奏音 - Kanon



「影を追う。その声は脳裏に、姿は眼に、悲願は記憶に焼き付いているのだから」


年齢:960 / 身長:163cm / 体重:54kg
地域:日本
属性:混沌・悪 / 性別:女 / 血液型:変質
誕生日:「憶えていませんよ」
イメージカラー:カーマイン
一人称:私 / 二人称:君
特技:完全記憶
好きなもの:花鳥風月、静かな場所、「かつて恋をし、今もなお愛し続ける人」 / 苦手なもの:人間、騒がしい場所
天敵:蛇芽家初代
起源:記録
魔術属性:土・水
魔術系統:固有結界、呪術、霊媒医療ほか
魔術特性:蓄積・浸透
魔術回路・質:D++ / 魔術回路・量:EX(測定不可) / 魔術回路・編成:変質

+ 20の質問
質問1 名前と年齢と性別を教えてください
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質問2 身長と体重を教えてください
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質問3 血液型と誕生日を教えてください
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質問4 好きな色、自分を象徴するような色はありますか
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質問5 特技はなんですか
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質問6 好きなものはなんですか
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質問7 嫌いなものはなんですか
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質問8 天敵とかいますか
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質問9 属性について教えてください
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質問10 所属勢力はどこですか
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質問11 令呪はどこにありますか、どのような形ですか
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質問12 貴方の外見について自由に話してください
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質問13 ざっくりとあなたの性格を教えてください
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質問14 どのように生まれて、今までどんなことがありましたか
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質問15 聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください
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質問16 聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください
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質問17 親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません
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質問18 自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません
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質問19 自分にモチーフなどはありますか
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質問20 なにかこちらに質問はありますか
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今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います
+ 令呪

略歴


 千年近くの時を生きる死徒。かつて西欧にて『記憶書庫(ムセイオン)』と呼ばれていたが、四百年ほど前に極東へと渡り行方を晦ました。

人物


 緋色の髪を長く伸ばした神秘的な女性。微笑を浮かべれば男を狂わせる美貌を、黒い着物と髪飾りが余すことなく惹き立てている。
 その眼は常に閉じられているが、盲目という訳ではなく意図的にそうしているようで、魔術により外の世界を知覚している。
 物腰柔らかで激することなく、ただ穏やかに、平坦に世界を俯瞰するような達観した雰囲気を纏っている。
 浮世離れしたその気配に何処か男性的な口調も入り混じり、その場にいるだけで周囲へと引力を持つような人物。

 その一方、本人の性格は酷く厭世的であり、多くの死徒と同じく本質的に人間を嫌い、見下している。
 その知識を遺し、人の生み出す営みを眺めるモノとしてそれらに対する敬意はあれど、本質的な価値観が人とは相容れない。
 ——ただ一人、その生命全てを賭けて愛すると誓った、ある男を除いては。

能力


 死徒としての高い身体能力・生命力に加え、高い魔術の腕と知識を持つ賢者。
 加えて特異な魔術回路に任せた完全記憶能力を有しており、これにより見聞きしたあらゆる事象を己の中に記録している。
 元々は霊媒医療を専門とする魔術師であり、それらに関する技術は一流といって差し支えないレベルへと達している。
 とある死徒の絶技とされる摘出までは行えないものの、起動している魔眼を他者へ移植することも可能。

 奏音の古い異名と同じ名を持つ固有結界『記憶書庫(ムセイオン)』を保有する。
 これにより、類稀なる賢者にも並ぶ知識量、一流の戦士に匹敵する戦闘術などをただの一般人に与えることが可能。
 彼女の持つ完全記憶能力はこの結界に付随するものであり、千年近くの歴史を溜め込んだ膨大な知識は大図書館にも匹敵する。
 しかし、これらの知識を無作為に授けることを良しとせず、且つその劣化を防ぐために眼が開かれる機会は多くない。

+ 能力詳細
能力詳細

・『記憶書庫(ムセイオン)

「——我が眼は扉。歴史、叡智、あらゆる営みを開け放つ、記憶書庫なりし心を見つめるもの」

  奏音の保有する固有結界。質量と干渉力を持った残像、己の内にこそ光を見出した者の現実曲視。
  彼女の双眸は外界を臨むモノにあらず、自身の更に深い心象をこそ見つめ続ける為の門。閉ざされ、誰何を認知しないもの。
  故に、その眼を開けば「見る力」を以て己の世界を外側へと転写し、現実を侵食する異界を為す。
  その風景は幾多もの書物の積み上げられた書庫。黴の匂いのまま、吹き抜ける風を受け入れる昏く深い世界。
  展開後、結界内にいる対象にあらゆる知識、記憶、記録、技術を一時的に授けることが可能になる。
  与えられるそれらは術者の見聞きし、記憶しているもの全てが該当し、それに伴う精神性なども改竄することが可能。
  これによりただの一般人を一流の戦士へと変える事も可能で、元々はこれにより操った人間を使い己の領地と勢力を築いていた。
  この結界は奏音の眼により映し出されたモノであり、一度でも瞬きをすれば即座に風景は掻き消えてしまう。
  尤も、彼女自身が魔術的に瞬きを避ける方法など幾らでも持ち合わせているため、実質的に制限は無いに等しい。

関連人物


  • 蛇芽家初代
  蛇芽家の始祖にして、ヒトの身一つで死徒であるカノンを打ち倒した剣客。
  武を携え、「始原を目指す」その在り方に惚れ、その永き生を賭して愛し続けると決めた。
  現当主の娘。初代の得た「答え」を受け継いで異能『原視の魔眼』を発現させた。
  父親には然程興味を抱いていないが、想い人の夢想した極点へと至る可能性を秘めた彼女に強い関心を抱く。
  蛇芽冴枝のお目付け役。能力はともかく、退屈な蛇芽の家に変化を齎す可能性を期待し、それなりに興味を持っている。
  純血の薔薇(ブラッディ・プラント)の異名を持つ千年規模の死徒。西欧にいた頃から交流があり、現在も文通を交わしている。


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最終更新:2021年02月27日 22:20