』
「お手上げじゃないか…」
『いいえ、方法はあります。そこでこのお願いなのです…』
 そしてメイヴは言った。メイヴの中にある未知の領域、ブラックボックスの力を使えば精神世界のゲンダーにメッセージを伝えることが可能だと。さらに、そのブラックボックスが原因で以前暴走を起こしたことがあるとも。
 まさに両刃の剣だった。危険な賭けだった。しかし、それしか方法がなかったのだ。
『いいですか、よく聞いてください。私はブラックボックスの力で私のプログラムを一時的に書き換えます。そうすることでゲンダーに連絡が取れるようになります』
「そんなことをして君は大丈夫なのか!?」
『あとでプログラムを元通りに書き戻せば問題はないはずです。ですが、当然ながら想定されていないことなので、どんな不具合が起こるかはわかりません。もしかするとシステムがクラッシュしてすべての記録が飛んでしまう可能性もあります』
「すべての記録が…ってそれは、君にとっての死を意味するのではないのか!?」
『さぁ…まだ死んだことがないので、それはわかりませんね。記録が飛んでもバックアップがありますし、なんとかなるはずです。バックアップから呼び戻された私が”今の私と同一の私”であるかどうかは判断しかねますがね…。ただ…心配なのはプログラムを書き換えた上での正常なリカバリーができるのかという点、そしてブラックボックスは未知の領域なので何が起こるかわからないという点です。もちろん、この作戦を成功させるためにはそれを私が制御する必要があるのですが…。いえ、大丈夫です。前回の暴走時のデータもありますし、同じ失敗は犯しませんよ、私は。なにより、ゲンダーを救うためにこれは必要なことなのです。これしかないんです! もう決めました。私はやりますよ。やってみせます! もちろん…協力してくれますよね?』
「正気かね!?」
 この作戦が功を奏してゲンダーは見事、大統領を打ち倒すことができた。しかし、メイヴのお願いにはまだ続きがあったのだ。
 ガイストはメイヴがゲンダーに侵入するのを手伝うためにメイヴに接続したコンピュータを操作していた。グメーシスは力強くひと声鳴くと宙を舞い虚空へと消えた。グメーシスは精神体、ゲンダーにことばを伝えることはできないが精神世界へ出入りすることができる。きっと、ゲンダーを助けに行ってくれたのだろう。グメーシスを見送った後、メイヴはガイストにこう伝えた。
『ガイスト博士、実はもうひとつお願いがあります』
「どうしたメイヴ、まだ何か必要なことがあるのか。僕にできることなら何でも言ってくれ」
『ガイスト博士。これはできれば起こってほしくないことなのですが…』
 メイヴは少し迷ったように言いよどんだが、気持ちの整理がついたようでゆっくりともうひとつのお願いを伝え始めた。ガイストのコンピュータ画面に隣接して表示されている遠隔モニタに映し出されたそのお願いは彼を絶句させた。
『ガイスト博士、もちろん私はこの作戦を成功させるつもりです。いや、成功させなければならない。ですが、もし失敗した場合…。そして、もし私の記録がすべて失われてしまった場合。そのときは私はもう残念ながらゲンダーの役には立てないでしょう。もしそうなったときは、どうか私を分解してブラックボックスを取り出してください』
「……!?」
『ブラックボックスははっきり言って謎だらけです。私のデータベースをもってしてもほとんど何もわかりませんでした。しかし、これがとても大きな力を秘めていることだけはわかります。ですからガイスト博士、もしそのときは私を分解して、ブラックボックスを使って何かゲンダーの助けになるものを作ってあげてください。ブラックボックスの力はきっと役に立ちます。部品が足りなければ私の部品をすべて差し上げます。ですから…』
「ま、待ってくれ! メイヴ、なんてことを言い出すんだ! それでは君が……君は、どうしてそこまで…!?」
『壊れた機械は何の役にも立てません。役に立たない機械など意味がない…。私はゲンダーの役に立ちたい。ゲンダーを助けたいのです!』
「だ、だが…。僕は君を大切な仲間だと思っている。長くはないが共に過ごしてきた一員だ! 科学者の僕が言うのも変だが、僕は君やゲンダーを友達だと思ってる! …今なら、ヘイヴがゲンダーをなぜ発明したのかもわかるような気がするよ。そんな僕に友達を解体させるつもりなのか!? だめだ、そんなことはできない! いくらなんでも、そこまでする必要はないよ!!」
『ガイスト博士…。辛いかもしれませんが、どうかわかってください…。なに、気にすることはありませんよ。私は機械であなたは技術者。技術者が機械を分解するのは何もおかしいことなんてありませんから…』
「メイヴ…、それが君の願いなのかい。それが君にとって満足に値することなのかい」
『ゲンダーは感情をもった機械という非常に稀な存在、その価値は計り知れません。決して失うわけにはいかない…そう判断したんです、私は。ただ、それだけのことですよ…。そのために役立てるなら、この身がどうなろうと本望です!!』
「メ、メイヴ…」
