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トレーダー・サム

名前:Trader Sam
デビュー:『ジャングルクルーズ』(1957年)

概要

アトラクション「ジャングルクルーズ」に1957年から登場する、ジャングルで生首を販売している商人。スキッパー(船長)役のキャストのアドリブによって設定が変動するが、川の生態系を乱す者を殺してその首を取るという説がある。

南米の先住民に対する人種差別的な表現として現在は規制の対象とされており、後に取り扱う商品がバナナやお守りに変更されている。マジック・キングダム版ではチーフ・ナミー*というキャラクターが登板している。

1980年代から1990年代にかけてはカラフルな部族の仮面をかぶっていたが、2005年のリニューアルで除去された。後に「トレーダー・サムの魅惑のチキバー*」というバーが開店し、サムが魔法薬の調合で得た経験をもとに酒の調合をするようになったというストーリーが展開されている。

2021年、人種のステレオタイプを助長する表現であるとしてアトラクションから彼のオーディオアニマトロニクス*が撤去された。

登場作品

1950年代

1957年
ジャングルクルーズ ※ディズニーランド


実写

実写版『ジャングルクルーズ』では、トレーダー・サムは女性に変更されている。サムは「月の涙」を守るプカ・ミチュナ族の女性酋長で、フランク・ウルフ*と取引して彼のジャングルクルーズに登場する危険な部族を演じている。本作の製作にあたり、人種のステレオタイプを助長する存在とされてきたトレーダー・サムのキャラクターの再構築のため、慎重な議論が重ねられた。演じているのはヴェロニカ・ファルコン / 田村聖子

タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月09日 11:35