【詳細】
ネットワークや
ネットナビなどに害を与えるプログラムであり、正式名称はコンピュータウイルス。
ネットナビの存在するエグゼの世界ではコンピュータウイルスも生物のような様々な姿をし、各種 異なる能力・戦闘スタイルを持つ。
ゲーム上では所謂ザコ敵で、基本的に
電脳世界でランダムエンカウントする。
時には、現実世界に悪影響を及ぼすようなトラブルを引き起こすことも多々あるため、たいていは害ある存在として見なされる。
ただし、全てのウイルスが危害を加えてくるという訳でなく、ナビを見かけても何もしてこなかったり、集落を組んでひっそりと暮らすウイルスも存在する。
生態は野生動物のような感じに近いが、知能があり、言葉を話せるウイルス(
ガルー・
ブラッディアなど)も存在する。
また、
ゼロのように極めて
ネットナビに近い物も存在する。
危機察知能力もあるようで、「6」では熱斗が
秋原町から転出した後の
インターネットの秋原エリアでは、
ロックマンが現れなくなったことから、強力なウイルスが増加した。
逆に言えばストーリーの都合とは言え、ロックマンが頻繁に
デリートしていたことからウイルスの成長が抑制されていたとも見ることも出来る。
いずれにせよロックマンが秋原町から離れしばらくした後、強力なウイルスが出現するようになったのには変わらないため、ウイルスの性質としてみた場合興味深い。
作品ごとに登場する種類も異なり、その作品にしか出てこない物、続投する物、一度姿を消して再び別作品に現れた物と種類も豊富である。
作品が違うのに、攻撃方法やモチーフが似ている亜種も存在する
(ケース1・攻撃や移動の方法などが全く同じだが、名称と見た目が違う:2と5に登場する
メテファイア系←→3とP.o.Nに登場する
メテマージ系。
ケース2・モチーフは「カブトムシ(ビートル)+ボムを飛ばす戦車砲台」で同じだが、攻撃方法が多少違う:1、2、5に登場する
カブタンク系←→3のみに登場する
ボンビートル系。
ケース3・
キャノンでおなじみの、1、2、3に登場する
キャノーダム系→その種にさらにガードの盾が取り付けられた、5とL.o.Nに登場する
キャノガード系。
ケース4・2と3に登場する
ダークシャドー系→公式設定で「ダークシャドー系統の進化系」と記載されている、6で登場する
ナイトメア系。 …など)。
ガイアント系等、同種でも作品ごとに攻撃パターンが全く異なる種族もいる。
これは江口名人の公式インタビューによると『ウイルス達も負けっぱなしでは悔しいので陰で特訓しているから』との事。
この特訓の末に姿を変えたのが上記のダークシャドー系である。
また、ウイルスによっては
バトルチップを所持している事があり、時間が経つと使う場合や、条件を満たすと使う場合など、様々なパターンがある。
しかし、基本的には本来の攻撃タイミングで攻撃の代わりに使うことが多い。
『3』までは所持しているか見ただけでは分からない上に、最大3回使って来たりと中々厄介な仕様だった。
『4』では所持しているウイルスの頭上にチップが表示されるようになり、所持数も1枚のみとなった。(ただし、アイコンは「?」であり、どんなチップかまでは分からない)
『5』以降ではウイルスがバトルチップを所持している場合
唯一の例外を除いてどんなチップを所持しているかが分かるようになった。トラップ系はバレバレ。
とはいえ、
雑魚っぽく見えるウイルスが
とんでもないチップを所持しているケースもあり、やはり安心は出来ない。
ウイルスを使役する方法も確立されている。
作中では専ら
ヒールナビがウイルスをけしかけて襲いかかってくるが、ノーマルナビや女性型ナビがウイルスを飼っていたり、
ロールが戦闘中にウイルスを召喚してきたりと、一般のナビ達にもウイルスの飼育は広まっている様子。
ロックマンも、「3」では
ウイルスを飼育し、ネットバトルに役立てる事ができる。
そのほか、「4 レッドサン」の
ヒノケンのシナリオでは、ヒノケンが
ボルケルギア系ウイルスの火力に目を付けて「
タコ焼き屋のタコ焼き機」に運用していた例もある。
また、一部作品では警報と同時にウイルスが現れるパターンもあるため、おそらくセキュリティ用に調整されたタイプもいると考えられる。
「3」と「6」では各種の最上位種にボス級の強さを持つ「
SPウイルス」が、
「4」と「5」では種ごとの各ランクの強化版である「
EXウイルス」が、
「6」にはさらに、SPウイルス以上の実力を持ち、
ウイルスバトラーに参戦できるデータを持つ「
レアウイルス」が存在する。
倒し方、攻撃方法なども、数え切れないほどの種があるため各
リンクから出現するウイルス達の詳細を参照されたし。
最終更新:2025年01月11日 09:05