陽義師弟とは、ヘリオス・ブライトとテミス・ユースティティアの組み合わせを指す言葉。
出会い
セントラルロンドンにて行われた上流階級層による夜会。
当時10歳のテミスが親に連れられ、参加したもので出会ったのが当時18歳のヘリオスであった。
10歳のテミスには難しい話が横行し、疲労を感じていたのを見かね、ヘリオスの方から声をかけて中庭へと連れ出した。
当時10歳のテミスが親に連れられ、参加したもので出会ったのが当時18歳のヘリオスであった。
10歳のテミスには難しい話が横行し、疲労を感じていたのを見かね、ヘリオスの方から声をかけて中庭へと連れ出した。
「大人のいない所では、もっと肩の力を抜いたらいい。……これは内緒なんだが、俺も少し疲れていたところなんだ。」
小さなお菓子を手渡されたテミスは初めて経験するその温もりに頬をほころばせた。
持ち合わせていたレイピアの手ほどきをし、一時の休憩は終わりを告げた。
持ち合わせていたレイピアの手ほどきをし、一時の休憩は終わりを告げた。
「…あの…!…また 教えて頂きたいです、貴方様に。」
何を守るためにこの剣を振るうべきか――その答えを見出せずにいたテミスにとって、ヘリオスの誇り高さと揺るぎない剣は、暗闇を照らし出す”太陽”そのものだった
勇敢に掲げられる信念、迷いのない刃、世界に抗う勇気。
それら全てが彼にとっては眩しく、背中を追うには充分すぎる物だったのだ。
それら全てが彼にとっては眩しく、背中を追うには充分すぎる物だったのだ。
青年期
ヘリオスの影響から神話殲滅機関アルカナ、およびその隊長を目指すようになったテミスは、その彼と手紙でのやり取りを続けていた。
レイピアの手ほどきをするためと定期的に顔を合わせ、会話を交わす。
その中、または個人的鍛錬、家での指導それらを含めテミスのレイピアの腕が上達し、それがヘリオスのものを超えてもテミスの中の敬意が薄れることはなかった。
レイピアの手ほどきをするためと定期的に顔を合わせ、会話を交わす。
その中、または個人的鍛錬、家での指導それらを含めテミスのレイピアの腕が上達し、それがヘリオスのものを超えてもテミスの中の敬意が薄れることはなかった。
本編時
原初のアルカナの力を所持する隊長として隣に立つこと。
それはテミスの目指してきた所であり、誇り高く戦場に赴くには十分なことだった。
それはテミスの目指してきた所であり、誇り高く戦場に赴くには十分なことだった。
「貴方様と肩を並べて戦うことは、私にとって目標の一つでした。あの教えは今でも私の礎です。……絶対に、抗いましょう、師範」
「……ああ。誇りある戦いをしよう。テミス」
イメソン
ヨルシカ-斜陽
「斜陽も、僕らの道をただ照らすのなら。」
「斜陽も、僕らの道をただ照らすのなら。」