ブリジット・メイア・ウィンザー・ライジェル - Bridget Meir "Windsor" Rigel
「正しさは正義と同一ではない。ですが——」
「自らの信じる正道を誇れない者が、ただ悪戯に正義を騙ることなど浅ましく、愚かなだけです」
年齢:16 / 身長:159cm / 体重:47kg
スリーサイズ:B79・W59・H81
地域:イギリス
属性:秩序・善 / 性別:女 / 血液型:A型
誕生日:11月11日
イメージカラー:
プラチナブロンド
一人称:私 / 二人称:貴方、貴女
特技:降霊術
好きなもの:正々堂々とした行い、紅茶 / 苦手なもの:卑劣な手段に頼ること、カレー
天敵:特になし(基幹)/
友達(平行世界)
起源:「王道」
魔術属性:水、風、地
魔術系統:元素変換、降霊術、投影魔術など
魔術特性:支配
魔術回路・質:B++ / 魔術回路・量:A+ / 魔術回路・編成:正常(基幹)/やや変質(平行世界)
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20の質問 |
質問1 |
名前と年齢と性別を教えてください |
「」 |
質問2 |
身長と体重を教えてください |
「」 |
質問3 |
血液型と誕生日を教えてください |
「」 |
質問4 |
好きな色、自分を象徴するような色はありますか |
「」 |
質問5 |
特技はなんですか |
「」 |
質問6 |
好きなものはなんですか |
「」 |
質問7 |
嫌いなものはなんですか |
「」 |
質問8 |
天敵とかいますか |
「」 |
質問9 |
属性について教えてください |
「」 |
質問10 |
所属勢力はどこですか |
「」 |
質問11 |
令呪はどこにありますか、どのような形ですか |
「」 |
質問12 |
貴方の外見について自由に話してください |
「」 |
質問13 |
ざっくりとあなたの性格を教えてください |
「」 |
質問14 |
どのように生まれて、今までどんなことがありましたか |
「」 |
質問15 |
聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください |
「」 |
質問16 |
聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください |
「」 |
質問17 |
親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません |
「」 |
質問18 |
自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません |
「」 |
質問19 |
自分にモチーフなどはありますか |
「」 |
質問20 |
なにかこちらに質問はありますか |
「」 |
今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います |
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略歴
現英国王室ウィンザー家傍流、イングランド貴族ライジェル家の若き当主。
表の世界では三代目ルートン女伯爵ブリジット・メイア・ウィンザーとして知られ、僅か15歳で正式に家督を継いだ女傑である。
その発端は三年前、父グレゴリー・ライジェルが敵対する勢力により暗殺されたことでライジェル派の体制が脆くなったことに起因する。
当時13歳だったブリジットはまだ家督を継承できる段階になく、敵対者側に寝返った一部の分家の圧力も在り家系自体が危機的状況下にあった。
そのような中で復興を決意した彼女は、二年の潜伏の間に水面下で勢力を集め反撃の機会を待ち続けた。
歴代が積み重ねてきた信頼、そしてブリジット本人の資質もあって機は熟し、乗っ取りを画策していた魔術師らを駆逐することに成功。
名門として再び返り咲いたライジェルは名声を高め、更に英国政府の調べにより犯行勢力の中に某国のスパイがいたことが露見する。
結果的に英国王室の危機を救う形となったブリジットは女王エリザベスⅡ世より招聘を受け、直々にウィンザーの姓を賜った。
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ライジェル家について |
ルートン伯爵家。東イングランドの古い魔術師の家系にして、現在ではハーウッド伯爵夫人メアリーの系譜に属する王族。
その成立は十世紀頃に海を渡ったケルト系の魔術師を祖とし、元々一部の英国王室とは血縁的な関係性を有していたとされている。
歴代の当主は世襲貴族として代々貴族院議員を輩出し、何度かの革命も乗り越え近現代に至ってもその権威は保たれていた。
