【システム名】 |
獣化 |
【読み方】 |
ビーストアウト |
【登場作品】 |
『6』 |
【詳細】
カスタム画面にある「獣化ボタン」を押すことで、「獣化チップ(
ビーストアウト)」を生成する。これを持った(選んでいる)状態でバトルスタートを迎えると開幕で獣化する。
このため、獣化するターンに選べるチップは獣化チップを除き4枚までとなる。
強大すぎる電脳獣の力を全て引き出すことは無謀な行為に近いため、出力を半分の50%に設定している。
バージョン共通能力として、暗転しない
無属性チップの攻撃力が+30され、選んでいる無属性チップのA溜め(チップチャージ)で必殺技を発動可能。
ココロバグは無効化され、怒りと疲労状態にならなくなる。
電脳獣の暴走を抑え込みつつその力で戦闘を行うのでロックマンが著しく体力を消耗するため、最大で3ターンまでしか使うことができない。
使用可能ターン数は、ロックマンの
ココロウィンドウに「ココロカウント」として表示される。
この数字が0になると強制的に獣化は解除されロックマンは疲労状態となる。そうなると怒りや
フルシンクロ状態になることができなくなる。
クロスチェンジをした場合でも疲労状態は継続されるが、疲れた顔のままクロスチェンジしている。
電脳獣がロックマンの中から抜け出したラスボス戦では、ロックマンのメモリに記憶された獣化の力で獣化を行っている。
疲労状態からもう一度獣化を行うと、完全無敵状態"超獣化"になる。
疲労したロックマンは電脳獣の力を制御できず、完全に身体を電脳獣に乗っ取られてしまう。
ワープ移動になり、暗転しない無属性チップは威力2倍となる。
デメリットは多く操作不可になり、相手の状態にお構いなしで選択したチップをAボタン連打並に次々と使っていく。
チップを使い切った後はバスターを使用するが、相手が同じ列にいるのに中断して同じ列に移動しなおしてバスター再開など、無駄な行動も多い。
超獣化の際も獣化チップを生成するので、チップ送信枠を1枠埋めてしまい、超獣化中は実質4枚までしか使えないこともあり、火力面でもあまり期待できない。
負担が重すぎるため1ターン経過すると勝手に解除され、LRを押さなくても強制的にカスタム画面に戻ってしまう。
極限状態でのHP減少デメリットがあまりにも大きすぎるので、対戦の最終ターン以外ではあまり使われない。
ただし、超獣化できない場合もあり、前の戦闘で獣化を使っており、バトルスタートからココロカウントが0から始まっているとき、ココロバグによって疲労状態でカスタム画面に入ったときは、獣化ボタンが灰色になっており、超獣化を行えない。
超獣化が解除されると「極限状態」になる。
極限状態では単発バスターの威力が1となり、
ポイズンファラオも真っ青な速度でHPが1まで減っていく。
HPメモリ以外初期状態ではなく、Bボタンのバスターが1になるだけで
チャージショットの威力はそのまま。
なお、獣化中にクロスを使うことができ、「クロスビースト」と呼ばれる姿へと変化する。
獣化の特徴に加えて、クロス毎の特徴的な攻撃が出せるようになる。
クロスの弱点攻撃を受けた場合、クロスは解けてしまうが、獣化は解けない。
獣化が解けると、使用中のクロスも一緒に解ける。
詳細は各
クロスを参照。
以下には獣化の種類を記載する。
6・電脳獣グレイガ
6・電脳獣ファルザー
アニメ版
『BEAST』
第1話で初登場。
並行世界「ビヨンダード」からやってきた謎の赤ん坊ナビ・
トリルと融合することで獣化し、グレイガビースト、ファルザービーストのどちらにも自在に姿を変える。
この時現れた2体の電脳獣、グレイガとファルザーを圧倒し退けるほどのパワーを示すのだが、制御不能の暴走状態になるというリスクを抱えていた。
ビヨンダードの電脳獣とその配下である
ゾアノロイドは、こちらの世界の存在であるロックマンがなぜ獣化するのかという疑問を持ち調査を始め、結果的に融合の鍵が「
トリル」であることに気付き始めつけ狙い始める。
ロックマンとトリルが融合することで獣化する仕組みについては、第20話で明かされる。
元々トリルはビヨンダードの
光正博士が、獣化因子戦争を終結へ導くための
獣化因子に対する抗体を持つ「シンクロナイザー」として作り出したものであり、こちらの世界のロックマンも世界は違えど光正博士のデータ(
ファラオマンの究極プログラム)を基に
光祐一朗が作り出したナビであるため、同じ光正のデータが共鳴し合うことで、獣化因子の抗体から獣化を発現していた。
暴走してしまう問題については、
カーネルの優しさなどの感情データから光正が作り出しトリルの世話を任された
アイリスが制御することが可能となっており、彼女もまたトリルと関係があるのではとゾアノロイドに勘繰られて狙われるようになる。
アイリスの
サポートで初めてロックマンが自我を保って獣化できたのは、ビヨンダードでの第19話「湖の秘密であ〜る」でのゾアノ
ダークマン戦とかなり後半。
最終話では、前述のシンクロナイザーの設定を持つトリルを取り込んだロックマンと
クロスフュージョンすることで、獣化因子を消し去る能力を得たオリジナル獣化形態のCFロックマンが誕生した。
カラーリングはCFロックマンの配色を用いており全体的に白を基調とし、
グレイガビーストと
ファルザービーストを合わせたような形態となっていた。
『BEAST+』
ビヨンダードでの戦いを終えてこちらの世界に戻ってきた後、前作でのトリルと融合した際の獣化データがロックマンのメモリに残っていたことから、祐一朗が獣化チップ「グレイガ」「ファルザー」として摘出し、熱斗に与えた。
これにより、トリルなしで2種類の獣化を行うことができ、暴走もしない。中盤以降では
クロスビーストも用いるようになる。
獣化シーンについてはグレイガビーストのみ新たなものが加わった。
最終更新:2025年03月31日 00:17