338. 1/2 2008/03/12(水) 11:29:22
美佳はコタツに入って蜜柑を食べている。
ふと腹に違和感を覚えた美佳は軽く下腹に力を入れる。
『ぶうっ  ぶすっ  スウウゥゥゥ  ブリリリリッ  むすっ  スオォォォォ……』
コタツの中で花火が起こっているような屁だった。そんな屁をしながらも、美佳の表情だけ見ればいたって
普通に蜜柑を食べる女の子でしかない。
「んふぅ……」腹に溜まったガスを抜いた美佳は小さな声で溜め息をついた。
そこに美佳の彼氏である祐輔がやってきた。「寒い寒い」といいながら彼もコタツに入ろうとする。
「あ、だめ……」美佳は祐輔を制止したが祐輔は「なんでダメなんだよ。自分だけコタツでぬくぬくしよう
っていうのか?」などと美佳を茶化してコタツに入る。さきほど花火の大爆発があったコタツに……。
「ん……。なんかくさい……?」コタツに入った祐輔は内部からの異臭に気づいた。ついに彼はコタツの布
団を持ち上げ、中の臭いを確かめようと顔を入れてしまった……
339. 2/2 2008/03/12(水) 11:29:45
「むおっ!?くさっ!?え……なにこれ……た、たま……ご……?」美佳の屁は音だけが凄まじいのではな
かった。その臭いも常人の域を軽く超越していた。コタツ全体に溢れる卵の臭いに、ついに祐輔は目を回し
てしまった。泡を吹いて倒れる祐輔の体はピクピクと痙攣している。
「だからダメって言ったのに……」隣で彼氏が倒れているにもかかわらず、何事もなかったかのように美佳
はそう呟くと新しい蜜柑を口に運ぶ。そこで彼女の腹がキュウ〜と音を立てた。
「まだ残ってたんだ……」美佳は独り言を言ってからコタツの中で片尻をあげて気張った。
『ボッフウウゥゥッ』
美佳が片尻をあげていたため、鈍い音の屁は祐輔の顔に直接かかった。祐輔はあまりの刺激に一瞬目を覚ま
した。が、また新しい濃い卵臭に再び気を失った。
『ブスッ』
最後の一発を美佳が放った。これによって祐輔はもう二度と動くことはなくなった。
「弱っちかったかな、今回の男も……」美佳はそう言うとまた蜜柑を食べ始めた。
340. 名無しさん@ピンキー 2008/03/12(水) 19:46:40
>>338-339

久々にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

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最終更新:2012年03月11日 22:02