592. 名無しさん@ピンキー 2010/02/08(月) 22:55:11
オリジナル話じゃない(東方モノ)で、
おなら成分やや控え目でも構わないならうpできるよ
593. 名無しさん@ピンキー 2010/02/08(月) 23:30:15
ぜひぜひうp!
594. 592 2010/02/09(火) 00:29:09
それではお邪魔させていただきます。
592でも述べたように東方モノのSSです。そしておなら度は控えめです。
おおよそ21レス前後とちょっと長めですが、暫くの間お付き合いください。

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幻想郷──初夏が訪れ、日中に限れば夏服でももう
十分に出歩ける程度に暖かくなってきたある日のこと。

──カランカラン。
「霖之助さん?居るー?……って、今まで
そう言って居なかったためしが……あれ?」

いつもは聞こえるはずのちょっと迷惑そうな声色の返事が返ってこない。
しかし人の気配はあるので店の奥の座敷に上がってみると、そこに居た。
しかし居たのは霖之助ではなく、白黒服の魔法使い、魔理沙だった。
595. 592 2010/02/09(火) 00:30:25
「よっ、霊夢。お先に邪魔してるぜ?」
「なんだ魔理沙だったの、霖之助さんは見かけなかった?」
「んー、知らないなぁ」
「ふーん……で、そのスカートの下には一体何を隠してるのかしら?」
「企業秘密だぜ?」

魔理沙が座ってる下……丁度魔理沙の太股の間から霖之助の胴体が出ていた。
さらに見てみると霖之助は二つのベッドに横に跨る形で十進法……もとい、
十字架の形に縛り付けられている。両手首両足首から伸びている革ベルトが
ベッド本体や部屋の柱につながっている。そして魔理沙は二つのベッドの
間に足を突っ込み、霖之助のわき腹…丁度肋骨が始まる辺りを跨いで、丁度
椅子座りの形でスカートを広げて霖之助の恐らく顔の上辺りに腰掛けている。
魔理沙のスカートは生地が何重にも重なり厚く、また中途半端にロングな上
やたらと広がるのでさらによく沈むベッドの上だけあって
スカートの中の状況がどうなっているかイマイチよく分からない。
596. 592 2010/02/09(火) 00:31:37
「個人的にその下の物体に用があるんだけど」
「残念だが今は取り込み中だ。なぁに数時間で終わるぜ」
「一体それなにやってるの?」

霊夢が聞くと魔理沙は懐から数枚の紙を抜き出し、霊夢に手渡す。
それは写真だった……が

「これなんであんたの下着の盗撮っぽいのばっか写ってるのよ」
「私がやったんじゃないぜ?こいつがこっそり撮ってたんだよ」

と言いつつ霖之助の胸部をツンツンと突く。

「あー……なるほど、それは私でも引くわね……」
「だろ?」
597. 592 2010/02/09(火) 00:32:37
「でもここからどうしたら今の状況になるのかが結びつかないんだけど」
「あー、今等価交換してるんだ」
「……はぁ?」
「そんな私の下着が見たいなら、今一生分下着を見せてやろうって
言ってるんだぜ?それもチラリじゃなくてゼロ距離で、しかも特別に
私の下着とスキンシップまでさせてやってるんだ。大サービスだろう」
「……で、それの何処が等価交換?」
「その代わり、こいつは今から私の尻で呼吸を侵されて死んでもらう。
一生分見せる代わりに一生をいただく、ほら等価交換成立じゃないか」
「あっそう……なんか色々と突っ込みたいところがあるんだけど……
てかそんなのであっさり息できなくなるの?」
「安心しろ、口にガムテ張ってあるぜ」
「それにしては余り苦しがってないようだけど」
「あー、これな、単に冷静になりきってるだけだよ。
冷静に徹して呼吸量を抑えるセコい手だぜ」
「ふーん」
598. 592 2010/02/09(火) 00:34:13
「こうやって何とか逃げ出す機会を伺ってるんだろどうせって思って
あえて気づかないフリして後で絶望させてやるつもりだったんだけどな」
「……ホレホレ、どうした最初の頃の元気は。
そんなに私特製の帽子のかぶり心地が良かったってか?あー?」

