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#image(https://vignette.wikia.nocookie.net/megaman/images/4/44/FalzerBeastOut.jpg,inline)
|【システム名】|獣化|
|【読み方】|ビーストアウト|
|【登場作品】|『6』|
**【詳細】
[[ロックマン]]が[[電脳獣]]を取り込んだ騒動の結果組み込まれた戦闘システム。
グレイガ版なら[[グレイガ>電脳獣グレイガ]]を、ファルザー版なら[[ファルザー>電脳獣ファルザー]]を模した姿へとロックマンが変化する。
[[カスタム画面]]にある「獣化ボタン」を押すことで、「獣化チップ([[ビーストアウト]])」を生成する。これを持った(選んでいる)状態でバトルスタートを迎えると開幕で獣化する。((「クロスオーバーバトル2」では、フォルダ内にこのチップが1枚だけ投入されており、こちらではこのチップを引き当てて選んでバトルスタートすることで獣化ができる。))
このため、獣化するターンに選べるチップは獣化チップを除き4枚までとなる。
強大すぎる電脳獣の力を全て引き出すことは無謀な行為に近いため、出力を半分の50%に設定している。
バージョン共通能力として、暗転しない無属性チップの攻撃力が+30され、選んでいる無属性チップのA溜め(チップチャージ)で必殺技を発動可能。
電脳獣の暴走を抑え込みつつその力で戦闘を行うのでロックマンが著しく体力を消耗するため、最大で3ターンまでしか使うことができない。((「ビーストリンクゲート」を接続している状態であれば、開幕からターン無制限で使用可能。ココロカウントも表示されない。))
使用可能ターン数は、ロックマンの[[ココロウィンドウ]]に「ココロカウント」として表示される。
この数字が0になると強制的に獣化は解除されロックマンは疲労状態となる。そうなると怒りや[[フルシンクロ]]状態になることができなくなる。また[[クロス>クロスシステム]]をした場合でも疲労状態は継続される(疲れた顔のままクロスチェンジしている)。
疲労状態から、もう一度獣化を行うこともできるが、疲労してしまったロックマンは電脳獣の力を抑え込んで制御することはできず、完全に身体を電脳獣に乗っ取られてしまう。これを&bold(){"&ruby(ビーストオーバー){超獣化}"}と呼び、完全無敵状態となる。
操作を受け付けないばかりか選択したチップを勝手に使用し、暗転しない無属性チップは威力2倍となる。移動はワープ移動になる。
超獣化は負担が重すぎるため1ターン経過すると勝手に解除され、LRを押さなくても強制的にカスタム画面に戻ってしまう。
超獣化が解除されると「極限状態」になる。
極限状態では単発バスターの威力が1となり、[[ポイズンファラオ]]も真っ青な速度でHPが1まで減っていく。よくHPメモリ以外初期状態とされるが、Bボタンのバスターが1になるだけ。チャージショットの威力はそのまま。
超獣化中は選択チップをAボタン連打並に次々と使っていく。つまり相手の状態にお構いなしに使うほど単純。チップを使い切った後も相手が同じ列にいるのにバスターを中断して同じ列に移動しなおしてバスター再開など、無駄な行動も多い。
超獣化の際も獣化チップを生成するので、チップ送信枠を1枠埋めてしまい、超獣化中は実質4枚までしか使えないこともあり、火力面でもあまり期待できない。
極限状態でのHP減少デメリットがあまりにも大きすぎるので、対戦の最終ターン以外ではあまり使われない。
なお、獣化中にクロスを使うことができ、「クロスビースト」と呼ばれる姿へと変化する。
獣化の特徴に加えて、クロス毎の特徴的な攻撃が出せるようになる。
なお、クロスの弱点攻撃を受けた場合、クロスは解けてしまうが、獣化は解けない。
獣化が解けると、使用中のクロスも一緒に解ける。
詳細は各[[クロス>クロスシステム]]を参照。
以下には獣化の種類を記載する。
***6・電脳獣グレイガ
-[[グレイガビースト]]
***6・電脳獣ファルザー
-[[ファルザービースト]]
----
**アニメ版
***『BEAST』
第1話「ビヨンダード」で初登場。
並行世界「ビヨンダード」からやってきた謎の赤ん坊ナビ・&bold(){[[トリル]]と融合することで獣化}し、グレイガビースト、ファルザービーストのどちらにも自在に姿を変える。
この時現れた2体の電脳獣、グレイガとファルザーを圧倒し退けるほどのパワーを示すのだが、制御不能の暴走状態になるというリスクを抱えていた。
