「衝戟に備えろ」 ◆OLR6O6xahk
マンションの構造は一時間以上かけて理解し、爆弾の設置も終えた。
仕掛けた場所は大まかに分けて三か所。中層と下層、そしてエレベーターシャフトである。
爆破は二回。まず中層を爆破し、次にエレベーターシャフトと下層を一気に爆破。
最後に火力が足りなければダメ押しでゾルダのファイナルベントを撃ち込めば満遍なく要所に爆風が届き、
倒壊まで運べるだろうというのが傭兵として爆発物にも精通する佐藤の見立てだった。
仕掛けた場所は大まかに分けて三か所。中層と下層、そしてエレベーターシャフトである。
爆破は二回。まず中層を爆破し、次にエレベーターシャフトと下層を一気に爆破。
最後に火力が足りなければダメ押しでゾルダのファイナルベントを撃ち込めば満遍なく要所に爆風が届き、
倒壊まで運べるだろうというのが傭兵として爆発物にも精通する佐藤の見立てだった。
中層を爆破してしまえば上層と下層は断絶し、このペンタゴンから降りられなくなってしまうが、佐藤にとっては問題はなかった。
彼には二通りの脱出方法があるからだ。
彼には二通りの脱出方法があるからだ。
まず一つ目は亜人の能力を利用した投身自殺。
ペンタゴンの高さなど、不死の亜人にとっては飛ぶに何の障害にもなりはしない。
投身自殺後、生き返り安全な場所まで離れた後下層を爆破とエンドオブワールドを撃ち込む、というのが第一案。
もう一つはゾルダに変身しミラーワールドを経由した脱出だ。
これは爆弾を設置する際にテストを行ったが、支給品の説明書の通りに鏡の中に入ることができた。
全く不思議な代物であるが、鏡面世界には入った瞬間警告音が高らかに鳴り響き、数分といる事も出来なかった。
ライダーの身体能力ならば一分あれば離脱は十分可能であるし、IBMを用いてもよいのでそこは問題ないのだが、リスクも存在する。
ペンタゴンの高さなど、不死の亜人にとっては飛ぶに何の障害にもなりはしない。
投身自殺後、生き返り安全な場所まで離れた後下層を爆破とエンドオブワールドを撃ち込む、というのが第一案。
もう一つはゾルダに変身しミラーワールドを経由した脱出だ。
これは爆弾を設置する際にテストを行ったが、支給品の説明書の通りに鏡の中に入ることができた。
全く不思議な代物であるが、鏡面世界には入った瞬間警告音が高らかに鳴り響き、数分といる事も出来なかった。
ライダーの身体能力ならば一分あれば離脱は十分可能であるし、IBMを用いてもよいのでそこは問題ないのだが、リスクも存在する。
説明書曰く、もしミラーワールドでアクシデントが発生すれば変身者は光となって消滅してしまうというからだ。
さしもの亜人と言えども、光の粒子に変換されてしまえば生きてはいられないだろう。
とはいえ、ミラーワールドに入る事のできる人物自体ほぼライダーに限定されているし、どの道首輪が爆破されるまでに脱出しなければならないため頭の片隅においておける程度のリスクである。
リスクを計算に入れてもゲリラ戦や電撃戦を得意とする佐藤にとって、姿や音や匂いからの追求を回避可能な通行路として使えるミラーワールドは魅力的であり使わない手はなかった。
さしもの亜人と言えども、光の粒子に変換されてしまえば生きてはいられないだろう。
とはいえ、ミラーワールドに入る事のできる人物自体ほぼライダーに限定されているし、どの道首輪が爆破されるまでに脱出しなければならないため頭の片隅においておける程度のリスクである。
リスクを計算に入れてもゲリラ戦や電撃戦を得意とする佐藤にとって、姿や音や匂いからの追求を回避可能な通行路として使えるミラーワールドは魅力的であり使わない手はなかった。
むしろ佐藤としてはよりHARDなリスクが欲しい所であった。
難易度が高ければ高い程、温厚そうな顔の裏で意思を燃やすのが彼という男なのだから。
難易度が高ければ高い程、温厚そうな顔の裏で意思を燃やすのが彼という男なのだから。
「うーん、やっぱり『爆破セレモニー』っていうぐらいだし、何人かは観客が欲しいねぇ」