と、魔理沙が尻を揺するが霖之助は反応しない。

「……もう死んでるんじゃない?」
「まだ生きてるぜ?ってかこいつをちょっと甘く見てたわ。普通の男なら
顔を私の尻で踏みつけられている時点で悶えるか逆上するかでもう冷静な
状態になんて絶対に戻れないもんだが、こいつの冷静さには恐れ入ったぜ。」
「……で、どうするの?」
「ま、とは言ってみたが簡単だぜ?これだけで冷静さなんてすぐ崩れ始める」
599. 592 2010/02/09(火) 00:43:24
魔理沙はそう言うと霖之助の上着を強く引っ張り、腹を露出させるとその腹に
指を当てて優しくなぞる。すると霖之助は腹を強く凹ませる。結構効いている。
さらに魔理沙は霖之助の上着を完全に捲くって胸の辺りまで完全に露出させると
今度は両手で左右のわき腹、乳首、わきと順番に優しくくすぐる。霖之助は強く
反応して腹を捩って尻で塞がれた口から声にならない悲鳴を発する。

「ホレホレ、口から大事な大事な空気が漏れてるぜ」

魔理沙は挑発するように尻を揺すり、両手は一層強く霖之助の
上半身をくすぐる。すると腹がよじれるだけでなく震えてきたり、
そのうち魔理沙が両手を離しても反応が収まらないようになった。
確実に「くすぐったい」から「苦しい」に移行してきているのだ。
600. 592 2010/02/09(火) 00:46:03
「ま、甘く見ていたとは言え男の心頭滅却なんて所詮こんな程度だけどな?」
「ねぇそろそろこの辺で勘弁してあげない?……霖之助さんにはちょっと
同情しがたいけど、ここまで見てると逆にかわいそうになってきたわ」
「まだこんなの前座だ。ここからが本番、私の尻はそんな甘くないんだぜ?」

そう言って舌を出す魔理沙。それと同時に顔の上の尻からおならを一発。
ぷぅっ♪とかわいい音だったがそれと同時に霖之助が猛烈な勢いで暴れだす。
胴体を強くくねらせ、手足を縛り付けた革ベルトが切れるんじゃないかと
思う位手足をばたつかせる。勿論無情にもベルトはその程度では切れない。
その光景は、傍から見て蜘蛛に全身糸で絡め取られさらには毒を注入されて
それでもなお生きんとして抵抗しもがいている獲物のようにも見えた。
601. 592 2010/02/09(火) 00:52:29
「うっわ……最悪」
「おー我ながら強烈だぜ♪そりゃ一立方メートルの空気で希釈しても
なおあれほど臭いおならを直接濃縮されたまま喰らえばそうなるわなぁ」
「……私帰るわ。取り込みごと終わったら教えてね、次は私が用なんだから」
「おう、お疲れー」
「見てる私が疲れるわよ、まったく」

霊夢はそう言うと飛び立っていった。同時に霖之助の体の震えが弱まる。
霊夢が何とか仲裁してくれるだろうって望みを失ってしまったためか。

「……っと、んまそんなわけだ。お前は私の尻にすら敵わないんだぜ?
でもそうだな、少しハンデをあげてやろうか?」
602. 592 2010/02/09(火) 00:53:40
魔理沙も少し同情したのか、両手を左右に少しだけ持ち上げレーザーを放つ。
するとあっさり焼き切れる霖之助の両手を縛りつけてある革ベルト。
それと同時に霖之助の両手が反射的に物凄い勢いで魔理沙の尻に喰らいつく。
当然の反応だろう。これ以上呼吸を侵されたら……そろそろ命が危ない。
霖之助は俗に言う火事場の馬鹿力をフルに引き出し魔理沙の尻を
引き剥がそうとする……が、どう言うわけかびくともしない。魔理沙は
そこまで重くないはず、今顔に受けている重みから考えても30kg以上40kg以下
ってところが妥当だろう、しかし霖之助がどれだけ腕に力を入れても魔理沙の
尻の肉の部分がぷにょぷにょするだけで尻自体は全く持ち上がる気配が無い。
魔理沙の口元に妖しい笑みが浮かぶ。彼女に同情なんか微塵すら存在しない、
心の奥底まで悪魔と化していた。霊夢が居た時と明らかに目の色が違う。
603. 592 2010/02/09(火) 00:55:46
「はっはっは、ちょっと遅かったな。今お前の顔面に魔力の杭を
打ち込んだから、お前一人程度の力じゃ私の尻は微塵も動かないぜ?」

今度は両手で尻を持ち上げようとしたまま顔を左右に振りまくろうとするが
きっちり重みで固定されて霖之助の頭は微動だに出来ない。逆に魔理沙の方から強く尻を揺すって霖之助の顔を完全に押さえ込む。

「無駄だぜ。杭は私の尻からお前の顔とベッドを貫通して床まで
刺さっている。わざと実体を消しているから触れないし刺しても怪我には
ならないが、これで万に一つもお前の逃げられる可能性は消えたな。
さっきまではベルトさえ自力で切れれば逃げられたのになぁ〜♪」

