7◆◆◆◆◆◆◆
最早、絶体絶命と呼べる状況だった。かつてGGOにて死闘を繰り広げたデスガンを相手にしていた時のように。
この異空間に閉じ込められてから、レオ達と通信することができなくなり、そして俺のあらゆる攻撃はフォルテに届かなかった。もちろん、脱出方法だってまるで思いつかない。
アスナ達を失ったことで精神的に参っていたことに加えて、アスナを縛りつけていたAIDAと再び出会うことでトラウマが抉られて、俺の心は既に余裕がなくなっていた。
ダークリパルサーとエシュリデータを砕かれても、カゲミツG4で立ち向かっている。しかし、この剣すらも破壊されてしまう恐怖と、俺自身の思考が読み取られてしまうというプレッシャーでどうしても防御を優先していた。
また、体が重くなっていくのを感じる。
戦いによる消耗で動きが鈍くなっているのではない。まるで、見えない重りをいつの間にか付けられているように、全身の動きが遅くなっていた。
AIDAの魔剣が生んだ減速空間に飲み込まれた時と似ている。あの時のように動きがスローモーションになっていないことが、唯一の救いだろう。
だが、体の動きが鈍くなっているせいで、俺は迂闊に攻撃を仕掛けられなかった。
「どうした、キリト? さっきから守りに走っているようだが……怖気づいたのか?」
「誰が、怖気づくかッ!」
そんな明らかな挑発にも乗ってしまい、カゲミツG4を振るう。しかし、奴の身体能力で容易く回避されてしまった。
すぐ目の前にまでいるフォルテは笑っている。これ以上の抵抗は無意味だと、歪んだ笑みが語っているようだ。
「そういえば、キサマはあのクズデータ……レンを守ろうとした時、必死になって戦っていたな?」
「何!? レンさんは、レンさんはクズデータなんかじゃない!」
「そうか……もしも、あの時のようにお前の仲間を俺が殺してやったら、キサマは更なる力を発揮するのか?
確か、ユイとか言ったか? キサマの実の娘であるデータは」
「ッ! ふざけるな! ユイには、絶対に手を出させないッ!」
ユイの名前を口に出された瞬間、俺は激昂する。
フォルテはユイも狙おうとしていた。俺への見せしめのようにレンさんを破壊したように、今度はユイまでもその手にかけるつもりだったのか。
アスナやシルバー・クロウを奪われ続けたのに、最後に残されたユイだけは喪いたくない。
ユイは黒雪達に任せているが、ここで俺が倒れたらフォルテの手がみんなに迫る。ユイを守るためにも、絶対に負けられなかった。
「ユイは、絶対に守ってみせる! 《ヴォーパルストライク》ッ!」
だから俺は、ユイを守るための一撃として《ヴォーパルストライク》を放つ。
近距離だから、回避や防御のしようがない。例えフォルテが心意技を持っていようとも、カゲミツG4を破壊される前にダメージを与えればいいだけ。
ソードスキルを叩き込み、フォルテの体勢を崩そうとしたけれど――――
「――――《ダークフリーズオーラ》ッ!」
――――フォルテの叫びと共に、世界が静止した。
放ったはずのソードスキルが発動しない。
いや、俺のアバターそのものが動かなくなってしまった。指先一つを動かすこともできず、また言葉を紡ぐこともできない。まるでバグで強制フリーズしたように、体が言うことを聞かなかった。
思考すること自体はできるので、死亡した訳ではなさそうだ。しかし、あまりにも唐突すぎる金縛りに困惑するしかない。
「なるほど、ダークネスオーラとAIDAの力を組み合わせてみたが、まさかここまでとはな」
俺が静止する一方、フォルテは勝ち誇ったような笑みを浮かべていた。
ダークネスオーラとAIDAの力を組み合わせた? まさか、俺が動けなくなったのはフォルテの力なのか!?