ビヨンダードの電脳獣とその配下であるゾアノロイドは、こちらの世界の存在であるロックマンがなぜ獣化するのかという疑問を持ち調査を始め、結果的に融合の鍵が「トリル」であることに気付き始めつけ狙い始める。
ロックマンとトリルが融合することで獣化する仕組みについては、第20話「ディメンショナルエリア研究所」で明かされる。
元々トリルはビヨンダードの[[光正]]博士が、獣化因子戦争を終結へ導くための&bold(){獣化因子に対する抗体を持つ「シンクロナイザー」}として作り出したものであり、こちらの世界のロックマンも世界は違えど光正博士のデータ([[ファラオマン]]の究極プログラム)を基に[[光祐一朗]]が作り出したナビであるため、同じ光正のデータが共鳴し合うことで、獣化因子の抗体から獣化を発現していた。
暴走してしまう問題については、[[カーネル]]の優しさなどの感情データから光正が作り出しトリルの世話を任された[[アイリス]]が制御することが可能となっており、彼女もまたトリルと関係があるのではとゾアノロイドに勘繰られて狙われるようになる。
アイリスのサポートで初めてロックマンが自我を保って獣化できたのは、ビヨンダードでの第19話「湖の秘密であ〜る」でのゾアノ[[ダークマン]]戦とかなり後半。
最終話「光を超えて」では、前述のシンクロナイザーの設定を持つトリルを取り込んだロックマンと[[クロスフュージョン]]することで、獣化因子を消し去る能力を得たオリジナル獣化形態のCFロックマンが誕生した。
カラーリングはCFロックマンの配色を用いており全体的に白を基調とし、グレイガビーストとファルザービーストを合わせたような形態となっていた。
***『BEAST+』
ビヨンダードでの戦いを終えてこちらの世界に戻ってきた後、前作でのトリルと融合した際の獣化データがロックマンのメモリに残っていたことから、祐一朗が獣化チップ「グレイガ」「ファルザー」として摘出し、熱斗に与えた。
これにより、トリルなしで2種類の獣化を行うことができ、暴走もしない。
中盤以降では[[クロスビースト>クロスシステム]]も用いるようになる。
獣化シーンについてはグレイガビーストのみ新たなものが加わった。
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|【システム名】|獣化|
|【読み方】|ビーストアウト|
|【登場作品】|『6』|
**【詳細】
[[ロックマン]]が[[電脳獣]]を取り込んだ騒動の結果組み込まれた戦闘システム。
グレイガ版なら[[グレイガ>電脳獣グレイガ]]を、ファルザー版なら[[ファルザー>電脳獣ファルザー]]を模した姿へとロックマンが変化する。
[[カスタム画面]]にある「獣化ボタン」を押すことで、「獣化チップ([[ビーストアウト]])」を生成する。これを持った(選んでいる)状態でバトルスタートを迎えると開幕で獣化する。((「クロスオーバーバトル2」では、フォルダ内にこのチップが1枚だけ投入されており、こちらではこのチップを引き当てて選んでバトルスタートすることで獣化ができる。))
このため、獣化するターンに選べるチップは獣化チップを除き4枚までとなる。
強大すぎる電脳獣の力を全て引き出すことは無謀な行為に近いため、出力を半分の50%に設定している。
バージョン共通能力として、暗転しない無属性チップの攻撃力が+30され、選んでいる無属性チップのA溜め(チップチャージ)で必殺技を発動可能。
電脳獣の暴走を抑え込みつつその力で戦闘を行うのでロックマンが著しく体力を消耗するため、最大で3ターンまでしか使うことができない。((「ビーストリンクゲート」を接続している状態であれば、開幕からターン無制限で使用可能。ココロカウントも表示されない。))
使用可能ターン数は、ロックマンの[[ココロウィンドウ]]に「ココロカウント」として表示される。
この数字が0になると強制的に獣化は解除されロックマンは疲労状態となる。そうなると怒りや[[フルシンクロ]]状態になることができなくなる。また[[クロス>クロスシステム]]をした場合でも疲労状態は継続される(疲れた顔のままクロスチェンジしている)。
疲労状態から、もう一度獣化を行うこともできるが、疲労してしまったロックマンは電脳獣の力を抑え込んで制御することはできず、完全に身体を電脳獣に乗っ取られてしまう。これを&bold(){"&ruby(ビーストオーバー){超獣化}"}と呼び、完全無敵状態となる。
