魔術犯罪対策部 - INTERPOL Crimes of Magicraft Division
——怪物と闘うものは、その過程で自らが怪物とならぬように用心しなければならない。
概要
国際刑事警察機構——ICPOの意向により発足した、警察総局直属の特務機関。通称を「
ICMD」。
組織創設者である
黎梓豪、及び発案者のフェリクス・ストーカーにより、独自に招集を受けた職員たちで構成される。
極めて特殊な組織体制となっており、フランス・リヨンにある事務総局とは別にアメリカ・ニューヨークに事務所が存在する。
性質
世界各地での魔術師による犯罪、その中でも「表の世界に影響を及ぼす可能性のあるもの」を取り締まることを目的とする組織。
全ての職員が何らかの形で高い執行力を有し、実力は戦闘に特化した魔術師や魔に連なる者と比べても遜色は無い。
武力行使以外にも秘匿捜査、情報犯罪対策、紛争への対応など、その手の届く範囲は多岐に亘る。
基本的には執行管理官、及び各警察組織の司令や依頼を受けて動くが、緊急性が高い場合は独断による捜査・執行も認められることもある。
その性質上、各地の魔術組織や聖堂教会などと協力関係を結び、合同で事件に対応するケースも存在する。
しかし、必ずしもそれらの組織と友好的であるとは限らず、例えば時計塔や閉鎖性の強い土着の組織などとは折り合いが悪いとされる。
組織名簿
関連性のある人物
関連SS
関連設定
- 国際刑事警察機構 - International Criminal Police Organization
国際犯罪の防止、及び加入国間における警察組織の連携を目的とする組織。通称「ICPO」。
当然魔術犯罪についても認知しており、各国警察での監視強化に加え、直接の執行権を持つ機関を創設した。
魔術協会とは、神秘に関わる事件について表向き提携関係にあるものの、互いの能力への信頼が高いとは現状言い難い。
職員全員が所持を義務付けられている警察手帳。警察官としての身分を証明するもので、加盟国全ての公的組織に通用する。
身分証だけでなく礼装としても極めて優れた構造をしており、所有者の本名に対する呪詛を高いランクで無効化する。
通常の呪詛除けとは造りそのものが違うため、ただ呪術に優れる魔術師というだけでは決して突破できない。
職員全員に支給される、所有者専用の魔術礼装。登録コード以外には特定の規格も無いらしく、用途に応じて能力も様々。
ICMD加入時に受けさせられる100のテストにより適性診断をし、その結果に応じて最適な礼装を特注製造する仕組み。
多くの場合、形状は「警察組織の通常装備」か「一般的な思考品など」にカモフラージュされ、中にはその機能を強化したものも存在する。
登録コードの命名は『執行礼装:〇〇(2~4文字)』という規則に準ずるものの、職員が自ら命名し直すケースも存在する。
(設定上、礼装の名称・形状・性質などはほぼ完全に所有PC及びPLの裁量に委任される。)
最終更新:2021年07月30日 00:12