リタイアしました
「掴み取れるか? 俺の世界。」
通称 |
セヲ |
性別 |
男 |
年齢 |
19(実年齢23) |
分類 |
【操作系】 |
身長 |
175 |
体重 |
55 |
頭髪 |
ダークシルバー |
服装 |
白シャツ黒ネクタイにグレーのジーンズ |
好き |
正義 人を中身で判断する者 |
嫌い |
悪、特に力を持ちそれに狂酔する者 |
所属 |
『ジェイル』トップ 『ランカーズ』№44449 |
背景
神殺機関での戦争で死亡した
【手旗信号】は学園の暗部機関により回収された。
学園内でも最高峰の学術的価値がある能力だった故、非人道的なものを含むあらゆる蘇生手段が講じられる。
が、一度死した肉体は蘇ることはなかった。
そこで研究者たちは実験段階の技術を投入することにする。
それすなわちクローン体への脳移植。
良識、道徳とはかけ離れた行為は能力者を人として見えていない証拠とも云えるだろう。
幸か不幸か幼いころから稀有な能力が発現していた者は、スペアとして秘密裏にクローン体を培養されていたため、ストックはあった。
結果としては成功。若干肉体の年齢が遡ることになったが、ほぼ以前の体を取り戻すこととなる。
しかし最後まで研究者の思惑通りとはいかなかった。
最期の戦闘時に引き起こされた脳への精神汚染の後遺症により、記憶障害及び能力使用に重大な欠陥が生じていたのだ。
否、欠陥というより改変・刷新と言うべきか。
ベクトル操作を失った代わりに新たに獲得した純白の翼。
学園の科学レベルを以てしても存在が確認されている程度、そんな素粒子を操る新たな能力に研究は行き詰まる。
そしていつしか研究者らは彼を、原理を掴む者(Theory Holder) 通称《セオ・ホルダー》と呼称して忌避し、アナザープランへの格下げ、事実上の研究の放棄を行った。
しかしこれは本人とって非常に好都合であり、セキュリティレベルの引き下がった実験棟からの脱出が容易なものだったことは言うまでもないだろう。
容姿
外見は【手旗信号】を若干若くしたものである。
あまり筋肉質ではなく細身の洋服がよく似合うイケメンだとか。
左目横の泣きぼくろが印象的。
すこし長めに切りそろえた銀髪であり、服は白や黒のブランド物で統一されている。
そのモノクロな出で立ちは無機的なイメージを連想させる。
思想・性格
+
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過去 |
学園の研究機関を抜け出すまではずっと束縛され研究のために生かされてきた。その反動でシャバに出てからは己の好きなよう思うがままに生きることを当然の権利と捉え、自らの欲求に正直に生きている。
自由に生きる過程で目の前に現れるあらゆる障害は他を顧みず躊躇なく排除する傾向があるが、気移りの激しい性格が故に興味がなくなれば途中で投げ出すこともしばしば。
自分がエゴイストであることは重々承知しているが、全ての行動は究極的にはエゴでしかないと考えているので特別自らを省みることはない。
しかし幸いにもこの男のエゴは反社会的行動に結びつくことは少なく、むしろ逆の場合が多い。
特に、強者が弱者を“理不尽な”暴力に晒すことを忌み嫌う点が象徴的だ。
その根底にあるのは、強者ですらさらなる強者にとっては弱者でしかないことの失念という名の『傲慢』への不快感。 ただし強者それ自体は好奇の対象である。
よく勘違いされるが、弱者側の事情に興味があるわけではなく“胸糞悪い”強者を憎むだけ。曰く「障害は取り除いた。後は手前で勝手に救われろ」
自らも理不尽な暴力をそれを上回る理不尽な暴力で潰すといった行為を行なってきたが、そういう性分なんだから仕方が無いとあまり気にしたことはない。やはりエゴイストである。
気さくだが口が悪く飽きっぽい性格のため初対面の人にあまりいい第一印象を与えることがないのが玉にキズ。
相手の気持ちを考えず思ったことを包み隠さず言うためケンカが絶えないが、決してケンカっ早い訳ではない。
『正義』と『悪』に関しては非常にルーズでどっちもただの物好きとしか考えてないが、自分の不快感を煽る存在は圧倒的に悪サイドに多いため結果的に『悪』と対立することが多い。逆に言えば不快に感じない『悪』とは友好的ですらあるし、別にそれが悪いとも思ってない。
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【現在】
正義に実直。
しかし記憶がない頃の自分の行動や他人の言動を省みると、悪と糾弾されるような行動でもなんらかの理由があることを理解できた。
それ故に悪即斬ではなく内面の事情を汲み取り正しい裁量で裁きを下してこそ、裁判機関に属する者のあるべき姿であると考えている。
所詮は正義であれ主観に過ぎないという考え方は記憶が戻った今でも変わってないが、世界からその主観の行使を認められている立場にいる以上、自らの良心に従って動くことは権利であり義務でもあるとの考え。
ジェイルトップ前任者と比べると非常にドライな印象を受けるかもしれないが、決して〝冷酷〟なわけではなくあくまで〝冷静〟なだけ。