604. 592 2010/02/09(火) 00:56:06
魔理沙はそう言うと上体を30度程前に傾け、左手を霖之助の胸の上に置き、
もう片手で霖之助のアレをしごき始める。顔にフルに掛かっていた全体重が
若干分散するが、それでも呼吸を侵すのにまだ十分過ぎる重みと魔力の杭が
残り霖之助を内から蝕んでいく。霖之助はなおも魔理沙の尻を持ち上げようと
腕を尻に突き立てるが、魔理沙の右手が動くと同時に急激に力が抜けていく。

「この杭を外す方法は3つ。1つは私の魔力を切らすこと。2つは魔力で
相殺すること。3つは相当する物理的力で引き剥がすこと。だが1つ、
私はあと丸二日これを維持出来るだけの魔力が残っている。お前の息は
もってあと数分だろう?2つ、お前は妖怪ながら里の人間並みの
魔力しかない。これにはお前の全魔力の20倍以上の魔力が込められている。
お話にならないな?3つ、力で引き剥がすには最低でも30馬力以上は
必要だ。これも同じく、だな?だから言ったろ?お前はもう詰みだって」
605. 592 2010/02/09(火) 00:56:29
霖之助の抵抗する力はさらに弱まり、逆に体の震えは強まって行く。最初に
霖之助の顔の上に腰掛け呼吸を侵しはじめたのは霊夢がやってくる前。
1回も息継ぎがない上にもう既に大分時間がたってしまっている。
もはや彼に意識などと言うものが残っているのかどうかすら怪しい。

「ってかお前の顔の上を占領した時点でもう詰んでいたんだよ。
それでもまだ抵抗している辺りなんか勘違いしてないか?
もう『いただきます』じゃなくて『ごちそうさま』なんだぜ?
ほれ想像してみな。私の両脚が獲物を捕らえて逃がさない顎、
スカートが大きく開けた口、そして私の尻が口の中の消化器官。
お前は私の尻に支配された時点でもう私に喰われてたんだぜ?」

さらに力が抜けていく霖之助。もはや抵抗は形だけ、殆ど魔理沙の尻を撫でて
いるだけに等しい。霖之助の両脚がビクンッ、ビクンッと引き攣り始める。
606. 592 2010/02/09(火) 01:00:44
「って言うか、私まだ何もやってないわよ?そんな抵抗なんてされても〜」

魔理沙がわざと白々しい上声で挑発する。霖之助の両腕はもう動いていない。
肘から上が魔理沙の尻の方に向いて突き立ったまま硬直し痙攣している。
魔理沙は手コキをやめて上体を起こし、改めて顔の上に全体重を乗せなおす。

「あー……うん、そろそろもういいかな。
じゃあ最後にトドメ刺してやるよ。
えーと、……おやすみ、だぜっ♪」

ぷぅっ♪
魔理沙が可愛い音のおならを再度ゼロ距離で浴びせると同時に霖之助のアレが
急激に火山活動を始めた。しかし既に上体を起こしている魔理沙には、その
白い溶岩は届かない。そしてそれと同時に全身の痙攣も一気に弱まり、
もはや脚が微かにピクッ……ピクッ……と動く程度になっていた。
607. 592 2010/02/09(火) 01:01:47
    (ここから先は番外編です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
……………………………………………………

「……あ」

気づくと霖之助はベッドで眠っていた。外を見るといい天気で暖かそうだ。
時間は……丁度正午辺りだろうか。……正午?

「やばっ、寝すぎてしまった。店をh……あいたたたた……」

突如頭の奥に鈍い痛みを感じる。そしてそれと同時に昨日の記憶がよみがえる。

「そうだ、昨日魔理沙に……」
608. 592 2010/02/09(火) 01:02:18
口に出そうとしたがどうしても口に出せなかった。恥ずかしかった。そして
何と言っても悔しかった。顔だけではない、プライドも何もかもを魔理沙の
尻で踏みにじられた気分だった。失神までで留めずにいっそこのまま殺して
くれたほうがどれだけ幸せだっただろうか。

「おっ、おはようさん。やっと起きたか」

そんなこと考えてたら部屋に魔理沙が入ってきた。彼女は
いつも通りの元気そうな顔、いつも通りの瞳の色だった。

「お前結局あれから3日も寝続けてたぜ?。仕方ないから私が
店番してやってたんだから感謝しろよ。少しかそれなりか
結構な量のモノが減ってるかもしれないが気にするな」
609. 592 2010/02/09(火) 01:07:20
霖之助は魔理沙を睨みつけるが、何故か体が勝手に目を逸らしてしまう。
心の奥底の潜在意識の中に魔理沙への拒絶反応が出来てしまったのだろうか。

