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劇中世界観・用語解説 情報統制
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⚠州邦制国家の教育制度について
日本は州邦制国家へと移行した影響で基礎教養科目が州邦制と地方代表家門による自治統治・特令について学習する「州邦制国家学」に一部変更されている。この科目では情報統制により表向きだけのほんのわずかな部分ではあるが日本の統治機関と家門選挙について学習する。それと昨今のデジタル技術革新に適応させる為に仮想技術実体化能力通称「アビリティ」の使用とVR 並行世界「日本第零州邦国」での実習授業が存在する。なおこの授業内では言語統制された単語を「州邦国語」の「非公式日本語学」で特別学習として勉強する。
⚠言語統制について
⚠「新設非公式日本語」について
- 「日本第三州邦国自治政府広報『新設非公式日本語制定』のお知らせ」より
昨今の第三日本国内では時代に沿った様々な用語、新語・流行語が生まれています。これらを以下『非公式日本語』とします。またそれを使った『言語統制』を州邦国自治政府では行っています。既存の言語を廃止して新たな言語を国民に植え付け、世間の情報を改竄する事によって言語から生まれる感情・思想をコントロールする事を目的としています。
- 非公式日本語とは
業界用語含め新語・流行語、若者言葉、ネット用語、オタク用語などの公的に使われない用語全般を指す単語を指す。
例えば日本第三州邦国内では言語統制によってネット民・ネットユーザーの事を「電民」と呼んでいるが為に、こちらの方が一般国民に定着している。その他にも「情報社会化によってネットを中心とした電民によって世論が形成され社会に直接影響を与えることが常識化した事」を「電民革命」と呼んでおり、第三日本国民はその歴史的な瞬間を大いに喜んでいるという事になっている。また「BBS、ブログ、SNSといったネットサービスで電民革命によって人々が自由に情報を発信し交換出来る社会体制の事」を「情報社会主義」と呼んでおり、第三日本国民にとってとても重要な権限という事になってはいるものの、この世界の日本が全体主義国という事もあり、ネット界隈(電民界隈)そのものが情報統制と思想統制によって「お気持ち表明」のような自由な意見や見解表明が行われる事はなく、人々が政府・国家にとって都合の良い同じ意見・見解を半永久的に繰り返す場所となっている。