今この瞬間爆破してもよいが、それではペンタゴンの倒壊は目にできても、爆破の瞬間は見逃す者も多いだろう。
きっと派手な花火になるため、それは少しもったいない気もする。
一応の宿敵である永井圭がいればいい反応が期待できるのだが。
そこまで考えて、佐藤の脳裏に先ほど見た一団が蘇る。
きっと派手な花火になるため、それは少しもったいない気もする。
一応の宿敵である永井圭がいればいい反応が期待できるのだが。
そこまで考えて、佐藤の脳裏に先ほど見た一団が蘇る。
「あ、そうだ。あのライダー君たちがいたっけ。出てくるかどうか分からないけど呼んでみるか」
蝙蝠のモンスターと飛行していた自分と同じ仮面ライダー。
あの時は民家一つ一つを探す手間と時間を考えて断念したが、辺り一帯を見渡せるここならば話は別だ。
炙り出す事もゾルダの遠距離攻撃能力ならば十分にできる。
あの時は民家一つ一つを探す手間と時間を考えて断念したが、辺り一帯を見渡せるここならば話は別だ。
炙り出す事もゾルダの遠距離攻撃能力ならば十分にできる。
「よし、一つ試してみるか――変身」
友人を自宅に招くような気軽さで佐藤は行動に移す。
再び緑の装甲服がその身を包むと、腰のバックルからカードを引き抜いた。
再び緑の装甲服がその身を包むと、腰のバックルからカードを引き抜いた。
―――SHOOT VENT―――
無機質な電子音が響き、手中に巨大な砲が現れる。
ゾルダによって強化された視野に広がるのは、朝焼けに包まれる島の景色だった。
しかしそんな景色は何の価値も持たないと言わんばかりに彼はその手の砲を指向する。
ゾルダによって強化された視野に広がるのは、朝焼けに包まれる島の景色だった。
しかしそんな景色は何の価値も持たないと言わんばかりに彼はその手の砲を指向する。
狙うは先程見たライダーが降り立ったE-6地点。
隣接しているエリアのため、ギガランチャーの射程内だったのは幸運だっただろう。
そして引き金を絞ろうとしたところで、先程爆弾を貰った少年も其方の方向へ向かっているのが見えた。
何か恐ろしい物を見ているかのようにのたうち回り、足取りはおぼついていなかったが。
一先ず、あの進軍速度ではこれから行う無差別砲撃に巻き込む恐れはないと佐藤は推察する。
隣接しているエリアのため、ギガランチャーの射程内だったのは幸運だっただろう。
そして引き金を絞ろうとしたところで、先程爆弾を貰った少年も其方の方向へ向かっているのが見えた。
何か恐ろしい物を見ているかのようにのたうち回り、足取りはおぼついていなかったが。
一先ず、あの進軍速度ではこれから行う無差別砲撃に巻き込む恐れはないと佐藤は推察する。
「それじゃあ一発目、行ってみよう」
引き金が今度こそ絞られ、砲火が適当に狙いを付けた民家へと炸裂。
誰もいない民家だった様子で、出てくるのは煙と炎だけだったが佐藤は気にしない。
元より当たるなどと思ってはいないし、当たられても困るからだ。
あくまでこの砲撃は狼煙に過ぎないのだから。
そのためあのライダーが炙り出されればその時点で砲撃を中止し、Vサインでも佐藤は送って待つつもりだった。
余り攻撃しすぎて逃げることを優先されては本末転倒である。
逃げるよりもここまで赴き倒す方が安全を確保できる、そう思わせる事が肝要なのだ。
それでもなお逃走を優先するのであれば…それはもう仕方ない。その程度の手合いならば彼からしても論外甚だしい腰抜けという事になる。
その場合でも視線はこのPENTAGONに送られ、爆破の瞬間を見届けてもらえる可能性は高まるだろう。
誰もいない民家だった様子で、出てくるのは煙と炎だけだったが佐藤は気にしない。
元より当たるなどと思ってはいないし、当たられても困るからだ。
あくまでこの砲撃は狼煙に過ぎないのだから。
そのためあのライダーが炙り出されればその時点で砲撃を中止し、Vサインでも佐藤は送って待つつもりだった。
余り攻撃しすぎて逃げることを優先されては本末転倒である。
逃げるよりもここまで赴き倒す方が安全を確保できる、そう思わせる事が肝要なのだ。