 気を落とさないでください、まだ失敗すると決まったわけではありませんよ。最後にメイヴはそう言い加えた。
 しかし…

「これが……君の願いなんだね? メイヴ」
 メイヴはもう何も言わない。コンピュータの画面はメイヴのプログラムの99.9%がブラックボックスに書き換えられてしまったことを示していた。
「僕にもっと力が、知識が、技術があればこんなことには…!」
(気にしないでください。これは仕方ないことでした。あなたは悪くありませんよ…)
 そう聞こえたような気がした。もちろんメイヴはしゃべれないし、遠隔モニタは消えてしまって久しい。
「は、はは…。都合のいい妄想だな…。あなたは悪くない、か。しかし、落ち込んでいてももうメイヴは帰ってこないんだ…。だったら、せめてメイヴの最期の願いを叶えてやらないとな」
 ガイストはメイヴの解体に取り掛かった。一度、スヴェン博士の地下研究所でメイヴの修理を行っていて、メイヴから回路図も提供されていたので、解体するのはそう難しいことではなかった。
 部品を外してメイヴ前面のハッチを開く。中から取り出したのは黒い球体だ。大きさのわりには両手にずしりと重い。
「これがブラックボックスの本体…? 本当にブラックだな」
 ボーリング球程度の大きさのこの球体がすごい力を秘めているというのか。こんなものが原因でメイヴが苦しんだというのか。なんとばかばかしい…。
 球体はその漆黒の中に妖しい輝きを魅せた。そして神秘的だった。もしかしてこれはメイヴの心臓のようなものなのではないか。そう思うと、球体が脈打っているような錯覚さえした。
「しかし、すごい力があると言われてもこれをどう使えばいいのか…」
 ブラックボックスには大きな力が秘められている。わかっているのはそれだけだ。それだけの情報では活用のしようがない。
「何か…。何か情報はないのか!?」
 ガイストはコンピュータからメイヴのデータベースにアクセスする。ブラックボックスを取り除いたので容易にアクセスすることができた。データベース内の情報はどうやら無事らしい。
(そういえば、前回の暴走時のデータがあると言ってたな)
 暴走時のデータはすぐに見つかった。ガイストクッペルの地形図やプロジェクトGΩに関する資料、生物兵器総合開発報告書などのデータが表示される。
「これは…! 僕の知らないところでこんなことまでやっていたのか。大統領め…」
 生物兵器総合開発報告書にはG-ブロウティス、G-レティス、そしてG-メイシスのことが記されており、ガイストの名でその研究成果が報告されていた。しかも、その報告先はなんとヘイヴ博士とある。
「ヘイヴ…!? まさかヘイヴもこの研究に関わっていたなんて…。そういえばゲンダーがヘイヴは研究が狙われているらしいと言っていたな。もしかしてこの件に関わったことが原因で…。結果的に大統領は倒れ、ガイストクッペルはミサイルによって瓦礫の山になった…。まさかヘイヴがゲンダーとメイヴをマキナへ向かわせたのは、最初からそのために!? …いや、よそう。それよりも今必要なのはブラックボックスの情報だ」
 さらに暴走時のデータを確認していく。霧の特性、ミサイルの着弾予想ライン、なんと大統領の個人情報まで見つかった。
「こんなところまで探り当てていたのか…。なんてすごいんだ、メイヴは」
 ガイストクッペル関連の情報に引き続き、次いで見つかったのは暴走時にメイヴに起こった現象のログだった。
「これは…!!」
 それを見るなりガイストの顔色が変わった。
「そうか…、これにはそんな特性があるのか! だったらあれに使えるぞ…待ってろ、ゲンダー。今助けに行くからな!」
 何かをつかんだガイストは、コンピュータとブラックボックスを抱えてメイヴはそのままに、大統領執務室を飛び出していった。


 鯰が跳ねる。落ちる。振動。
 跳ねる。落ちる。振動。
 ゲンダーは鯰の攻撃をかわすのが精一杯だった。
「逃げてばかりじゃ勝てないのはわかってる。でもこれじゃ勝ち目なんかないぞ。せめて、相手に隙を与えることさえできれば…」
 グメーシスも一生懸命、鯰に攻撃を仕掛けるが残念ながら全く戦力にはなっていなかった。
「汁一本も効かないとなると、もっと威力のある攻撃を仕掛けないとだめダ。しかし、あれ以上の力を溜めようとすればオレのほうが限界を超えて参ってしまう…。汁一本は連射もできない…。一発撃ってから二発目を溜めるまでに時間がかかって……ん、二発? そうダ!」
 何かを閃いたゲンダーはグメーシスに提案する。
「グメーシス、少しでいいんダ! あいつの注意をオレからそらしてくれないか!」
「グメッ!」
 任せろ、と言わんばかりに胸を叩いてみせる。
 グメーシスは深く息を吸い込み、大声で咆えた。
「「グメェェェーーーーーーッッ!!」」
 鯰には効果がなかった。しかし、踏みつぶされてスクラップになっていたレールの車両が完全に粉と化し粉塵が舞う。辺りは一面真っ白になった。鯰は敵を見失っている。その隙をゲンダーは見逃さない。
 覚悟を決めた表情で両腕を鯰に向ける。
(両腕から放つ二発の汁一本…その力をひとつにすれば…!)