《ダークフリーズオーラ》とは、フォルテがAIDAの力を完全に獲得したことで編み出した新たなるオーラだった。
魔剣マクスウェルに宿るAIDAは持ち主の攻撃ダメージを増幅させて、周囲に減速効果をもたらす空間を展開させる。フォルテはその空間を自らのオーラと複合させる形で発動させて、キリトの動きを止めたのだ。
また、今のフォルテはギガフリーズもオーラに混ぜていた。ギガフリーズとは究極のプログラム・セネナードが所有する凍結プログラムであり、『選ばれし者』と呼ばれるネットナビ以外のあらゆるナビを凍結させる効果を持つ。
結果、《ダークフリーズオーラ》に巻き込まれたキリトはフリーズし、身動きが取れなくなってしまった。心意などのシステム外の力を保有していれば抵抗できたかもしれないが、システムの範疇に収まる力しか持たないキリトはダークフリーズオーラに対抗できない。
そして魔剣マクスウェルのAIDAを支配し、新たにゴスペルを生んだことでフォルテのオーラ自体も大きく変化していた。
一定以下の攻撃を防ぐ性質を持つフォルテのオーラに、AIDAが持つ減速効果のフィールドが加わっている。その為、隣接するプレイヤーは自動的に減速するようになり、キリトも戦いによって動きが鈍ってしまっていた。
もちろん、フォルテから大きく離れれば減速の影響を受けないが、キリトは自ら一騎打ちを引き受けている。故に、本人も気づかぬ間に減速効果を受けてしまい、窮地に立たされてしまった。
「キリト、どうした? 俺からユイ達を守るのではなかったのか?」
フォルテは嘲笑しながら、あらぬ方向に目を向ける。
俺は微塵も動くことはできないが、奴が見つめる先にはユイ達がいるであろうことは理解できた。AIDAの異空間に全員が閉じ込められたのだから、いつでも追いつけるのだろう。
フォルテを止めたかったが、まともに喋ることすらできない。レンさんを失った時のように、何もできないまま終わってしまうなんて絶対に嫌だ。
「……だが、ヤツら如きいつでも始末できる。今は、もう一つの新しい力をキサマで試してみるとするか」
フォルテは不敵な笑みと共に振り向きながら右腕を掲げた瞬間、光り輝く腕輪が回転しながら出現する。
その腕輪を見て、体が動けば目を見開く程に驚愕した。何故なら、月海原学園で休息を取っていた時、レオから聞いた『The World』の腕輪の特徴とよく似ていたからだ。
俺の目前に突きつけられて、激しく回転しながら腕輪の輝きは更に増していく。そこから起きる現象を予測し、俺はすぐさま回避しようとするが体は凍結したままだ。
やがて回転が止まった腕輪は、まるで大砲のような威圧感を放ちながら眩い輝きを放つ。
「キサマの全てを奪い尽くしてやろう――《データドレインG.A.P》ッ!」
その叫びと共にフォルテの腕輪から膨大なエネルギーが解放されて、凍結空間もろとも俺のPCボディを容赦なく貫いた。
「――――うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
全身を砕かれてしまうと錯覚する痛みによって、俺は絶叫する。
データドレインは世界そのものを根本的に変える力を持つほどの力だ。その輝きは俺の視界と意識を丸ごと塗り潰し、そして全てを奪い取っていく。
皮肉にも、データドレインを受けたことでようやく凍結から解放されて、俺は崩れ落ちてしまった。
「ぐ、うっ……!」
データドレインの影響で視界が揺らぎ、呻き声を漏らす。
次の瞬間、強烈な違和感が俺の全身を駆け巡った。この手に持っていたはずのカゲミツG4は消滅しており、アバター自身にも力を感じない。
「な、何……!?」
不意に、俺はウインドウを操作して、絶句した。ストレージを確認しても大量のアイテムが消失しており、アバターの変更もできない。どういう訳か、折れた青薔薇の剣だけが俺のストレージに残されていたが、これでは戦えなかった。
もちろん、対主催生徒会の共有インベントリや通信システムも消失している。
「ククク……なるほど、これがキリトが持っていた力か」
フォルテの笑い声が耳に響き、顔を上げる。
奴は俺を見下しながら、その手にカゲミツG4を握り締めていた。その姿に、最悪の可能性が俺の脳裏に過る。
「か、カゲミツG4!? まさか、俺のスキルとアイテムを……!」
「その通り! 俺がデータドレインでキサマからあらゆるものを奪い取ってやったのさ!」
