#テーマソング
開催予定
【次回予告】
最大の忘却点――地の代行者たる黒き竜の王を討った一行。
境界に立つ『王』の悲壮は、未来からの否定によって踏み越えられた。
仮定された終焉を覆し、その戦果を以て彼らは塔に舞い戻る。
……が、その平穏も当然長くは続かない。
未だ深淵に坐す「現象」の元を絶たなければ、事態の収束はありえないのだ。
そして出現する、四番目の忘却点。舞台はロシア――風さえ凍て付く果ての国。
歴史上に存在しない「巨大な戦乱」を観測し、想起塔アトラスはかの地を忘却点と認定。
冷えた国に舞う暖かな血を感じながら、ダイバーは戦乱巻き起こる国へと飛んだ。
そこで待ち受けていたのは――――
白を掲げ善を為す者、黒を掲げ悪を為す者。
両極に添った者達の繰り広げる、終わりなき戦乱の世界だった。
勝利こそが正義の立証也。剣を以て、自らの合理を証明せよ。
神造の英雄、招かれざる国祖。濫立せし王権、怒髪天を衝く。
雷鳴と驚飆、叫声と聖言。狂い果てた勇士は、■を喰らいて反転す。
純粋二元に分解された人々は、何を想い、何を為すか。
虚空より青き血潮は決意し、世界は唯一の理想帝国へと統合される。
Fate/Grand Order -Lost Memories-
A.M.6370 白黒両極大戦 ホルムガルド -理想帝国-
「――私は■■、■■■■■■■!」
「此度の争乱を止める為、外より参った『王』だ!」
トレーラー
西暦2020年、世界は或る奇病に蝕まれていた。
「ロスト・メモリー現象」───世界の凡ゆる記憶が、音もなく抜け落ちていく。
事態を重く受け止めた時計塔とアトラス院は互いに協力し、特務機関「想起塔アトラス」を設立。
PC達は正しい歴史の証明を行うダイバーとして、事態解決に向かう事となる……
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彼方より撒かれた種子は成長し、大樹は一つの実を成した。
終焉を厭う演者達は、その足で一目散に終幕へと駆ける。
我は歴史を紡ぐ者。我は歴史を漱ぐ者。
故に、真理は忘却の果てにこそ在り。
神秘の最奥、旧き時代に刻まれた█はその姿を顕す。
Fate/Grand Order -Lost Memories-
Fate/Grand Orderとの差異
此の世界に、Fate/Grand Orderの主な舞台である「人理継続保証機関フィニス・カルデア」なる組織は存在しない。
それ故、レイシフトによる直接的な過去跳躍は不可能。過去・未来への干渉は依然として魔法の域であると考えられている。
これまでのあらすじ
修正完了済み
第一忘却点 B.C.1253 英雄亡失都市 トロイア
ログ(+PC&NPCシート)
不幸なる姫の祈りは聞き届けられ、此処に初めて在り得ざるifが誕生する。
血を血で洗う戦乱の果てに妄執を抱いた王子は討たれ、歴史は「正しく」修正された。
今や彼らの抵抗を知る者は、限りなく極僅かしかいない。
永劫を求めた都市、その成れの果て。
ここに開戦の狼煙は上げられた。
第二忘却点 A.D.1767 極夜魔獣戦線 ロゼール
第三忘却点 A.D.556 邪竜統制円卓 キャメロット
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イベントクエスト 無垢なる雷の聖夜祭 ~2019クリスマス~
ログ(+PC&NPCシート)
黄金の仮面を被った皇帝は、なお消す事の出来なかった「己」を殺すべく願った。
自らの影により否定された存在を、歴史の修正者達は受け止め、無くてはならない泡沫の夢を証明した。
多くの記憶を助けない。しかし、確かにそこに生まれたモノがある。
己を皇帝へと捧げた少女。
聖夜の奇跡は、その孤独を優しく照らす者を与える。
イベントクエスト アトラス学院七不思議 ~2020サマーイベント~
ログ(+PC&NPCシート)
~追記予定~
泥用語集