「なんだよそんな顔して、もっかいお仕置きされたいのか?」

ベッドの上で上半身だけ起こしている霖之助の顔を魔理沙が尻で軽く突く。
ちょっと力加減を誤ったか勢いでベッドに倒される霖之助の上半身。

「それとも私の尻はそんなに気に召さなかったか?
悪かったな霊夢やアリスみたいな安産型じゃなくて。
私があんな感じになるには多分もう5年くらい要るぜ?」
610. 592 2010/02/09(火) 01:08:05
よく分かった。今の魔理沙の反応次第では考えてやっても良かったかも
しれないが、どうやら情状酌量には遠く及ばないようだ……。

「ま、今回は失神させるだけで済ませてやったが
もう次は無いからアレは諦めるんだな。」
「フッ……」

霖之助は両腰に手を当てこちらに尻を突き出している魔理沙の
服を引き、こちらに向きなおさせる。そして霖之助は
ちらっと窓を見た後、再度魔理沙をにらみつけ口を開いた。

「ククク……僕が何をやっていたか、その時点で感づくべきだったな」
「あー?お前は何を言っているんだ?」
611. 592 2010/02/09(火) 01:08:57
「お前にも分かりやすいようにヒントをやろう。お前が没収した
その絵を作るにはどんな道具が必要かね?そしてその絵、
シビアなタイミングなのにもかかわらず妙に鮮明に写っているが、
僕のような素人でも果たしてそんな芸当できるのかな?」
「何、ってそりゃ写真機に決ま……ってまさかお前!!」
「フン、続きは本人に聞いたほうが早いぞ。来てるんだろ?文」
「やっほー!魔理沙さんの恥ずかしいお仕置きしている絵、
しかと収めさせてもらいましたよー」
「ちょ……おま何のつもりd」
「フフ、何もかもが計画済みだったわけだ。僕が身を張って魔理沙の
記事ネタを提供する、その代わり文から素敵な写真をいただく。
最初から僕と文はグルだったのさ」
612. 592 2010/02/09(火) 01:11:38
「なんだって!おいカラス!私だってこいつのやったことを懲らしめる
為にやっただけで何も好き好んでやったわけじゃないぜ!」
「あら、その割には随分と恍惚な表情でしたね?ぜひ後ほど
霖之助さんにも焼き増しを送っておきますわね」
「そうだな、魔理沙に没収された分も一緒に頼むよ」
「ちょっ、何勝手なこと言ってるんだ!香霖お前もうタダじゃおかないぜ?」
「そのセリフは僕より彼女へ先に言ったほうが懸命だと思うがね」

魔理沙が後ろを振り返るとまさに文が帰ろうと
しているところで玄関からこちらに手を振っていた。

「くっそ、お前後で覚えてやがれ、おいコラ待てこのカラス!」
「ウフフフーあなたの箒と私、どっちが早いでしょうね〜」
613. 592 2010/02/09(火) 01:12:38
……………………………………………………
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「へぇ〜結局魔理沙はあの後そんなことしてたんだ」
「な、霊夢何でそれを!」
「新聞」
「はぁ……調子狂うぜ。まったくあのカラスさえ余計なことしなければ」
「でもその方法だと、もし霖之助さんに冷静さが残っていたら最悪
逃げられてたかもよ?例えば、間に指を無理やり突っ込んで口のテープに
穴でも開けてしまえば、指の隙間で空気の通り道程度は確保出来てしまうし」
「んーでもま、結果オーライだろ?」
「私なら最初から縛るんじゃなくてこれ使うけどね」
614. 592 2010/02/09(火) 01:13:31
突然霊夢が魔理沙に護符を投げつける。それが魔理沙の体に貼りつくと
同時に全身の力が抜けビターン、と畳の上にだらしなく崩れ落ちる。
霊夢が魔理沙にくっついた護符を破るとすぐ元に戻った。

「……何が起きたんだ一体?」
「ん、この護符はね、相手の運動神経を封じる効果があるの。だからあの時に
これ使っていれば霖之助さんは最後まで静かなまま落ちていったでしょうね」
「……今はっきり確信した。お前のほうが余程悪魔だぜ」

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これにて以上です。お目汚し失礼しました。
615. 名無しさん@ピンキー 2010/02/09(火) 02:37:25
GJです
ありがとうございましたー
616. 名無しさん@ピンキー 2010/02/10(水) 01:21:24
これはいいものだ
619. 名無しさん@ピンキー 2010/02/26(金) 22:50:21
なんて素敵な幻想郷なの

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最終更新:2012年03月11日 23:33