十年ぶりの私
—— 同人Project 番外篇
貴方は十年後の貴方の事を想像出来ますか。
夜、マーシーランド王城:
羽「今夜の月はとても綺麗ですね~!」
霊「そうですね、このように見ると、先の戦いまるで嘘みたいです」
羽「戦争何て、いないならいいですね…ねぇ…どうして人間達は戦争何かそうなり好きですか」
霊「ど、どうしてで言われても…」
羽「なんで、霊くんも人間でしょう。だったら、知っている筈です」
霊「僕は…その…純粋な血統の人間ではありません、半分はエルフです」
羽「もう、その事はどうでもいいです。霊くんはどう思いますか、戦争で」
霊「ええと…戦争を起こる原因は大体金や権力や土地などのようなもので、人間はそういう物が望んで、戦争が絶えず起こると先生はそう言いました。しかしこれは戦争を起こる口実とすることができないと僕はそう思います。戦争で、人達に苦しみを作る以外、何物もありません」
羽「でも、君は今此処で戦っています、何故ですか。もし君はこの国の人なら、あたしは理解していますが、でもマーシーランドは君の国ではないでしょう?」
霊「それは…僕は蓮を守る為に戦います。二人で一緒に学院に帰って約束しだから…」
羽「ふぅ…霊くんでさ…もしかして蓮ちゃんのことを、好き?」
霊「は、羽さん、何を言いますよ、そうな訳ありませんよ。大体蓮と僕はまだ子供ですし、そうな事を考えで早すぎですよ」
羽「ふぅ…真面目な子ですね、君は…でも、先のように数の敵を一撃で全部倒すなんで、子供として君の魔法は大した物ですね」
霊「そ、そうな事はありませんよ、僕はまだ未練です。僕よりずっと強い生徒達は学院に沢山居ます」
羽「そう言えば、先君が言った学院で、やはりあの魔法学院ですか」
霊「はい、そうです。大陸の南に在る魔法学院です」
羽「やはり君はあの大陸に一番有名な魔法学院の学生ですよね。どうして魔法学院に入るのか、やはり魔法使いに成りたいですか」
霊「まぁ…そう言われなら確かです。母様はとても偉い魔法使いでもあり、また学院の先生でもあります。僕も母様のように成りたいです」
霊「あ、そう言えば、三日月さんは…」
羽「羽」
霊「ええ?」
羽「あたしを羽で呼んだのは前に言ったでしょう」
霊「あ、はい、そのう…羽さんは天使さんですよね」
羽「まぁ…正式のではなくて、今はまだ見習い中ですけど…」
霊「その…天使さんで具体はどうな仕事をしますか」
羽「まぁ、色々がありますよ。要するのは地上の人達が困る時、彼らに助けてあげて、幸せになれます」
霊「わぁ…それはとても偉い仕事ですね~」
羽「聞いてだけで凄いですげと…実際にするなら、かなり順調ではないので、色々な問題がありますよ。はぁ~そんな事をの言って、何だか疲れましたよ…はぁ…」
霊「そ、そうですか…」
羽「…ねぇ…霊くん…君は十年後の君の事を想像できますか」
霊「十年後の僕ですか。羽さん、何で突然にそんな事を…」
羽「いいから…いいから…言って見てよ~どうせ今は暇なんだし~」
霊「十年後か…このまま無事に学院に帰ったら、昔のように皆さんと一緒に勉強しながら、十年後、僕は学院から卒業する事が出来るはずです。先言ったように、卒業する僕は母様のように学院の先生に成って、学院に働きます。まぁ、今それはただ僕の願いですけど…」
羽「そして蓮ちゃんと結婚し、二人で一緒に幸せに暮しますよね?」
霊「は、羽さん、またそんな事を…」
羽「あら、何が問題が有りますか。もしかして、蓮ちゃんのことが好きではなくて、ほかに好きな女の子が居ますか」
霊「そんな筈がありません!れ、蓮なら、もちろん好きですげと…で、でも…」
羽「なら、構わないですよね~ねぇ~もちろん蓮ちゃんも霊くんのことが好きですよね?」
蓮「好き」
霊「れ、蓮!いつから此処に居ますか」
蓮「先…」
羽「あら、霊くんは知らないですか」
霊「あ、あぅぅぅ…」
蓮「羽…」
羽「なに?蓮ちゃん」
蓮「結婚で…なに…」
霊「れ、蓮~」
羽「結婚はね…お互いに好きな二人が永遠に一緒に居るのが誓うの大切な儀式ですよ~蓮ちゃんはもちろん霊くんと一緒に居たいですよね?」
蓮「一緒に居たい」