その哄笑は、俺にとって絶対的な敗北を意味していた。
フォルテがキリトに放ったデータドレインG.A.Pは、従来のデータドレインより大幅に強化されていた。
データドレインは強化される度に、威力向上のみならず標的からアイテムを奪い取る能力も加算される。また、フォルテの場合はゲットアビリティプログラムもデータドレインに加わり、撃破せずともプレイヤーのアビリティを奪うことが可能となった。
これにより、キリトはあらゆるアイテムと他ゲームのアバターを奪われて、完全に初期化している。もちろん、共有インベントリと生徒会との通信機能も失い、仲間達からのサポートも受けられなくなった。
「俺はこの時をどれだけ待ったことか……全てを奪い、そしてキリトを破壊するこの時を!」
そしてフォルテはカゲミツG4をストレージに収納しながら、再びダークアームブレードを展開させる。
「ま、まだだ……! まだ、俺は……!」
「ならば、俺に抵抗してみせろっ!」
ゆっくりと歩み寄るフォルテを俺は睨みつけるが、それ以外に何もできない。
事実、俺に抵抗の術は残されていなかった。あらゆる武器とスキルは奪い尽くされて、戦う力は一つも残っていない。折れた青薔薇の剣を装備しても戦えるわけがなかった。
ふと、折れた青薔薇の剣に意識を向ける。まさかこの剣にはシステム外の力が働いていて、データドレインの影響を受けなかったのか? その可能性も思い立ったが、今の危機を脱することはできない。
逃走など意味を持たなかった。フォルテは俺の動きを凍結させるオーラを有しており、それ以前にこの異空間に閉じ込められているので逃げ場はない。
もっとも、ユイを守らなければいけないので、逃げるつもりは微塵もなかったが。
(ユイ……お前だけでも、どうか生きてくれ――!)
「パパアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッ!」
俺が無事を祈るのと同時に、ユイの叫びが俺の耳に届いた。
キリトは気付かない。
フォルテとの戦いの最中、サチのクリスタルがポケットから密かに零れ落ちていたことに。ほんの小さな偶然のおかげで、クリスタルだけがフォルテに奪われることがなかった。
残された希望はまだそばに転がっているが、彼はまだ気付いていなかった。
8◆◆◆◆◆◆◆◆
みんながいなくなっていく。
ロータスさんを守るためにアーチャーさんが、私とジローさんを守るためにアイアンさんがいなくなった。
ジローさんは私を守ってくれると言ってくれたけど、このままではジローさんもPKされてもおかしくない。ロータスさんはオーヴァンに追い詰められて、そのせいでアーチャーさんまでも奪われたのだから。
(どうすれば……どうすれば……!?)
『死の恐怖』で体が震えていた。
自分自身だけでなく、大切なパパ達を失うという可能性が思考を満たしていた。
オーヴァンはママや
シノンさんを奪い、フォルテはユウキさんを奪った。クロウさんレインさんなど、二人の手にかかったプレイヤーは多くいる。そんな悲劇はもう繰り返したくない。
けれど、どうすればこの危機を脱せるのかまるでわからなかった。エージェント・スミスとの戦いのように、
カイトさんやガウェインさんの救援も期待できない。また空間からの脱出方法も持たなかった。
――――ハ長調ラ音。
ピアノで音色を奏でるような音が、私の頭に響いた。
同時に私の脳裏にイニスの名前が浮かび上がる。
そして思いついた。碑文さえあれば、パパ達を守ることができることに。だけど、私は碑文使いではないし、仮に使っても力を扱いきれる保証もない。
碑文は圧倒的な力を持つので、失敗したらオーヴァンやフォルテに悪用されるだろう。そんな不安で、イニスに対する警戒心が芽生えたが……
「――――うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「パパ!?」
……パパの絶叫が、私の思考を吹き飛ばす。
驚きながら振り向くと、パパがフォルテを前に膝をつく姿が見えた。フォルテはその腕から伸ばした暗黒色の剣を掲げながら、パパに迫る。
数秒先の未来を予測して、私は飛び出した。《ナビゲーション・ピクシー》が解除されて通常アバターに切り替わるけど、構わずに走る。
「パパアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッ!」