二十世紀になると当代当主が王室貢献によりルートン伯爵位を叙勲し、さらにジョージⅤ世の娘メアリーの長女(第三子)と婚姻を結ぶ。
これによりライジェルは現英国王室ウィンザー家の傍流に加わった。姓こそ変わらずとも、英国の歴史と共に在った家系と言える。
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人物
白い花のようなドレスに身を包んた少女。
最高級のシルクを思わせる艶やかなプラチナブロンドの髪と、曇りなき聡明さを映し取る深青の瞳が特徴的。
幼さの残る顔立ちとは裏腹に精神は非常に熟達しており、自らの責務と立場を正しく理解して行動することができる才女。
清廉潔白を旨とし、他者の痛みを受け止め迷いながらも、必ずその道を往き決断を下す生き方は正しく「君臨する者」の素質である。
その一方でどこか天然な所もあり、プライベートな時間や気を許した相手の前ではその一面が漏れ出ることもしばしば。
本質的にはお転婆な年頃の少女で、使用人曰く「疲れてくると意外とボロが出やすい」とのこと。
女王陛下より賜った姓は基本的に公の場で使われ、表社会での認知度は「ブリジット・メイア・ウィンザー」としての方が高い。
一方で魔術師としての彼女は「ブリジット・メイア・ライジェル」、または全名と、個人的な線引きで名乗り分けている。
能力
優れた才能と努力を併せ持ち、それらを万全に発揮し様々な系統の魔術を修める極めて優秀な魔術師。
その力量は時計塔の君主にすら勝るとも劣らないとされ、天才を超えた怪物がひしめく英国魔術師社会でも一流の域にある。
専門分野は元素変換。ライジェル家は本来降霊術を扱う系譜だったが、十五世紀頃に方針を転換し五大元素の理論を取り入れた。
高密度の現粗結晶を媒介とし、原始的なシャーマニズムに似た降霊で元素塊(パラケルススが定義した人工霊)をその身に降ろす。
ブリジットは特に水の元素塊と相性が良く、水を凝縮することで激流を生み出す、分子の振動を操り超高低温を再現することが可能。
また投影魔術にも優れた資質を発揮し、同じく降霊術と併用することで投影品の物理的・概念的な補強を行える。
これにより、通常の物品であれば本物と遜色ない性能に、高位の魔術礼装でも疑似的にその能力を再現することができる。
その他にも護身術としての柔道、伝統的な貴族の教養として自由七科や馬術、フェンシング、アーチェリーなども修めている。
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能力詳細 |
能力詳細
・『泡沫のクワイア』
「——"解放"!」
彼女の魔術戦における戦闘スタイル。一流の回路を演算に用いた、合唱隊の如き流動術式の並列操作。
空気中の水をエレメンタルにより操作し、分子に振動を施して熱負荷をかける事で、局地的に水蒸気爆発を引き起こす。
爆発そのものは「魔術により引き起こされる物理現象」であるため、抗魔術などの対策を無視して効果を出すことが可能。
純粋な火力もかなり高く、後先を顧みない最大出力であれば火山の噴火にも匹敵するほどの一撃を見舞う。
・『慈悲の剣』
「汝の命運は我が剣に、我が命脈は汝が為に。我、祖国が安寧の礎を継ぐもの——」
英国王室に伝わる宝器。切っ先の無い形状をした、武器ではなく王権象徴としての剣。
あくまで投影魔術により虚像を作るのみだが、自らの血を媒介とした降霊術と組み合わせる事で概念強度を増す事が可能。
本来、投影により形取られる物品はすぐに消滅するが、ブリジットにより映し出されたこの剣は極めて高い強度を誇る。
これにより別の儀式魔術や抗精神術式の起点とするなど、通常の投影品では不可能な事例を成し遂げる事が出来る。
当然術式の強度も飛躍的に高まり、判定次第ではサーヴァントによる呪詛すら撥ね退ける障壁を生成するほど。
・『守護の王剣』
「神は我らが栄光を守り給う——!」
『慈悲の剣』を起点とする大魔術。かの宝剣が有する鎮護の概念を先鋭化させ、外的干渉を弾く十三の剣が強固な障壁を生成する。
障壁の核を土地に依存する結界と個人に依存するこの魔術とでは根本から異なる。原理としては基礎的な流動を極限まで練り上げた代物。
一度展開してしまえば硬度は相当なもので、現代の魔術師による断続的な火力術式程度なら傷一つ負うことなく回避可能。
たとえ相手がキャスタークラスのサーヴァントであっても、扱う魔術の基盤によっては攻撃を完全に通し切ることは叶わない。
本来は瞬間契約として十小節以上の詠唱を有するが、ブリジットは短縮詠唱と事前準備により数秒ほどの詠唱で展開可能。
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??? |
―創造理念、継承―
―基本骨子、通念―
―構成物質、仮定―
―製作技術、想起―
―成長経験、追想―
―蓄積年月、肯定―
——Dedicated To Our Dreaming Beauty.
