バインドとは
「回っているヨーヨーは引っ張ったら戻ってくるもの」という考えは、一般常識であり決して間違っていない
しかしストリングプレイ部門のハイレベルな動画では、ヨーヨーの戻し方が昔とは違うことに気付かなかっただろうか?
複雑なプレイの最後に、ストリングスを一回引っかけて戻す。これがバインド(引っかけ戻し)と呼ばれる技だ
なぜそんな戻し方をするのか?
それは引っ張っても戻ってこないヨーヨーを使っているから
意味がわからないと思う人もいるだろうが、今のヨーヨー界ではそれが流行りである
最近の高性能なヨーヨーは、驚異的な「スリープ性能」と引き換えに、「戻りやすさ」を失ってしまったものが多く、
ストリングスを引っかけて、摩擦係数を大きくして無理やり戻すという方法でやっと戻ってきてくれる
ヨーヨーを持っていたらほぼ必ずといって良いほど通る道なのでなんなら最初からバインド仕様でも良い
バインドに適したヨーヨー
戻ってこないヨーヨーのことを「
バインド機種」と呼ぶ
また、引っ張ったら普通に戻ってくるヨーヨーのことを「
引き戻し機種」と呼ぶ
Wikiで紹介されている初心者用ヨーヨーは基本的に全部、初期状態は「引き戻し仕様」だ
バインドができなくても扱えるようになっている
しかし多くの機種は
脱脂したりシムを入れたりいろいろ改造することで「バインド仕様」にすることができる
脱脂に関しては
ここを見てみよう
バインドの練習は「戻ってこないヨーヨー」や、「なかなか戻ってこないヨーヨー」でないとやりにくく
バインド仕様のヨーヨーは複雑なトリック中など戻ってきて欲しくない時には絶対戻ってこないので
トリックがこなしやすかったり不意に戻ってきて起こる事故なんかを減らせる
バインド入門向けヨーヨー
「結局、バインドが初めての人にはどのヨーヨーがいいのか?」という質問がたびたびあるので
とりあえず開けポンでバインド仕様のオススメ機種を書いていく
自分でこれだと思ったのを使って練習しよう
ここでは価格が2.000円以下のお手頃なものと、長く使える高性能なものの2種類に分けて書いておく。
また【
その他VIPPERオススメ機種1A機種はこちらを参照】
低価格ヨーヨー(2000円前後)
高性能ヨーヨー(プラスチック機種、3000円以上、5000円未満)
バインドを覚えてみよう
このトリックの有無こそハイパーヨーヨーと今のヨーヨーの一番の違いである
バインドは一見地味なトリックに見える
しかしこれをマスターするとどれだけ世界が広がるか・・・ハイレベル動画を見れば一目瞭然だ
最終更新:2024年07月27日 23:33