それでもなお逃走を優先するのであれば…それはもう仕方ない。その程度の手合いならば彼からしても論外甚だしい腰抜けという事になる。
その場合でも視線はこのPENTAGONに送られ、爆破の瞬間を見届けてもらえる可能性は高まるだろう。
「いやあバトルロワイアルの会場はよく燃えるねぇ」
邪気のない言葉と共にまた一つビルディングの壁が吹き飛ぶ。
こうやっていれば、あのライダー達のみならず砲撃に気づくものもいるかもしれない。
砲撃に気を取られて接敵に気づかぬことがないようIBMを放ち、更にはミラーワールドからマグナギガがPENTAGONの周囲を見張っている。
こうやっていれば、あのライダー達のみならず砲撃に気づくものもいるかもしれない。
砲撃に気を取られて接敵に気づかぬことがないようIBMを放ち、更にはミラーワールドからマグナギガがPENTAGONの周囲を見張っている。
「あの時はハンニバルだったけど、今度はダイ・ハードだね」
フォージ製薬本社ビルでは航空機での突撃をおこない、フォージ安全ビルではゲリラ戦をくり広げた佐藤だったが、爆弾は使用しなかった。
そのため、現状の自分とより近いシチュエーションである傑作アクション映画が浮かんだのだ。
そんな他愛のない事を考えながらも引き金を絞り続け、その度に砲火と戦塵がまき散らされていく。
世界が彼の戦火によって塗り替えられ、侵略されていく。
まだ見ぬ強敵に夢を馳せながら、不死の怪物は破壊の序曲を奏で続ける―――、
そのため、現状の自分とより近いシチュエーションである傑作アクション映画が浮かんだのだ。
そんな他愛のない事を考えながらも引き金を絞り続け、その度に砲火と戦塵がまき散らされていく。
世界が彼の戦火によって塗り替えられ、侵略されていく。
まだ見ぬ強敵に夢を馳せながら、不死の怪物は破壊の序曲を奏で続ける―――、
【E-7/PENTAGON付近/1日目・朝】
【佐藤@亜人】
[状態]:健康
[装備]:ゾルダのデッキ@仮面ライダー龍騎、無名街爆破セレモニーで使用された爆弾@HiGH&LOW
[道具]:基本支給品一式、日本刀@現実
[思考・状況]
基本方針:ゲームに乗る。
1.PENTAGONが勝つか、花火が勝つか、実験だよ実験。爆弾設置して準備万端だ。
2. 飛んでいたライダーに興味。
来てくれないかな~。
3. PENTAGONの前でふたりの参加者を殺した犯人に興味。
[備考]
※少なくとも原作8巻、ビル攻防戦終了後からの参戦
※亜人の蘇生能力になんらかの制限があるのではないかと考えています。
※IBMを使用しました。使用に関する制限は後の書き手さんにお任せします。
※ゾルダに変身している間はIBMも強化されるようです。
※変身中に限りIBMを二回以上出せるようです、どれ程出せるかは後続の書き手氏にお任せします。
※飛行中の龍騎の姿を確認しました。
[状態]:健康
[装備]:ゾルダのデッキ@仮面ライダー龍騎、無名街爆破セレモニーで使用された爆弾@HiGH&LOW
[道具]:基本支給品一式、日本刀@現実
[思考・状況]
基本方針:ゲームに乗る。
1.PENTAGONが勝つか、花火が勝つか、実験だよ実験。爆弾設置して準備万端だ。
2. 飛んでいたライダーに興味。
来てくれないかな~。
3. PENTAGONの前でふたりの参加者を殺した犯人に興味。
[備考]
※少なくとも原作8巻、ビル攻防戦終了後からの参戦
※亜人の蘇生能力になんらかの制限があるのではないかと考えています。
※IBMを使用しました。使用に関する制限は後の書き手さんにお任せします。
※ゾルダに変身している間はIBMも強化されるようです。
※変身中に限りIBMを二回以上出せるようです、どれ程出せるかは後続の書き手氏にお任せします。
※飛行中の龍騎の姿を確認しました。
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| 壊音 | 佐藤 | だんだん遠くなってく君を追いかけていく |