羽「やはりそうですね~なら、霊と結婚しますよね?」
蓮「する」
霊「れ、蓮~変な事を聞くのは駄目ですっ!羽さんも~蓮に変な事を教えないてくださいよ~」
羽「あら、あたしはただ先蓮ちゃんの問題を答えただけですよ~それに、霊くん~君、顔は赤いですよ~」
蓮「霊…体が悪い?…」
霊「な、何もありません!僕は元気です!大丈夫です!あはは…」
蓮「そう…良かった…」
霊「…蓮…ありがとう…心配してくれて…」
羽「あら~まだラブラブです~やはり仲がいいですね、二人は~お姉さん、羨ましいですよ~」
霊「は、羽さん~もうからかわないてくださいよ…そ、そうよ、羽さんはどうですか、十年後?」
羽「話しを変わって、逃げるつもりか」
霊「そ、それは…」
羽「まぁ…いいです…そうね…あたしなら、やはり正式の天使に成るしかないですね…」
霊「天使で、天使さん以外の仕事をするのが駄目ですか」
羽「いいえ、そうではないです。見習い天使の中で最後正式の天使に成る人はただ少数精鋭です。実は、毎年天使試験が合格することが出来ない人が大勢います、寧ろその方が多いです。彼女達は翼を失って、人間界に暮しています」
霊「それは可哀相ですよ」
羽「まぁ、そうではないですよ。合格しなかった人の中で相当な一部は自分の意志で正式の天使に成ることが放棄しますよ」
霊「それはどうしてですか」
羽「見習い中色々事が遭って、変わります。その中で正式の天使に成るより人間界に暮らしたいと思う人もいるですよ」
霊「そうですか…なら、羽さんはどう思いますか」
羽「人間界に来る前に、あたしは正式の天使に成ること以外考えたことがありません。それは好きどか嫌いどかそいうことではないので、ただ小さい時からずっとこのように教育されていたのです。でもね、人間界に来た後、彼女達が考えることあたしも何と無く理解しています。まぁ…先言ったように、今のあたしが一番成りたいのはやはり正式の天使のこと。もしそうすれば、十年後のあたしはもっとレベル高い天使に成るかもしれないですよ」
霊「わぁ…羽さんはやはり凄いですね」
羽「ま、まぁ…それはただもしの話だけですよ。でももしあたしはできないなら、ほかの仕事もいいですよ。そうね、音楽学校の先生はどうですか~あたし、昔から歌を歌うのが大好きで、天上界の聖歌隊のメンバーもあります。ほかのは…看護婦さんもいいですね~治療魔法が使うなら、きっと役に立ちますよ~…はぁ… でもこの王城を守るのが出来るかどうかは今にとして一番重要な問題です…はぁ…」
霊「そうですね…後三日、援軍が来る前になんとか守って見せます。…蓮?どうしたの?」
蓮「…人が来る…」
羽「あ…本当ですね…まだ来ますか…撃退した一時間足らずなのに~」
霊「三十…いいえ…五十人くらいがいます。しかも戦士だけではありません、魔法使いもいるそうです」
羽「あぁ…仕方ないですね。霊くんは蓮ちゃんを部屋に送りなさい、あたしは先に行きます」
霊「分かりました。羽さんもお気を付けて」
同人Project 番外篇 Fin.
キャラクター紹介:
羽·三日月(Hane Mikatsuki)
金髪と蒼い瞳、16歳の陽気な少女。見習い天使の彼女の背中は白い翼がある。正式な天使に成るために、天使試験を参加し、天上界を離れて、人間界に来ている。マーシーランド王国で旅行している霊と蓮が会って、そして三人で一緒に行動する。
霊·ディードリッド(Ling Deedlit)
黒い髪と黒い瞳、15歳の半人半エルフの少年、魔法学院の普通な三年生である。偶然な機会で、学院を訪ねた蓮と会った。そしてとある原因で学院長から許可頂いて、魔法学院をたって、蓮と一緒に旅行する。今はマーシーランド王国に来ている。
蓮·ディードリッド(Len Deedlit)
白い髪と赤い瞳、まるで精工に作った人形みたいな少女。記憶喪失で、年齢や種族など彼女を関することは一切不明。見た目はただ11、12歳で、信じられないほど高い魔力と戦闘能力が持っている。でも、とある事件の後、その能力は全て消えて、今の彼女は普通な少女一人に過ぎない。無口なタイプで、周りの一切に興味がない、霊以外の人と話すことも殆どない。霊と二人は不思議な絆が持っている。