操作を受け付けないばかりか選択したチップを勝手に使用し、暗転しない無属性チップは威力2倍となる。移動はワープ移動になる。
超獣化は負担が重すぎるため1ターン経過すると勝手に解除され、LRを押さなくても強制的にカスタム画面に戻ってしまう。
超獣化が解除されると「極限状態」になる。
極限状態では単発バスターの威力が1となり、[[ポイズンファラオ]]も真っ青な速度でHPが1まで減っていく。よくHPメモリ以外初期状態とされるが、Bボタンのバスターが1になるだけ。チャージショットの威力はそのまま。
超獣化中は選択チップをAボタン連打並に次々と使っていく。つまり相手の状態にお構いなしに使うほど単純。チップを使い切った後も相手が同じ列にいるのにバスターを中断して同じ列に移動しなおしてバスター再開など、無駄な行動も多い。
超獣化の際も獣化チップを生成するので、チップ送信枠を1枠埋めてしまい、超獣化中は実質4枚までしか使えないこともあり、火力面でもあまり期待できない。
極限状態でのHP減少デメリットがあまりにも大きすぎるので、対戦の最終ターン以外ではあまり使われない。
なお、獣化中にクロスを使うことができ、「クロスビースト」と呼ばれる姿へと変化する。
獣化の特徴に加えて、クロス毎の特徴的な攻撃が出せるようになる。
クロスの弱点攻撃を受けた場合、クロスは解けてしまうが、獣化は解けない。
獣化が解けると、使用中のクロスも一緒に解ける。
詳細は各[[クロス>クロスシステム]]を参照。
以下には獣化の種類を記載する。
***6・電脳獣グレイガ
-[[グレイガビースト]]
***6・電脳獣ファルザー
-[[ファルザービースト]]
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**アニメ版
***『BEAST』
第1話「ビヨンダード」で初登場。
並行世界「ビヨンダード」からやってきた謎の赤ん坊ナビ・&bold(){[[トリル]]と融合することで獣化}し、グレイガビースト、ファルザービーストのどちらにも自在に姿を変える。
この時現れた2体の電脳獣、グレイガとファルザーを圧倒し退けるほどのパワーを示すのだが、制御不能の暴走状態になるというリスクを抱えていた。
ビヨンダードの電脳獣とその配下であるゾアノロイドは、こちらの世界の存在であるロックマンがなぜ獣化するのかという疑問を持ち調査を始め、結果的に融合の鍵が「トリル」であることに気付き始めつけ狙い始める。
ロックマンとトリルが融合することで獣化する仕組みについては、第20話「ディメンショナルエリア研究所」で明かされる。
元々トリルはビヨンダードの[[光正]]博士が、獣化因子戦争を終結へ導くための&bold(){獣化因子に対する抗体を持つ「シンクロナイザー」}として作り出したものであり、こちらの世界のロックマンも世界は違えど光正博士のデータ([[ファラオマン]]の究極プログラム)を基に[[光祐一朗]]が作り出したナビであるため、同じ光正のデータが共鳴し合うことで、獣化因子の抗体から獣化を発現していた。
暴走してしまう問題については、[[カーネル]]の優しさなどの感情データから光正が作り出しトリルの世話を任された[[アイリス]]が制御することが可能となっており、彼女もまたトリルと関係があるのではとゾアノロイドに勘繰られて狙われるようになる。
アイリスのサポートで初めてロックマンが自我を保って獣化できたのは、ビヨンダードでの第19話「湖の秘密であ〜る」でのゾアノ[[ダークマン]]戦とかなり後半。
最終話「光を超えて」では、前述のシンクロナイザーの設定を持つトリルを取り込んだロックマンと[[クロスフュージョン]]することで、獣化因子を消し去る能力を得たオリジナル獣化形態のCFロックマンが誕生した。
カラーリングはCFロックマンの配色を用いており全体的に白を基調とし、グレイガビーストとファルザービーストを合わせたような形態となっていた。
***『BEAST+』
ビヨンダードでの戦いを終えてこちらの世界に戻ってきた後、前作でのトリルと融合した際の獣化データがロックマンのメモリに残っていたことから、祐一朗が獣化チップ「グレイガ」「ファルザー」として摘出し、熱斗に与えた。
これにより、トリルなしで2種類の獣化を行うことができ、暴走もしない。中盤以降では[[クロスビースト>クロスシステム]]も用いるようになる。
獣化シーンについてはグレイガビーストのみ新たなものが加わった。
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