世界記憶喪失現象
今もなお世界を蝕み続ける、過去の記憶が失われていく現象を指す。「ロスト・メモリー現象」とも。
「現在」は「過去」の選択に拠って担保され、「未来」は「現在」の選択に拠って確定される。
「過去」が揺らげば、当然の摂理として「現在」は曖昧なものと為り、同時に「未来」さえも消失してしまう可能性がある。
想起塔アトラス
アトラス院の技術提供を受けて時計塔が作り出した、事態解決の為の特務機関。
忘却点にPC達ダイバーを送り込み、正しい歴史へと修正並びに証明し、これ以上の過去消失を防ぐ。
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以下部門詳細 |
想起塔アトラスの中心部に当たる、最重要部門。各部門を統率し、一つの組織として成り立たせる。
"世界を騙す"装置、疑似霊子転写装置アガスティアの管理・運営を行う部門。
論理矛盾に依るダイバーの存在消失を防ぎ、ダイブ中は無防備となる肉体を保護する。
各種礼装の開発・調整、疑似霊子転写装置アガスティアの安定化、異物の解析などを行う部門。
想起塔アトラスの職員達に対し、医療的な面で様々な補助を行う部門。
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疑似霊子転写装置アガスティア
想起塔アトラスが用い、疑似的な過去跳躍を可能にした装置。技術提供者は佐々見 芒。
「PC達がその時間、その場所に存在した」という虚偽の事実を世界に"誤認"させ、結果的に過去へとダイブする。
過去が曖昧な今だからこそ出来るイレギュラーであり、一連の異変が完全に修正された暁にはガラクタへ変わると思われる。
空漠輔翼迷宮アリアドネ
疑似霊子転写装置アガスティアの外付け補助装置。
死と再生の象徴である迷宮が基幹となっており、装置によって生と死の境を曖昧にすることで過去へのダイブを安定させる。
仮想理論証明秤エス・カマリ
第一忘却点以降、主に疑似訓練を目的とし想起塔アトラスへ試作的に導入されたヴァーチャル・リアリティ・システム。
アガスティアのシステムバックアップを共有しており、登録されたデータであれば本物と遜色ないレベルで再現できる。
対象は人物・魔物や物品、果ては場所まで様々。現在は想起塔の一角を丸々貸切って設置しており、責任者から許可を得れば誰でも使用可能。
忘却点
世界から忘れられつつある過去の中で、取り分け重要な「歴史の分岐点」を指す。
つまり、この忘却点が違うルートを歩めば現在にまで影響が波及すると思われ、
それこそ人理を全て再演算出来る機構でもない限り、それが何を引き起こすのかは誰も知り得ない。
人理喪失度
正史がどれだけ失われているかを示す、想起塔アトラスが定義した指標。
喪失度が高ければ高い程に正史から掛け離れた未知の世界となり、修復難度も其れに比例して上昇する。
人理喪失度:E(人類史には直接的な影響を及ぼさないが、連鎖的に忘却点が発生する恐れがある)から、
人理喪失度:EX(直ちに修復しなければ、人類史を根本から覆しかねない)まで幅広い。
どれにも共通して言えるのはただ一つ。程度によれど放置する訳にはいかない、ということだろう。
ロスト・サーヴァント/ロスト霊基
想起塔アトラスの英霊召喚システムでのみ観測される、極めて特殊な霊基を持つサーヴァント。
純粋な英霊ではない彼らは「何処かが欠け落ちて」おり、実在する何かを模しつつもその本質を異にする。
その存在は誰かの記憶や思い出により担保される為、彼らを想うものの数が出力にそのまま反映されやすい。
通常通りのクラススキルに加え、「欠落霊基」と呼ばれる固有スキルを持つ。
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現在観測されたロスト・サーヴァント |
イスタンブールで観測された霊基。クラスはライダーで、 ディオクレティアヌスの幼少期を基にしている。