私が叫んだ瞬間、パパとフォルテが同時に振り向いた。
一歩進むたびに、私の中でパパを守りたいという気持ちが強くなっていた。そして、脳裏に響くピアノの音色も大きくなり、イニスの名前も再び浮かび上がる。
足元から波紋が広がり、世界も少しずつ変わっていた。
「私は、パパを……みんなを守りたい! だから、私に力を貸してください……! この声に、応えてくださいっ!」
自らの体に水色の紋様が浮かび上がっていくのを感じた瞬間、世界も少しずつ震えていた。
パパやジローさんが私を呼ぶ声が聞こえてくるけど、振り向かない。フォルテがバスターを構えてきたけど、私は微塵も臆さなかった。
「私はここにいます! だから、来てください――――イニス!」
その名前を叫んだ瞬間、世界が大きく変わっていった――――
――白千草のように穢れのないボディを誇りながら、天使の如く輪を背負う巨神が現れた。
モルガナの碑文の第二相にして、『惑乱の蜃気楼』イニスの力にユイは覚醒していた。その覚醒により暗黒色の世界に、宇宙の如く広大な憑神空間が混ざり合って、世界をより混沌とさせる。
「何だと……!?」
「まさか、彼女が……!?」
あのフォルテとオーヴァンですらも、ユイ/イニスを見上げながら驚愕していた。
「ユイちゃん……? ユイちゃんなのか!?」
「君が、ユイなのか!?」
ジローさんとロータスさんも、この覚醒に驚いている。
「ゆ、ユイ……? どうして……!?」
そしてパパも、心底驚いたように目を見開いていた。
この空間に跋扈するエネミー達は後ずさり、ゴスペルも警戒するように唸り声をあげている。
つまり、私はイニスに認められたのだ。みんなを守るための力を、手に入れることができた。碑文さえ使うことができれば、パパ達を守ることだってできる。
「私が、パパを……みんなを守りますっ!」
そうして、私は世界を震撼させるほどの叫びを響かせた。
9◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「イニス……だと!? まさか、彼女が碑文を所持していたのか!?」
そしてイニスの覚醒に驚愕したのはGMも同じ。
榊はもちろんのこと、トワイスとアリスも予想外の出来事に目を見開いていた。
「榊、君はこの事態を予測したのかい?」
「いいや、いくら私でもこれは把握していない。
エージェント・スミスがアトリから奪って以来、所在が知れなかったが……どうやら、学園の戦いに敗れたスミスから手に入れたと考えるのが妥当だろう。
だが、この状況で覚醒するとは……」
榊は表情をしかめている。
ユイは計画の要であり、そのアバターには膨大な量のデータが込められていた。彼女ならば碑文を扱うにふさわしいかもしれないが、相手はあのフォルテだ。
フォルテにもユイを奪うミッションについては伝えたものの、それほど重要視していないはず。もしもユイと戦ったりなどしたら、勢いに任せて破壊する危険すらあった。
「……仕方がない。今はオーヴァンに任せることにしよう。
オーヴァンならばコルベニクを使い、上手くユイを生かしたまま確保するはずだ。君達も、異論はないね?」
「えぇ。緊急事態ですが、流石に私達が介入するわけにもいきません。
榊が言うように、オーヴァンに任せるしかないでしょう」
「フォルテにもミッションを伝えたみたいだけど、果たして彼はそこまで器用かどうか……だからこそ、オーヴァンもいてくれるのだろうけどね」
榊の提案にアリスとトワイスも頷く。
そうして、GMが眺める画面の向こう側では、覚醒したユイ/イニスがその力を振るっていた……
【A-10/異空間/一日目・真夜中】
【Bチーム:ネットスラム攻略組】
※異空間が展開されたことでレオ達との通信が遮断されています。
【ブラック・ロータス@アクセル・ワールド】
[ステータス]:HP30%/デュエルアバター 、強い憎しみと悲しみ
[装備]:なし
[アイテム]:基本支給品一式、不明支給品1~3、{エリアワード『絶望の』×2、『選ばれし』×2 、noitnetni.cyl_1-2、エリアワード『虚無』、noitnetni.cyl_3 }@.hack//、{インビンシブル(大破)、パイル・ドライバー、サフラン・ハート、サフラン・ヘルム、サフラン・ガントレット、サフラン・アーマー、サフラン・ブーツ、ゲイル・スラスター}@アクセル・ワールド、破邪刀@Fate/EXTRA、死のタロット@.hack//G.U.、ヴォーパルの剣@Fate/EXTRA、アンダーシャツ@ロックマンエグゼ3、蒸気バイク・狗王@.hack//G.U. 、不明アイテム×1