『未だ道往く慈悲の剣』 |
ランク:D++ |
種別:決戦奥義 |
レンジ:0~10 |
最大捕捉:7人 |
ある特殊な条件下において、奇蹟的なまでの一致が発現させた宝剣カーテナの「真に迫る投影品」。 他の魔術師はおろかブリジットでさえも二度は再現できない、魔術師ブリジット・メイア・ウィンザー・ライジェルの一つの到達点。 剣を揮うと現れる光条と、それに追随する十三の剣が空を駆け、相対する万難を突き崩し未来を切り開く。 最大補足人数は「(ブリジットを含む)共に歩み進む人数」で、隣に立つその数が多いほど強度が倍増していく。
それは、剣である。 王を象徴し、国を象徴し、その権限を象徴する。 最初から偽物であるその投影品に、元より意味などない。 だが——理念を継ぎ、目標を貫き、材質を映し、努力を想い、体験を経て、年月を認めれば。 形だけの器には、真に近しき「本質」が宿る。
これは未だ道半ばの物語 故に、六拍を継承した七つの足並みはここで止まらない。
それは、剣である。 刃先の無い、その剣の名は—— |
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関連人物
共通
先代当主。二代目ルートン伯であり、ブリジットが他の誰よりも敬愛する父親。
寡黙だが義理堅く、魔術師としても人間としても優れていた稀有な人物。その権勢を疎んだ反対派閥に暗殺された。
娘のブリジットには非常に甘かったらしく、よく劇場やスポーツの観戦などに連れていってもらったという。
現英国女王。王室への貢献により招聘を受け、最高勲章の授与と共にウィンザー姓を名乗ることを認められる。
時計塔創造科の魔術師。「詩家」ムーンテイラーはルネサンス期に隆盛した家系で、当主は代々ライジェル家に臣従を表明している。
現当主のオリヴァーも例外ではなく、ライジェル家に関する一連の事件の際も終始その解決に尽力していた。
協会に属さないフランスの名門魔術師。三百年前にエリオスレイユが興った際、当代のライジェルとひと悶着あったらしい。
ブリジット自身は悪感情を抱いているわけではないのだが、向こうからは目の敵にされている。
- ヴィクトリア・ルイーズ・アレクサンドラ・メアリー・ライジェル
祖母。ハーウッド伯爵夫人メアリーの第三子(史実では第三子は存在しないが、基幹時空においては長女として誕生しているものと扱う)。
小さい頃によく遊んでもらっていたことから、父グレゴリーとはまた違った形で敬愛している。
基幹
時計塔伝承科の魔術師。
平行世界
友人。率爾発生特異点夢覚処方機関——通称デスペルタドール実働部隊のチームメンバー。
私事においては友人であることを自覚していたものの、とある任務中の彼女の発言に大きく救われる結果となった。
友人。アシュリーと同じく、デスペルタドール実働部隊のチームメンバー。
当初は反りが合わずに反目していたが、彼女が生み出した夢界の解決を経てからはかなり踏み込んで話せる仲となった。
注:このページに記載された内容はフィクションです。実在の人物や団体、家系などとは一切関係ありません。
最終更新:2022年01月14日 00:21