ロストルームなのか? ◆7ediZa7/Ag
──じゃあ次は、こういうのはどうでしょう。
【壱】
鬼はすべての元凶であり、この世の悪のすべてであり、生きとし生けるものに対する脅威。
そんな鬼と人間の戦いが、この国ではずっと存在していた。
それは日本各地に残る鬼殺の伝承が証明してくれる。
そんな鬼と人間の戦いが、この国ではずっと存在していた。
それは日本各地に残る鬼殺の伝承が証明してくれる。
とはいえ、そう、その事実はあくまで最初に一歩にすぎない。
大事なのは昔から人間は鬼と戦い続けていて、その結果得られた数少ない「功」として鬼に関する技術があったということ。
それは武器だったり、道具だったり、あるいは呪術的なものでもあった。
鬼は悪しきものであるが、それによって得られたテクノロジーを否定する必要はない。
例を挙げれば日輪刀という特殊な日本刀がある。あれも、鬼との戦いのなかで研鑽されたテクノロジーだ。
大事なのは昔から人間は鬼と戦い続けていて、その結果得られた数少ない「功」として鬼に関する技術があったということ。
それは武器だったり、道具だったり、あるいは呪術的なものでもあった。
鬼は悪しきものであるが、それによって得られたテクノロジーを否定する必要はない。
例を挙げれば日輪刀という特殊な日本刀がある。あれも、鬼との戦いのなかで研鑽されたテクノロジーだ。
そしてその技術を鬼殺以外にも使おうとした人が──ここは詳しい時期をあえて書くと──1940年代ぐらいになって現れ出した。
いやもう少し前だったかもしれないけど、実際に記録としてで始めたのはそのあたりだった。
その時この国は戦争まっさかり。
鬼神兵計画。
そう名前づけられた大日本帝国軍の一つの計画があった。
それはもうすごい計画で、資料自体はかなり散逸しているが、鬼によって得られた技術を当時の最新技術にて「人間」に与えるとか、そんなコンセプトだったのだろう。
鬼の神の兵、とすごい名前を書くだけあって、鬼も神もついでに人間も恐れない計画で、それによってなんだろう?戦争に勝とうとしたんだろうか。
いやもう少し前だったかもしれないけど、実際に記録としてで始めたのはそのあたりだった。
その時この国は戦争まっさかり。
鬼神兵計画。
そう名前づけられた大日本帝国軍の一つの計画があった。
それはもうすごい計画で、資料自体はかなり散逸しているが、鬼によって得られた技術を当時の最新技術にて「人間」に与えるとか、そんなコンセプトだったのだろう。
鬼の神の兵、とすごい名前を書くだけあって、鬼も神もついでに人間も恐れない計画で、それによってなんだろう?戦争に勝とうとしたんだろうか。
とはいえ知っての通りそんなものは世には出ていないから、結果はわかるだろう。
鬼なんてものを材料に使うから、出来上がるものもロクなものではなく、計画はロクな方向には向かわず、最終的には鬼神兵など関係ないところで大日本帝国は敗北した。
鬼なんてものを材料に使うから、出来上がるものもロクなものではなく、計画はロクな方向には向かわず、最終的には鬼神兵など関係ないところで大日本帝国は敗北した。
──というどうしようもない未来があった訳なんだけど、実は、この未来を観測していた人間が、戦国の世の段階でいた。
このまま鬼と戦い続けると、たとえ鬼を討ち滅ぼすことができたとしても、やっぱりこの国は滅びる。
このまま鬼と戦い続けると、たとえ鬼を討ち滅ぼすことができたとしても、やっぱりこの国は滅びる。
そんな未来を、とある刀鍛冶がどういうわけか視てしまった。
それから鬼と人間の戦いの影で、未来と現在の戦争まで始まり出していた。
「そちら側」に未来がいくのを止めたい一心でその刀鍛冶は頑張っていて、そのためには未来の技術をふんだんに使った刀を生産する始末。
大正期に一つのピークを迎えていた鬼殺の技術や、その後の大戦期の鬼神の呪術まで反映した刀まで出回っていたという。
「そちら側」に未来がいくのを止めたい一心でその刀鍛冶は頑張っていて、そのためには未来の技術をふんだんに使った刀を生産する始末。
大正期に一つのピークを迎えていた鬼殺の技術や、その後の大戦期の鬼神の呪術まで反映した刀まで出回っていたという。