[ポイント]:358ポイント/0kill(+1)
[思考]
基本:バトルロワイアルには乗らない。
0:オーヴァンを何としてでも殺してみせる。
1:ゲームをクリアする。
2:ハルユキ君やニコの仇を取る為にも、キリト君やハセヲ君と共にオーヴァンを打倒する。
3:どんな手段を使おうとも、オーヴァンや榊たちを倒してみせる。
[備考]
※時期は少なくとも9巻より後。
【ジロー@パワプロクンポケット12】
[ステータス]:HP100%、リアルアバター
[装備]:DG-0@.hack//G.U.(4/4、一丁のみ)
[アイテム]:基本支給品一式、ピースメーカー@アクセル・ワールド、非ニ染マル翼@.hack//G.U.、治癒の雨×2@.hack//G.U. 、不明支給品0~1(本人確認済み) 、不明アイテム×1
[ポイント]:0ポイント/1kill
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。
0:ユイちゃん……!?
1:ゲームをクリアする。
2:ユイちゃんの事も、可能な限り守る。
3:『オレ』の言葉が気になる…………。
4:レンのことを忘れない。
5:みんなの為にも絶対に生きる。
6:黒雪姫のことが心配。
[備考]
※主人公@パワプロクンポケット12です。
※「
逃げるげるげる!」直前からの参加です。
※パカーディ恋人ルートです。
※使用アバターを、ゲーム内のものと現実世界のものとの二つに切り替えることができます。
【キリト@ソードアート・オンライン】
[ステータス]:HP40%、MP80%、疲労(大)、SAOアバター、データ完全初期化
[装備]:なし
[アイテム]:折れた青薔薇の剣@ソードアート・オンライン
[ポイント]:200ポイント/0kill(+1)
[思考・状況]
基本:みんなの為にも戦い、そしてデスゲームを止める。
0:ユイ…………!?
1:ユイのことを……絶対に守る。
2:ハセヲやロータスと共にオーヴァンと戦う。
[備考]
※参戦時期は、《アンダーワールド》で目覚める直前です。
※ALOアバター及びGGOアバターの変更ができなくなりました。
※《データドレインG.A.P》を受けたことで、全てのスキルとアイテムをフォルテに奪われて、また共有インベントリと通信システムの設定も消えています。
※折れた青薔薇の剣@ソードアート・オンラインが奪われなかった正確な理由は不明です。
※ダークリパルサー及びエリュシデータ@ソードアート・オンラインが破壊されました。
※傍らにサチのクリスタル@ソードアート・オンラインが落ちていることにまだ気づいていません。
【ユイ@ソードアート・オンライン】
[ステータス]:HP100%、MP60/70、『痛み』に対する恐怖、『死』の処理に対する葛藤/通常アバター、サチ/ヘレンに対する複雑な想い、オーヴァンやフォルテへの憎しみ/通常アバター、イニスに覚醒
[装備]:空気撃ち/三の太刀@Fate/EXTRA
[アイテム]:セグメント3@.hack//、第二相の碑文@.hack//G.U.、桜の特製弁当@Fate/EXTRA、基本支給品一式
[ポイント]:0ポイント/0kill
[思考]
基本:パパとママ(キリトとアスナ)の元へ帰る。
0:パパ達を守るために戦う。
1:ゲームをクリアする。
2:『痛み』は怖いけど、逃げたくない。
3:また“握手”をしてみたい。
4:『死』の処理は……
5:危険人物を警戒する。
6:私にも、碑文は使えるだろうか……。
7:サチ/ヘレンさんの行いは許せないけど、憎まない。
8:オーヴァンやフォルテのことは絶対に許さない。
[備考]
※参戦時期は原作十巻以降。
※《ナビゲーション・ピクシー》のアバターになる場合、半径五メートル以内に他の参加者がいる必要があります。
※リーファを殺害したのはラニ=Ⅷであるかもしれないことを知りました。
※サチ/ヘレンとキリトの間に起こったことを知りましたが、それを憎むつもりはありません。
※キリトを守りたいという気持ちに応えて、イニスの碑文が覚醒しました。
