#37 嶋基宏
- 1984年12月13日生まれ 岐阜県海津市出身 右投右打
- 小学校時代は投手として、中学校、高校時代には内野手としてプレー。
捕手となったのは大学からで、強肩を見込まれコンバートされた。
- 聖澤諒は大学の1年後輩にあたる。
- 2006年ドラフト大学生・社会人3巡目で指名され入団。
- 一年目の練習試合、さっそく千葉の大物に「ささやき戦術」をしかけ、「お前、うるせえよ!」と怒鳴られる。
後続にも同じようにささやきかけ、三者凡退に打ち取った。
野村監督に褒められたが、これ以降ささやき戦術を使ったという話は聞いたことがない。
- この年はルーキーながら125試合に出場するが、正捕手定着とはいかず翌2008年には二軍落ちも経験。
- 2009年は前半から出場機会が多く、藤井彰人の怪我もあってついに正捕手の座をものにするかにみえた。
しかし終盤は中谷仁に出番を奪われる。
- 藤井に中谷と、捕手として脂の乗った年齢の二人がいる中で嶋の立場はどうなるのか。
- しかし監督も代わった2010年、話は意外な展開を見せる。
- 規定打席に達しないながらも高打率を残す、ここぞという場面でタイムリー、強打者の風格で四球を選ぶなど、
打撃には期待できなかった今までが嘘のような姿を見せ、度々わしせん民を総土下座させる。
- チームが丸ごと打撃不振に陥る中、一人大いに気を吐いた。
- 打撃好調からスタメンマスクを被る機会も大幅に増え、5月には規定打席に到達。
打率も上位にランクインした。
- 本人は「春先の嶋と言われないようにしたい」と謙虚に語り、わしせん民からも「どうせ確変だろ」と疑われる。
が、夏を過ぎ、秋を迎えても打率はちっとも下がらず、最後まで3割キープのままフィニッシュ。
「春先の嶋」どころか、まさかの「シーズンの嶋」誕生。
- 「去年までのスレに書いたら絶対鼻で笑われるwww」事態が本当に起こってしまった。
- しかし打撃開眼の代償としてか、盗塁阻止率が大幅に下がってしまう……。
何事も完璧にやってのけるのは無理ということだろうか。
- チーム内打率トップを維持していた間は、鉄平に敬語を使われるらしい。
- だからかどうかはしらないが、ドヤ顔をすることが多くなった。実況では毎回キャプを貼られている。
- 一年間いいことなしの中、今年の嶋ならベストナイン取れるんじゃね?と数少ない希望となる。
- ところがなんとゴールデングラブ賞を受賞。
言うまでもないがこの賞は、高い守備力を持つ選手に与えられるものである。
盗塁阻止が特にgdgdだったため、複雑な気持ちになる人間も多かった。
- またわしせん民の希望もかない、みごとベストナインにも選出。
打撃成績はもちろん、パ他球団の正捕手が怪我で長期離脱するなどの状況も手伝ったと思われる。
- 来年はこの評価を本物にしろ。
- 2011年から選手会長をつとめる。楽天の生え抜きとしては初めての会長である。
- 4月12日、ロッテとの開幕戦で決勝打となる3ランホームランを放つ。
その直前に自身のエラーで失点しただけに、帳消し弾となった。
- わしのプレッシャーが半端ないのか、飛ばない統一球の影響か、開眼したと思われた打撃も元に戻ってしまった。
中谷の出番も増え、伊志嶺が代打に送られることも。
- 開幕前のチャリティーマッチでのスピーチ「見せましょう、野球の底力を」で知名度が上がる。
そのおかげか、2年連続でオールスターへの切符をつかんだ。
- 2012年も正捕手として出場し打撃好調。しかし、怪我→様子見→悪化という一番残念なパターンで2軍落ちも。
その間にルーキー・ジェシカの台頭もあって復帰後も併用されることに。
- 結局、規定不足ながら.290と打撃は2010年を彷彿とさせた。なお盗塁阻止率は(ry。