その頑張りもあって、歴史はうまくズレ始めていたんだが──そうは問屋が卸さなかった。
人類史を変な方向に向かわせた結果、また別の勢力の目に止まってしまった。
時間警察的なもの、というと乱暴だが、人理継続保障機関カルデアと呼ばれる機関の介入によって、歴史と歴史の戦いはさらなる局面へ突入。
その特異点となったその時代では、鬼殺、鬼神、剣士達、刀鍛冶が集結し、各々の思惑で動き始めていた。
加えてそこには端麗人と呼ばれる、時代を超える者の影が──
時間警察的なもの、というと乱暴だが、人理継続保障機関カルデアと呼ばれる機関の介入によって、歴史と歴史の戦いはさらなる局面へ突入。
その特異点となったその時代では、鬼殺、鬼神、剣士達、刀鍛冶が集結し、各々の思惑で動き始めていた。
加えてそこには端麗人と呼ばれる、時代を超える者の影が──
◇
うーん、ダメ。
バトロワからの脱線、そのまた脱線を重ねすぎて、意味不明になっています。
バトロワからの脱線、そのまた脱線を重ねすぎて、意味不明になっています。
◇
【肆】
西暦201X年。
この地球に突如として異星人が襲来した。
彼らはラブデスター星人を名乗る彼らが、第一次接触に際して求めたものは「愛」であった。
この地球に突如として異星人が襲来した。
彼らはラブデスター星人を名乗る彼らが、第一次接触に際して求めたものは「愛」であった。
彼らがどのような思考回路を取っていたのか、部外者であった私には判別することができない。
それでも一人のジャーナリストとして、この問題に切り込んでいきたい。
それでも一人のジャーナリストとして、この問題に切り込んでいきたい。
このところ起こっていた「学園丸ごとを拉致する」という奇怪な、そして陰惨な事件が彼らによって引き起こされたものであることは確かだった。
拉致された学園は全国各地に散らばっており、そのレベルも市井の一般校から、エリートたちが集う名門校、創立100年を超えるマンモス校まで多岐に渡る。
一切関連性のない学生たち数多く集められ、彼らはその中である「実験」をさせられていた。
拉致された学園は全国各地に散らばっており、そのレベルも市井の一般校から、エリートたちが集う名門校、創立100年を超えるマンモス校まで多岐に渡る。
一切関連性のない学生たち数多く集められ、彼らはその中である「実験」をさせられていた。
その実験とは、「恋」を求める異星人たちは、学生間の間で恋愛が成立すれば生還、失敗すれば死亡、という奇妙なものだった。
地球人である我々には、彼らが何を求めていたか理解はできない。
とはいえ異星人たちの思想──および異星人から「返礼」として持たさられた技術──については、生還した学生たちから得られた意見を基に、すでに多くのメディアで語られている。
地球人である我々には、彼らが何を求めていたか理解はできない。
とはいえ異星人たちの思想──および異星人から「返礼」として持たさられた技術──については、生還した学生たちから得られた意見を基に、すでに多くのメディアで語られている。
故に私はここであえて、2000年代に東京で起きたとある怪事件との関連性についても触れたいと思う。
正義のない戦い。あれも奇怪なルールのもと、常識を超越した技術を基に殺し合いが起きていた。
あの事件と、今回の異星人とのファーストコンタクトの間に、実は何か関連性があるということはないだろうか。
正義のない戦い。あれも奇怪なルールのもと、常識を超越した技術を基に殺し合いが起きていた。
あの事件と、今回の異星人とのファーストコンタクトの間に、実は何か関連性があるということはないだろうか。
(原稿はここで止まっている。代わりに殴り書きの乱暴な筆致でこんな口が書かれている)
……どっかで買ってくれねえかなぁ。無理だよなぁ、今日日OREジャーナルみたいなのが流行る時代でもないし。あーあ
◇
バトロワという形には近いですが、まだまだすべてを語り切るには遠いような。
うーん……
うーん……
◇
【参拾参】
かつて、ムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。
その圧倒的な勢力により、かえってその一帯は統率がとれていた。
その圧倒的な勢力により、かえってその一帯は統率がとれていた。