彼女同様に僅かなカリスマを宿しているが、未だ精神性が幼く出力も低い。
忘却点修復後、ロスト・サーヴァントとして想起塔に登録された初の事例となった。
想起塔のシミュレーター内で観測された霊基。クラスはアーチャーで、ギリシャ神話の女神メロペーを基にしている。
存在強度が比較的高く、出力も通常の英霊と同等かそれ以上だが、本来有するはずの神性を全く保有しない。
その正体は英霊ですらないバグデータだったが、異変の解決後に想起塔の召喚システムにバックアップが取られた。
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時計塔
魔術協会における三大部門の一角。
ロンドンに拠点を置き、時代に適応し、人類史と共に魔術を積み上げる事を是とした魔術師たち。
歴史とそれに付随する神秘を大事にする彼らにとって、過去が揺らぐことは何よりも大切な魔術の「劣化」に他ならない。
実際に魔術師たちの中でも、自らの魔術が正常に動作しないなどの明確な異常が発生。
アトラス院からの技術提供を受け、事態解決の為の特務機関「想起塔アトラス」を設立した。
アトラス院
魔術協会における三大部門の一角。
西暦以前から存在する錬金術師を極める者たちの学舎。錬金術に特化し、独自の成長を遂げた学院。
人類の滅びの未来を確定されたものとして、その滅びの到来を少しでも遅くすることを目的とする。
今回、世界記憶喪失現象を原因とすると思われる滅びの到来を観測。
時計塔に技術提供を行い、事態解決の為の特務機関「想起塔アトラス」を設立した。
NPC
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想起塔アトラス 職員名簿 |
想起塔アトラス創設者、現所長。
時計塔降霊科に所属する魔術師で、特に英霊召喚を専門分野とする。
「アトラスの契約書」の持ち主であり、アトラス院に対して協力を取り付けた人物。
また、忘却点の修正に用いる武力として英霊を挙げ、殆ど単身でシステムを構築、実際に召喚までしてみせた。
後述のスタッフ、 ベアトリーチェと魔力パスを繋いでいる。
正史証明部門部門長。
想起塔アトラスの根幹たる疑似霊子転写装置アガスティアの技術提供を行った錬金術師であり、
同時に同装置に拠って、忘却点へダイバーを送り込む最重要部門の最高責任者。
穴蔵と揶揄されるアトラス院の中でも筋金入りの引き籠りで、院内から名前が自然消滅してしまう程。
医療部門スタッフ。
主に職員の全体的な健康管理を行う。食堂のシェフも兼任。
「案内人(ナビゲーター)として世界を渡る」経験をしたという特異な出自から、
院長の霊群が選抜し、最初期の試験的な召喚で呼び寄せたサーヴァントの内の一騎。クラスはライダー。
英霊よりは幻霊に近く、維持にも余り魔力を消費しない特徴からそのまま召喚され続けている。
霊群と魔力パスを繋いでおり、現界の為の魔力は彼女が供給している様だ。
技術開発部門スタッフ。
汎用仮想現実システムである仮想理論証明秤エス・カマリの主要開発者であり、同設備の管理者。
アガスティアの技術理論の一部を引き継ぎ、訓練用シミュレーターへと再昇華させることで想起塔の施設拡張を行った。
サーヴァント・ エラトステネスと本契約を結んでいる。
技術開発部門スタッフにして、想起塔アトラス併設図書館の館長。
オーダー発令時であっても図書館から出てくることは基本的にないが、重大な発見があると真っ先に飛び出してくる変人。
古代ギリシャの大哲学者プラトンに次ぐとされる頭脳を有し、数多くの学問に通ずる想起塔でも最高峰の天才である。
ハウラと契約を結んでおり、現界の為のリソースは彼女が負担している。
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最終更新:2021年09月10日 04:27