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図解 密教のすべて

花山勝友

良くまとまったマトメ本。図解も好い。ただし入門は別の本で。

2007.1
巻末の参考文献一覧と主な密教寺院が充実。この本自体は入門書というよりは要点かいつまみ本なので、他の本を一通り読まれてからの方が役に立つと思います。で、一旦中締めして、参考文献からまた広めるもよし、寺院に行ってみるもよし。

表題の通り、分かりにくいイメージをオリジナルイラストで示してくれています。密教らしい表現方法だと思うのですがなかなか類書はありません。その意味では希少。</p>)

DATA
  • 光文社知恵の森文庫 (1998/06)
amazonリンク




真言密教 阿字瞑想入門

川崎泰廣
2007.1
内容(「MARC」データベースより)
宇宙・万物の本源である「阿」字を静かに唱えて、宇宙と一体化しようとする阿字観。宇宙的視座を持ち未来を明晰に見据える真言密教の中で、秘伝として伝えられてきた阿字観の瞑想法を分かりやすく解説。
目次
教理篇
  • 人類文明五千年の誤算から再生へ
  • 最高の幸せは「悟り」にある
  • 国連による世界平和サミット―宗教の平和共存は可能か
  • 釈尊の胸中を開く真言密教 ほか
実修編
  • ヨーガ体操の活用・坐法・印
  • 呼吸法(調息・調気法)
  • 阿息観
  • 月輪観 ほか
DATA
  • 春秋社 (2003/08)



詳解 摩訶止観 現代語訳篇

智顗
(編・訳)池田魯参
2007.1
古書店でたまたま目に入って衝動買いしました(いや、新品で買った気もするんですが、amazonでは15,000円もしてる。そんなに高くは無かった)が未読です。天台宗の瞑想の本(で合ってるかどうかも怪しいんですが)。誰か読んで下さい。なんせハードカバー700ページ。ちょっと重いです。

「摩訶止観」は中国の智顗(ちぎ)って人が書いたもので、中国天台宗では三大聖典のひとつ(らしい)。

参考リンク



現代語訳 天台小止観

智顗
(訳)関口真大

「修行の心得」というよりは「あたりまえの生活」

2007.1
摩訶止観が膨大で観念的であるとすれば、こちらはコンパクトな実践編。「まずはお風呂に入ってスッキリしましょう」とか非常に明快。ああ、ちゃんとしなきゃ。

詳細
  • 単行本
  • 出版社: 大東出版社 (1978/08)
  • ISBN-10: 4500004114
  • ISBN-13: 978-4500004119
  • 発売日: 1978/08
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 0.6 cm
DATA
  • amazon該当ページ(たぶんこれだと思います)




邪教立川流

真鍋 俊照
内容(「BOOK」データベースより)
平安時代末の仁寛を流祖とする真言立川流は、密教理論の要ともいうべき即身成仏を実現するために、男女交合の性愛秘技をもって可能だとした。また鎌倉時代の『愛法用心集』には、死者の髑髏を本尊に仕立てあげるための過程が入念に記述されている。こうした教え、実践、修行ゆえに正純な密教からは徹底的に弾圧され、その典籍も破棄されるなどして、立川流の実像は、長い間歴史の闇に葬り去られてきた。本書は、立川流の教義を改めてつぶさに検討し、逆説的に正純な真言密教の本質や構造を浮き彫りにすると同時に、立川流の奥義に込められた生命、人間存在の解釈をエロスとタナトスの回路を通じて提示する。
目次
  1. 仁寛の登場
  2. 邪教立川流とは何か
  3. 流刑地の仁寛
  4. 邪法と立川流の構造
  5. 立川流と大宇宙の霊力
  6. 立川流的視点のおこり=清瀧明神
  7. 双身歓喜天(聖天)と真興夢想記
  8. 仁寛のみた立川流の心象
  9. 文観弘真のこと
  10. 玄旨帰命壇と立川流
DATA
出版: ちくま学芸文庫 (2002/06)
ISBN-10: 4480087036
ISBN-13: 978-4480087034
著者DATA
真鍋 俊照 (「BOOK著者紹介情報」より)
  • 1939年東京生まれ。高野山大学文学部仏教学科卒業。東北大学大学院文学研究科(インド学仏教史学)修了。東北大学助手、奈良国立文化財研究所文部技官、神奈川県立金沢文庫長、コロンビア大学(中世日本研究所)特別研究員などを経て、現在宝仙学園短期大学学長(教授)。文学博士。専攻、仏教美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ライブラリ収録の同著者参考図書




真言立川流
―謎の邪教と鬼神ダキニ崇拝

藤巻 一保
内容(「MARC」データベースより)
中世日本で流行した異端の密教・真言立川流。異端の邪教と忌み嫌われ、歴史の闇に封印されたさまざまな秘儀の実態に、膨大な史料を駆使しつつ迫る。

真言立川流の解単なる説だけに留まらず、太古に遡って意識下の畏怖の念の流れを追い、なんであのようなエロ・グロが大真面目に信仰として実践されたのかされなかったのかを明らかに。さながら日本の邪教の歴史と全貌といった内容になっています。お好きな方にはタマランはず。

目次
  • 初夜―髑髏本尊
  • 二夜―〓枳尼天
  • 三夜―如意宝珠
  • 四夜―仏舎利
  • 五夜―真言立川流
  • 六夜―金輪聖王
  • 七夜―北斗七星
DATA
  • 単行本: 319ページ
  • 出版社: 学習研究社(Esoterica selection)
  • ISBN-10: 4054010091
  • ISBN-13: 978-4054010093
  • 発売日: 1999/03
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.6 x 2.4 cm



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