だが、そんなムゲンの支配に唯一、屈することなく、たった2人で互角に渡り合った兄弟がいた。
──雨宮兄弟。
決着がつかないまま、ある事件をきっかけに突如ムゲンは解散し、雨宮兄弟も姿を消した。
そして、その地区に5つの組織が頭角を現した。
各チームの頭文字をとってSWORD地区と呼ばれ、そこにいるギャングたちはこう呼ばれている──G-SWORD。
そして、その地区に5つの組織が頭角を現した。
各チームの頭文字をとってSWORD地区と呼ばれ、そこにいるギャングたちはこう呼ばれている──G-SWORD。
そんな危うい均衡の下に成り立つSWORD地区。
その一角、無名街に一人の少女が迷い込んだことから、事態は一気に動き出していく。
少女を追っていたのは、九龍グループ。裏社会の支配者、9組の極道組織からなる極道連合組織。
その一角、無名街に一人の少女が迷い込んだことから、事態は一気に動き出していく。
少女を追っていたのは、九龍グループ。裏社会の支配者、9組の極道組織からなる極道連合組織。
──この地下にあるんです。
無名街の地下、そこには国内トップレベルの製薬企業、野座間製薬の旧研究施設があった。
そこに一体何が研究されていたのか、何故その秘密をこんな少女が知っているのか、野座間の、そして九龍の思惑は一体何なのか。
そこに一体何が研究されていたのか、何故その秘密をこんな少女が知っているのか、野座間の、そして九龍の思惑は一体何なのか。
幾重に謎が散らばるなか、SWORD地区にアマゾン・亜人といった異形たちまで集結する。
鍵となる少女が元総理大臣の娘と判明。その誘拐を目論む亜人種や野座間製薬、九龍グループの影。
そうした驚異の中、G-SWORDたちはSWORDすべてを、そして国をも揺るがす大事件に直面することとなる。
鍵となる少女が元総理大臣の娘と判明。その誘拐を目論む亜人種や野座間製薬、九龍グループの影。
そうした驚異の中、G-SWORDたちはSWORDすべてを、そして国をも揺るがす大事件に直面することとなる。
一方、マイティウォーリアーズは湾岸地区にて着実に勢力を伸ばしつつあった……
◇
チェンジ
◇
【弐拾参萬陸千弐佰七拾壱】
──遥かな神代、人がまだ、神の庇護下にあったとされる時代。
生命の木の下に、最小<ナノ>の叡智がもたらされた。
だが忘れてはならない。智慧と災厄は表裏一体であることを。
生命の木の下に、最小<ナノ>の叡智がもたらされた。
だが忘れてはならない。智慧と災厄は表裏一体であることを。
それは存在するはずのない、「ほんとうのはじまり」であり、このバトルロワイアルさえも──
◇
疲れてきたのでシミュレーション中断します。
◇
この奇怪な催しが始まり、一人の幼子と出会い、そしてそれも死んだ。
波裸羅がこの島にて遭遇したのはその幼子のみであった。
波裸羅がこの島にて遭遇したのはその幼子のみであった。
「──ふむ」
波裸羅は顎をそっと撫でる。
肌艶の良い麗しい肌が、ぱちぱちと明滅する照明に照らされ妖しく光る。
肌艶の良い麗しい肌が、ぱちぱちと明滅する照明に照らされ妖しく光る。
──波裸羅はその時、研究所と呼ばれる施設に足を踏み入れていた。
この混沌とした殺し合いの片隅に位置するこの施設には、当然のように波裸羅以外の何者もいなかった。
島の外れもいいところだ。
今後も何か特別な意図がなければ、他の参加者が足を踏み入れることはないだろう。
波裸羅とて、たまたま最初に立っていたのが目の前でなければ無視していたに間違いない。
島の外れもいいところだ。
今後も何か特別な意図がなければ、他の参加者が足を踏み入れることはないだろう。
波裸羅とて、たまたま最初に立っていたのが目の前でなければ無視していたに間違いない。
だが波裸羅は目を開けた時、研究所の前に立っていた。
ここに立つ参加者が誰であったにせよ、こんな場所に誘われれば、目の前に意味ありげに立つこの施設を調べることは自然だろう。
その「研究所を間違いなく最初に調べるだろう」参加者が波裸羅であったという、それだけの話である。
ここに立つ参加者が誰であったにせよ、こんな場所に誘われれば、目の前に意味ありげに立つこの施設を調べることは自然だろう。