【フォルテGX・レボリューション@ロックマンエグゼ3(?)】
[ステータス]:HP???%、MP???%(HP及びMP閲覧不可)、PP40%、激しい憤怒、心意覚醒、憑神覚醒
[AIDA]<Gospel>(第七相の碑文を完全に取り込んでいます)
[装備]:ジ・インフィニティ@アクセル・ワールド、{ゆらめきの虹鱗鎧、ゆらめきの虹鱗}@.hack//G.U.、空気撃ち/二の太刀@Fate/EXTRA、{虚空ノ幻、虚空ノ影、蒸気式征闘衣}@.hack//G.U.、小悪魔のベルト@Fate/EXTRA、{ユウキの剣、死銃の刺剣、光剣・カゲミツG4}@ソードアート・オンライン
[アイテム]:{ダッシュコンドル、フルカスタム}@ロックマンエグゼ3、完治の水×2@.hack//、黄泉返りの薬×3@.hack//G.U、SG550(残弾24/30)@ソードアート・オンライン、桜の特製弁当@Fate/EXTRA、ナイト・ロッカー@アクセル・ワールド 、プリズム@ロックマンエグゼ3、{マガジン×4、ロープ}@現実、不明支給品0~5個(内0~2個が武器以外、1個が水系武器なし)、
参加者名簿、基本支給品一式×3
[ポイント]:1120ポイント/7kill(+2)
[思考・状況]
基本:全てを破壊する。生身の人間がいるならそちらを優先して破壊する。
0:キリトたちとの決着をつける。
1:仲間との絆を力とするキリトを倒し、今度こそ己が力を証明する。
2:すべてをデリートする。
3:このデスゲームで新たな“力”を手に入れる。
4:ゲームに勝ち残り、最後にはオーヴァンや榊たちを破壊する。
5:オラクルが警告した“災い”とやらも破壊する。
6:ネットスラムに辿り着いたら、一応はユイの身柄も確保する。
[備考]
※参戦時期はプロトに取り込まれる前。
※『第七相の碑文』の覚醒及び『進化の可能性』の影響により、フォルテGXへと変革しました。
またそれに伴い獲得アビリティが統合・最適化され、以下の変化が発生しました。
〇『進化の可能性』の影響を受け、『救世主の力』をベースに心意技を習得しました。
心意技として使用可能な攻撃はエグゼ4以降のフォルテを参考にしています。
〇AIDA<????>がAIDA<Gospel>へと進化しました。ただし、元となったAIDAの自我及び意識は残っていません。
また第七相の碑文はAIDA<Gospel>に完全に吸収されています。
〇碑文の覚醒に伴いデータドレインを習得し、さらにゲットアビリティプログラムと統合されました。
これによりフォルテのデータドレインは、通常のデータドレインと比べ強力なものとなっています。
〇オーラや未来予測など、その他のアビリティがどう変化したかは、後の書き手にお任せします。
〇AIDA<????>の減速空間の効果により、フォルテと隣接するプレイヤーの速度を自動的に減速させることが可能です。フォルテから離れれば減速から解除されます。
○エネミー及び破壊されたネットスラムのデータを捕食した結果、AIDA<Gospel>は成長しています。
※オラクルを吸収し、預言の力を獲得しました。未来予測に伴い、特定プレイヤーの思考すらも予測することが可能です。ただし、乱発すると相応の負荷がかかります。
※オラクルが警告した“災い”の姿を予言しましたが、現段階では断片のみしか見えていません。今後、どうなるかは後の書き手にお任せします。
※オーヴァンから『忘刻の都 マク・アヌ』にて得た"情報"を聞きましたが、それほど重要視していません。
※《データドレインG.A.P》を使い、キリトからスキルとアバターを奪い取りました。
【《ダークフリーズオーラ》】
魔剣マクスウェルのAIDAが使う減速空間と、ギガフリーズを組み合わせて生み出した新しいオーラ。
発動した瞬間、フォルテからある一定距離まで近づいているプレイヤーの動きを強制的に凍結させます。ただし、心意などのシステム外の力を持っていれば対抗できるかもしれません。
【《データドレインG.A.P》】
フォルテのゲットアビリティプログラムとデータドレインを組み合わせた強力なスキル。
標的となった相手のデータ改竄だけでなく、アイテムとスキルの強奪も可能です。
【オーヴァン@.hack//G.U.】
[ステータス]:HP100%、SP50%、PP60%
[装備]:魔剣・マクスウェル@.hack//G.U.