情に流されて裁くことを良しとせず、揺るぎない信念を持って職務にあたるよう心がけている。
性格は前述の通り冷静。
口はあまり良くないが、声を荒げることは滅多にない。あくまで静かに、貶す。
自身の肉体年齢と精神年齢が乖離していることもあり外見や年齢で人を判断しないが、それは同時に年上にも敬語を使わないということでもあるため人によっては生意気に見えるだろう。
能力
【予見物質】
暗黒物質の可能性の一つである素粒子《アクシオン》を操る力
アクシオンは複雑な演算によって真空から位相変換によって汲み上げられ、背中に純白の翼の形で蓄えられる。
見た目は普通の翼そのものだが本来の鳥類の骨格可動範囲を無視して自在に動かすことが可能。大きさはおよそ2mで、最大展開枚数は4対の8枚。
羽ばたくことで飛行もできるが、複雑な軌跡を描いたり高速で飛ぶには複数の翼を用いる必要がある。
またアクシオンを汲み上げる際、波動関数の収束に伴って強い磁場が発生する。
展開枚数が増えるほど扱えるアクシオンの絶対量が増え周囲の電磁場が増大し出力も増すが、より高度な演算を高速で行う必要があるため展開枚数は意識の状態から影響を及ぼされやすい。
また強力な電磁場の影響により周辺の電子機器を誤作動させたり体調不良を引き起こす可能性もある。
4対目の翼は滅多なことでは出現せず、出現したとしても数レスが限界(覚醒扱い)
アクシオンには以下の性質がある。
翼そのものを光に変化させてレーザーを照射したりフラッシュバンのように目くらましさせたりできる。
攻撃速度そのものは文字通り光速だが、レーザーの場合は光を収束させ焦点を合わせるまでにかなりのタイムラグが生じる。
つまり出始めは太い懐中電灯の光のようなもので、段々と収束していき最終的に高出力のレーザーとなる。虫眼鏡で光を集めるときをイメージするとわかりやすい。
完全収束すると鉄板を容易く貫通するほどの出力。
この攻撃は翼の枚数によって威力や射程が変わることはないが、収束速度が上がっていく。
目安としては翼1対で完全収束まで4秒、それ以降1対増えるごとに1秒短縮といった具合。
バリバリと音を立てて空気を焼きながら電離しプラズマ状態となる。
そのまま翼を直に相手に当てたり、副産物として発生した電磁場により両者を圧縮し射出することで、荷電粒子砲を撃ち出すこともできる。
食らえば感電及び熱傷を負い、着弾地点には爆発も引き起こすが、その威力や効果は翼の展開枚数に著しく左右される。
《粒子砲の射出速度の目安》
翼1対…常人が容易く避けられる程度
2対…常人がギリギリ避けられる程度
3対…高い身体能力を以てして避けられる程度
4対…見てから避けるのは困難
《粒子砲の威力の目安》
翼2対になってやっとストッピングパワーを有するレベル。3対で他の属性能力者のそれに匹敵するものとなる。
これにより物質と反物質の存在量のバランスが変動する。
つまりアクシオンによって生成された翼の質量を自在に変えられるようになるとも言い換えられる。
質量強化の上限は翼一枚あたり100kgで下限は0kg。ただし50kgを超えると演算の負荷が無視できないレベルになる。
逆に言えば50kgまでは無意識でも質量を増やせるということ。
質量の増減に伴い羽自体の強度も増減し、30kgでプラスチックと同等、70kgでコンクリート、100kgで鋼鉄並の強度となる。
具体的な使用例としては羽の質量を増大させ攻撃/防御の効果を高めたり、逆に質量をほぼ0まで落とすことで飛行効率を上げるといったことが可能。
ちなみに翼はそこに“ある”だけなので本人が重さを感じることはない。
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記録 |
記録
4/20
【奏滅雷腕】から手紙を届けられた。線の細い容姿とは裏腹にしっかりした考えを持った人に思えた。ちょっと固すぎにも見えたが……
4/19
【物理加速】から重要な情報を伝えられた。その代償に不殺同盟に関する資料を闇に葬られることとなってしまった。高い買い物だった。
4/1
繁華街の裏路地で警官を締め殺した男 【All as Answer】を目撃。
興味をそそられたので話をしているうちに一触即発の雰囲気となるが、相手の腹の虫が鳴ったのを聞いて興が醒めてしまう。
腹ごしらえの重要さを再確認することとなった。
~空白期間~
4/30
行きつけのお店の料理長を惨殺した 【悪食凶刃】と戦闘になる。身も心もズタズタにしてやろうと画策したが、原理的に奴の心を折ることは叶わないと気が付き、戦意喪失。戦闘放棄。
4/16
【血槍晶銃】と繁華街の路地裏で出会う。暇つぶしと興味本位での戦闘となったが、無傷で終わることはできなかった。怖い傭兵もいるものだ。
4/10
【超撃雷光】と夜の公園で遭遇する。猫の傍らで冷たいコーヒーを飲んだ。
4/9
転生完了
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最終更新:2012年05月02日 00:22