その「研究所を間違いなく最初に調べるだろう」参加者が波裸羅であったという、それだけの話である。
──それが偶然であるか、必然であるかは置くにせよ。
「意味がわからぬな」
言いながらも、その口角は僅かに、僅かにであるが吊り上っており、存外、その機嫌が良いことを示していた。
今目の前に広がっているのは艶艶と白く塗られた部屋であり、そこには無数の資料が置かれている。
波裸羅からすればそれも奇妙なものであったが、そんなものはどうでもよかった。
波裸羅の興味を引いたのはこの光景ではない。その直前である。
波裸羅からすればそれも奇妙なものであったが、そんなものはどうでもよかった。
波裸羅の興味を引いたのはこの光景ではない。その直前である。
──施設の一室に足を踏み入れた途端、波裸羅は視せられた。
まず最初は、波裸羅もよく知る別の鬼との時代を超える戦いであった。
その中で見知らぬ刀、見知らぬ兵器、見知らぬ時代も視えた。
その中で見知らぬ刀、見知らぬ兵器、見知らぬ時代も視えた。
かと思うと一転、次はあの月や鏡を舞台にした奇妙な遊戯とも遭遇した。
意識は次々と明滅し、変わっていく。曖昧でありながら明瞭な視界は、次に人食いの異形たちの姿も見せた。
勝次の言っていた光景に近しいものも、その中にはあった。
意識は次々と明滅し、変わっていく。曖昧でありながら明瞭な視界は、次に人食いの異形たちの姿も見せた。
勝次の言っていた光景に近しいものも、その中にはあった。
「あの桃太郎卿、端麗人の姿も見えたが」
視覚的な感覚が、純然たる情報として意識に流れ込んでくるという奇怪な現象だった。
時間にしてどれほどのものだったか。一瞬だったのか、あるいは悠久に等しい刻であったかもしれない。
どちらであれ、その間に無数の“何か”を視せられた波裸羅は、少しだけ愉しげであった。
時間にしてどれほどのものだったか。一瞬だったのか、あるいは悠久に等しい刻であったかもしれない。
どちらであれ、その間に無数の“何か”を視せられた波裸羅は、少しだけ愉しげであった。
「果たしてな」
この施設が何であるかは無論何一つわからなかったが、おそらく、最も大切な事象は先の光景だろう。
そんな確信があったからこそ、波裸羅は部屋を後にする。
そんな確信があったからこそ、波裸羅は部屋を後にする。
明かりが消えた部屋は再び静寂に包まれる。
静かにただ次の来訪者を待ち望むように──
静かにただ次の来訪者を待ち望むように──
【A-3・研究所/1日目・黎明】
※研究所には各種資料が転がっています
※研究所には各種資料が転がっています
紙だったり、データだったり、ホログラム的な何かだったりと保存方法は多岐に渡ります。
それぞれにはなんだかとても重要そうなことが記されていますが、置いてある資料同士で大きく矛盾してしまっています。
それぞれにはなんだかとても重要そうなことが記されていますが、置いてある資料同士で大きく矛盾してしまっています。
ただもしかすると、この中には、真実の……
【波裸羅@衛府の七忍】
[状態]:健康、胸に傷
[装備]:派手な和服
[道具]:基本支給品一式、真田の六文銭@衛府の七忍、ナノロボ入り注射器×2@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター
[思考・状況]
基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。
1:勝次のことは忘れぬぞ。
2:彼岸島勢に興味。
[備考]
※第十四話以降からの参戦。
[状態]:健康、胸に傷
[装備]:派手な和服
[道具]:基本支給品一式、真田の六文銭@衛府の七忍、ナノロボ入り注射器×2@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター
[思考・状況]
基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。
1:勝次のことは忘れぬぞ。
2:彼岸島勢に興味。
[備考]
※第十四話以降からの参戦。
| 前話 | お名前 | 次話 |
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