[アイテム]:{銃剣・白浪、DG-Y(8/8発)}@.hack//G.U.、{スパークブレイド、妖精のオーブ×2、ウイルスコア(T)}@.hack//、基本支給品一式
[ポイント]:1500ポイント/5kill(+0)
[思考]
基本:“真実”を知る。
0:ユイの身柄を確保する。
1:利用できるものは全て利用する。
2:トワイスと<Glunwald>の反旗、そしてフォルテを警戒。
3:リコリスの調査はGM側からの信用を得てから。
4:ゲームを進めるが、必要以上にリスクを背負うつもりはない。
5:いずれコサック博士とフォルテの"真実"も知る。
6:ユイを確保したら、GMの隙を見て対主催生徒会と交渉するための鍵にする。
[備考]
※Vol.3にて、ハセヲとの決戦(2回目)直前からの参戦です。
※サチからSAOに関する情報を得ました。
※ウイルスの存在そのものを疑っています。
※榊の語る“真実”――ゲーム崩壊の可能性について知りました。
※このデスゲームにクビアが関わっているのではないかと考えていますが、確信はありません。
※GM達は一枚岩でなく、それぞれの目的を持って行動していると考えています。
※
スケィス以外の『八相』及びAIDAがモンスターエリアにも潜んでいるかもしれないと推測しています。
※榊からコサック博士とフォルテの過去、及び
ロックマンの現状について聞きました。ただしコサック博士の話に関しては虚偽が混じっていると考えています。
※榊からこのデスゲームの黒幕がモルガナであることと、その目的を聞きました。
しかし、それが本当に“真実”の全てであるか疑問を抱いています。
【?-?/知識の蛇/一日目・真夜中】
※オラクルの部屋に通じる道が閉ざされてしまい、現状では侵入不可能となっています。
【榊@.hack//G.U.】
[ステータス]:健康。AIDA侵食汚染
[装備]:閲覧不可
[アイテム]:閲覧不可
[ポイント]:-/-
[思考]
基本:ゲームを正常に運営する。
1:バトルロワイアルを完遂させ、己が目的を達成する。
2:再構築した
ロックマンを“有効活用”する。
3:アリスの動向に期待する。
[備考]
※ゲームを“運営”することが彼の役割です。それ以上の権限はありません。
※彼はあくまで真実の一端しか知りません。
※第二相の碑文@.hack//を所有していますが、彼自身に適正はなく、AIDAによって支配している状態です。
【トワイス・H・ピースマン@Fate/EXTRA】
[ステータス]:健康
[装備]:閲覧不可
[アイテム]:閲覧不可
[ポイント]:-/-
[思考]
基本:ゲームの情勢を“記録”する。
1:より良き未来に繋がるよう、ゲームを次なる展開へと勧める。
[備考]
※ゲームを“記録”することが彼の役割です。それ以上の権限はありません。
※第八相『再誕』の碑文@.hack//を所有しています。
※モルガナの目的が果たされた時、本当の『再誕』が発動し、トワイスは死に至ります。
【アリス@ソードアート・オンライン】
[ステータス]:健康
[装備]:閲覧不可
[アイテム]:閲覧不可
[ポイント]:-/-
[思考]
基本:ゲームの中枢、モルガナの“盾”となる。
1:
xxxxが訪れる前に、自身の“使命”を果たす。
2:榊らを監視し、場合によっては廃棄する。
3:ゲームに生じた問題を処断する。
[備考]
※性格、風貌は原作11-12巻におけるシンセサイズを施されていた状態に準拠しています。
※が、従うべき対象はモルガナへと再設定されているようです。
最終更新:2020年06月27日 19:20