- 07年、10年から13年と連続でオールスターへ出場。近年では檻岸田&平野との相性の良さが見られ、
おりせん民曰くちょくちょく猛牛魂を感じるのだとか。
- また、13年のWBCのメンバー候補となるも落選。しかし、VSキューバの親善試合では澤村を好リードし、
ふたたび他球団投手との相性がいいことが証明された。
- 2012年には、今までの活躍が認められたのか、プロ野球選手会の会長に就任。20代、パ出身の選手としては史上初。
- 前選手会長のT新井貴浩から電話で打診され当初は断ったが、新井の「引き受けるまで電話は切らない」という必死の説得で受諾。
- 選手会会長としての重責を抱えてのシーズンとなった2013年は開幕直後はマギーに「打点マシーン」と称されるほど打ちまくり、
打率ランキング、打点ランキング共に上位に食い込む活躍を見せた。- しかしシーズン途中に統一球の反発係数が変わっていた問題が発覚。
選手会会長の嶋も選手会代表として会議に駆り出され午前中に会議→夜はナイターと忙しい日々を送ることに。
結果心労もあってか7月以降大きく成績を落としてしまったが規定打席には3年ぶりに到達した。
- 2014年オフ、FA権を取得し行使するかどうかわしせん民は固唾を飲んで見守っていたが、行使せず。が、そこそこ打てて守れる捕手は貴重で、特に地元の中日は主力の谷繁が高齢化し、他の捕手が育っていないのでFA宣言したら獲得に動くのは必至である。2015年オフはどうするのであろうか...。
- ヒーローインタビューでは非常に暑苦しい姿を見せる。
- 試合中、気合を入れるためにいきなり叫ぶことがあるらしい。
無言会の鉄平には「場所と時間を考えろ」と文句を言われる。
- 野村監督の説教&ツン攻撃を最も多く受けていた人物。
ルーキー時代にはオフに休んだだけでも盛大に怒られていた。
- あまりに怒られすぎることを、キャンプに訪れた説教の先輩古田敦也に相談。
「あの人の言うこと聞いてハイハイ言ってればいい」とアドバイスを受ける。
すると絶妙のタイミングで監督から「俺の言うことを聞いてるのは嶋だけや」とフォローが入った。
- 試合中、監督の前に立たされて公開説教を受けるのは日常茶飯事である。
打たれても説教。抑えても説教。他人の失策でも説教。スタベンで出場していなくても説教。
正確には叱られているというより「なんであの球を配球した?その根拠は?」と問われるなどしていた。
- ノムさんの名誉監督就任により、嶋への説教のターンは続くとみられる。
- 2011年の春季キャンプで星野仙一監督のカミナリ第1号となる。監督が変わっても説教…。
- 中学時代は野球部主将で生徒会執行部、体育祭では応援団長、さらに趣味は読書、書道六段、成績オール5と完璧超人。
- 高校、大学でも野球部主将をつとめた。
- ノムさんには「成績が良くても野球の成績は……」とボヤかれていたが、傍から見ればただの嶋自慢である。
- 嶋が打撃好調の理由を「配球を野村前監督に教わったおかげです」と答えたことを知ると、
「本音はどうだか」と言いながら顔はデレデレしていた。
- 2011年のバレンタインデーのチョコランキングでは既婚者ながら1位(68個)に輝く。
しかし、ヤクルト第3位のつば九郎(98個)に負けていたことが判明。え…?
- 仙台のローカルCMで『Take The Sendai! 』とドヤ顔で出演。説教時代から勘違いな進化を遂げたものである。
- サンスポの「楽天2009 完全保存版」でのノムさんからのメッセージは「ビビりの嶋」であった。
- 登場曲は大黒摩季の「熱くなれ」。だけどキャッチャーは冷静にな!
最終更新:2015年10月11日 10:51