 汁一本を放つ要領で体中の体表面の内圧を高めていく。圧力を徐々に右手に集めていく。次に左手に。千の汁を高速で飛ばす力が今、二点に集中していく。汁一本が単発で汁千本の千倍の威力なら、単純に計算しても両手でその二倍、二千倍の威力だ。右手が内側からの圧力で破裂しそうになる。しかしまだだ、まだ発射しない。続いて左手も悲鳴をあげる。まだだ、耐えてくれ。さらに力を手先に凝縮。一点集中、限界まで高く極限まで鋭く……
「も う お さ え ら れ ん! これがオレの全力ダ、うおおおおっ!! 汁 一 極 !!」
 凄まじい轟音。激しい閃光。音が聞こえるよりも速く、渾身の一撃は敵を貫き、さらに鯰の頭と片方の鰭を一瞬のうちに跡形もなく吹き飛ばして消し去った。
 一方のゲンダーも想像を遥かに超える反動でただではすまない。ずいぶん長い距離を吹き飛ばされ、いやというほど地面に擦りつけられた。地面に残る抉り削られた大地の距離の長さが、いかにその衝撃凄まじいものだったかを物語っている。大統領戦で一発、さらに先の鯰に一発、既に二発分もの汁一本発射による負荷を受けていた右腕は大破して使いものにならなくなった。
 果たして先に立ち上がったのは……ゲンダーだった。
「こ…これは…キツイ……ダ。ど、どうダ。やったか?」
 その問に答える者はだれもいない。しかし、もしメイヴがこの場にいたのならこう言っていたことだろう。
――ゲンダー、それはやってないフラグですよ――
 地響きが。土煙の向こうから地響き伝わってくる…。
 土煙の向こうから姿を現したのは頭を吹き飛ばされ、内部の配線が剥き出しなっていてもなお平気な様子の鯰だ。
「な、なんてことダ。こいつ……まだ動くぞ!」
 鯰は跳ねては大地を揺らしながら、少しずつゲンダーに近づいてくる。跳ねるたびに身体が壊れてパーツを周囲にばら撒こうが全く構う様子もない。
「ヴェルスタンドの鉄の鯰は化け物か!?」
 このままでは踏みつぶされてしまう。逃げなくては…。しかし、汁一極の反動でゲンダーは立つことすらままならない。
 汁一極の衝撃でどこか遠くへ吹き飛ばされていたグメーシスが戻ってきた。事態を把握したグメーシスは動かないゲンダーをなんとか避難させようとゲンダーの右腕を必死に引っ張ろうとするが、グメーシスが掴んだ部分は粉となって風に飛ばされてしまった。なんと、グメーシスはものを掴むことができない。うろたえるグメーシス。
「無理するな、グメーシス。オレのことは大丈夫ダ…。おまえだけでも早く逃げるんダ!」
 しかし、だれの目にも無理をしているように見えるのはゲンダーのほうだった。ますますうろたえるグメーシス。
 そんな間にも、鯰はどんどん距離を詰めてくる。たとえ鯰が見えていなくても、大きくなる揺れがそれをいやでも感じさせてくれる。もはや、ゲンダーと鯰は目と鼻の先だ。
(こんどこそおしまいか……! すまない、メイヴ。やはりオレには…)
 鯰の影が頭上に迫る。鯰はもはや原形を留めていなかった。
(グメーシスもすまない。頼んだわけでもないのに、おまえは最後までオレたちについてきてくれるのか…)
 グメーシスは最後のそのときまでゲンダーのそばを離れようとしない。その小さな身で震えながらも必死にゲンダーを庇おうとしている。
(いいんダ。もういいんダ、グメーシス…ッ! おまえまで一緒にやられることはないんダ…!!)
 最後の力を振り絞って、唯一動かせる左腕でグメーシスを叩き飛ばす。粉化して腕に穴があくが、もうそんなことはどうでもいい。せめてグメーシスだけでも助けてやりたかった。
 叩き飛ばされたグメーシスが草むらに落ちるのとほぼ同時に、ドスンという鈍く響く音が聞こえた…。
「グ…グメェェェエエェェェーーーッッッ!!!」
 グメーシスの悲痛な叫びが虚しく響き渡った…。

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第十八章 後編「Peregrinus」
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